剱岳北方稜線


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,780m
- 下り
- 2,784m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:59
- 山行
- 10:21
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 11:56
こんなに良好な環境はめったにない。山の神に感謝!
剣沢雪渓は、通行不能なため、夏道を行く。小窓雪渓はクレバス多数。恐らく、数日中に通行困難となる可能性あり、要注意。
天候 | 快晴、無風、紅葉絶好調 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剣沢雪渓はズタズタのため通行不可。小窓雪渓もクレバス多数。近日中に通行困難となる可能性あり。北方稜線のコースはバリルートのため、スリル満点。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
雨具(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
手袋(1)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
入浴道具(1)
ザックカバー(1)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)<br />チェーンスパイク(1)
|
---|
感想
北方稜線三回目で、今回が最上の天候でした。剣岳山頂も無風で、360度すべて山並み拝見。雲海で富士山は拝めず。
今回の留意点(この時期だけかも)だけ申し上げます。
剣沢雪渓は、ずたずたで、トラバースのため、長次郎谷と真砂沢付近の2か所のみ歩行。アイゼン不要。夏道は結構時間がかかります。紅葉は凄いの一言。
2日目、北方稜線。満点の星空のもと出発。ところで、池ノ平小屋の新小屋番さんは、多芸でバイオリンの生演奏が聴けました。ラッキー!ついでに、五右衛門風呂も
この日は絶好調の天気にも関わらず、誰にも遭遇せず。惜しいなあ。
小窓雪渓はクレバス多数。大きなキレバスはほぼ、左右を横断しており、近日中に歩行困難となる可能性ありで要注意。アイゼンは不要ですが、チェーンスパイクは必須雪渓は結構溶けてます。小窓のコルのガレ場は、左上に大きい岩を掴みながら登って行くのが楽です。小窓の頭下からのトラバースが若干分かりずらいです。小窓王へのガレ場は登ると辛いので、手前の矢印を見失わないように。池ノ谷ガリーは最初は左側で、真ん中に大きな岩が出現後は真ん中の大きな岩を登った方が楽です。とにかく、滑りやすいんで、なるべくがれているところに足を載せないように。(下りはほんと大変でしょうね)池ノ谷乗越の壁は今回、真ん中のクラックではなく、右側の岩場に取りついたら楽に登れました。結構、手がかり多し。乗越してからは、空中散歩です。基本稜線沿いに進みます。巻く必要はほぼありません。(ちなみに、本峰への一瞬と長次郎のコルへの下降以外は、全て稜線沿いを南側歩行)岩の上にピッケルが見えた地点で、今回は下に下がらず、乗越してみました。スリルありますが、恐らく、最短ルートです。その為バンドウォークはありませんが、そのまま、長次郎の頭を目がけて、トラバース気味に上がって行くと、長次郎のコルの真上に出ます。ここで、下を見下ろしたら、北側にお助けロープが見えたので、北側から下降。お助けロープのお蔭で、難なくコルに到着。後は、本峰を登るのみ。池ノ平小屋から約6時間で到着。素晴らしい空中散歩でした。やはり、天気が一番ですね。ヤマレコのアプリは最強です。方向を確認する際に、ほんと役に立ちます。ありがたやあ。以上、多少とも参考になれば幸いです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する