紅葉狩り 栂海新道 白馬岳から親不知へ

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月08日(火)

• GPS: 74:16
• 距離: 44.2km
• 登り: 3,406m
• 下り: 4,653m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:32

7:45 猿倉荘
7:46 7:46 猿倉登山口駐車場
8:45 8:45 白馬尻荘
8:47 8:47 白馬尻荘
8:48 8:48 白馬尻小屋
11:04 11:09 岩室跡
11:27 11:27 避難小屋
12:17 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:49

5:08 白馬岳頂上宿舎
5:32 5:32 白馬山荘
6:07 6:07 白馬岳
6:41 6:41 三国境
7:20 7:20 鉱山道分岐
8:08 8:08 雪倉岳避難小屋
9:07 9:15 雪倉岳
11:12 11:13 小桜ヶ原
11:32 11:32 水平道分岐
12:49 12:49 水谷のコル
12:57 朝日小屋

3日目

• 山行: 10:29
• 休憩: 0:14
• 合計: 10:43

4:41 朝日小屋
4:47 4:49 水谷のコル
5:33 5:33 朝日岳
6:02 6:04 吹上のコル
6:22 6:22 照葉ノ池
7:09 7:09 アヤメ平
8:25 8:26 黒岩平
8:45 8:48 黒岩山
10:10 10:10 サワガニ山
10:47 10:52 北又の水場
11:38 11:38 犬ヶ岳
12:07 12:07 栂海山荘
12:47 12:47 黄蓮山
13:16 13:16 黄蓮の水場
13:33 13:33 菊石山
14:06 14:07 下駒ヶ岳
15:22 15:22 白鳥山避難小屋
15:24 白鳥山

4日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:38

5:20 白鳥山
5:20 5:20 白鳥山避難小屋
5:48 5:49 山姥平
6:28 6:30 シキワリの水場
6:36 6:37 金時坂ノ頭
7:11 7:11 坂田峠
7:53 7:54 尻高山
8:36 8:38 二本松峠
9:50 9:50 親不知 栂海新道登山口
9:50 9:50 親不知観光ホテル
9:58 ゴール地点

天候

10/5　雨のち晴れ
10/6　雨
10/7　晴れ
10/8　雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

信濃大町駅〜白馬駅（始発）510円
白馬駅〜猿倉荘　1000円（秋ダイヤ注意）
親不知駅〜糸魚川駅　250円（1時間に1本）
糸魚川駅〜信濃大町駅　2100円（南小谷から特急あずさ26号）

コース状況／危険箇所等

・白馬大雪渓はガスが湧いている際はわかりにくいですがテープ有
・下駒ケ岳の登りは急斜面（ロープあり）
・白鳥山から先は泥濘が多くスリッピー　降雨時、降雨後は注意。木の根も滑ります
　スパッツはあった方がいいです。

その他周辺情報

親不知観光ホテルにて入浴送迎1500円がありますが、休館日となっており親不知駅まで歩きました。（１時間）
水場
北叉の水　豊富に出てます。
黄連の水 未確認
白鳥の水　豊富に出てます。
シキワリ割の水　豊富に出てます。

写真

10/5 8:54

白馬尻小屋は営業終了　トイレ使用可

10/5 9:30

猿倉荘から霧雨　視界不良

10/5 10:12

ガスが抜けて青空　本日の晴天を確信しテンション上がります。

10/5 10:15

雨の山行は憂鬱ですが、雨上がり時の素晴らしい景色にも出会えます。

10/5 10:19

スッキリと素晴らしい景色

10/5 10:55

水量が豊富　木道がツルツル

10/5 11:07

要塞のような景観

10/5 11:07

白馬大雪渓は5月にしか登った事がなく新鮮でした。

10/5 11:10

雲海が素晴らしい。雨上がりならではのご褒美

10/5 11:27

少し急になってきました。その先は避難小屋

10/5 11:36

避難小屋からの景色

10/5 11:39

紅葉狩りできました。

10/5 12:24

雪渓が残ってました。

10/5 12:25

白馬頂上宿舎は休業中
テント場は1張あり。早速設営し白馬山荘へ
水、トイレは白馬山荘利用

10/5 13:28

時間もあるので山頂までお散歩

10/5 13:29

杓子への稜線が素晴らしい

10/5 14:01

白馬山荘で昼食　水を調達させていただきました。

10/6 6:10

翌朝は朝から雨。テント撤収し山頂へ。
少し雨が収まりガスが抜けてきた。

10/6 6:24

杓子方面はガスで覆われてました。

10/6 6:36

こんな天気だと雷鳥さんに高確率で出会える

10/6 6:39

これから向かう雪倉方面もガスに覆われております。
過去も同じ状況だったので晴れた景色を楽しみたかったのですが
また次回です。

10/6 8:20

雪倉避難小屋で軽い食事休憩　小屋内はとても綺麗ですが
避難小屋という事で計画利用は禁止。管理人が定期に巡回しているようです。

10/6 9:12

雪倉岳までの稜線では雷鳥が5羽群れてましたが雨にてカメラをザックから下す元気もなく通過。

10/6 9:19

奥に朝日小屋が見えます。

10/6 11:20

小桜ヶ原

10/6 11:39

水平道と朝日岳への分岐
朝日岳は明日に持ち越して今日は楽々水平道へ

10/6 11:49

水平道は楽かと思ってましたが小さなアップダウンが多くダイレクトに登りのみの山頂通過の方が個人的には楽でした。

10/6 13:36

朝日小屋に到着　雨も強く振り出しテント設営に苦労する。
テント内で濡れた衣類を乾かしてごろ寝。

10/6 13:36

広いテント場に今日は僕を含めて2張り
夜には雨も上がり程よい風でテントが乾いてくれた。

10/7 5:42

出発時は満天の星空
朝日岳山頂から朝日を眺める。

10/7 5:51

秋ですね〜

10/7 5:58

御来光

10/7 6:11

吹上のコル

10/7 6:08

ここから栂海新道へ

10/7 6:25

木道が素晴らしく整備されている。

10/7 6:27

庭園のよう

10/7 6:31

雲の平も素晴らしいがスケールが違う気がする。

10/7 6:36

待ちに待った秋を楽しめました。

10/7 6:48

長栂山　パネルがすべて切り抜き

10/7 6:48

これから歩く稜線

10/7 7:18

アヤメ平

10/7 8:21

黒岩平

10/7 8:27

紅葉と池塘　大庭園の感動

10/7 8:53

黒岩山　ここから栂海山荘を眺めながらの稜線歩き

10/7 9:26

とても雰囲気がいい登山道

10/7 10:18

さわがに山　稜線は陽ざしが強く夏は相当暑いと予測します。
パンツを厚手にしてきたので暑くてしかたなく、ずり下げて風を通しながら歩きました。誰もいないから出来る。

10/7 11:03

この下に降りていくと水場ですがこの先から動物の気配。
ガサガサ、バキバキと音がする。下りて行こうか迷いましたが水なしでは困るので下りていきました。幸いどこかへ移動したようでホッとしました。

10/7 10:50

北叉の水　この先は栂海山荘にてタップリと汲みたい。

10/7 10:57

ジャバジャバと出ており3.5リットル補給。

10/7 11:46

タップリと水を汲んだので荷が重い。
犬ヶ岳に到着。栂海山荘まで目前

10/7 11:48

故　小野さんの苦労に感謝

10/7 11:54

栂海山荘に到着。誰もいない。
12時前にゆっくりするのは早すぎるので昼食をとり再出発。

10/7 11:57

一度泊まってみたかったが次回。

10/7 12:56

黄連山　地味な山頂。

10/7 13:19

黄連山から下ると黄連の水
北叉で汲んだ水がタップリあるので通過

10/7 13:41

菊石山（1209m）

10/7 14:15

下駒ケ岳　ここの登りが今回で一番急所でした。
ここからさらに下り白鳥山へ登り上げ

10/7 15:15

白鳥の水場　ここで500ml補給

10/7 15:32

白鳥小屋に到着。誰も居ませんでした。

10/7 15:39

2階を貸し切り
その後に3名の方が来られました。
docomo電波入りました。

10/8 7:17

翌朝は雨でぬかるんだ道を慎重に下る。
登山道は川となっている個所もあり。粘土質と木の根でとても滑りやすい状況で慎重に下りました。

10/8 7:20

舗装路が見え坂田峠に到着。

10/8 8:29

この先、海が近くなってきましたが尻高山、入道山を超えなかなか標高が下がらない。

10/8 9:56

トラックの行き交う音がすると登山口が。

10/8 9:56

長かった栂海新道　逆ルートもいつか行ってみたいが夏は避けたいところ。

10/8 10:13

海岸へ。山から海へ　ロマンを感じます。
ここから親不知観光ホテルで入浴送迎かと思いきや本日休業の看板が!? 仕方なく国道8号線を歩き親不知駅まで1時間（5キロ）

10/8 11:55

親不知駅は無人駅です。
糸魚川駅で乗り換え大糸線で信濃大町へ
カッパの下が蒸れて濡れて気持ちが悪い。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

iPhone 6 Apple

感想

atsupi

念願の栂海新道へ。
天候は優れない事は承知してましたが紅葉のタイミングと休めるタイミングがこの日しかなく決行。信濃大町に車をデポし白馬駅へ。猿倉行きのバスは始発から2番目のバスで私と外国人の3名で出発。この時期は土日しか運航してないので入山を合わせました。仕事が終わって新潟まで走る気力ない事もあり。
猿倉荘ではパラパラと雨が降り、カッパを着込んで出発。
大雪渓は数回来ておりますが全て5月の残雪が多い時期で雰囲気が違って楽しめました。外国人の方と抜きつ抜かれつで登りました。ガスが抜け青空が見えてくるとお互いにテンションMAX。平日とあって人もまばら。
白馬頂上宿舎は休業しておりますがテント設営可。トイレ閉鎖し水も止めてありますので白馬山荘までいく必要あり。晴れており水汲みかねて山頂へ。
何度来ても素晴らしい景色。
翌朝は雨のテント撤収となりました。山頂までくると小雨で視界も良くなってきました。しかし雪倉方面はガスで覆われております。
結局ガスの中を歩きました。霧雨程度なので助かりました。
雪倉岳まで上がると少し視界が良くなり朝日小屋もちらりと見えました。
また下るとガスの中へ。視界不良の霧雨。
今日は朝日岳へは行かず楽々な水平道を進みましたが水平道と言えどアップダウンが
あり個人的には登り一辺倒な朝日岳へのルートが楽に感じました。
朝日小屋に着くころには雨も強くなりテント設営時が一番状況が悪かった。
テント内で濡れた衣類等を乾かしゴロゴロと。
翌朝外にでると満天の星空。本日の好天を期待。
暗いうちに朝日岳へ。朝日岳というだけあり朝日が斜面にかかり綺麗であった。
この先、栂海新道の始まり。
稜線を眺めいつか歩きたいと思って何年たったであろう。ワクワク。
大庭園が広がり雲の平も素晴らしいがここはスケールが違う広さの大庭園であった。
整備も行き届いております。
黒岩山を越えて稜線歩き。北叉の水で水を汲み栂海山荘で宿泊も考えましたが翌日の悪天候予報もあり白鳥小屋まで行くことにしました。
たっぷりと汲んだ水が重く下調べも悪くこの先の水場の情報も得てなく、重荷を背負って歩きました。結局白鳥小屋までの間に黄連の水場、白鳥の水場がありました。
下駒ヶ岳への登り下りと白鳥山の登りで疲れましたが早い時間に白鳥小屋に到着出来ました。先行者がいると思っておりましたが無人でした。
2階を貸し切り状態でその後に3名の方が到着されました。
翌日の工程は短いので悪天候で栂海山荘から親不知まではきつく、白鳥小屋まで来て良かったと痛感。白鳥山から先は泥濘と粘土質、木の根で滑りやすく転んでドロドロになりたくないので慎重に歩きました。坂田峠からは2つの山を超え細かなアップダウンを繰り返し海へ。海岸に出て波打ち際までいき感動！もともと海なし県の岐阜県生まれにて海は特別。その後、親不知観光ホテルで入浴送迎と思ってましたが本日休業の看板に愕然。仕方なく雨のなか親不知駅まで国道を1時間歩きました。
トラックもびゅんびゅん走り怖かった。高速入口付近から歩道も出てきて歩き易かった。親不知駅に到着した時はホッとしました。
天候も悪い日がありましたがメインの栂海新道の白鳥山まで晴天で良かった。
次回はいつか逆ルートから。