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Yamareco

記録ID: 2069950
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

水平歩道と下ノ廊下(南下ルート)

2019年10月20日(日) 〜 2019年10月21日(月)
 - 拍手
yama_rider その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
23:26
距離
53.0km
登り
8,960m
下り
9,004m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:03
休憩
0:36
合計
10:39
5:09
46
5:55
6:04
28
6:32
6:33
7
6:40
6:41
7
6:48
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4
6:52
6:53
48
7:41
7:46
15
8:01
8:02
38
8:40
8:41
9
8:50
8:54
10
9:04
9:05
116
11:01
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66
12:07
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33
12:40
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17
12:57
13:00
41
13:41
13:41
30
14:11
14:20
88
2日目
山行
12:16
休憩
0:27
合計
12:43
4:13
19
4:32
4:33
7
4:40
4:48
53
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37
6:19
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7:48
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4
7:54
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9:49
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10:15
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2
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3
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16
10:36
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11:08
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60
12:08
12:15
94
13:49
13:51
44
14:35
14:35
106
16:21
16:22
34
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
車2台体制。
■1日目
1台を下山口の扇沢駐車場に止め、もう1台で登山口の黒菱駐車場へ向かう。
扇沢は朝4時、黒菱は朝5時時点で、十分空きあり。
■2日目
登山終了後、黒部ダム駅から扇沢までバス移動。
扇沢からは初日に止めた車で黒菱に戻って解散。
コース状況/
危険箇所等
■唐松岳山頂〜祖母谷温泉
人が通らない為、全体的に道が悪い。
ガレ場、木の根、苔、など。
谷側に道が傾斜している区間もあり、バランスが取りづらい。
餓鬼山付近の痩せ尾根には危険箇所あり。

■水平歩道、下ノ廊下
危険箇所が多く、長時間続く。
登山道の整備状況は良好で足元は安定しており、意外と歩き易い。命綱となるワイヤーも全域に設置されているので、慎重に進めば問題ない。
コースを南下した場合は登りになるが、ワイヤーを常に利き腕の右手で触れる為、歩き易く感じた。
狭い箇所でのすれ違いは注意。

2箇所ほど、頭から水をかぶるポイントあり。
短時間なのでザック内部へ浸水するレベルではないが、服は結構びしょ濡れになる。
スマホなどの水没には注意。
水量が多い時は厄介かもしれない。

谷沿いを進むので、GPSの位置は頻繁にズレる。
初日は一応移動日。
朝5時に黒菱駐車場をスタート。
リフト営業前なので自力で登る。
今回は初めてのテント泊装備。普段より倍以上重たいザックが辛い。
2019年10月20日 05:07撮影 by  iPhone 6, Apple
10/20 5:07
初日は一応移動日。
朝5時に黒菱駐車場をスタート。
リフト営業前なので自力で登る。
今回は初めてのテント泊装備。普段より倍以上重たいザックが辛い。
リフト終着駅あたりで日の出。
2019年10月20日 06:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 6:10
リフト終着駅あたりで日の出。
朝日と紅葉でいい色合いに。
2019年10月20日 06:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 6:10
朝日と紅葉でいい色合いに。
唐松岳までの道中、白馬岳を堪能。
今日はガスっぽくて残念。
2019年10月20日 06:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 6:57
唐松岳までの道中、白馬岳を堪能。
今日はガスっぽくて残念。
唐松山荘到着。
山頂まではここからすぐ。折角なのでザックをデポして寄ってみることに。
体が超軽い!
2019年10月20日 08:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 8:40
唐松山荘到着。
山頂まではここからすぐ。折角なのでザックをデポして寄ってみることに。
体が超軽い!
唐松山頂。
山頂では運良くガスが消え、周りの景色を見ることができた。
2019年10月20日 08:51撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 8:51
唐松山頂。
山頂では運良くガスが消え、周りの景色を見ることができた。
白馬岳へ続く不帰ノ嶮。いつかチャレンジしたい所。
2019年10月20日 08:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 8:52
白馬岳へ続く不帰ノ嶮。いつかチャレンジしたい所。
遠くに立山、剱岳。
2019年10月20日 08:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 8:52
遠くに立山、剱岳。
隣の五竜岳は流石に迫力あり。
2019年10月20日 08:53撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 8:53
隣の五竜岳は流石に迫力あり。
祖母谷へ向けて出発。
唐松岳から祖母谷までのルートは、非常に険しい、というか歩きづらい道のり。
2019年10月20日 09:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 9:40
祖母谷へ向けて出発。
唐松岳から祖母谷までのルートは、非常に険しい、というか歩きづらい道のり。
途中通過する餓鬼山付近は、急坂、痩せ尾根、足元の悪さ、苔あり、危険箇所ありで、相当厄介。
2019年10月20日 11:36撮影 by  iPhone 6, Apple
2
10/20 11:36
途中通過する餓鬼山付近は、急坂、痩せ尾根、足元の悪さ、苔あり、危険箇所ありで、相当厄介。
こんな感じの木の根を延々と超えてゆく道で、濡れていたのでツルツル滑り、難易度アップ。
2019年10月20日 12:36撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/20 12:36
こんな感じの木の根を延々と超えてゆく道で、濡れていたのでツルツル滑り、難易度アップ。
初日ゴールの祖母谷温泉に到着!
テント設営後に温泉で温まって、早めに就寝。
ここはauだけは電波繋がります。
2019年10月20日 15:46撮影 by  iPhone 6, Apple
10/20 15:46
初日ゴールの祖母谷温泉に到着!
テント設営後に温泉で温まって、早めに就寝。
ここはauだけは電波繋がります。
2日目は4時出発。
欅平通過後、しばらく急な登り。
2019年10月21日 04:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 4:42
2日目は4時出発。
欅平通過後、しばらく急な登り。
水平歩道の始まり。
それっぽくなってきた。
2019年10月21日 05:47撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 5:47
水平歩道の始まり。
それっぽくなってきた。
こんな感じの深い渓谷の間をひたすら進む。
2019年10月21日 06:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 6:38
こんな感じの深い渓谷の間をひたすら進む。
噂通り、水平にくり抜かれた道がくっきり見える。
2019年10月21日 06:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 6:41
噂通り、水平にくり抜かれた道がくっきり見える。
本当に見事にくり抜かれていて感心してしまう。
2019年10月21日 07:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 7:05
本当に見事にくり抜かれていて感心してしまう。
頭やザックをぶつけないように細心の注意を払って進む。
ヘルメットが有ると安心。
2019年10月21日 07:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 7:06
頭やザックをぶつけないように細心の注意を払って進む。
ヘルメットが有ると安心。
途中トンネルがあり、ヘッドライト必要。
足元には水が結構溜まっていて、足が濡れた。
2019年10月21日 06:52撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 6:52
途中トンネルがあり、ヘッドライト必要。
足元には水が結構溜まっていて、足が濡れた。
小さい滝もチラホラと。
道中こういう場所が沢山あり、飲み水の補給も可能。
2019年10月21日 07:53撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 7:53
小さい滝もチラホラと。
道中こういう場所が沢山あり、飲み水の補給も可能。
水平歩道が終わり、阿曽原温泉小屋を通過。
水道があるので、ここでも水補給できる。
2019年10月21日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 9:24
水平歩道が終わり、阿曽原温泉小屋を通過。
水道があるので、ここでも水補給できる。
仙人ダムは施設内部を通って通過。
ちょうど放水中。
2019年10月21日 10:20撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 10:20
仙人ダムは施設内部を通って通過。
ちょうど放水中。
東谷吊橋。揺れるし隙間が大きくて結構怖かった。もう少し隙間を埋めてくれると個人的には嬉しい。
ここから下ノ廊下のスタート。
2019年10月21日 10:36撮影 by  iPhone 6, Apple
1
10/21 10:36
東谷吊橋。揺れるし隙間が大きくて結構怖かった。もう少し隙間を埋めてくれると個人的には嬉しい。
ここから下ノ廊下のスタート。
下ノ廊下は黒部川が良く見えるコースだった。
2019年10月21日 11:02撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 11:02
下ノ廊下は黒部川が良く見えるコースだった。
落ちたら完全にアウトだが、水の色が大変綺麗で引き込まれる。
2019年10月21日 11:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 11:06
落ちたら完全にアウトだが、水の色が大変綺麗で引き込まれる。
S時峡。
その名の通り、川がS字にカーブ。
知らないと見過ごしそうな気がする。
2019年10月21日 11:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 11:10
S時峡。
その名の通り、川がS字にカーブ。
知らないと見過ごしそうな気がする。
下ノ廊下も壁沿いの道を延々と進む。
2019年10月21日 11:14撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 11:14
下ノ廊下も壁沿いの道を延々と進む。
水平歩道に比べると道幅が細め。
しっかり整備はされている。
2019年10月21日 11:34撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 11:34
水平歩道に比べると道幅が細め。
しっかり整備はされている。
吊り橋から見る十字峡。
三方向から滝が合流し、凄い迫力。
この吊り橋も中々怖かった。
2019年10月21日 12:10撮影 by  iPhone 6, Apple
5
10/21 12:10
吊り橋から見る十字峡。
三方向から滝が合流し、凄い迫力。
この吊り橋も中々怖かった。
まだまだ渓谷の中を進む。同じ風景が続き、かなり長く感じる。
2019年10月21日 12:55撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 12:55
まだまだ渓谷の中を進む。同じ風景が続き、かなり長く感じる。
白竜峡へ到着。
ここは非常に綺麗な渓谷で見応えのある景勝地。
2019年10月21日 13:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 13:22
白竜峡へ到着。
ここは非常に綺麗な渓谷で見応えのある景勝地。
白竜峡は川と登山道の距離感が近い。
2019年10月21日 13:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 13:25
白竜峡は川と登山道の距離感が近い。
奥行き感のある渓谷美が続く。
2019年10月21日 13:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 13:26
奥行き感のある渓谷美が続く。
水の色がやっぱり綺麗。
2019年10月21日 13:30撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 13:30
水の色がやっぱり綺麗。
別山谷出会に到着。
壁をくり抜いた道が果てしなく続く。終わりが見えない。
2019年10月21日 13:47撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 13:47
別山谷出会に到着。
壁をくり抜いた道が果てしなく続く。終わりが見えない。
途中の高巻きポイント。
2019年10月21日 13:57撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 13:57
途中の高巻きポイント。
上流まで来ても川の透明度は変わらず。
2019年10月21日 15:27撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 15:27
上流まで来ても川の透明度は変わらず。
長い渓谷の中をひたすら歩いてきた。ゴールは近い。
2019年10月21日 15:54撮影 by  iPhone 6, Apple
10/21 15:54
長い渓谷の中をひたすら歩いてきた。ゴールは近い。
黒部付近になると標高が上がり、紅葉が進んでいる様子。
2019年10月21日 16:04撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 16:04
黒部付近になると標高が上がり、紅葉が進んでいる様子。
黒部ダムに到着!
最後にここを登って終了。
2019年10月21日 16:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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10/21 16:21
黒部ダムに到着!
最後にここを登って終了。
撮影機器:

感想

水平歩道に行くという同僚に誘われ、色々迷いましたが中々行くチャンスも無い所。折角なので同行させて貰いました。

確かに危険箇所が多く緊張しましたが、登山道の整備は行き届いており、命綱となるワイヤーが基本設置されているので、慎重な行動を心掛ければ問題なく進めると思います。
ただし、行程が長くエスケープも不可なので、へばってフラつかないように体力は必要です。

山頂を目指す通常の登山とは異なり、雄大な渓谷の間を水平に進むルートは新鮮で、たまにはこういう登山も良いものです。
今年は紅葉が遅れていて、紅葉見頃はまだ先のようでした。残念。
平日にも関わらず結構な人数とすれ違いましたので、人気のルートなんだと思います。当日自分たちと同じ方向に南下する方は数人しか見かけなかったので、大半は北上ルートを選択されるようです。

水平とは言いつつ予想以上にアップダウン箇所があり、また登りとなる南下ルートだったので、テント泊装備も相まって結構ハードでした。

今回上級者に同行して、危険箇所の歩き方、テント泊装備での注意点など、学ぶ事も多い山行きで良い訓連にもなりました。

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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