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Yamareco

記録ID: 207049
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山縦走の予定が北岳小屋めぐり

2012年07月14日(土) 〜 2012年07月15日(日)
 - 拍手
1qaz その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:09
距離
17.9km
登り
2,316m
下り
2,351m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

14日 7:00広河原-7:30白根御池小屋方面への分岐-9:20二俣-12:00八本歯のコル-12:30トラバース道分岐-13:10吊尾根分岐-13:30北岳山頂-14:50北岳山荘

15日 5:50北岳山荘-6:20中白根山-8:40北岳-9:00両俣分岐-9:20北岳肩ノ小屋-10:00小太郎尾根分岐-11:10白根御池小屋-13:20広河原
天候 14日:曇り
15日:ガスで真っ白
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
登山口となる広河原へは自家用車の乗り入れが禁止のため、どの方面から入るにも公共交通機関を使うこととなる。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは広河原の指導センター2階にある。
広河原〜二俣
沢沿いのコースで、雨後のためか登山道にも水が流れている。先日開通したようで、渡渉点には橋がかかっている。
二俣手前から残雪が出るが、二俣間ではアイゼンを使わなくても問題なかった。
二俣には期間限定のトイレあり。

二俣〜八本歯のコル
二俣以降急になってくるためこの先は要アイゼン。
ほとんどの人は6本歯程度の軽アイゼン。
私は軽アイゼンを持っていないのでいつもの10本歯。
アイゼンがあればそれほど危険は無いと感じたが、右俣コースへ向かう人が多かった。

八本歯のコル〜北岳山頂〜北岳山荘
吊尾根分岐までは、木製のハシゴ多数あり。
ハシゴが極端に嫌いという人でなければ、難しいことは無いと思う。
吊尾根分岐以降は軽い岩場もあるが、難しいところは無い。

北岳山荘〜中白根山
ここは特に問題ないでしょう。

北岳山頂〜白根御池小屋
北岳直下はなかなかの急登。北岳山荘側から登るよりきつそう。
草スベリは噂どおりなかなか急だが危険な箇所は無いと思う。

白根御池〜広河原
ここは特に問題ないでしょう。
この吊り橋をわたって登山開始
2012年07月14日 07:05撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 7:05
この吊り橋をわたって登山開始
渡渉点にはしっかりとした橋が。
2012年07月14日 07:49撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 7:49
渡渉点にはしっかりとした橋が。
二俣までの途中から雪渓が出る。
2012年07月14日 09:02撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
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7/14 9:02
二俣までの途中から雪渓が出る。
振り返ると鳳凰三山が。
2012年07月14日 09:15撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 9:15
振り返ると鳳凰三山が。
二俣の先を左俣コースへ。
ここはアイゼンを装着。
2012年07月14日 09:29撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 9:29
二俣の先を左俣コースへ。
ここはアイゼンを装着。
雪渓上には落石が。
近づかないように歩く。
2012年07月14日 10:36撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 10:36
雪渓上には落石が。
近づかないように歩く。
矢印の右が正解。
2012年07月14日 10:48撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 10:48
矢印の右が正解。
こんなハシゴが続く。
2012年07月14日 11:23撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 11:23
こんなハシゴが続く。
花はたくさん咲いてました。
2012年07月14日 11:38撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 11:38
花はたくさん咲いてました。
2012年07月14日 11:56撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 11:56
2012年07月14日 11:57撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 11:57
2012年07月14日 11:59撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 11:59
2012年07月14日 12:16撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 12:16
たくさん咲いているコレは違う。
2012年07月14日 12:20撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
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たくさん咲いているコレは違う。
コレがアレ?
2012年07月14日 13:01撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
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7/14 13:01
コレがアレ?
日本第二の高峰は真っ白。
2012年07月14日 13:27撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 13:27
日本第二の高峰は真っ白。
少しだけガスが晴れてきました。
2012年07月14日 15:29撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 15:29
少しだけガスが晴れてきました。
カッコイイ!
2012年07月14日 17:12撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
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7/14 17:12
カッコイイ!
2日目に進むはずだった縦走路。
いつかまた来る。
2012年07月14日 17:21撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 17:21
2日目に進むはずだった縦走路。
いつかまた来る。
富士山。
2012年07月14日 17:22撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/14 17:22
富士山。
1日目に登った左俣の雪渓。
離れてみるとよく登ったものだ。
2012年07月15日 10:22撮影 by  COOLPIX L21, NIKON
7/15 10:22
1日目に登った左俣の雪渓。
離れてみるとよく登ったものだ。
撮影機器:

感想

海の日3連休を利用して白峰三山の縦走へ。
1泊目北岳山荘、2泊目大門沢小屋でそれぞれテント泊の予定で出発。
家から奈良田はやはり遠く、奈良田からの始発バスに乗りたかったため、奈良田までは休憩無し。

この日のバスは3台。乗れるだけ乗ったが、まだ20人ぐらいの人があふれかえっていた。
あの人たちは早い時間に乗れただろうか。
次のバスまでは2時間30分あいており、予定のバスに乗れないのは相当ツライはず。

バスで軽く車酔いになるが、登山届けを出して出発。
途中で偶然、以前数回山をご一緒させていただいた方ととっても嬉しいご対面。
二俣からは右俣コースを進むつもりだったが、左俣コースに誘われる。
アイゼンは持ってきていたし、雪はアイゼンが適度に刺さる固さでこれなら行けるだろうと判断し、左俣コースへ変更。
雪渓はそれほどきつくなかったが八本歯のコル以降は、バテ初めたのか、ペースが上がらない。

吊尾根分岐でザックをデポして北岳へ。
国内2位の高峰もこの日の天気では真っ白で眺望無し。
写真だけ撮って、さっさと下山。
北岳〜北岳山荘の稜線は風が強く、時には体ごと飛ばされそうになる。
強風の中の歩きに嫌気がさしたころ、小屋へ到着。

テント場の混雑を心配したが、到着順としてはまだ前のほうだった。
ご一緒させて頂いた方の隣へ設営。
夕食も一緒に食べて、とても楽しい時間であった。
夜は雨交じりの風が強くテントがバタバタ煽られちょっと恐かったが、飛ばされることも雨が浸みることもなく、夜を越せた。
やはりペグ打ちをしっかりやっておくと全然違います。

15日朝起きると真っ白。
真っ白の中で朝食を摂り、どうしようかと思いながら出発。
小屋から一段上がり稜線に乗るとやはり強風。
時には体が飛ばされそうになる。
まずは中白根山へ向かうが、その途中で早々に撤退を決断。
折角なので中白根山まで行って引き返す。
前日にお会いした方はそのまま大門沢小屋まで縦走したそうだが、強風+景色無しだったとの事。
引き返して下山するにしても結局稜線を伝って北岳を越えて、草スベリを下れば強風にさらされる時間は前へ進むのと大きくは変わらなかっただろう。
今回は北岳や間ノ岳に登りたいということではなく、景色を見ながらの白峰三山縦走が目的。
そのため、今回の撤退は大正解だと思っている。

引き返した北岳山頂はやっぱり真っ白、強風。
小太郎尾根分岐を草スベリへ下ると一気に風は弱まり夏の暑さへ。
草スベリは話どおりの急坂で、これを下って白根御池小屋へ。
ここでソフトクリームを食べて広河原へ下山。

奈良田温泉に浸かって今回の山は終了。
白峰三山の縦走予定が、北岳とその周りの小屋巡りになりました。
いずれ必ず白峰三山縦走に戻ってきます。

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