唐松岳「登る者はいない餓鬼山尾根は超ワイルドだぜ~」祖母谷~餓鬼山~唐松岳~八方尾根(餓鬼山尾根0人、八方尾根1000人以上)


- GPS
- 11:03
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,632m
- 下り
- 2,647m
コースタイム
06:13 南越峠
06:45 餓鬼の田圃
07:35 餓鬼山避難小屋
08:38 餓鬼山「三等三角点」
09:29 大黒鉱山跡
10:50 唐松山荘巻き道分岐
11:45 唐松山荘
12:00 唐松岳「二等三角点」
12:15 唐松山荘
13:36 八方池
14:24 八方池山荘、リフト乗り場
15:25 八方口バスターミナル 下山
天候 | 曇りガス |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
路線バス 八方口バスターミナルから猿倉行き(\860円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高差が2000m以上ある、非常に長いコースなので山荘を早立ちしましょう。 途中水場が無いので祖母谷温泉で多めの飲料水が必要です。 四十八曲りから南越峠間は登山道を覆い隠すような夏草がのびて、足元は見えず歩き難いし、かなりの悪路で転倒に注意。 尾根に出てしまうと歩きやすい登山道になります。 餓鬼山直下は梯子やロープなどがある急登。 大黒鉱山跡まで標高差300mを下り、最後は唐松岳へ標高差800m以上ある場か登りでした。 唐松山荘までの巻き道、雪渓を二本横切る箇所があり切り込みなど整備されていた。 八方尾根は言うまでも無く、整備されて歩きやすい登山道でした。 餓鬼山避難小屋 寝袋持参で10人は泊まれるペースがありました。 トイレと水場はありません。 唐松山荘 トイレと飲料水あります。 八方近辺に日帰り入浴施設が多数あります。 |
写真
感想
昨日は超ロングコースでワイルドな清水尾根を祖母谷温泉へ下山し、かなり疲れましたが効能の良い露天風呂にいっぱい浸かり疲れも吹っ飛びました。
テント撤収の前に露天風呂に入ったので、もう一日泊まっちゃおうかなと思ったぐらい、出発するのが嫌になりました(^0^)
昨日山荘のご主人に教わったとおり、南越峠まで夏草がのびて藪漕ぎ状態で、しかも朝露の為濡れているのでレインスーツを着用。
峠まで道はかなりの悪路、滑るは滑るで最悪でした。
尾根に出ると登山道は格段に良くなり歩きやすくなりました。
湿原のある餓鬼ノ田圃、避難小屋を登って行くと、見晴らしの良い餓鬼山に到着しました。
今から向かう唐松岳登山道の全貌がはっきりと見えていました。
登ったのに反して、大黒鉱山跡まで標高差300mの下りでテンションダウン。
唐松岳から大黒鉱山跡まで馬鹿下りと言われている道を、今から山頂へ向かって登り返す馬鹿者がここにいる。(^-^)
標高差800m以上の急登、いやあ、ほんまに厳しい登りでしたよ。
最後は唐松山荘のテント場を登りきると、大勢の登山者で賑やかになりました。
結局、餓鬼山尾根で出会った人はゼロ。
寂しいもんです。
山荘にザックをデポし、唐松岳を往復してから八方尾根へ下山開始です。
八方尾根は餓鬼山尾根とは違って格段に登山道が良くなり歩きやすい。
さすがに人気のある八方尾根コースは、人人人だらけでとても賑やか。
可愛らしいお花が可憐に咲いているので、つい立ち止まって見てしまう。
よく写真で目にする八方池で遅いランチタイムを済ませてから、無事リフト乗り場に到着して、リフトやゴンドラを乗り継ぎ、最後は八方口から路線バスで猿倉へ戻りました。
今日も日帰りで歩いたので、かなり疲れ果てた山行になりました。
結局、二日間とも天気には恵まれなかったが、まだ歩いていない道や可愛らしいお花にいっぱい出会えたのが、ほんま良かったです。
こんなに毎日疲れて下山しても、次の日はどの山に登ろうかと思ってしまう。
明日天気になーれ。
出会った登山者、餓鬼山尾根0人 八方尾根1000人以上
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