ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 215421
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳縦走

2012年08月12日(日) 〜 2012年08月14日(火)
 - 拍手
GPS
55:01
距離
37.2km
登り
3,087m
下り
3,689m

コースタイム

12日:0:10八王子-04:50美濃戸口-
天候 12日朝から曇、夕に向けて晴れ。
13日朝より曇、風強し、夕から14日の昼までにかけて雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
深夜バスで美濃戸口
帰りは観音平よりJR小淵沢駅
コース状況/
危険箇所等
強風時の稜線上は時々押されるような風が吹くので慎重に。
後は登山道がしっかりしているので、コースから外れなければ危険個所なし。
深夜バスに揺られて美濃戸口に5時着
3日分のテント装備を担いで硫黄岳を目指します。
2012年08月12日 04:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 4:45
深夜バスに揺られて美濃戸口に5時着
3日分のテント装備を担いで硫黄岳を目指します。
美濃戸山荘までの道のりは道路になっていて、
山荘までの道の間に5台程すれ違いました。
ちょっと排気ガスが苦しかった。
2012年08月12日 04:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 4:54
美濃戸山荘までの道のりは道路になっていて、
山荘までの道の間に5台程すれ違いました。
ちょっと排気ガスが苦しかった。
やまのこ村と美濃戸山荘、大きな駐車場があって小さな村のようになっている。
2012年08月12日 05:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 5:38
やまのこ村と美濃戸山荘、大きな駐車場があって小さな村のようになっている。
冷えたドリンクが美味しそうです。
宿泊客もちらほら登り始めています。
2012年08月12日 05:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 5:44
冷えたドリンクが美味しそうです。
宿泊客もちらほら登り始めています。
堰堤広場に到着し、巻き道か沢道の分岐になります。
2012年08月12日 06:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 6:28
堰堤広場に到着し、巻き道か沢道の分岐になります。
沢道はとても涼しいです。
2012年08月12日 06:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 6:38
沢道はとても涼しいです。
大して汗をかく事もなく赤岳鉱泉着
水を補充していよいよ硫黄岳への道は斜度を増していきます。
2012年08月12日 07:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 7:21
大して汗をかく事もなく赤岳鉱泉着
水を補充していよいよ硫黄岳への道は斜度を増していきます。
段々と晴れてきて景色が良いです。
2012年08月12日 08:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 8:38
段々と晴れてきて景色が良いです。
あと少し
2012年08月12日 08:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/12 8:49
あと少し
硫黄岳山頂は広いですが、人がいっぱいでした。
雲の上に立っているようで大変気持ちがいい。
2012年08月12日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
8/12 9:05
硫黄岳山頂は広いですが、人がいっぱいでした。
雲の上に立っているようで大変気持ちがいい。
大変見事な絶壁。近づかないようにロープ張ってあります。
2012年08月12日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/12 9:05
大変見事な絶壁。近づかないようにロープ張ってあります。
山の植物も花盛り
2012年08月12日 09:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 9:28
山の植物も花盛り
夏沢峠までおりてきました。今日は、このままオーレン小屋にテントを構えて天狗岳を目指します。
2012年08月12日 09:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 9:54
夏沢峠までおりてきました。今日は、このままオーレン小屋にテントを構えて天狗岳を目指します。
西・東の天狗岳。根石岳からの景色は大変美しい。
2012年08月12日 12:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 12:13
西・東の天狗岳。根石岳からの景色は大変美しい。
あぁ山にきたなぁって感じになります。
2012年08月12日 12:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 12:19
あぁ山にきたなぁって感じになります。
東天狗岳の山頂には既に人が大勢
2012年08月12日 12:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 12:35
東天狗岳の山頂には既に人が大勢
景色もよく市街が見渡せます。
2012年08月12日 12:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/12 12:38
景色もよく市街が見渡せます。
そして東天狗岳。よく晴れていて気持ちがよかったので、ここで昼寝してました。
2012年08月12日 12:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 12:57
そして東天狗岳。よく晴れていて気持ちがよかったので、ここで昼寝してました。
いやぁ晴れてよかった。
2012年08月12日 14:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 14:30
いやぁ晴れてよかった。
2日目の夏沢峠。
晴れればいいな。とその時までは思ってました。
2012年08月13日 05:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 5:37
2日目の夏沢峠。
晴れればいいな。とその時までは思ってました。
硫黄岳山頂。風が凄いです。少し遠ざかるともう見えません。
2012年08月13日 06:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 6:16
硫黄岳山頂。風が凄いです。少し遠ざかるともう見えません。
昨日の景色はどこへ?
2012年08月13日 06:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 6:20
昨日の景色はどこへ?
横岳への道はこんなガスの中でもケルンが案内してくれます。
2012年08月13日 06:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 6:51
横岳への道はこんなガスの中でもケルンが案内してくれます。
横岳山頂。硫黄岳から登ってくる人は私だけでしたが、赤岳方面からはかなり大勢来てました。
2012年08月13日 08:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 8:04
横岳山頂。硫黄岳から登ってくる人は私だけでしたが、赤岳方面からはかなり大勢来てました。
晴れてればいい景色なんだろうなぁ。
2012年08月13日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 8:21
晴れてればいい景色なんだろうなぁ。
遠くは駄目でも足下にも美しい景色はあります。
2012年08月13日 08:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/13 8:41
遠くは駄目でも足下にも美しい景色はあります。
やってきました赤岳山頂。人もいっぱいいます。
2012年08月13日 09:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 9:42
やってきました赤岳山頂。人もいっぱいいます。
2899メートルの高さは登ったって気がします。
2012年08月13日 09:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 9:42
2899メートルの高さは登ったって気がします。
行きも帰りも鎖場ですが、一般ルートは鎖使わなくても大丈夫なレベル
2012年08月13日 10:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 10:21
行きも帰りも鎖場ですが、一般ルートは鎖使わなくても大丈夫なレベル
権現岳前の有名な梯子。風吹かれながら登りましたが、下りの方が怖そう。
2012年08月13日 13:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 13:02
権現岳前の有名な梯子。風吹かれながら登りましたが、下りの方が怖そう。
先々週ぶりの権現岳。剣がかっちょいい。
2012年08月13日 13:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/13 13:15
先々週ぶりの権現岳。剣がかっちょいい。
3日目。青年小屋泊で雨の中出発。
編笠から観音平へ下ります。
2012年08月14日 06:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 6:25
3日目。青年小屋泊で雨の中出発。
編笠から観音平へ下ります。
雨水を追って道を歩きます。
2012年08月14日 06:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 6:58
雨水を追って道を歩きます。
観音平のトイレ。我慢してたから助かりました。
本当に。
2012年08月14日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 8:21
観音平のトイレ。我慢してたから助かりました。
本当に。
ヒカリ苔らしいですが、どれだ?
2012年08月14日 08:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 8:38
ヒカリ苔らしいですが、どれだ?
八ヶ岳牧場付近の道。冬にスキー持ってきたら楽しそうだ。
後は道路を歩いて駅に帰るだけです。
2012年08月14日 08:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 8:45
八ヶ岳牧場付近の道。冬にスキー持ってきたら楽しそうだ。
後は道路を歩いて駅に帰るだけです。
撮影機器:

感想

年に一度の夏山縦走チャンス!

先々週より通い始めている八ヶ岳に行ってきました。

今回の山行は計画段階でかなり悩みました。
確保できる日程は4日程度あるが、テントが張れる小屋も多い分宿泊場所も目移りしてしまうし、シーズンど真ん中ともあれば午前中に必着しなければ最悪テントが張れないなんて事もあるだろうから、余裕のある日程にしなければ……等々

元より車なし時間なし金なしの私ですから、駅から登り始める事を前提に計画を組んだ結果、茅野駅〜夏沢鉱泉〜赤〜三ツ頭〜甲斐小泉駅という予定を組み、仕事明けの終電スタートに向けて気合を入れていた当日の昼休みにふと電話が……

話を聞いてみると、すっかり諦めてた以前に駄目押しでキャンセル待ちをしていた毎日アルペン号の席が何と空いたというのです。

その一瞬悩みました。

盆にはへとへとになるまで歩いてやろうと考えた計画が一瞬で揺らぎます。

確かに初めて歩く道を深夜に歩くのは無謀とも言えるし、しかも徹夜明けで本当に体力が持つのかも心配でした。

考えた結果、私は席を予約してコンビニに運賃を振込みに走りました。

そして深夜バスに揺られた後に、5時を少し前にして美濃戸口より登山開始。
3日分の食糧や着替えとテントを背負って最初の目的地となる硫黄岳への一歩を踏み出したのでした。


初日は、ある程度の高さからのスタートもあり、沢沿いの道は涼しく快適そのもの、対して汗ばむ事なく気付けば硫黄岳山頂にいました。

その後オーレン小屋に10時着、盆前の天気予報の為かテン場は選び放題で、スノコが敷いてある快適な場所にテントを張り、テントを残して天狗岳へ。

天狗岳に着いた頃にはよく晴れていて天狗岳からの眺望は中々のものでした。
その後西天狗岳山頂で寝不足から来る眠気に折れて青空の下でお昼寝。

ジリジリと焼ける肌が柄にもなく気になりながらも、気づけば数名同じように寝てました。

段々と時間が経つにつれて先ほどまでの青空が白く覆われてきたので、雨を警戒していそいそとオーレン小屋まで下りてきてから、夕食を取って初日は終わり。

そんな夜に、ふと何気なくテントから這い出て見て空を見上げると、何と星空が広がっていました。流星群も近づいているらしく流れ星がちらほら見る事が出来て、大満足の一晩でした。

そして、メインの山行となる2日目の朝は少し出遅れて5時半発。

朝より曇が山を覆い、それは標高を上げるにつれて濃くなり霧となりました。
硫黄岳に近づくと風も強くなり、硫黄岳山頂は、展望0の風が吹き荒れる中で、50mも離れれば見えない霧の中で、横岳へ。
風は飛ばされないながらも時折、横に流されるような西風を受けながら、赤岳へ。

展望も無いので、目印となる場所を決める事が出来ないまま、登山道をひたすら歩くのみでした。なので、残念ながら横岳も赤岳も登っただけで終わり、一休みする事も出来ずに南下。途中無人?のキレット小屋で昼食を簡単に済ませて権現岳へ。
先々週やってきた権現岳の剣を拝み、そこから編笠方面へ下りて、最後の宿泊場青年小屋にテントを構えた所でポツポツと雨が降り始めてきました。

そのまま雨は降っては止み、のんびりとテントの中で一晩を過ごしました。

3日目の朝は、そのまま雨。雨の中テントを畳んで網笠山へ登り、そこから観音平へ下山。

そのまま小淵沢駅を目指して進み、人が溢れる道の駅で昼食を摂ってゴールとなりました。

道の駅も山への道路も凄い車の数で、登山者姿は私一人でびしょ濡れな自分は隅っこで気配を消すのみでした。

二日目は微妙な天気でしたが、楽しい山歩きでした。
もう1泊出来るルートを選べばよかったと思いもしますが、家に帰る時間や限られた盆休みを考えるとこれが妥当なのかなーと思いつつ、あぁ蓼科山から……などと
後ろ髪引かれる思いも残りました。

次回は八ヶ岳完全縦走に挑戦してみたいと思います。

さて、日曜日はどこに登ろう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1185人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら