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Yamareco

記録ID: 226410
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳日帰り/小太郎山のつもりが北岳の色気につられて浮気しちゃいました

2012年09月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:39
距離
15.9km
登り
2,066m
下り
2,065m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(0510)芦安駐車場
(0559)広河原登山口
 ※朝食(〜0607)
(0627)御池分岐
 ※大樺沢
(0740)二俣
 ※右俣
(0851)小太郎尾根分岐
(0917)北岳肩の小屋/標高3000m
 ※昼食(〜0929)
(1002)北岳山頂/標高3193.2m
(1032)北岳肩の小屋
(1048)小太郎尾根分岐
(1123)樹林帯断念
(1217)小太郎尾根分岐
(1228)草スベリ分岐
 ※草スベリ
(1313)白根御池小屋
 ※ソフトクリームタイム(〜1322)
(1422)御池分岐
(1440)広河原登山口
 ※バス(1500→1555)
(1555)芦安駐車場
天候 晴れのち曇り(ガス)
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
・マイカー規制:有り
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

・芦安駐車場(数百台は可/無料)
 ※バスセンタートイレ、宿泊施設あり

・山梨交通
芦安−広河原(1000円+100円)
http://yamanashikotsu.co.jp/
 ※環境協力金100円(入出共に)

・乗合タクシー(9人乗り)
芦安−広河原(1000円+100円)
 ※環境協力金100円(入出共に)

◆A日程(土日)のバスとタクシー
・芦安始発
 タクシーは0510、バス0530
・広河原最終
 バスは1500、タクシー1600過ぎ
 ※1430頃はタクシーは乗せてくれません。
  1600頃の下山者のために待機してます。

◆今回の補足
0412に芦安に到着すると前日悪天候のため駐車場がガラガラで、
第2駐車に駐車できました。
当然登山者も少なく、タクシーも2号車に乗車ができました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・広河原山荘前

危険な箇所
・肩の小屋〜山頂までのガレ場で転倒注意。
・草すべりも浮石が多いので下山時は転倒注意。

広河原〜大樺沢〜二俣
・緩やかな沢沿いの登り
・二俣は雪渓の先端で北岳尾根とバットレスの展望良い
・花の種類が非常に多い。
・バイオ簡易トイレ有り

二俣〜小太郎尾根分岐(右俣コース)
・多少つづら折りだが特に急登ではない。
 ただし標高が高いので息切れになることもある。

小太郎尾根分岐〜北岳山頂
・展望の良い尾根道。
・ところどころ離合困難な箇所があるので交互通行。
・肩の小屋のすぐ上に鎖場があるが、ここは落石注意。
・山頂周辺はガレ場なので転倒注意

小太郎尾根分岐〜小太郎山頂
・展望の良い尾根道だがいやになるほど下っていく。
 帰りの登り返しがつらい。
・最低鞍部付近から根が出張った樹林帯になる。
 ・・・・残念ながらここで折り返し。

草すべりコース
・普通のつづら折りの道が永遠と下るのは良いが、
 浮石だらけなので、とても気を使い脚にくる。
・膝が悪い方はお勧めできない下山コース。
・花の種類は非常に多い。

白根御池小屋〜広河原
・樹林帯のなか小刻みな登り返しが続いたのち、急斜面の
 尾根を降りる。
・ここもなぜか浮き石だらけで、脚・膝を痛めるので注意。

◆展望
・展望所は両俣から右俣コース、
 小太郎尾根〜北岳山頂など

◆山バッチ
肩の小屋(数種類、各500円)
広河原山荘(数種類、各400円)
広河原に到着
ゲートは未だ閉まってます
ゲートは未だ閉まってます
吊り橋を渡って
広河原山荘前にポストあり
広河原山荘前にポストあり
登りは大樺沢コース
登りは大樺沢コース
簡易な架け橋を渡り
簡易な架け橋を渡り
綺麗な清水
再び橋を渡って
二俣です
万年雪の雪渓とバットレス
万年雪の雪渓とバットレス
右俣からバットレス
1
右俣からバットレス
準絶滅危惧種のベニヒカゲ♂
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準絶滅危惧種のベニヒカゲ♂
バイケイソウの群生地と青空
バイケイソウの群生地と青空
高山植物の保護エリアもあります
高山植物の保護エリアもあります
もう少しで尾根です
もう少しで尾根です
やっと小太郎分岐
やっと小太郎分岐
小太郎の先に甲斐駒
小太郎の先に甲斐駒
仙丈ヶ岳とカール
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仙丈ヶ岳とカール
鳳凰三山
尾根道の向こうから北岳が呼んでます。
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尾根道の向こうから北岳が呼んでます。
後ろ髪をひかれつつ、
もう一度小太郎と甲斐駒
後ろ髪をひかれつつ、
もう一度小太郎と甲斐駒
甲斐駒のアップ
白さが際立ちます
甲斐駒のアップ
白さが際立ちます
結局、北岳へ。
肩の小屋前でブランチ
結局、北岳へ。
肩の小屋前でブランチ
雲海の富士山
地蔵のオベリスクのアップ
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地蔵のオベリスクのアップ
千畳敷カール
シュラフの花
両俣分岐から
遭難の碑の奥に山頂
遭難の碑の奥に山頂
山頂到着
山梨百名山
雲が湧いて間ノ岳は見えず
雲が湧いて間ノ岳は見えず
この岩の上が3193mです。
この岩の上が3193mです。
お地蔵さん達は厳しい冬も越すんですね
お地蔵さん達は厳しい冬も越すんですね
昔の名前で出ています。
『白根岳』
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昔の名前で出ています。
『白根岳』
下山しようとしたら、稜線からの間ノ岳と奥に塩見が望めました。
下山しようとしたら、稜線からの間ノ岳と奥に塩見が望めました。
白根御池小屋の上空でヘリがホバリングしてました。
白根御池小屋の上空でヘリがホバリングしてました。
イワヒバリのひなです。
産毛があり飛べませんでした。
イワヒバリのひなです。
産毛があり飛べませんでした。
再び肩の小屋を通過
再び肩の小屋を通過
未練の小太郎方面に行ってきます。
未練の小太郎方面に行ってきます。
尾根を下って行きます。
尾根を下って行きます。
樹林帯で時間切れ
樹林帯で時間切れ
マッシュルーム?
マッシュルーム?
再び尾根を登って戻ります。
キツカッタ。
再び尾根を登って戻ります。
キツカッタ。
草すべり方面へ
ガスってきました
ガスってきました
白根御池に到着
白根御池小屋
白桃のソフトクリーム(500円)で休憩
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白桃のソフトクリーム(500円)で休憩
ザレ場を横断
浮き石の急斜面は大嫌い
浮き石の急斜面は大嫌い
やっと吊り橋に到着
やっと吊り橋に到着
1440に到着。
バスに間に合った。
1440に到着。
バスに間に合った。
芦屋の駐車場はまばらです。
芦屋の駐車場はまばらです。
大樺沢/クサボタン
大樺沢/クサボタン
大樺沢/キオン
大樺沢/キツリフネ
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大樺沢/キツリフネ
大樺沢/センジュガンピ
1
大樺沢/センジュガンピ
大樺沢/ソバナ
大樺沢/ハクサンフウロ
1
大樺沢/ハクサンフウロ
大樺沢/タカネグンナイフウロ
大樺沢/タカネグンナイフウロ
大樺沢/クガイソウ
大樺沢/クガイソウ
大樺沢/ヤマミミナグサ
大樺沢/ヤマミミナグサ
大樺沢/ミソガワソウ
大樺沢/ミソガワソウ
大樺沢/ホタルブクロ
大樺沢/ホタルブクロ
大樺沢/サラシナショウマ
大樺沢/サラシナショウマ
大樺沢/クガイソウ
大樺沢/クガイソウ
大樺沢/タカネグンナイフウロ
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大樺沢/タカネグンナイフウロ
右俣/ホソバトリカブト
右俣/ホソバトリカブト
山頂尾根/イワギキョウ
山頂尾根/イワギキョウ
山頂尾根/秋の色合いのイワベンケイ
山頂尾根/秋の色合いのイワベンケイ
山頂尾根/イブキジャコウソウ
山頂尾根/イブキジャコウソウ
草すべり/ウメバチソウ
草すべり/ウメバチソウ
草すべり/ミヤマトウキ
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草すべり/ミヤマトウキ
草すべり/タカネナデシコ
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草すべり/タカネナデシコ
草すべり/ヤナギラン
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草すべり/ヤナギラン

感想

・南アルプスの北部エリアでどうしようか悩んでいた小太郎山だが、
 始発のタクシーに乗れたら日帰りが可能ではないかと判断し、
 小太郎山を選択したつもりだった。

・前日の悪天候のため、早朝の芦安駐車場もガラガラで、タクシーも
 容易に始発(2号車)のタクシーに乗ることができた。

・広河原から大樺沢経由としたが、爽やかな風のため汗もしたたり
 落ちることもなく、順調に二俣に到着。
 もしかしたら雪渓からの冷たい空気が、大樺沢沿いに漂い天然の
 クーラーの役割をしていたかもしれません。。
 二俣の雪渓は夏の終わりでもまるで氷河のように長い帯が続いてます。

・小太郎尾根に到着すると天候がいいためあまりにも展望が素晴らしく、
 北岳の山頂から呼ばれているような錯覚に陥り、小太郎に未練が
 あるものの、結局北岳に浮気しちゃいました。

・北岳の山頂に至るまでの展望は素晴らしく、仙丈ヶ岳、小太郎の奥に
 甲斐駒、鳳凰、西方には千丈敷カール、雲海に浮かぶ富士山と久しぶりに
 ジャイアント達の雄姿を見ることができました。

・ただ、北岳山頂に到着するころには突然雲が湧きあがり、南アルプス南部の
 山々の展望はありませんでした。辛うじて間ノ岳までの尾根道と奥の塩見が
 望めただけでした。

・その後すぐ我に返って、小太郎を目指すも時間切れ敗退で、結局大嫌いな
 草滑りを降りました。
 白根御池小屋の白桃ソフトクリームは確かに美味しいが、浮石だらけの
 この道は嫌いです。

・道中バタバタと先を急いだ感がありましたが、辛うじて1440に広河原に
 到着することができました。バスが乗れるか心配でしたがひとまずホット
 しました。

・今回は北岳の姿に見とれちゃってフラフラと行ってしまいましたが、
 小太郎に行かなかった事がなんかものすご〜く心残りで後悔してます。

・まぁあれですな、帰らないといけないと思いつつフラフラと2次会・
 3次会と綺麗なお姉ちゃんのお店に行って、後で自己嫌悪になる
 心境に似てますな。

・小太郎よ待っていてくれ!今度はちゃんと真っすぐ行くから。

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コメント

残念でしたね
お疲れ様でした。
ブレてしまいましたね。

今週、小太郎に行ってきます。
そのあとはいつもの宴会 です。

翌朝は北岳の予定です。
飲み過ぎなければですがね(^^ゞ
2012/9/20 23:55
RE:残念でしたね
北岳・小太郎の山行は無事に終わりましたか?
9/23本日は雨のようでしたが。
2012/9/23 16:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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