また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 229308
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス2泊3日で百名山4座GET(過去山行)

1992年08月06日(木) 〜 1992年08月08日(土)
 - 拍手
GPS
54:30
距離
52.4km
登り
4,731m
下り
4,547m

コースタイム

/6 新穂高06:00→笠ヶ岳登山口07:20→分岐11:25→笠ヶ岳12:20→分岐13:20→秩父平14:15→乗越15:20→双六小屋17:05
8/7 双六小屋04:40→三俣蓮華岳06:30→黒部乗越07:40→黒部五郎岳09:30→黒部乗越11:30→鷲羽乗越13:30→鷲羽岳14:45→水晶小屋16:00→水晶岳16:35→水晶小屋17:00
8/8 水晶小屋05:00→野口五郎岳06:50→烏帽子小屋09:15→12:30高瀬ダム
天候 概ね晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
笠ヶ岳登山口
笠ヶ岳へ
雷鳥を追いかけて
2012年09月23日 20:59撮影
9/23 20:59
雷鳥を追いかけて
三俣蓮華岳
黒部五郎岳
水晶より夜明け前
2012年09月23日 21:33撮影
9/23 21:33
水晶より夜明け前
鷲羽岳を裏銀座より
鷲羽岳を裏銀座より
裏銀座より槍
裏銀座を歩く
野口五郎岳
さらば北アルプス
さらば北アルプス
コマクサにも別れを告げて
2012年09月30日 18:05撮影
9/30 18:05
コマクサにも別れを告げて
高瀬ダム
2012年09月30日 18:05撮影
9/30 18:05
高瀬ダム

感想

過去の山行記録です。

なんと、新宿の駅に着いて、センタービルに行ったが、いるはずのバスがない!もう気が動転してうろうろあたりを歩き回る。もうだめかと半分諦めかけていたが、バスの乗り場が変更になっていることを告げるツアーの人間を見つける。
バスに乗り込み、新穂高に向けて出発した。
新穂高に着く。朝の空に北アルプスの山々がくっきりと浮かびあがっている。3年前の穂高から槍への縦走を思い出す。今度は必ず成功させようと。
先ずは林道に沿って歩き出す。笠ヶ岳登山口から稜線に向けて登り出す。少しして急登になる。しかし、身体の調子が良いのか急ピッチで登る。何人も抜かして行く。
杓子平は気持ちのいいところである。残雪のあるところで休憩。アイスシャーベットを作り食べる。再び出発。稜線に出る。時間的に3時間のゲインとなる。この時点で今日は双六岳迄行くことにする。
先ずは笠ヶ岳へ。しかし、このころから雲が出てきて展望を楽しむわけに行かなくなった。
笠ヶ岳山頂はワンゲル部が何人かへばり着いて鬱陶しい。記念撮影をしてそうそうに引き返す。
さて、双六小屋に向けて縦走することにする。気持ちのいい稜線歩きが続く。秩父平ではガスに巻かれて一瞬道を迷いかける。晴れていたら素晴らしいであろう道を飛ばす。夕方、双六小屋に着いた。

次の日、双六小屋は朝からガスの中である。どうも台風が再び近づいているみたいで天気が悪い。双六岳は道を巻いて進む。三ツ又蓮華岳に着く。ここもガスの中。どちらに降りるがよくわからない。道を見極めて、黒部五郎岳方面に下る。
黒部乗越は気持ちのいいところである。本当であれば2日目、ここで泊まる予定であった。黒部五郎には黒部源流のカールを通って行く。そびえ立つ岩壁、その底に流れる小川、忘れられない風景だと思う。晴れていたら…。
カールを横切ってジグザグに岩壁をよじ登り、そしてやがて黒部五郎に着く。遠くに雲が切れて薬師岳が見える。重みのある山である。
しばし待ったが雲が完全に切れそうもないので下山。再び黒部五郎カールを通って黒部乗越に戻る。ここから三俣蓮華岳を巻きながら三俣蓮華山荘に着いた。
フィルムを買う必要があるのでここで買う。なんと800円!とんだ出費である。鷲羽岳に向かう。急な登りを一歩一歩踏みしめるように歩く。やがて頂上に着いた。残念ながらガスにおおわれて山頂は真っ白であった。しばし休み体力を回復したので、いよいよ今日の目的地、水晶小屋に向かう。かなり歩いて疲れたが、本来であれば3日目の小屋に2日目に到着するのである。これも台風のおかげか?
水晶小屋は思ったより小さな小屋で少し驚く。水晶岳に向かう為に荷物をおいてピストンとする。
水晶岳はとんでもない岩場の山である。それでもなんとか力を振り絞って山頂に立つ。はるか眼下に黒部湖が広がる。黒部湖と雲の平がガスの切れ間から覗く。しばし、北アルプスの実感を十分に味わった後、小屋に戻った。小屋では自分一人のみが自炊であったがなんと小屋の兄さんが余ったおかずを分けてくれた!感謝。

今日はいよいよ下るだけ。それにしても台風が近づきつつあるのにこの上天気。槍、穂高、剣、全ての北アルプスの盟主たちが見渡せる。「これこそ、疑似好天」と考え、先を急ぐことにする。今日中に下山したい。ところが、稜線の平坦な道と思っていたが思ったよりアップダウンがひどい。岩々が続くのである。
思わず、悪態を大声でつきながら歩く。野口五郎付近になってようやく道は平坦になった。野口五郎小屋で一休み。それから烏帽子小屋まで一気に飛ばす。烏帽子小屋で休んでいると高瀬ダムよりタクシーで大町に帰る二人組に会う。思わず、同行を頼む(なんといっても高瀬ダムより七倉迄は8km余りのアスファルト道なのだから)。
ブナ立尾根はバカみたいに唯、下る尾根である。これを一気に下る。二人組は思ったより早い。俺の方が参ってしまいそうな早さである。足がふらふらになった頃、高瀬ダムにようやく着く。
タクシーで蔦温泉に行き、一浴後、大町に行く。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1206人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら