木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳

2012年10月03日(水) 〜 2012年10月05日(金)

• GPS: 52:05
• 距離: 29.0km
• 登り: 2,877m
• 下り: 3,415m

コースタイム

3日
0740北御所登山口-0810蛇腹沢登山口-0918清水平0930-0951うどんや峠（五合目）-1032一丁ヶ池（六合目）-1052小屋場-1118森林限界-1127七合目（舟窪）-1224八合目-1237伊那前岳-1304乗越浄土-1307宝剣山荘-1345中岳-1423木曽駒ヶ岳-1500宝剣山荘（泊）
4日
0605山荘出発-0704三ノ沢分岐-0715極楽平-0835濁沢大峰-0949檜尾岳0955-1125熊川岳1140-1258東川岳-1316木曽殿山荘1330-1509空木岳1515-1520駒峰ヒュッテ（泊）
5日
0735ヒュッテ発-0811森林限界-0817分岐-0858迷尾根-0942尻無-1002池山小屋分岐（水場）-1018池山山頂-1039鷹打場-1059林道終点-1145菅ノ台駐車場

天候

3日曇、4日曇時々晴、5日快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅ノ台バスセンターにある駐車場（1回500円）　ここから駒ヶ岳ロープウェイまでバスが出ている。
この時期は、始発は7時12分であったにもかかわらず、臨時便が7時前から増発。
登山口の北御所登山口まで乗車

コース状況／危険箇所等

北御所登山口-宝剣岳
登山口から約1時間林道を行く。蛇腹沢登山口から本格的な山道となる。以後、山頂まで危険箇所は全くなし。森林限界を超え、舟窪以降は、ざれた登山道となる。
木曽駒-空木岳
宝剣岳付近は、岩場の連続であり、気が抜けない。特に風が強い場合は、バランスを崩すことのないように注意が必要。両サイドは切り立っており、ザック等の岩への接触も注意すること。
檜尾岳、熊川岳の頂上付近も、岩場があるのでルートを外さないようにする必要がある。
東川岳から木曽殿山荘への急坂はザレた道のためスリップに注意。
空木岳への登りは、第1ピークまでは、特に危険箇所はないが、急坂のため、バランスに注意。
第1ピークから空木岳山頂までは、岩場の連続となり、鎖、梯子が多数出てくる。ホールド、足場をしっかり確認して進む必要がある。
空木岳から菅ノ台までは特に危険箇所はない。池山小屋分岐（水場）から下は、登山道に笹竹が覆いかぶさっており、手で掻き分けないと踏み外すおそれあり。
お定まりの温泉は、菅ノ台にある「こまくさの湯」をお勧めする。大人600円　露天風呂から見える宝剣岳がすばらしい。

写真

北御所登山口バス停

小一時間ほどこういった林道を歩く

蛇腹沢登山口　ここから山道

清水平　地図には水の記号があるが、枯れており一滴さえ出ていない

昔、うどん屋でもあったというのか（笑）

一丁ヶ池

小屋場

少しずつ紅葉が目立ってきた

登り始めて3時間40分　森林限界に達する

木曽駒から将棊頭山へ延びる稜線か？山肌には紅葉がキレイなのだが、曇っているため鮮やかではない

八合目

伊那前岳へ最後の登り

勤銘石（正面やや左）

千畳敷カールを俯瞰　ガスのためイマイチ

乗越浄土　多くの人がいたが、敢えて写さないようにした

乗越浄土からの千畳敷

宝剣山荘

宝剣山荘から宝剣岳

駒ヶ岳頂上山荘

駒ヶ岳山頂

山頂はけっこう広い

木曽前岳　右に見える小屋は、頂上木曽小屋　それにしても似たような名前だ（笑）

4日0605　雨混じりのガスの中縦走開始　手始めは宝剣岳への岩場

ガスのため、高度感がわからないので、怖さもない（笑）

宝剣岳のトップだと思うのだが・・・
この時間、我一人の山頂

三ノ沢分岐

極楽平

ガスが晴れるとこのとおり　三ノ沢岳

御嶽山

三ノ沢岳と御嶽山

三ノ沢岳（しつこい！）

檜尾岳へ延びる縦走路

木曽殿山荘のある鞍部からは空木岳は見えない　これから1時間半の登りが始まる

空木岳山頂　ガスのため全く展望はない　この日出会ったのは、単独の人と2人パーティーの三人のみ

5日0700　うって変わって秋晴れ！！
宝剣岳方面を望む

御岳も存在感あり！

空木岳山頂を望む

昨日泊まった駒峰ヒュッテ（シュラフ使用の場合4500円）無人であった

0811森林限界線に戻る

ここに水場がある

感想

kaizan

小生にとって、初めての中央アルプスデビューであった。
しかし、天候に恵まれたとは言えず、千畳敷の紅葉は残念ながら見渡せることができなかった。
宝剣岳の岩場は言うに及ばず、空木岳までの縦走路もなかなか安易なことではすまないと感じた。空木岳は木曽殿山荘からのルートの場合、二つのピークを超える必要がある。疲れた身体にはこれがけっこう堪えた。
空木岳はすばらしい山であると思う。