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Yamareco

記録ID: 2337869
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

双六岳・三俣蓮華岳

2015年04月30日(木) 〜 2015年05月02日(土)
 - 拍手
pooh18 その他1人
GPS
56:00
距離
35.3km
登り
3,431m
下り
3,440m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2015年04月30日 07:42撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:42
秩父沢出合
2015年04月30日 08:39撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:39
秩父沢出合
2015年04月30日 08:46撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:46
槍が岳と飛騨沢が見えてきた
2015年04月30日 11:22撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:22
槍が岳と飛騨沢が見えてきた
振り返れば穂高連峰
2015年04月30日 11:23撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:23
振り返れば穂高連峰
大ノマの乗越まで、あと僅か
2015年04月30日 11:35撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:35
大ノマの乗越まで、あと僅か
乗越からの槍ヶ岳と飛騨沢
2015年04月30日 12:09撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 12:09
乗越からの槍ヶ岳と飛騨沢
双六谷へ向かい滑走
2015年04月30日 12:13撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:13
双六谷へ向かい滑走
双六谷へどんどん降りる
2015年04月30日 12:14撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:14
双六谷へどんどん降りる
双六小屋までの厳しい登り
2015年04月30日 13:44撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:44
双六小屋までの厳しい登り
ようやくたどり着いた双六小屋から見える鷲羽岳
2015年04月30日 16:24撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 16:24
ようやくたどり着いた双六小屋から見える鷲羽岳
この日の日の入り
2015年04月30日 17:03撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 17:03
この日の日の入り
2015年04月30日 17:14撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 17:14
夕日が鷲羽岳に当たる
2015年04月30日 18:00撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 18:00
夕日が鷲羽岳に当たる
笠ヶ岳方面
2015年04月30日 18:10撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 18:10
笠ヶ岳方面
双六小屋冬季小屋
2015年04月30日 18:32撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 18:32
双六小屋冬季小屋
二日目歩き始め。双六岳を登る
2015年05月01日 07:31撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:31
二日目歩き始め。双六岳を登る
双六岳から槍ヶ岳を背景に
2015年05月01日 08:29撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 8:29
双六岳から槍ヶ岳を背景に
黒部五郎岳。あそこへ行きたい。
2015年05月01日 08:29撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:29
黒部五郎岳。あそこへ行きたい。
向かう三俣蓮華岳方面
2015年05月01日 08:30撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:30
向かう三俣蓮華岳方面
三俣蓮華岳頂上(槍穂を背景に)
2015年05月01日 09:51撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:51
三俣蓮華岳頂上(槍穂を背景に)
三俣蓮華岳頂上(黒部五郎岳を背景に)
2015年05月01日 09:52撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:52
三俣蓮華岳頂上(黒部五郎岳を背景に)
三俣蓮華岳から黒部源流へ向かい滑る
2015年05月01日 10:18撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:18
三俣蓮華岳から黒部源流へ向かい滑る
2015年05月01日 10:22撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:22
祖父岳、水晶岳を背景に滑る
2015年05月01日 10:23撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:23
祖父岳、水晶岳を背景に滑る
薬師岳へ向かって滑る
2015年05月01日 10:25撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:25
薬師岳へ向かって滑る
双六岳から双六谷へ向かって滑る
2015年05月01日 13:53撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 13:53
双六岳から双六谷へ向かって滑る
2015年05月01日 13:55撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 13:55
滑った斜面
2015年05月01日 15:50撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 15:50
滑った斜面
2015年05月01日 18:07撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 18:07
最終日双六岳を登る途中から鷲羽岳
2015年05月02日 06:30撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 6:30
最終日双六岳を登る途中から鷲羽岳
双六岳からの槍ヶ岳
2015年05月02日 07:33撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 7:33
双六岳からの槍ヶ岳
同、笠ヶ岳
2015年05月02日 07:44撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 7:44
同、笠ヶ岳
同、北穂高岳
2015年05月02日 07:45撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 7:45
同、北穂高岳
双六岳からの滑走準備中
2015年05月02日 08:10撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 8:10
双六岳からの滑走準備中
双六岳から
2015年05月02日 08:16撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 8:16
双六岳から
帰る為の大ノマ乗越への登り
2015年05月02日 09:59撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 9:59
帰る為の大ノマ乗越への登り
大ノマの乗越からの滑走
2015年05月02日 10:27撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 10:27
大ノマの乗越からの滑走
新穂高までは長いなぁ
2015年05月02日 10:34撮影 by  VH-515 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 10:34
新穂高までは長いなぁ

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール
共同装備
コンロ。コッヘル テント マット

感想

1日目
2015年のGWは念願の双六をH氏と計画した。
快晴の下、新穂高を出発。GoGo!!
3日分の食料とテン泊装備に板まで背負ったので重い重い。

ワサビ平までが意外に遠くとぼとぼ2時間。
その先で漸く登るべき沢を拝見出来た。
また間も無く槍の穂先が潰れた形で見えてきた。
気分は盛り上るね〜

ワサビ平から大ノマの乗越まで約3時間。
バテバテでした。先行していた2人組がトレースを付けてくれたので
助かったけど、無かったら大変だった。
晴れて暖かかったからブロックも心配したけど問題なし。
乗越からは槍穂が綺麗に見えて感動した。

双六谷まではひと滑りだが雪は、結構重重。
再びシールを貼り小屋を目指したが、途中の水場で癒された。
双六小屋までは合計で約7時間。厳しい登りでした。

小屋は冬季小屋で出入りに苦労した。
積雪を考慮し入り口が高くて小さい。
思っていたよりは過ごし易かった、

小屋内居住場所を確保してから、外でノンビリ。
今晩の宿泊者は全員で5名なのでゆったり。
思わず昼寝していまい、顔を思いっきり焼いてしまった。
夕焼けはあまり赤くはならなかったが、至極の景色でした。

暗くなる前に夕飯を食べ、雑談後20時就寝。

2日目
双六岳・三俣蓮華岳周辺は山スキー天国だ〜!!

双六冬季小屋を7時に出発。
天気は勿論雲ひとつ無い快晴!!
凍結を予想したのと、シールを何度も貼り付ける事を考慮し
アイゼンで歩き始めた。

約1時間で双六岳登頂。
昨日の疲れが思いっ切り残っていて、全然足が出なかった。
でも景色は素晴らしく、槍穂・笠・黒部五郎・鷲羽・立山剣・燕などが
ずら〜りっ。
正に夢にまで見たかった景色を見た、という感じ。

三俣蓮華へ向かい先ずは丸山との鞍部まで滑走。
まだ朝のカリッで板がばたついた。
丸山の登りは下から見るとちょっと嫌らしいが、
登れば15分程度であっさり。(でも重い足にはきつい。)
三俣蓮華との鞍部へも滑り、登り返して三俣蓮華登頂!!

黒部側が良く見えて、薬師・雲ノ平・祖父岳・鷲羽・水晶・黒部五郎・・・
遠くに白山も綺麗に見えた。
折角なので黒部側を滑ろうと、雲ノ平を正面に見ながらの
滑走をした。
急斜面はガリッで板がバタついたが、少し緩くなると
快適斜面!!中回りで気分最高の滑り。景色も最高。
北アルプス最深部に居る事が実感できる。

標高差約300mを滑り三俣蓮華へ登り返し。酷い急斜面も無く
登り易かった。
今度は頂上から南東方向(弥助沢方面)の急斜面。
この面は雪が既に緩んでおり、急斜面ながら愉しく小回り出来た。

そのまま丸山下側へ回り込み夏道巻き道へ入り双六下の斜面へ戻った。
この日2回目の双六への登りは、疲れている足には厳しい登りだった。
何とか頑張り登頂し、今度は南東面の双六谷を滑った。
今回の山行全体的に多いレインストライプがここも多く苦労した。

登り返し地点の沢で水を補給し冬季小屋へ戻った。
小屋へ戻ってからのまったりとした時間は気分が良い。
その日一日の行動を思い返しながら仲間や同宿者との
話しは本当に愉しい。

GW中ではあるが、カレンダー上では平日だった4/30・5/1に、こんな
山中に居る人達って、みんなディープな人達で面白い。
こんな世界があったのですね!!

山も人も天国だぁ〜!!

3日目
最終日は下山となるが、その前の滑走として帰る方向と
斜面が緩み易い双六岳南峰を選択。

昨日に続く双六の登りだが今日はシールで登った。
3日目も快晴で既に焼き過ぎた顔には厳しい。
雪が緩む事を期待してゆっくり登った(実は疲れていた。)。

双六頂上からの景色は相変わらず。昨日沢山写真を撮ったにも
関わらず、また撮影してしまった。
今度は南峰へ向かうので、シールを付けたまま滑り降りた。

南峰少し手前でシールを剥がした。
槍ヶ岳へ向かっての滑走!!思いの外レインストライプが少なく、
快適!!
前日と同じ谷の中だが、良い斜面を選べて、ボトムまで
ほぼ愉しく快適に滑れた。

大ノマの乗越しへの登りはシール登行を選んだ。
途中から前日のツボ跡が見つかり、ちょっと後悔。
一度キックターンに失敗し転倒したが、ゆっくり時間を掛けて
無事に乗越し着。
流石にGW中。乗越しにはテントが2張あった。

いよいよ最後の滑りだ。長い斜面全体が見渡せた。
槍と穂高の雄姿も見納め。
重くレインストライプだらけの斜面だが、登りとは違い、
どんどん降りた。GW本番と言う事もあり、登っていく登山客も
多い。この感じでは冬季小屋も今晩は人で溢れるだろう。

秩父沢出合いから下は修行系。
暑いし漕いだり歩いたりで疲れた体には厳しい。
でも緩くても下りだから思いの外時間は掛からず。
途中フキノトウやコゴミの恵みを頂き、無事下山。

歩く距離が長く厳しい部分もあったが、念願の山行は
夢の様に愉しい旅だったなぁ。
双六・三俣蓮華周辺は山スキー適地で、どこでも滑れて登れる。
今回は足を伸ばせなかったが、黒部五郎や鷲羽、祖父など
行けそうなところも多い。
また機会を作って行こうと思う。

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