木曽駒ヶ岳〜将棊頭山〜「楽勝っすよ！」爆笑の宝剣岳✌

2012年10月14日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 908m
• 下り: 917m

コースタイム

06：25　千畳敷カール着
06：31　木曽駒ヶ岳登山口出発
06：47　八丁坂道標（この周辺でツナパン休憩2分）
07：24　乗越浄土（休憩1分）
07：29　宝剣山荘（通過）
07：46　中岳（休憩約15分）
08：07　頂上山荘分岐
08：27　木曽駒ヶ岳山頂（おにぎり休憩約30分）
09：10　頂上木曽小屋（バッヂ目当てに下りたが売切れで引き返す）
09：24　木曽駒ヶ岳山頂出発
10：22　濃ヶ池分岐（休憩3分）
10：47　遭難記念碑
10：56　将棊頭山分岐
11：04　将棊頭山頂（パンケーキ休憩約30分）
12：00　濃ヶ池分岐（休憩1分）
12：14　濃ヶ池
12：40　渡渉地点
13：24　宝剣山荘（休憩約15分）
13：40　宝剣山荘外ベンチ出発
13：58　宝剣岳山頂（滞在約3分）
14：15　宝剣山荘まえ
14：19　乗越浄土より下山開始
14：48　ロープウェイ山頂駅

　　　　　　↓↓↓
16：55　ロープウェイ約2時間待ちで乗車

天候

晴れ/薄曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ハイウェイバスドットコム：新宿→駒ヶ根市 \3570 （ネット予約でケータイ乗車券が便利）
ホテルオオハシ駒ヶ根：ロープウェイ＆バス乗車券付きプラン \9100 （しらび平でロープウェイ乗車券に交換する）

コース状況／危険箇所等

【宝剣岳】
高所恐怖症の人には無理そう
恐怖感がなければ、三点支持で行くのは可能
クライミングを習ったわけではないが私は全然OKだった（度胸と勘のみ！）

写真

10/13 20:23

土曜は一日仕事して、新宿→駒ヶ根の高速バス
バスターミナル前のホテルオオハシ駒ヶ根に前泊

10/14 4:42

3時間しか寝られなかった〜
日曜AM4:30にバス停一番乗り
その後、続々と集まってくる

10/14 5:50

しらび平到着時には夜が明けて
(駅からの乗車より、菅の台バスセンターのほうが大混雑で大勢が臨時便待ちしていた)

10/14 6:17

ロープウェイ山頂駅の気温
6.5℃

10/14 6:26

残念ながら千畳敷の紅葉は終わり。。。
だんだん下がってきているので、ロープウェイからの眺めは綺麗

10/14 6:36

登り始め
紅葉がなくてもいい場所

10/14 6:41

まだ何も食べておらず立ち食いするが、遅れを取りたくなくて慌てて口に押し込む（笑）

10/14 7:04

だって、こんなに混みこみなんだもん
観光の団体さんも大勢、関西弁が飛び交ってた

10/14 7:25

乗越浄土

10/14 7:29

すぐ近くに宝剣山荘
ここの後方を回り右へ行くと
木曽駒ヶ岳、左は宝剣岳

10/14 7:37

巻き道も魅力的だったけど
とりあえずは右ルートで

10/14 7:46

中岳に到着
岩に登りたい気持ちを抑える

10/14 7:56

ちゃんと食べてないので体の芯が寒い…
岩に座ってお湯だけ飲む
それだけでもだいぶ違う
＋行動食のハニーローストピーナツが美味

10/14 8:00

体が温まったので、そろそろ行くよー
青い屋根は頂上山荘（スルーしたのでバッヂ買い忘れ）

10/14 8:22

青空が目に沁みる

10/14 8:27

木曽駒山頂！

10/14 8:31

結構、風がある
この後帽子が飛んだ

10/14 8:34

見晴らしが良く、眺めはバッチリ

10/14 8:37

風を避けておにぎりタイム
ホテルから持ってきた煎茶ティーバッグで

10/14 9:08

バッヂを目指して木曽小屋まで下りる
お爺さんが「売り切れた」と…
お客さんは誰もいない

10/14 9:33

地図を持って来なかったので
山頂でオジサマに聞くと詳しく教えてくれた
偶然、同じ山に向かうらしい

10/14 9:34

こちらのルートには誰も来ない

10/14 9:36

ホシガラスに逢う
最近、どこの山でも良く見かける
気のせいか私を心配してくれてる感じ

10/14 9:36

可愛い声で鳴いて、この直後に飛び立つ

10/14 9:38

小さな紅葉でも嬉しい

10/14 9:39

10/14 9:49

人が居ない気持ちのいい道

10/14 10:03

コケモモ

10/14 10:05

何だか落ち着く、いい道

10/14 10:05

こちらは鮮やか
ウラシマツツジ

10/14 10:13

いっぱい咲いてた
シラタマノキ

10/14 10:16

乾いた白砂がイイ

10/14 10:22

私の好きな樹

10/14 10:22

途中で‘濃ヶ池分岐まで1時間’の札があり
将棊頭山は諦めようと思っていたら、20分程で着いた

10/14 10:47

遭難記念碑
手前の大岩で日向ぼっこの年配男性が一人

10/14 10:48

山頂手前、広々としていい感じ

10/14 10:51

自然のドライフラワー

10/14 10:55

赤い実だけが残った

10/14 10:58

山頂に男性が一人だけ見える
よほどお気に入りらしく長時間滞在していた

10/14 11:04

将棊頭山（しょうぎかしらやま）
地味でマイナーだけどいい山だぁ
ゆったりのんびり

10/14 11:05

本当に何の音もしない
し〜〜〜んという音しか聞こえない
ごくたまに風の音

10/14 11:05

男性はこのケルンの向こう側
到着時に少しだけ会話し、その後は静かに景色を満喫

10/14 11:09

今度はカフェオレ＆パンケーキ
よく食べるね（笑）

10/14 11:18

ホント気持ちいい！
ここにずうっと居たいけど…
男性に挨拶し、宝剣を目指して重い腰を上げる

10/14 12:01

10/14 12:03

枯れた穂も美しい

10/14 12:06

秋の道

10/14 12:14

濃ヶ池

10/14 12:15

でも殆ど水はない

10/14 12:22

10/14 12:22

かろうじて残っている紅葉

10/14 12:23

稜線は色とりどり

10/14 12:25

白い岩との対比がキレイ

10/14 12:27

ドライになりかけてる
ヤマハハコ

10/14 12:29

本当にいい道だ

10/14 12:30

ナナカマドの紅葉

10/14 12:31

10/14 12:35

10/14 12:37

ミヤマアキノキリンソウ
まだ咲いてた

10/14 12:40

渡渉する

10/14 12:41

よく見ると氷が張っていた

10/14 12:42

早く宝剣山荘へ着きたい

10/14 12:44

まだ登るの？

10/14 12:46

2つの梯子を発見
特に危険はなし

10/14 12:49

ここは登らないけど、左手に大岩があった

10/14 12:51

まだまだ

10/14 12:55

黒い蕾

10/14 12:56

あぁ、やっと宝剣山荘が見えたっ！

10/14 12:56

お、またホシガラス

10/14 13:01

枯れかけてるのに何だか可愛いコイツ
ミネズオウ

10/14 13:13

辛い歩行も花や実に癒される
ありがとう

10/14 13:24

戻って来れてホッとした
やっとトイレに（有料\100）
でも、バッヂまたもや売り切れ…テンション↓↓宝剣岳やめとこうか？

10/14 13:40

宝剣山荘まえのベンチで、このまま下山するかしばし自問自答する
男子3人組に聞いてみるとこれからチャレンジすると言うので、やはり私も予定通り行くことに！

10/14 13:43

果たして、どんなもんだろう？
行けるかな？
画像でしか見たことがないから

10/14 13:44

周囲の景色

10/14 13:44

先行していた男子3人に途中で追いつく
想像よりだいぶ余裕だからきっと行けると確信、テンションアップ！

10/14 13:49

この先の岩場でビビッてしまった紺フリース君、振り返って「…大丈夫ですか？」
私「全然大丈夫！」
ここで仲間が大爆笑

10/14 13:50

この辺の登りは私も鎖を全然使わなかった
こういうの大好きなんだよね
緑ソフトシェル君は、経験者っぽい

10/14 13:52

高所恐怖症のメガネ君「おぉぉ！こっから先は俺には無理」と引き返し、その隣に緑君が並ぶ
紺フリース君はここよりずっと下で待機？
2人に「お先にどうぞ」と言われ遠慮せずガシガシ行く

10/14 13:54

女の子も登ってるよ
もーワクワクする

10/14 13:59

経験者と思われる緑ソフトシェル君に写真をお願いする
リタイヤしたと思った紺フリース君は、「楽勝っすよ！（汗）」と言いながら勇敢にも頂上までトライしていてビックリ

10/14 14:00

山頂駅が小さく見える

10/14 14:00

画像だと高度感はイマイチだけど、結構な崖

10/14 14:01

写真を撮ったらサッサと下る

10/14 14:02

わかるかな？

10/14 14:02

この絶壁かげん

10/14 14:03

ここが一番の危険箇所かな
すぐ先の大きな岩に、メガネ君が亀みたいに張り付いて仲間を待っていた（笑）

10/14 14:05

三点支持で降りれば大丈夫

10/14 14:10

誰か山頂に立ってる〜
今度登ることがあったら、絶対立ってみよう

10/14 14:10

ハイ何事もなく下りられた
宝剣岳、最高にワクワク楽しかったよ！
男子3人組ありがとー

10/14 14:19

乗越浄土からロープウェイ山頂駅へ

10/14 14:42

おつかれー
行きと帰りのルートが途中で分かれてる

10/14 14:48

駆け下りるようにして到着したけど、なんと！ロープウェイ2時間待ち。。。
整理券をもらいノンビリ本を読むつもり
バッヂは何種類かありここで購入できた

10/14 15:02

読書前に腹ごしらえ
4つの山クリアしたご褒美（笑）
駒ヶ岳ラーメン\600＆ホットココア

10/14 15:42

ラーメン食べながら見た山々
富士山も見えていた

撮影機器：

IXY DIGITAL 920 IS CANON

docomo STYLE series P-02B パナソニック

感想

sion

紅葉の時期は、千畳敷カールと密かに決めていた。
できれば10月上旬の三連休に。
9月末に雨のため奥穂高に登り損ねたので
涸沢方面にも名残りはもちろんあったのだけど。
穂高は一人で行かないほうがいいと言われていて。

実は、穂高岳山荘からの下山時に長時間雨具を着ていて
自分の汗で体が冷え切り、珍しく風邪をひいてしまった。
その週の火曜には喉が痛くなり、週末には微熱。
仕事は休まず出勤するも声がガラガラになってしまう。
今までは、体調が悪くても土日の2日間寝ていれば大抵治っていた。
もともと健康体で、一年に一度も風邪をひかない年もあったから
今回こんなに長引いてしまったのが信じられない。

残念ながら、千畳敷の紅葉は既にほぼ終わってしまい
ロープウェイの窓から見ることができただけだったが
結果的には、それぞれに違うメイン3つの山を楽しむことができ
遅まきながら行ってよかったと思った。
大勢賑わう木曽駒に対し、将棊頭山は閑散としていた。
私はただ単純に‘夏山JOY’にルートが載っていたから
行ってみようと決めただけだが、実に静かでいい山だった。
濃ヶ池周りのルートも起伏に富み、最後に沢や梯子が登場し面白い。

特に、一番最後にとっておいた宝剣岳は最高に楽しかった！
時間的にもう止めておこうかなと一瞬考えた矢先に
そこに居合わせた男子3人組にコースタイムを尋ねると
「たぶんそんなに掛かりませんよ」
「僕達もこれからチャレンジしようと思ってて…」
「駄目だったら引き返せばいいし」

それを聞いて、時間がかからないのならやっぱり行っとこ！
心はすぐに決まった。と言うか、最初の計画を続行するだけ。
翌日は仕事が休みなので、多少遅くなっても大丈夫。
今回登っておかないと、来年になってしまう可能性大。
それで後悔するのはもっと嫌だから。

最初は、男子3人組の後をついて行く形だったが
途中で私が追いつき道を譲られて先に登頂させてもらう。
4つ目の山が楽しい締め括りとなったのは、この3人組のお蔭。
山でのちょっとした出逢いは本当に楽しい。
それまでは全く知らない人達なのに、
山頂を目指すということで一種の連帯感が生まれるのかな。

山を4つクリアするために、ロープウェイを使ってしまったが
今度訪れる時は登山道を歩いて登ってみたい。
そして、できれば空木岳まで足を延ばしたいなー。
こうして次々と夢は膨らむ。。。（笑）

コメント

hi-ko

次は空木岳？
こんばんは
以前にもコメントさせてもらったhi-koです。

紅葉の千畳敷、私も狙っていましたが都合がつかず
今年は断念しました。
濃ヶ池を回るルートいいですね〜♪
来年の参考にさせてもらいます

ロープウェイを使わないルートだと桂小場から将棊頭山を経由するルートが良さそうですね！

是非来年は空木岳までの縦走やっちゃってください

sion

hi-ko さん
コメントありがとうございます。
思い出しました！
同じ日に、仙丈ケ岳を歩いていたんですよね。

私も初心者なので、初めて登る山ばかりですが
登る度にどんな山なのか毎回ワクワクします。
で、次回は別ルートからトライしようと決めています。

そうですね、来年は縦走したい。
何だかいつも、山への野望が渦巻いてます