記録ID: 234996
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
雪と紅葉の槍ヶ岳
2012年10月06日(土) 〜
2012年10月08日(月)
aiki
beeer
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,057m
- 下り
- 3,796m
アクセスを調べる
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省略
| 天候 | 初日：曇りのち雨 2日目：晴れで途中からガス 3日目：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
省略 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
今日は飲み友達3人で槍ヶ岳登山。いろいろ都合が合わず、延期に延期を重ねていたので楽しみ。
本厚木に前泊してOさんに6時にビックしてもらい、スーパーで買い出しして、11:30鍋平の駐車場着。新穂高とその下の駐車場は満車で、ここ鍋平の有料駐車場まで来ている。
10/9 0:34
今日は飲み友達3人で槍ヶ岳登山。
いろいろ都合が合わず、延期に延期を重ねていたので楽しみ。
本厚木に前泊してOさんに6時にビックしてもらい、スーパーで買い出しして、11:30鍋平の駐車場着。新穂高とその下の駐車場は満車で、ここ鍋平の有料駐車場まで来ている。
いろいろ都合が合わず、延期に延期を重ねていたので楽しみ。
本厚木に前泊してOさんに6時にビックしてもらい、スーパーで買い出しして、11:30鍋平の駐車場着。新穂高とその下の駐車場は満車で、ここ鍋平の有料駐車場まで来ている。
ロープウェイに乗り込み、「降りる。」鍋平の駐車場は、新穂高の駐車場よりだいぶ高い所にあるので、第一ロープウェイの終着駅まで歩いて、そこから降りるのが登山口への最短アクセス。
・・・変な感じ。
10/9 0:34
ロープウェイに乗り込み、「降りる。」
鍋平の駐車場は、新穂高の駐車場よりだいぶ高い所にあるので、第一ロープウェイの終着駅まで歩いて、そこから降りるのが登山口への最短アクセス。
・・・変な感じ。
鍋平の駐車場は、新穂高の駐車場よりだいぶ高い所にあるので、第一ロープウェイの終着駅まで歩いて、そこから降りるのが登山口への最短アクセス。
・・・変な感じ。
夏道のショートカット道にはいっていく。
通るのは2回目だが、ウォーミングアップとしてはややキツめ。
通るのは2回目だが、ウォーミングアップとしてはややキツめ。
穂高平小屋。前回は既に閉まっていたが、今回はまだ営業していた。
奥に見えているのは、その場では同定したつもりでいたが、今見たら全く分からない。
10/9 0:34
穂高平小屋。
前回は既に閉まっていたが、今回はまだ営業していた。
奥に見えているのは、その場では同定したつもりでいたが、今見たら全く分からない。
前回は既に閉まっていたが、今回はまだ営業していた。
奥に見えているのは、その場では同定したつもりでいたが、今見たら全く分からない。
奧穂への登山道。
前回はここから奧穂に向かったので、ここから先は未知の道。
前回はここから奧穂に向かったので、ここから先は未知の道。
現在地のわかりにくい看板。
右下の分岐が現在地。
左を行って槍平に泊まるので、今日は3回徒渉することになる。
右下の分岐が現在地。
左を行って槍平に泊まるので、今日は3回徒渉することになる。
白出沢に出た。
見えているのは、天狗の頭だと思われる。
沢は涸れている。
見えているのは、天狗の頭だと思われる。
沢は涸れている。
沢を渡って対岸に出ると、案内板。
我々は、小屋閉めの前日に泊まることになる。
我々は、小屋閉めの前日に泊まることになる。
はい、ばばーん！滝谷！
中央に水が流れ落ちているのが見えて、その上はまだ雪渓が残っている様子だ。
小説「氷壁」で、魚津が、人妻への感情を捨てて徳沢園で待っているかおると一緒になるために(よせばいいのに)ここを登っていった。
去年読んで覚えているのでなんか感慨がある。
行きたいかと聞かれるといつか行って見たいが、人を待たせちゃダメだろ、と思う。
中央奥は北穂の岩稜で、丸いのは滝谷ドームと言うらしい。
10/9 0:35
はい、ばばーん！
滝谷！
中央に水が流れ落ちているのが見えて、その上はまだ雪渓が残っている様子だ。
小説「氷壁」で、魚津が、人妻への感情を捨てて徳沢園で待っているかおると一緒になるために(よせばいいのに)ここを登っていった。
去年読んで覚えているのでなんか感慨がある。
行きたいかと聞かれるといつか行って見たいが、人を待たせちゃダメだろ、と思う。
中央奥は北穂の岩稜で、丸いのは滝谷ドームと言うらしい。
滝谷！
中央に水が流れ落ちているのが見えて、その上はまだ雪渓が残っている様子だ。
小説「氷壁」で、魚津が、人妻への感情を捨てて徳沢園で待っているかおると一緒になるために(よせばいいのに)ここを登っていった。
去年読んで覚えているのでなんか感慨がある。
行きたいかと聞かれるといつか行って見たいが、人を待たせちゃダメだろ、と思う。
中央奥は北穂の岩稜で、丸いのは滝谷ドームと言うらしい。
振り返る。
登っているときは分からなかったが、まん中のピラミッド(手前か奥かは不明)は、蒲田富士、その左奧が涸沢岳の様だ。
登っているときは分からなかったが、まん中のピラミッド(手前か奥かは不明)は、蒲田富士、その左奧が涸沢岳の様だ。
着きました。
降り始めと同時に小屋着。
日頃の行いの良い人が3人も集まると、こういうミラクルが起こる。
降り始めと同時に小屋着。
日頃の行いの良い人が3人も集まると、こういうミラクルが起こる。
あてがわれた寝床。
二段ベッドの上。
一人一畳使わせてもらえる。
槍沢ロッジや槍ヶ岳山荘だと、こうは行かないのでは無いか。
二段ベッドの上。
一人一畳使わせてもらえる。
槍沢ロッジや槍ヶ岳山荘だと、こうは行かないのでは無いか。
さて、酒盛り。外は雨。
今日は素泊まりで自炊することにしている。
これは既に中盤にさしかかっているか。
キムチ鍋とキュウリと南アルプスでもらったのを再現した自作そぼろ、その他みなさん持参のおつまみ類。
たらふく飲み食いして寝ました。
10/9 0:35
さて、酒盛り。
外は雨。
今日は素泊まりで自炊することにしている。
これは既に中盤にさしかかっているか。
キムチ鍋とキュウリと南アルプスでもらったのを再現した自作そぼろ、その他みなさん持参のおつまみ類。
たらふく飲み食いして寝ました。
外は雨。
今日は素泊まりで自炊することにしている。
これは既に中盤にさしかかっているか。
キムチ鍋とキュウリと南アルプスでもらったのを再現した自作そぼろ、その他みなさん持参のおつまみ類。
たらふく飲み食いして寝ました。
【2日目】朝。
3:30に、早起きのOさんに声をかけられ、渋々起きる。
メシを食って支度をしていると時間は過ぎて、出発は予定通り5:00。
ヘッドランプをつけて、テン場の横を槍に向かって歩く。
10/9 0:35
【2日目】
朝。
3:30に、早起きのOさんに声をかけられ、渋々起きる。
メシを食って支度をしていると時間は過ぎて、出発は予定通り5:00。
ヘッドランプをつけて、テン場の横を槍に向かって歩く。
朝。
3:30に、早起きのOさんに声をかけられ、渋々起きる。
メシを食って支度をしていると時間は過ぎて、出発は予定通り5:00。
ヘッドランプをつけて、テン場の横を槍に向かって歩く。
振り返る。
山が白い。
昨日の雨は、山頂では雪になったらしい。
思わず声が漏れる。美しい。
山が白い。
昨日の雨は、山頂では雪になったらしい。
思わず声が漏れる。美しい。
登っている。
ラクでは無いはずなのだが、景色が良いせいか、辛かった記憶が全く無い。
ラクでは無いはずなのだが、景色が良いせいか、辛かった記憶が全く無い。
この時点でどれがどの山か特定出来ていないが、キレイなのは確か。
シルエットだったものが、日を浴びて輪郭を顕し始めている。
乗鞍の手前に焼岳が顔を出した。
乗鞍の手前に焼岳が顔を出した。
開けたところに出た。
西鎌尾根が見える。
左は2734のピークで、その右が千丈乗越のはず。
西鎌尾根が見える。
左は2734のピークで、その右が千丈乗越のはず。
飛騨乗越(のっこし)の方を見ている。
上部はガスっていてよくわからないが、あの奥に槍が鎮座しているはず。
上部はガスっていてよくわからないが、あの奥に槍が鎮座しているはず。
足下には、雪。書き忘れていたが、風が冷たくてやや強く、全員ヤッケを着て手袋をつけている。
計画通り、一旦千丈乗越に向かったが、稜線の状態が不明なのですぐに戻って、飛騨乗越ルートに切り替える判断をしている。
が、飛騨乗越から来た人に話を聞けて、稜線は雪が2〜3センチ積もった程度、凍って無くて歩ける、という情報を聞いて、ふたたび当初計画に戻している。
10/9 0:35
足下には、雪。
書き忘れていたが、風が冷たくてやや強く、全員ヤッケを着て手袋をつけている。
計画通り、一旦千丈乗越に向かったが、稜線の状態が不明なのですぐに戻って、飛騨乗越ルートに切り替える判断をしている。
が、飛騨乗越から来た人に話を聞けて、稜線は雪が2〜3センチ積もった程度、凍って無くて歩ける、という情報を聞いて、ふたたび当初計画に戻している。
書き忘れていたが、風が冷たくてやや強く、全員ヤッケを着て手袋をつけている。
計画通り、一旦千丈乗越に向かったが、稜線の状態が不明なのですぐに戻って、飛騨乗越ルートに切り替える判断をしている。
が、飛騨乗越から来た人に話を聞けて、稜線は雪が2〜3センチ積もった程度、凍って無くて歩ける、という情報を聞いて、ふたたび当初計画に戻している。
千丈乗越に向けて歩く。
途中、西鎌尾根の状況も聞けたので、あまり不安は無い。
途中、西鎌尾根の状況も聞けたので、あまり不安は無い。
景色はすこぶる良い。
中央は奥丸山。
左に乗鞍と焼岳、右は笠から下る稜線。
中央は奥丸山。
左に乗鞍と焼岳、右は笠から下る稜線。
これは飛騨乗越方面。
まん中左が大喰で、その左のコルに向かうのが飛騨乗越ルートだろう。
まん中左が大喰で、その左のコルに向かうのが飛騨乗越ルートだろう。
ここが今回の最大のハードコースと勝手に思っていたが、以外とあっさり稜線に出た。
休憩している人たちが見える。
休憩している人たちが見える。
全体的にガスガスだが、ときおり左手に尾根が見え隠れする。
硫黄尾根か。
硫黄尾根か。
尾根筋を外れて、斜面の登り。
双六から槍を経由して降りてきた女性のソロの方が、最後がキツイと言っていたのを思い出す。
双六から槍を経由して降りてきた女性のソロの方が、最後がキツイと言っていたのを思い出す。
あれが槍だろうか。
ガスで視界が無い中、ひたすら登る。
足も止まり気味だった気がする。
ガスで視界が無い中、ひたすら登る。
足も止まり気味だった気がする。
山荘内部。いま9:40。山頂天気予報、というのが貼ってあった。
6-12時は雪のち霧、12-18時は霧のち晴れという予測だったと思う。
ここから南岳小屋まで3時間程度。
槍を12時に降りてくれば間に合うから、11時までここで粘って、奇跡の晴れ間を祈ることにする。
10/9 0:36
山荘内部。いま9:40。
山頂天気予報、というのが貼ってあった。
6-12時は雪のち霧、12-18時は霧のち晴れという予測だったと思う。
ここから南岳小屋まで3時間程度。
槍を12時に降りてくれば間に合うから、11時までここで粘って、奇跡の晴れ間を祈ることにする。
山頂天気予報、というのが貼ってあった。
6-12時は雪のち霧、12-18時は霧のち晴れという予測だったと思う。
ここから南岳小屋まで3時間程度。
槍を12時に降りてくれば間に合うから、11時までここで粘って、奇跡の晴れ間を祈ることにする。
ラーメンを頂く。千円也。冷え気味の体に浸みる。うまい。
麺がちょっといただけないなどと文句は言うまい。
温度差で、カメラのレンズが曇っている。
10/9 0:36
ラーメンを頂く。千円也。
冷え気味の体に浸みる。うまい。
麺がちょっといただけないなどと文句は言うまい。
温度差で、カメラのレンズが曇っている。
冷え気味の体に浸みる。うまい。
麺がちょっといただけないなどと文句は言うまい。
温度差で、カメラのレンズが曇っている。
室内と外の中間にあった寒暖計。
8度。外は氷点下だと誰かが言っていた。
8度。外は氷点下だと誰かが言っていた。
最後のハシゴ。
左側が登り、右が下りのハシゴ。
コイツを登り切ると、
左側が登り、右が下りのハシゴ。
コイツを登り切ると、
ほこら。
世界が平和でありますように。
あの子となんとかなりますように。
世界が平和でありますように。
あの子となんとかなりますように。
頂上は混雑＆大写真大会。
カメラマンやらせられた。
遺影にするというおばちゃんがいたので頑張った。
カメラマンやらせられた。
遺影にするというおばちゃんがいたので頑張った。
小屋着。
北鎌登ってきた、というおじいちゃんがいた。
私も次は北鎌だ。
北鎌登ってきた、というおじいちゃんがいた。
私も次は北鎌だ。
小休止して南岳小屋に向かう。穂高岳9kmと書いてあるが、これは高低差を考慮しない地図上の距離だろうか？
南岳小屋からキレット越えて穂高岳山荘に行くのに一日かかった。
仮に南岳小屋まで4kmとして、キレット通過は時速0.5km程度しか出ないのか。恐るべし。
10/9 0:36
小休止して南岳小屋に向かう。
穂高岳9kmと書いてあるが、これは高低差を考慮しない地図上の距離だろうか？
南岳小屋からキレット越えて穂高岳山荘に行くのに一日かかった。
仮に南岳小屋まで4kmとして、キレット通過は時速0.5km程度しか出ないのか。恐るべし。
穂高岳9kmと書いてあるが、これは高低差を考慮しない地図上の距離だろうか？
南岳小屋からキレット越えて穂高岳山荘に行くのに一日かかった。
仮に南岳小屋まで4kmとして、キレット通過は時速0.5km程度しか出ないのか。恐るべし。
左が槍平方向の斜面。こちらでは無く、千丈乗越から西鎌経由で来て良かった、というのが全員一致の感想。
ガスで何も見えてないくせに自己肯定している。みんな幸せである。
10/9 0:36
左が槍平方向の斜面。
こちらでは無く、千丈乗越から西鎌経由で来て良かった、というのが全員一致の感想。
ガスで何も見えてないくせに自己肯定している。みんな幸せである。
こちらでは無く、千丈乗越から西鎌経由で来て良かった、というのが全員一致の感想。
ガスで何も見えてないくせに自己肯定している。みんな幸せである。
登り切って振り返ると、
若干日が差していて、期待感を煽る。
見たいなあ。槍の雄姿。
若干日が差していて、期待感を煽る。
見たいなあ。槍の雄姿。
と思うが何も無いので、歩を進める。
写真取り忘れたが、左側の旧道はかなり怖い感じだった。
写真取り忘れたが、左側の旧道はかなり怖い感じだった。
目を上げると、東鎌尾根。
アレが見えているということは、左に辿れば槍なのだから、見えてもおかしくない。
アレが見えているということは、左に辿れば槍なのだから、見えてもおかしくない。
もうちょっと感があるんだけど、なかなか成就しない。
しょうがないので登る。
しょうがないので登る。
着いた。南岳。小屋はすぐなので、晴れ間を待ってみるという選択肢もあるが、さっきから肩すかしでチラ見せもしてくれないので、潔く降りて明日に賭けることにする。
10/9 0:37
着いた。南岳。
小屋はすぐなので、晴れ間を待ってみるという選択肢もあるが、さっきから肩すかしでチラ見せもしてくれないので、潔く降りて明日に賭けることにする。
小屋はすぐなので、晴れ間を待ってみるという選択肢もあるが、さっきから肩すかしでチラ見せもしてくれないので、潔く降りて明日に賭けることにする。
酒盛りを始めて盛り上がり始め、Oさんが追加のビールを買いに行くと、手ぶらで走って戻ってきた。「飲んでる場合じゃ無い、外に出ろ」と小屋の人に言われたらしい。なんと商売っ気の無いことよ。しかし私も走って外に飛び出す。
10/9 0:37
酒盛りを始めて盛り上がり始め、Oさんが追加のビールを買いに行くと、手ぶらで走って戻ってきた。「飲んでる場合じゃ無い、外に出ろ」と小屋の人に言われたらしい。なんと商売っ気の無いことよ。
しかし私も走って外に飛び出す。
しかし私も走って外に飛び出す。
で、獅子鼻までダッシュ。
会社に遅刻しそうでもこんなには走らない。
会社に遅刻しそうでもこんなには走らない。
が・・・・駄目っ・・・・・！数分遅かったらしい。
いやー、見えた、今日はこれで終わりだな、
と言いながら降りていく人の背を見ながら呆然とする。
なんか見えてるが、あれだけじゃね。
10/9 0:37
が・・・・駄目っ・・・・・！
数分遅かったらしい。
いやー、見えた、今日はこれで終わりだな、
と言いながら降りていく人の背を見ながら呆然とする。
なんか見えてるが、あれだけじゃね。
数分遅かったらしい。
いやー、見えた、今日はこれで終わりだな、
と言いながら降りていく人の背を見ながら呆然とする。
なんか見えてるが、あれだけじゃね。
この日は消灯後21:15分くらいまで飲んでいたか。途中、タバコを吸いに行ったOさんが、
おまえら外見てこい、というので外に出ると、満天の星空。
これはセルフタイマーでカメラを机の上に放り投げて撮ったもの。
たぶん天の川が写っていると思われる。
Sさんは流れ星みたとのこと。
いやー、寝る前に良いもの見せてもらった。
1
10/9 0:37
この日は消灯後21:15分くらいまで飲んでいたか。
途中、タバコを吸いに行ったOさんが、
おまえら外見てこい、というので外に出ると、満天の星空。
これはセルフタイマーでカメラを机の上に放り投げて撮ったもの。
たぶん天の川が写っていると思われる。
Sさんは流れ星みたとのこと。
いやー、寝る前に良いもの見せてもらった。
途中、タバコを吸いに行ったOさんが、
おまえら外見てこい、というので外に出ると、満天の星空。
これはセルフタイマーでカメラを机の上に放り投げて撮ったもの。
たぶん天の川が写っていると思われる。
Sさんは流れ星みたとのこと。
いやー、寝る前に良いもの見せてもらった。
【三日目】朝5時。
写真では分からないが、星空が見えていたと思う。
小屋の中では、だいぶ前からみんなごそごそやっている。
テントの人たちも起き出している。
10/9 0:37
【三日目】
朝5時。
写真では分からないが、星空が見えていたと思う。
小屋の中では、だいぶ前からみんなごそごそやっている。
テントの人たちも起き出している。
朝5時。
写真では分からないが、星空が見えていたと思う。
小屋の中では、だいぶ前からみんなごそごそやっている。
テントの人たちも起き出している。
5:26。
南岳に向かっている。もうだいぶ明るい。
日の出は5:50とのこと。
南岳に向かっている。もうだいぶ明るい。
日の出は5:50とのこと。
昨日切望していた槍の雄姿がくっきりと。
うーん、美しい＆よく歩いた。
うーん、美しい＆よく歩いた。
まん中ちょい右が大天井岳、ちょい左手前のどれかが燕、
その奥は妙高・火打あたりの山塊だと思われる。
その奥は妙高・火打あたりの山塊だと思われる。
手前台形の左でちょいとんがってるのが蝶ヶ岳、まん中奥は八ヶ岳、右奥には富士山も見える。
南岳小屋。見えてない大キレットを通過して左のギザギザが北穂、涸沢岳を経由して奥に控えるのが奧穂、右のとんがったのがロバの耳で、ジャンがあって西穂に続く。
右奥のカッチョイイのが乗鞍で、その奥は御岳。
2
10/9 0:37
南岳小屋。
見えてない大キレットを通過して左のギザギザが北穂、涸沢岳を経由して奥に控えるのが奧穂、右のとんがったのがロバの耳で、ジャンがあって西穂に続く。
右奥のカッチョイイのが乗鞍で、その奥は御岳。
見えてない大キレットを通過して左のギザギザが北穂、涸沢岳を経由して奥に控えるのが奧穂、右のとんがったのがロバの耳で、ジャンがあって西穂に続く。
右奥のカッチョイイのが乗鞍で、その奥は御岳。
そして笠ヶ岳の尾根に戻る。
360°遮るものナシ。
日頃の行いの良さがやっと報われている。
360°遮るものナシ。
日頃の行いの良さがやっと報われている。
薬師方面。左奥の黒部五郎と右奥の薬師の間にピークが3つあるが、
たぶん左から、双六、樅沢(もみさわ)岳、三俣蓮華岳だと思っている。
10/9 0:38
薬師方面。
左奥の黒部五郎と右奥の薬師の間にピークが3つあるが、
たぶん左から、双六、樅沢(もみさわ)岳、三俣蓮華岳だと思っている。
左奥の黒部五郎と右奥の薬師の間にピークが3つあるが、
たぶん左から、双六、樅沢(もみさわ)岳、三俣蓮華岳だと思っている。
小屋に戻ってきた。
置いてきぼりにしておまえらばっかり楽しんで来やがって、とすねている様にも見える。
置いてきぼりにしておまえらばっかり楽しんで来やがって、とすねている様にも見える。
大キレット。まん中の尾根まで一気に落ちて、左の北穂まで一気に上がる。
許されるものならば、今すぐ休暇届け出して、また通過したい。
1
10/9 0:38
大キレット。
まん中の尾根まで一気に落ちて、左の北穂まで一気に上がる。
許されるものならば、今すぐ休暇届け出して、また通過したい。
まん中の尾根まで一気に落ちて、左の北穂まで一気に上がる。
許されるものならば、今すぐ休暇届け出して、また通過したい。
朝飯。いま6:30。
みんな出払っていて、我々はほとんど最後の組。
みそ汁ぬるい以外は文句は無い。
みんな出払っていて、我々はほとんど最後の組。
みそ汁ぬるい以外は文句は無い。
View Pointの案内。これはありがたい。いまこれを書くのにすごく役立った。
さっきの怖いところで写真を撮っている人は、
常念平の崖を下っていったようだ。
1
10/9 0:38
View Pointの案内。これはありがたい。
いまこれを書くのにすごく役立った。
さっきの怖いところで写真を撮っている人は、
常念平の崖を下っていったようだ。
いまこれを書くのにすごく役立った。
さっきの怖いところで写真を撮っている人は、
常念平の崖を下っていったようだ。
右手方向。南岳新道は、いったん、谷筋に降りてから尾根筋に戻るらしい。
昨日、小屋のどこかに貼ってあるのを見た。
これを進んで、
昨日、小屋のどこかに貼ってあるのを見た。
これを進んで、
振り返る。一件攻略不能に見えるが、右側の崖をトラバースして降りてきた。
登り切ると、尾根のハイマツ帯に、木道が付けてある。
とても気持ちが良い。
とても気持ちが良い。
奧穂方面。奧穂本体はもう見えていない。
かろうじてジャンダルムが見えている。
かろうじてジャンダルムが見えている。
薬師方面。薬師ももうすぐおさらばか。右に、おそらく鷲羽が見えてきている。
その右に、たぶん黒岳(水晶岳)がチラ見えしている。黒いからあってると思う。
1
10/9 0:38
薬師方面。
薬師ももうすぐおさらばか。右に、おそらく鷲羽が見えてきている。
その右に、たぶん黒岳(水晶岳)がチラ見えしている。黒いからあってると思う。
薬師ももうすぐおさらばか。右に、おそらく鷲羽が見えてきている。
その右に、たぶん黒岳(水晶岳)がチラ見えしている。黒いからあってると思う。
ここは本当に歩いていて気持ちが良かった。昨日のおっちゃんは、南岳新道は登りに使うもんじゃない、
と言ってたが、この区間は登りでも気持ちいいと思われる。
汗が引いてテンションも上がりそう。
10/9 0:38
ここは本当に歩いていて気持ちが良かった。
昨日のおっちゃんは、南岳新道は登りに使うもんじゃない、
と言ってたが、この区間は登りでも気持ちいいと思われる。
汗が引いてテンションも上がりそう。
昨日のおっちゃんは、南岳新道は登りに使うもんじゃない、
と言ってたが、この区間は登りでも気持ちいいと思われる。
汗が引いてテンションも上がりそう。
何やら注意書き。下半分は、その場でも読むのに苦労したが、
「下りの方へ これからムチャクチャ急な下りの始まりです云々」
と書いてある。
10/9 0:38
何やら注意書き。
下半分は、その場でも読むのに苦労したが、
「下りの方へ これからムチャクチャ急な下りの始まりです云々」
と書いてある。
下半分は、その場でも読むのに苦労したが、
「下りの方へ これからムチャクチャ急な下りの始まりです云々」
と書いてある。
そのムチャクチャを降りていく。
急なはずなのだが、実はこの先もっと嫌な箇所が出てくるので、このあたりはあまり覚えていない。
急なはずなのだが、実はこの先もっと嫌な箇所が出てくるので、このあたりはあまり覚えていない。
霜柱。
頂上付近は、フリーズドライみたいな霜柱だったが、このへんはウェッティである。
頂上付近は、フリーズドライみたいな霜柱だったが、このへんはウェッティである。
これはどうなのか。
昨日のおっゃんが、「腐ったハシゴ」というのはこれかと思ったが、これは序曲に過ぎないのであった。
昨日のおっゃんが、「腐ったハシゴ」というのはこれかと思ったが、これは序曲に過ぎないのであった。
このあたりから、ハシゴ祭りと同時開催の、滑る石祭りが始まる。声の大きい関西弁の夫婦が先行しているのだが、下からときおり悲鳴と文句が聞こえてくる。
1
10/9 0:38
このあたりから、ハシゴ祭りと同時開催の、滑る石祭りが始まる。
声の大きい関西弁の夫婦が先行しているのだが、下からときおり悲鳴と文句が聞こえてくる。
声の大きい関西弁の夫婦が先行しているのだが、下からときおり悲鳴と文句が聞こえてくる。
足下に集中しているのだが、思い出してまわりを見ると、景色は良い。
やはりぐずぐずのハシゴさん。というか階段か？夏目漱石だと、今で言う階段に「梯子」とあてていた気がするからどっちでもいいか、とか思った。
10/9 0:39
やはりぐずぐずのハシゴさん。というか階段か？
夏目漱石だと、今で言う階段に「梯子」とあてていた気がするからどっちでもいいか、とか思った。
夏目漱石だと、今で言う階段に「梯子」とあてていた気がするからどっちでもいいか、とか思った。
ここで、ちょっと道を失った。写真を撮っていたのでかなり遅れていて、コレを降りるのかと思って降りていったら、難しい箇所に出た。
下にSさんが見えたので聞いてみると、そこ、道じゃ無い、ですって。
登り返して元の道に戻る。
10/9 0:39
ここで、ちょっと道を失った。
写真を撮っていたのでかなり遅れていて、コレを降りるのかと思って降りていったら、難しい箇所に出た。
下にSさんが見えたので聞いてみると、そこ、道じゃ無い、ですって。
登り返して元の道に戻る。
写真を撮っていたのでかなり遅れていて、コレを降りるのかと思って降りていったら、難しい箇所に出た。
下にSさんが見えたので聞いてみると、そこ、道じゃ無い、ですって。
登り返して元の道に戻る。
ハシゴさん。
このへんは、ハシゴが障害物のようになっている。
ハシゴ避けるのが正解、というケースが多い。
このへんは、ハシゴが障害物のようになっている。
ハシゴ避けるのが正解、というケースが多い。
これもハシゴ。この造形は見覚えがある。
去年新穂高から穂高に登ったとき、この天然の枝分かれを使ったハシゴが多かった。
岐阜側の職人さんの苦労が偲ばれて、いままでのハシゴに対する文句も許せる気になってくる。いろんな事情があるのだろうな。
繰り返しになるが、このハシゴは好き。
10/9 0:39
これもハシゴ。
この造形は見覚えがある。
去年新穂高から穂高に登ったとき、この天然の枝分かれを使ったハシゴが多かった。
岐阜側の職人さんの苦労が偲ばれて、いままでのハシゴに対する文句も許せる気になってくる。いろんな事情があるのだろうな。
繰り返しになるが、このハシゴは好き。
この造形は見覚えがある。
去年新穂高から穂高に登ったとき、この天然の枝分かれを使ったハシゴが多かった。
岐阜側の職人さんの苦労が偲ばれて、いままでのハシゴに対する文句も許せる気になってくる。いろんな事情があるのだろうな。
繰り返しになるが、このハシゴは好き。
ハシゴ祭り、終了の模様。
そうだ、滑る石祭りは、どっかで既に終了している。
そうだ、滑る石祭りは、どっかで既に終了している。
ハシゴ劣化のお知らせ。
下りにも、この情報欲しかった。
ハシゴ信用するなとのこと。
下りにも、この情報欲しかった。
ハシゴ信用するなとのこと。
着きました。
この日は、小屋じまいをしていて、ビールも売っていない。
この日は、小屋じまいをしていて、ビールも売っていない。
しょうがないので、テラスに座って、持って来た梨をみんなで食いました。うまかった。
我々にすると単なるひなたぼっこだが、槍平から見ると、最後の暖かい日照を楽しむ人たち、となるのかもしれない。
10/9 0:39
しょうがないので、テラスに座って、持って来た梨をみんなで食いました。
うまかった。
我々にすると単なるひなたぼっこだが、槍平から見ると、最後の暖かい日照を楽しむ人たち、となるのかもしれない。
うまかった。
我々にすると単なるひなたぼっこだが、槍平から見ると、最後の暖かい日照を楽しむ人たち、となるのかもしれない。
槍平小屋の玄関から。一昨日、ここで夜中にOさんと稜線上にあかりを見て、穂高岳山荘と推測したが、ここからは北穂しか見えないとのこと。
10/9 0:39
槍平小屋の玄関から。
一昨日、ここで夜中にOさんと稜線上にあかりを見て、穂高岳山荘と推測したが、ここからは北穂しか見えないとのこと。
一昨日、ここで夜中にOさんと稜線上にあかりを見て、穂高岳山荘と推測したが、ここからは北穂しか見えないとのこと。
中央のとんがったのが、たぶん蒲田富士で、方向的にはその後に奧穂があると、小屋の人が教えてくれた。
登りの時にも気づいていたが撮り忘れていた。岩場にシェルター状の休息地があって、汚すなよ、という案内。
非常時に逃げ込んだ先が糞尿まみれだったら嫌なので、納得の注意書き。
10/9 0:39
登りの時にも気づいていたが撮り忘れていた。
岩場にシェルター状の休息地があって、汚すなよ、という案内。
非常時に逃げ込んだ先が糞尿まみれだったら嫌なので、納得の注意書き。
岩場にシェルター状の休息地があって、汚すなよ、という案内。
非常時に逃げ込んだ先が糞尿まみれだったら嫌なので、納得の注意書き。
私も頑張ってみたが、良い写真は撮れず。
暗いときにテクニシャンが撮ると、面白くなるのかも知れない。
暗いときにテクニシャンが撮ると、面白くなるのかも知れない。
白出沢についた。いろいろ端折ったが、そこそこ歩かされている。
ただ、うんざりする下り、というのは想定していて、みんな前週に何らかの訓練しているので、みんなの顔色は普通。すばらしい。
10/9 0:39
白出沢についた。
いろいろ端折ったが、そこそこ歩かされている。
ただ、うんざりする下り、というのは想定していて、みんな前週に何らかの訓練しているので、みんなの顔色は普通。すばらしい。
いろいろ端折ったが、そこそこ歩かされている。
ただ、うんざりする下り、というのは想定していて、みんな前週に何らかの訓練しているので、みんなの顔色は普通。すばらしい。
なんか書いてある。下には、見えにくいが、槍平小屋のスタッフは愛想が悪いと書き足してある。
そうだっけ？と思ったが、Oさんは納得していた。
10/9 0:39
なんか書いてある。
下には、見えにくいが、槍平小屋のスタッフは愛想が悪いと書き足してある。
そうだっけ？と思ったが、Oさんは納得していた。
下には、見えにくいが、槍平小屋のスタッフは愛想が悪いと書き足してある。
そうだっけ？と思ったが、Oさんは納得していた。
もう一度奧穂方面。
雪と紅葉を見ながら登って降りてきたけど、ここは夏のたたずまい。
雪と紅葉を見ながら登って降りてきたけど、ここは夏のたたずまい。
これは、我々を追い越していった女性二人が、あまりに同じ装備で色違いだったので面白くて撮っている。
ショートカットせず、林道を降りていく。両方通ってみたが、近道するかしないかについては、いまのところ「気分次第」でいいと思う。ここから上のしんどさに比べると些細な問題。
10/9 0:40
ショートカットせず、林道を降りていく。
両方通ってみたが、近道するかしないかについては、いまのところ「気分次第」でいいと思う。ここから上のしんどさに比べると些細な問題。
両方通ってみたが、近道するかしないかについては、いまのところ「気分次第」でいいと思う。ここから上のしんどさに比べると些細な問題。
ロープウェイ登って(ここは荷物検査があって、荷物代100円取られた。それでも計300円)、
撮影機器：
感想
危なっかしい天気だったが、3日目に槍を見られたので文句なし。
今年の北アの紅葉は素晴らしいみたいですが、我々もたっぷり堪能しました。
詳細は写真のコメント参照。
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