記録ID: 235363
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
日程 | 2012年10月14日(日) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
矢立石登山口 10台
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
5:00矢立石登山口-5:55日向山6:07-7:10駒岩7:20-8:14大岩山8:32-8:55大岩山のコル-9:37標高2301mピーク9:42-10:12烏帽子岳のコル10:22-11:13烏帽子岳11:38-11:48三ツ頭-12:12六合目小屋12:16-13:31甲斐駒ヶ岳13:50-14:42七丈第一小屋15:12-16:07刀利天狗-17:04分岐点-17:47尾白川渓谷駐車場
歩行時間 登り 7時間7分、下り 3時間27分、行動時間 12時間47分
標準コースタイム 登り 13時間半、下り 5時間40分(大岩山〜烏帽子岳 再整備後の3時間半で計算)
歩行時間 登り 7時間7分、下り 3時間27分、行動時間 12時間47分
標準コースタイム 登り 13時間半、下り 5時間40分(大岩山〜烏帽子岳 再整備後の3時間半で計算)
コース状況/ 危険箇所等 | ●矢立石登山口〜日向山 ハイキングコース。ナイトハイクでも迷うことはなし。 ●日向山〜大岩山 確かに点線ルートではあると思う。やや分かりにくい箇所があるが、歩き慣れていれば道と分かるだろう。日向山の砂地の下りの先、日向山下山道と書いてあるところが鞍掛山へ向かう尾根への取り付きです。 ●大岩山〜烏帽子岳 大岩山の下りは鎖、ロープ、梯子が整備されたが、その先はバリエーションルートのまま。かつての踏跡が半分以上残っているので利用できるところは利用しましょう。特に危険箇所はありませんが、稜線の藪が五月蝿いときは基本的に右側に降りて巻くこと。烏帽子岳への直登で一箇所両側が切り立っているところがありますが、ここも右を巻きます。 下りで利用するときは烏帽子中尾根に入って行かないように、烏帽子岳から下り始めたらすぐに左の方に入っていってしまった方がいいと思います。 ●烏帽子岳〜三ツ頭 登山地図には書いてありませんが、はっきりとした踏跡がついています。 ●三ツ頭〜甲斐駒ヶ岳 点線ルート。確かに点線ルート。しかし日向八丁尾根をクリアした人には問題ないでしょう。危険箇所はありません。 ●黒戸尾根 何処が日本三大急登なのか全く分かりませんでした。むしろ南アルプスの中でも最大レベルのだらだらさではないでしょうか?だらだらし過ぎていて登りで使うと精神的にきつそうです。 |
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過去天気図(気象庁) |
2012年10月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by Evergreen
念願の廃道日向八丁尾根での甲斐駒ヶ岳日帰り登頂に成功しました。
研究が忙しく3時間睡眠しか取れずでの藪漕ぎ込みの標高差2500mのバリエーションルートは相当に厳しく、甲斐駒ヶ岳の最後の登りでややバテましたが、烏帽子岳山頂に到達したとき、甲斐駒ヶ岳山頂に到達したとき、駐車場まで降りてきたときには非常に大きな達成感が得られました。
kamatsukaとは矢立石登山口で別れ、七丈小屋で合流しました。完全に先に行っていると思ったのですが、まさか後ろにいるとは思いませんでした。黒戸尾根の登りが精神的に辛かったとkamatsukaがいっていたのですが、その理由は下ってみて分かりました。これは七丈小屋でkamatsukaと合流していなかったら僕も下りでも精神的にキツかったでしょう。結局下山は日没30分後となってしまいましたが、ヘッドライトを点灯せずに下山できてよかったです。これも目標の一つだったので。
南アルプスはこれからバリエーションルートをガンガン登って行こうと思っているので、その足がかりくらいにはなったかな?今でも大きな達成感を感じております。
研究が忙しく3時間睡眠しか取れずでの藪漕ぎ込みの標高差2500mのバリエーションルートは相当に厳しく、甲斐駒ヶ岳の最後の登りでややバテましたが、烏帽子岳山頂に到達したとき、甲斐駒ヶ岳山頂に到達したとき、駐車場まで降りてきたときには非常に大きな達成感が得られました。
kamatsukaとは矢立石登山口で別れ、七丈小屋で合流しました。完全に先に行っていると思ったのですが、まさか後ろにいるとは思いませんでした。黒戸尾根の登りが精神的に辛かったとkamatsukaがいっていたのですが、その理由は下ってみて分かりました。これは七丈小屋でkamatsukaと合流していなかったら僕も下りでも精神的にキツかったでしょう。結局下山は日没30分後となってしまいましたが、ヘッドライトを点灯せずに下山できてよかったです。これも目標の一つだったので。
南アルプスはこれからバリエーションルートをガンガン登って行こうと思っているので、その足がかりくらいにはなったかな?今でも大きな達成感を感じております。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 甲斐駒ヶ岳 (2967m)
- 日向山 (1660m)
- 駒岩 (2029m)
- 矢立石登山口 (1120m)
- 尾白川渓谷駐車場 (770m)
- 笹の平分岐
- 五合目小屋跡
- 七丈小屋 (2370m)
- 刀利天狗 (2049m)
- 刃渡り
- 八合目御来迎場
- 大岩山 (2319m)
- 千ヶ淵
- 雁ヶ原 (1644m)
- 六合石室 (2520m)
- 竹宇駒ヶ岳神社 (770m)
- 三ッ頭 (2589m)
- 烏帽子岳 (2594m)
- 屏風小屋跡 (2130m)
- 中ノ尾根分岐
- 雁ヶ原・錦滝分岐
- 日向山(雁ヶ原・山頂標識側) (1660m)
- 錦滝分岐 (1589m)
- 駒ヶ岳神社本宮 (2936m)
- 日向山・鞍掛山分岐
- 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
- 黒戸山 (2254m)
- 水場(六合目小屋)
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この記録へのコメント
投稿数: 840
甲斐駒ヶ岳を見たことのない角度の写真、新鮮ですね。
43番目の写真ですが、パッと見た時に北岳かと思っていました
しかし、日向八丁尾根から黒戸尾根へと、2年前くらいから憧れのルートです。
この夏、一度駒薙まで探検に行きましたが、全部一気に歩くのに勇気がでません(おそらく1泊になると思いますし)。
とても参考になるレポ、どうもありがとうございます!
投稿数: 3367
それにこのルート、私は初めて知りました。
レコではみたことがないような、、、。
しかしこれを日帰りとは、恐るべしです。
投稿数: 267
初めまして。以前より山行記録はちょくちょく覗かせていただいています。
夏や冬にこの角度から見てどう感じるかは分かりませんが、少なくとも秋にはこの角度から見る甲斐駒ヶ岳もいいものだなと感じました。見事なピラミッドで、北岳と見違えたというのも分からなくもありません。
>一泊
六合石室に泊まれば十分可能だと思います!日帰りは時間的にも体力的にも少し厳しいですし、やや勿体無い気もします。
投稿数: 267
実は昨年Futaroさんも逆回りで日帰りで歩かれていますよ。Futaroさんの日帰りは相変わらず凄まじいものがありますがw
南アルプスで山と高原地図に尾根の名前が載っているところは殆どはかつて登山道があったところなので、気になったら色々と調べてみるのもいいかもしれません。
>これを日帰りとは
他の人のタイムを見て、大岩山〜烏帽子岳が2時間半くらいで抜けられそうだと分かったのでトライしてみました。他の人のタイムを参考にできなければ、とても日帰りする気にはなりませんでしたね。
投稿数: 99
甲斐駒は7日でした。
黒戸尾根の登りはキツイですよ。
今年は特に『えらかった』です。
日向八丁尾根もチャレンジしたいのですが、単独ではなかなか踏ん切りがつきません。
こんどご一緒したいです
投稿数: 267
甲武信とは渋いですねー。
黒戸尾根大変だったみたいですね。急登ではないと思いますが、あの凄まじい長さには驚きました。
日向八丁尾根、いつになるかは分かりませんが、もう一度訪れる計画はあります。次は釜無川〜大岩山北尾根〜日向八丁尾根〜鋸岳〜釜無川とする予定ですが、それでもよろしければw
その前にこれで出会って一年となるので、何処かgryffonさんとはご一緒しておきたいものですが。
投稿数: 99
予定が合えばお願いします
投稿数: 267
南アでしたら来週は分かりませんが、再来週には訪れると思います。それ以降だと12月になりますかねー。
メッセージ送っておきます。
投稿数: 208
達成感を得られた場所、全く同感です。また、自分も六合石室から甲斐駒ケ岳までが、辛く長く感じました。
またいつか、ゆっくりと行ってみたいところです。
お疲れ様でした。
投稿数: 267
はじめまして。
8rukiさんの通過タイムは僕の理想と概ね一致していたので非常に参考にさせていただきました。ありがとうございます。
日向八丁尾根を通過してきた後だからかもしれませんが、六合石室から甲斐駒ヶ岳は短いように見えて長く感じますよね。
僕もまた今度、今度は鋸岳方面を目指して登りたいものです。