燕岳ー大天井岳ー常念岳ー蝶ヶ岳
- GPS
- 53:55
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,914m
- 下り
- 2,862m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:00
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:29
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
ようやく天気が良くなりそうだったので三日前から計画を練り遠征することにした。コースは調整があまりうまくいかなかったので少し軽めにした。
前日に広島から青春18切符を使い松本入りした。早朝穂高までJRで行き、バスに乗り着いた中房温泉は曇天だった。
早速登り始めるが根が覆う急な登り坂が続き、途中荷物用リフトを見ると、乗せて欲しいなどと思ったりした。途中我慢できずおにぎりを二つ食べた。合戦小屋に着く頃には、ようやく坂道に慣れて来た。
燕山荘にはよらず、そのまま燕岳を目指す。この辺りは奇岩が多く飽きない。燕岳頂上ではあまり眺めが良くなく、たまにガスの晴れ間から遠景が見えたりした。燕山荘手前で急に雨が強く降って来たので、雨宿りを兼ねて豚汁を食べた。スマホで雨雲レーダーを確認すると小一時間で雨が上がることが分かり、又先に行くほど天気が良くなりそうだったので、雨が上がりそうな時間に出発することにした。初め小雨が降っていたがすぐに止み、雨雲レーダー恐るべしと思った。尾根歩きは今までのような修行のような苦しさはなく、時折りある登り坂もすぐに終わるし、たまの遠景や奇岩を楽しめた。最後の大天井への登りは流石に辛かったが思ったり標高差が無くて助かった。大天山荘でチェックインして部屋に荷物を置いて、山頂に向かった。眺めは相変わらずイマイチだった。
大天山荘に戻り部屋で少し休んだ。こちらはコロナ対策でシーツか寝袋持参しなくては行けなく、シーツを買うと言う予想外の出費となった。部屋は一人部屋で、カプセルホテルのような感じだった。ここの夕食は凝っていて美味しかった。又、山頂付近にもかかわらず、かなり下から水を汲み上げているらしく、水は豊富だった。ところで本日の飲料の消費量は500ml無いと言う、かなりの省エネだった。やはり日差しによる影響が大きい。次の宿を予約しようと蝶ヶ岳ヒュッテに電話するが満員だと断られてしまった。手前の宿にするか槍ヶ岳方面に行くか悩んだが、今回は常念岳、蝶ヶ岳に登ろうと思っていたことを思い出し、当初よりかなり手前の常念小屋に泊まることにした。夜中に目が覚め大天井岳に登ると晴れており、明日の眺めに期待が持てそうだった。
二日目の4時半頃から騒がしくなったので、日の出に合わせて山頂に登ると、空は薄曇りだったが、地面との際は晴れており、日の出を拝むことが出来た。又、眺めが良く主だった山はクリアに見ることができた。朝飯を食べ、本来なら出発なのだが今日の山行は短いので少し眠ることにした。この区間は登りはなだらかで、下りは急で日差しもないけど眺めが良いと言う、自分には最高の条件だった。と思って歩いていると、あっと言う間にゴール間近となってしまったがゴール手前に想定コースを外れて横通岳というのがあり標高差も大したことがなかったので登った。砂の登りにくい山だったが眺めは良く、楽しめる山だった。そこから降ると常念小屋に着いてしまった。外は晴れて暑いので、部屋に入ると肌寒かった。部屋は顔の辺りだけ固定式の四人部屋なのだが今日は三人なので真ん中の仕切りが邪魔だった。
三日目は、いきなりの急坂で常念岳に登るため気を削がれたが天気は良く、今日も眺めは最高だった。常念岳の頂上の眺めも最高だった。常念岳と蝶ヶ岳の間は湿っぽい森林部で虫が多いのが嫌だったが花が咲く場所が多かった。蝶ヶ岳山系の頂上部は眺めが良く、ほぼ全ての箇所で槍穂高が見えた。蝶ヶ岳を越えると森林部になるがこちらは大樹が多く、そのぶん虫はいくぶん少なかったので良かった。徳沢までは長い降りで、最後には足が悲鳴をあげていたが何とか登山口にたどり着くことが出来た。とりあえず時間も良かったので休憩も兼ねてカレーを食べた。そこからは長いダラダラ道を上高地バスターミナルまで歩いた。やすい宿が見つかったので平湯でのんびりすることにした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する