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Yamareco

記録ID: 2482289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

風雨の五竜〜鹿島槍と、自転車移動

2020年08月06日(木) 〜 2020年08月08日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
49:41
距離
22.0km
登り
2,483m
下り
2,705m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:33
休憩
0:06
合計
4:39
8:59
3
スタート地点
9:02
9:02
63
10:05
10:06
19
10:25
10:26
37
11:03
11:05
57
12:02
12:04
87
13:31
13:31
4
13:35
13:35
3
13:38
宿泊地
2日目
山行
8:28
休憩
1:05
合計
9:33
5:34
72
宿泊地
6:46
6:50
91
8:21
8:23
86
9:49
10:27
11
10:38
10:48
84
12:12
12:18
52
13:10
13:13
43
13:56
13:56
47
14:43
14:45
22
15:07
3日目
山行
4:32
休憩
0:14
合計
4:46
5:55
18
6:13
6:13
39
6:52
6:54
28
7:22
7:25
25
7:50
7:53
32
8:25
8:25
24
8:49
8:49
19
9:08
9:09
34
9:43
9:46
5
9:51
9:53
45
10:38
10:38
3
10:41
ゴール地点
天候 1日目 曇り、やや晴れ
2日目 強風雨・霧
3日目 曇り、やや晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
(行き)扇沢へ自転車積んだクルマで到着。クルマをデポ。
扇沢から白馬五竜テレキャビンまで、自転車で移動。自転車をデポ。

(帰り)縦走後、扇沢でクルマに乗り、白馬五竜で自転車をピックアップ。
コース状況/
危険箇所等
五竜〜鹿島槍でも、道迷い可能性あり。
まずは、ココから自転車でのダウンヒル! 時速60km!!
2020年08月06日 06:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
8/6 6:24
まずは、ココから自転車でのダウンヒル! 時速60km!!
木崎湖、青木湖は、湖面静か
2020年08月06日 06:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/6 6:55
木崎湖、青木湖は、湖面静か
田んぼの中を疾走
2020年08月06日 07:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/6 7:38
田んぼの中を疾走
五竜テレキャビンのエスカルプラザ到達。ご好意で、中の安全なスペースに置かせていただきました。
2020年08月06日 07:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
8/6 7:56
五竜テレキャビンのエスカルプラザ到達。ご好意で、中の安全なスペースに置かせていただきました。
お次は、ゴンドラ&リフト。気分爽快
2020年08月06日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/6 8:29
お次は、ゴンドラ&リフト。気分爽快
登山開始。まずは、小遠見山へのハイキング
2020年08月06日 09:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:55
登山開始。まずは、小遠見山へのハイキング
ここまでは、ハイキングルートで序の口
2020年08月06日 10:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:02
ここまでは、ハイキングルートで序の口
中遠見から大遠見、西遠見へとゆく
2020年08月06日 11:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:04
中遠見から大遠見、西遠見へとゆく
五竜発見
2020年08月06日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/6 11:32
五竜発見
登りやすい道
2020年08月06日 12:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:31
登りやすい道
と思ったら、少しだけ岩場
2020年08月06日 12:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:36
と思ったら、少しだけ岩場
本日も雷鳥さまの群れと遭遇
2020年08月06日 13:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 13:29
本日も雷鳥さまの群れと遭遇
白岳より、五竜山荘
2020年08月06日 13:34撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 13:34
白岳より、五竜山荘
白岳分岐。唐松方面から来る人もチラホラ
2020年08月06日 13:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 13:35
白岳分岐。唐松方面から来る人もチラホラ
山荘到着! 武田の家紋付き。 勿論、あのTシャツをゲットする
2020年08月06日 13:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/6 13:40
山荘到着! 武田の家紋付き。 勿論、あのTシャツをゲットする
五竜晩飯。果物いっぱいじゃ!
2020年08月06日 16:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
8/6 16:52
五竜晩飯。果物いっぱいじゃ!
陽は落ちる
2020年08月06日 18:34撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 18:34
陽は落ちる
山荘横から五竜
2020年08月06日 18:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/6 18:37
山荘横から五竜
白岳から、唐松、白馬
2020年08月06日 18:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 18:43
白岳から、唐松、白馬
白岳から五竜
2020年08月06日 18:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/6 18:45
白岳から五竜
黄昏
2020年08月06日 19:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 19:03
黄昏
闇夜
2020年08月06日 20:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 20:23
闇夜
黎明
2020年08月07日 04:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 4:43
黎明
五竜への登りも鎖多し(楽しい)
2020年08月07日 06:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 6:11
五竜への登りも鎖多し(楽しい)
ここが難関。ストックはしまう
2020年08月07日 06:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 6:32
ここが難関。ストックはしまう
五竜踏破! ここからは、雨風霧の1日でお届けします
2020年08月07日 06:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 6:46
五竜踏破! ここからは、雨風霧の1日でお届けします
連続鎖。G5は、まだ先
2020年08月07日 07:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 7:24
連続鎖。G5は、まだ先
へいへい、登りますとも!
2020年08月07日 07:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 7:33
へいへい、登りますとも!
最低鞍部まで降ってきた。さ、鹿島槍まで登りや
2020年08月07日 08:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 8:44
最低鞍部まで降ってきた。さ、鹿島槍まで登りや
ハシゴの登場
2020年08月07日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 9:36
ハシゴの登場
こんな狭いところに、よくぞ!キレット小屋。風雨が強く、中でカップ麺食べて気合入れ直し。
2020年08月07日 09:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/7 9:44
こんな狭いところに、よくぞ!キレット小屋。風雨が強く、中でカップ麺食べて気合入れ直し。
さて、八峰キレット開始。最初はトラバース地獄
2020年08月07日 10:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:24
さて、八峰キレット開始。最初はトラバース地獄
鎖は続くよどこまでも
2020年08月07日 10:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:25
鎖は続くよどこまでも
ココが核心部と言われるトラバース。足場は狭いが、鎖も取っ掛かりあるので、難易度は高くない
2020年08月07日 10:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:30
ココが核心部と言われるトラバース。足場は狭いが、鎖も取っ掛かりあるので、難易度は高くない
チョイと降るぜ。ハシゴさん
2020年08月07日 10:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:34
チョイと降るぜ。ハシゴさん
まだまだトラバる
2020年08月07日 10:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:36
まだまだトラバる
この八峰キレット、難易度はそう高くないけど、雨で滑り、風で音聞こえず、霧で何もみえんのよね、、精神ダメージ1000ポイント
2020年08月07日 11:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 11:48
この八峰キレット、難易度はそう高くないけど、雨で滑り、風で音聞こえず、霧で何もみえんのよね、、精神ダメージ1000ポイント
距離1メートルで、雷鳥さま。つがいかな?
2020年08月07日 12:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/7 12:06
距離1メートルで、雷鳥さま。つがいかな?
キター
2020年08月07日 12:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 12:13
キター
雪渓も実は見えていた
2020年08月07日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 12:30
雪渓も実は見えていた
ミナミはあれかや
2020年08月07日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 12:46
ミナミはあれかや
鹿島槍ミナミー!
2020年08月07日 13:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 13:05
鹿島槍ミナミー!
鹿島槍から南はガレガレ。
2020年08月07日 13:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 13:09
鹿島槍から南はガレガレ。
下りは安全な道
2020年08月07日 13:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 13:12
下りは安全な道
御花畑も発見
2020年08月07日 13:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 13:35
御花畑も発見
あとひといきやん
2020年08月07日 13:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 13:50
あとひといきやん
着いたーーもうびしょ濡れ、、靴の中が洪水
2020年08月07日 14:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 14:51
着いたーーもうびしょ濡れ、、靴の中が洪水
種池名物のpizzaをここでいただく!
2020年08月07日 15:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
8/7 15:15
種池名物のpizzaをここでいただく!
冷池夕飯。コロナ対策万全の宿で、全て使い捨て型!
2020年08月07日 17:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 17:55
冷池夕飯。コロナ対策万全の宿で、全て使い捨て型!
朝来たる
2020年08月08日 05:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 5:55
朝来たる
大谷原への分岐から冷池
2020年08月08日 06:18撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 6:18
大谷原への分岐から冷池
トップ・オブ・爺
2020年08月08日 07:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 7:21
トップ・オブ・爺
2nd爺。ここから直接、尾根沿いに伝えば、柏原新道(アザミ沢あたり)へ合流できるようだ
2020年08月08日 07:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 7:43
2nd爺。ここから直接、尾根沿いに伝えば、柏原新道(アザミ沢あたり)へ合流できるようだ
爺から、あれに見ゆる種池へ
2020年08月08日 08:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 8:08
爺から、あれに見ゆる種池へ
綺麗な種池山荘
2020年08月08日 08:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 8:24
綺麗な種池山荘
種池から柏原新道。崖崩れ箇所を通過
2020年08月08日 08:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 8:47
種池から柏原新道。崖崩れ箇所を通過
西には、岩小屋沢岳?
2020年08月08日 09:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 9:23
西には、岩小屋沢岳?
あれが扇沢
2020年08月08日 09:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 9:50
あれが扇沢
ラスト降り
2020年08月08日 10:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 10:30
ラスト降り
ゴーーール
2020年08月08日 10:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/8 10:37
ゴーーール
扇沢橋から。犀川へ流れる山上からの水量に圧倒される
2020年08月08日 10:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/8 10:39
扇沢橋から。犀川へ流れる山上からの水量に圧倒される
〆は、信州新町にてジンギスカン街道で!安旨!
2020年08月08日 14:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
8/8 14:50
〆は、信州新町にてジンギスカン街道で!安旨!

感想

8月に行きたかった五竜・鹿島槍。青々として聳え立つ後立の山々をいざ見に登りにゆく!
今回も、縦走に加えて、下界ではロードバイクを用いて、グルリと一周繋ぐ旅に。

(1日目・自転車)
まずは扇沢から出発。クルマからロードバイクを取り出し、信濃大町へのダウンヒルと、五竜テレキャビンまでの湖畔・田園サイクリング。

ダウンヒルは、ワインディングが少なく、60km/hまで出せましたよ。50km超えると涙出てくるわ、、、木崎湖、青木湖は、静かな湖面で鏡のよう。観賞にもアクティビティにもうってつけです。その後は五竜界隈のだだ広い田園のど真ん中を突っ切る。爽快感がはんぱない!!

五竜テレキャビンでは、予め伝えてあったため、きさくなスタッフさん達にスムーズに案内されて、ロードバイクをトクベツな保管場所にデポさせていたたく。何でも、自転車を数日置いて登山するひとって、これまでいなかったみたいで。ご対応いただき感謝感謝です。

(1日目・登山・五竜山荘まで)
さて、ようやくの登り。高山植物園を横目にゴンドラ&リフトを使い、遠見尾根へ。小遠見山までは、一般の人もこれるハイキングルート。そこからも、徐々に高度を上げていく。岩場もほんの少しあり。道は険しくないが、あいにくのガスの中。五竜がどーんと見えるはずだが、たまにうっすらと見えるのみ。
白岳からは、唐松方面を臨める。天気が良ければ唐松岳、白馬(鑓?)も見えます。直ぐに五竜山荘へ到着。コロナ対策で簡易な個人仕切りもある。この日は、夕方以降は晴れ間が差して、夕陽や星空を鑑賞する。

(2日目・五竜山荘〜冷池山荘)
メインの2日目。出発は5時半。曇りの中、五竜岳へ向かう。すぐに雨になり、レイン装備へ。数多く現れた岩場・鎖場は、ストックをしまって通過する。難度も歯応えがでてきた。五竜往復の人は早朝から軽装で行っているようだ。
五竜岳頂上へは、直前の分岐でデポして、数分の空中散歩。ガスも上がってきて、頂上に着くも景色ゼロ。。そそくさ戻って降りの岩場へ。

ココから岩場が続く。雨でけっこう石が滑りやすくなっている。が、足も手も取っ掛かりは十分なので、靴のグリップに頼らず、安定したステップを選んで足を運ぶ。G5の下りが、本日イチバンの難易度だった。おそらく、反対側から登るとそうでもないように思う。

赤岩、口沢のコルを越え、今度は登りに。霧の中、風雨もかなり強くなってきた。対向で来る方に、八峰キレットの様子を聞くと、時間を気にせずゆっくりいけばよい、との情報を得る。そのほか、対向者らと天候について話すと、もう開き直って、涼しいしヒトが少なくて気持ちいい、と割り切ればいい、というポジティブシンキングへ転換を図っている方もいる。(それくらい、どうしようもない天気、、)

コルからの登りは、このルートで最も長い鎖場(20mくらい)を通過する。天気のせいで上部が見づらいが、ルートファインディングを丹念にする。と言いつつ、その後すぐに正規でないルートに入り込み、崖横の狭いトラバースと、ガレた石の急登を余儀なくされる。合流はできたが危ないとこだった。

視界のきかない霧中にいきなり現れるキレット小屋。この岩場だらけの狭いルートに、ココしかない絶妙の位置に良く建てたもんだと感心しつつ、中で一時休息。カップ麺を頼み、小屋の中でいただきました(外にはベンチスペースはない)。小屋主?の方に、この風雨でのキレット越えについて相談。五竜方面からは登りのため、事故は起きない。むしろ、鹿島槍方面からの下りの事故はある、と。
幸い、まだ10時過ぎ。時間はたっぷりある。明日の天気も分からんしな、、少し前に抜かしたソロ2名の方もきて、みな行くことに決定。いざ、八峰へ!

いきなりの急登と鎖場。そして、序盤のトラバースが核心部だという。確かに見た目は、ガレ場の危険なトラバースだが、手は鎖を持ち、足場もきっちり置けるため、難易度は高くない。霧でなかったら、高度感に身を竦むのかもしれないけど。
むしろ、それ以外に沢山ある岩場の登りで滑らないよう細心の注意を払う。確かに下りのが難易度は高そうだ。反対側からくると、冷池から鹿島槍を越えてのキレットだから、体力も消耗していることだろう。今回は、登りで、対向者や渋滞もなかったため、ツライシーンはなく、岩場を楽しむ余裕もでてきた。

鹿島槍の北峰は、分岐から折り返す。この風雨の中、雷鳥に至近の距離で出くわしたりしつつ、天辺へ。もちろんの視界ゼロ。眼前で、頂上標が風で倒れましたよ、、
南峰へも、100メートル登るし、全く見えないため心理的に遠い。ようやく登りきって、頂上標を拝むとスペースも広い。ココから立山・劔を眺めて弁当広げて、昼寝でもするかー、と妄想しつつ、着いて3分で出立。
ココから冷池までは、危険箇所も一切なく、ゆるゆると下る。対向者のヨーロッパ系と思わしきヒトは、この天候でも軽装を貫いてるのはナニかのポリシーなのだろうか、、

テン場から、更に下っていって、山荘着。着くと直ぐに、体温検査(非接触タイプ)。事前に電話予約の際にわかったいたが、冷池(と種池)は、コロナ対策を尽くしている。乾燥室はレインウェアのみ、部屋は人数少なく、個人の簡易仕切りあり、食器類は全て使い捨て、である。
種池名物のピザがココに出張しているので、美味しくいただき、濡れた衣服は、暖房前に座ることで何とか自然に乾かす。(干すのはNG)
先程、キレット小屋で会った方と同部屋。今日みたいなのはもう経験したくはない!とおっしゃっておりましたが、まぁそのくらいひどい天候でした。1日前に不帰キレットも越えてこられたとのことで、今日の天候で、不帰キレットだったらムリだったとも言ってました。同感。

(3日目・冷池山荘〜扇沢)
さて、今日の天気は、曇り&霧&風。鹿島槍は、相変わらずガスの中。今回、全く鹿島槍を拝まなかったな、、
少し登って、大谷原への分岐。このルートも考えたが、爺へ登りたいので、扇沢方面へ。爺ヶ岳北峰も登れるかなと思ってルートを探すも、正規の道は無いようで断念。
中峰が最も高い2670m。さらに、南峰へ。この辺りからようやくガスが取れ始めてきた。ココ南峰から南へ下って柏原新道へ合流する道もありそうだが、下調べしてないので、今回は種池から下るノーマルルートへ。種池山荘は、キレイな朱色で、豪雪対応の三角屋根の小屋。

ココからの下りは、1000mほど下げる。長い下りはいつも、笠ヶ岳の笠新道を思い出して恐怖がよぎるが、柏原新道は、至って平和な下り。落石注意箇所がある以外は、そこらに、看板で場所の名前があり、ほっこりする。富士見坂、水平道、包優道?や、アザミ沢など。アザミ沢で、先程の爺南峰からのルートと合流するのかなと。
途中からは扇沢の人工建物も見えてきて、近くなってくるとバスかトロリーかの案内放送も聞こえる。さらに下って、犀川へ流れる巨大な豪流を横目に、ゴール到着!

クルマへ戻り、葛温泉で汗を流して、五竜のロードバイクを引き取りに戻る。葛温泉は、七倉方面へ少し距離あるが、静かな温泉旅館でココロ落ち着く素晴らしいところ。五竜では、エスカルプラザのスタッフにご丁寧な対応と、楽しい会話をさせていただきました。

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平
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3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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