真夏の雷鳥沢🏕奥大日岳〜大日岳ピストン🥾


- GPS
- 15:46
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
- 山行
- 0:51
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 0:55
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:08
天候 | 8/13、曇りのち雨のち晴れ 8/14、快晴 8/15、曇り。長野側は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
7:00頃駐車場に到着。無料駐車場はいっぱいだったので、扇沢駅に一番近い駐車場に止めたら12時間1000円でした。 扇沢より室堂往復は立山黒部アルペンルート。 行きは8:00出発の便でした。 https://www.alpen-route.com/index.php 往復9210円、5日間有効 雷鳥沢に宿泊。テント1張2泊、2000円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アルペンルートはコロナ対策のために人数制限と除菌を行っていました。 室堂から雷鳥沢までは石畳の階段。 雷鳥沢より奥大日岳までは樹林帯、岩場の登山道。 整備されており歩きやすいが、トラバース路は切れ落ちて道が狭い所があるので注意が必要。 奥大日岳より大日岳は岩場やガレ場、鎖場もあります。 悪天候時は通行注意。 晴れていると剱岳が見えて素晴らしい景色です。 大日小屋は営業していませんでした。 室堂から一の越山荘まで石畳の階段。 一の越から雄山までは急な岩場で悪天候時は注意。 8/15はガスと強風で一の越で撤退しました。 |
その他周辺情報 | みくりが池温泉と雷鳥沢ヒュッテは外来の入浴NG。 ロッジ立山連峰は外来入浴OKでした。 https://www.inkknot.com/yamagoya/04-03.php 大人700円 薬師の湯 http://o-yakushinoyu.com/ 大人750円 アルペンルートのお土産屋さんで割引券をもらいました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
食器
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
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共同装備 |
コッヘル
ライター
計画書
テント
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ファーストエイドキット
|
備考 | 念のため、ポールとチェーンスパイクを持って行きました。 |
感想
コロナ禍の中、例年とは違う夏山。
密にならない、無理をしない山行にしようということで立山行きを計画。
今年はインバウンド客も少ないだろうと予想してアルペンルートで扇沢から室堂まで向かいました。
出発の朝もゆっくりで大丈夫かなぁ…なんて余裕で考えていましたが、前入りしていた同行者からの連絡で乗車の人数制限をやっているので、思ったよりも移動に時間がかかる、切符の販売終了があるとの情報で、結局、始発に間に合うように自宅を出発しました。
7時過ぎに扇沢に到着するとすでに行列。
例年よりも少ない気はするけれど、同じように考えて早朝行動する人たちの列に並びました。
8時のバスで出発しました。
コロナ対策で乗車は余裕のある人数しか乗っていませんでした。
黒部湖に着くと、外は曇り。予想していた嫌な予感が的中したようでした。
雨が降る前にケーブルカーに乗りました。
しかし、黒部平のロープウェイまで来る頃には雨。
室堂に着いて、出発の準備をすると外はガスで小雨が降っていました。
天気予報を見ても、しばらくは雨が止みそうもないので雷鳥沢に向かいます。
天気が悪いのであまり人とはすれ違いませんでした。
石畳の階段を降りていくと、3年前に来た雷鳥沢に到着しました。
以前来た時も同じく夏休み中でしたが、比較するとテントの数が少なく感じました。
受付を済ませて知り合いに合流、テントを設営します。
テントを立て終わったのを狙ったように、雨が降って来ました。
今日は天気が良ければ、別山まで登りに行こうかと計画していましたが、テントの中で宴会することにしました。
しばらくすると雨はやみました。
外に出て、ロッジ立山連峰の温泉♨️に入りに行きます。
以前来た時と受付の場所は変わっていたけれど、温泉の場所は同じで湯の花たっぷりの露天風呂がとても気持ち良かったです。
テントに戻って夕食の準備。
持って来た食材を調理してチーズダッカルビを作りました。
食べ終わる頃にはあたりが暗くなり始め、夕焼けも美しかったです。
やがて辺りが暗くなり、19時半頃就寝。
明日は晴れると良いな❗️
2日目、夜中にトイレに起きると満点の星空でした✨
明け方、テントの中で軽く朝食を食べます。
外へ出て星の撮影をしようとしたけれども、夜中に見えた星空は見えませんでした…
日中は山日和になることを祈り、大日岳へ出発します。
以前来た時に通った分岐まで登り、稜線を目指します。
奥大日岳、大日岳とピストンしてコースタイムは9時間。わたしにとって、なかなかハードな山行です😅
稜線へ出る頃には夜が明けて絶景でした❗️
剱岳もよく見えます。
奥大日岳までは、樹林帯を抜けると岩場とガレ場の道で途中に少し急な所がありました。
稜線まで上がると気持ちの良い登山道で、剱岳と猫又山を右手に見ながら歩きます。
山頂に到着すると、大日小屋と大日岳の山頂が見えましたが道のりはまだまだ長く、アップダウンが続きました。
奥大日岳から大日岳の登山道は険しい道のりでした。
帰りも歩くことを考えると嫌な気分になりますが、急な岩場やガレ場を降り、ハシゴや鎖場までありました。
稜線は同じように劔岳と猫又山が見えて、振り返ると立山の美しい山々。
稜線まで来ると気持ちの良い稜線歩きです🎵
大日小屋まで来ると、ロケーションが良く剱岳がよく見えました。
営業はやっていないとのことでしたがいつか泊まって見たいと思いました。
小屋を過ぎるとまだ登りが続きます。
急な岩場を登り、ようやく見晴らしの良いところまで来ると山頂です。
山頂は人がいなくとても静かで、360°パノラマの景色が見えました。
山頂でお昼休憩にしました。
前方に剱岳が見えて贅沢な景色です。
帰りの下山もまだまだ長いので、お昼を食べて少し休んで出発します。
しばらくするとトレランのランニングする人たちが後から来ました。
行きに通過した道も同じ所を通っているはずなのに帰る頃には新しい景色のように目に映ります。
左手に剱岳、前方に立山を見ながら歩きました。
登った時よりも下りの方が比較的、苦しくないかなぁという印象でした。
奥大日岳まではアップダウンの険しい道のりです。
この時間の登りはかなり堪えて、樹林帯に入って標高が下がると一気に汗が吹き出して来ました。
奥大日岳で少し休憩してから戻ります。
もと来たガレ場まで来ると、朝は逆光でドス黒く見えた剱岳の山肌の詳細が美しく見えました。
立山は青空と緑と白のコントラスト❗️
だんだんと雷鳥沢が見えて来ました。
途中で少しづつ休憩しながら下ります。
始めの分岐を下り始めた頃にはもう、疲れて膝がよろけていました。
雷鳥沢の川沿いでは、川に足を入れて涼む人がいて気持ち良さそうでした。
最後にテント場の階段を登り、ようやく帰って来ました。
あまりの疲労感で、行動食を食べてしばらく動けませんでした。
温泉の支度をして昨日同様のロッジ立山に入浴しに行きました。
雷鳥沢ヒュッテで生ビールを注文したけれども外来のみと断られてしまい、とにかく残念でした…
お風呂の前に缶ビールで乾杯します🍻
本日も、湯の花たっぷりのお風呂で汗を流しました。温泉とビールと山、最高です‼️
少し休んでテントに戻り、夕食にしました。
今晩はゴーヤチャンプルです。
持って来た生の食材は、ほぼ全部調理しました。
今日も少し夕日が見えたけれども、初日のが美しかった…かな⁉️
あっという間に暗くなり、本日も19時半頃には就寝しました。
最終日(3日目)、朝起きると曇っていました。
本日も明け方から早めに行動を開始します。
テントの中で軽く朝食をとり、撤収する片付けをしました。
雨が降るか降らないかというどんよりとした天気の中、歩き出しました。
雷鳥沢の石畳の階段を登ります。
2日間の疲れがたまり、足が痛くなって来ました。
室堂に着くとターミナルの中はまだ暗く、ヘッデンを付けて散策します。
荷物をロッカーに預けて天候が回復するのを待ちましたが、天気予報を見るとなかなか回復しそうにありません😭
お参りだけでも…と思い、雄山を目指して歩き出しました。
石畳の階段は雨で濡れて滑りやすいです。
途中に人だかりが出来ていて、目を凝らして遠くを見ると先には雷鳥の親子がいました❗️
念願の雷鳥に会えました👏
強風と悪天候なので一の越山荘で、休憩します。
リスクを冒して上を目指すか同行者と相談します。
みんな雄山へは来た経験もあるし、天気予報を見たら長野側は天気が良さそうなので早めに下山しようということになりました。
雨で滑りそうな階段に注意して下山しました。
室堂に着く手前で少し空が明るくなって来ました。
ホテルの売店でお土産を買ってアルペンルートに乗ります。
ロープウェイ乗り場まで来ると、黒部湖は晴れてエメラルドグリーンの水が美しく見えました。
予報通り、長野側は晴れていました。
前回来た時に見えなかった、ダムの放水を見たり観光しました。
帰りもコロナ対策で余裕のある乗車でした。
扇沢に着いた頃には、夏の日差しが眩しくてとにかく暑かったでした。
3日間、本当にあっという間の山旅でした。
前回見られなかった剱岳を美しく見ることが出来たし、大日岳への山行も大変だったけれどもバリエーションのある山歩きは楽しかったです。
予想通りテン場もゆったりとしていて、美しい山々を見ながら贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
今まで自粛ばかりで山旅も今年は無理かな…とも思いましたが、温泉、ビール、仲間と自然の中で大切な時間を過ごすことが出来て、思い出に残る山行になりました😊⛰👍
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