赤木沢
- GPS
- 18:28
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,903m
- 下り
- 2,879m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:26
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
夏山幕営道具
沢道具
アプローチシューズ
沢靴
ヘルメット
着替え(2着)
ハンガー
洗濯バサミ
嗜好品
水袋
柿ピー
アッセンダー
|
---|---|
共同装備 |
【YS】テント
ロープ8mm*30
予備バーナ
予備ガス
ツエルト
鍋蓋
やかん
ガス足
【TT】ガスヘッド
OD缶
ハンマー
カラビナ
【RT】鍋
|
感想
行ってきました赤木沢! 計画から実行まで5年かかりましたが、ようやく行けました。
初日は有峰まで。
八王子で合流して松本→平湯→神岡経由で有峰へ。4時間強で着きました。
翌朝のゲートのオープンを目指し仮眠をとり、2番手で東谷線ゲートへ。
この日は寒気が入ってくれたおかげでスッキリと晴れ渡たり、強い陽射しが降り注ぐ夏らしい朝になりました。
初めて見る有峰湖はとても素晴らしい姿を見せてくれました。
順調に有峰ダムを越え、折立の手前 ビジターセンター近くで渋滞!?
と思ったら、最近は折立で熊が出るようなので、折立のキャンプ場は閉鎖をしているのと、車外にごみを放置している
登山者が多くこれも呼び水になっているので注意喚起のチラシを係員の方が1台ずつ説明に配られておりました。
暑い中、ご苦労様です。
折立は、人気の登山口とあって沢山の人がおりました。東京からのバスも来てて新宿から14千円だったとのことです!
これだけ遠いと理解は出来ます!
駐車場も大混雑で、何とかギリギリ1台止まれそうな所に押し込み一安心。
早速準備を行い入山をします。 はじめは大渋滞でこの先が思いやられるかなと思っていましたが、
時間と共に淘汰されていき最後には歩きやすい距離感での歩行となりました。
折立から太郎兵衛平は、ゆるゆるとした道で、急登はなく歩きやすいですが、上部は意外とガレ(石)が多く足元に注意をしながら歩く感じです。
道もかなりえぐれており、昔からたくさんの登山者が入山しているんだろうなということを伺い知れます。
中間地点の休憩地を過ぎると視界が開けてきます。
それと同時に太陽も高く気温も上昇… 久しぶりに山歩きをしている仲間が1名ダウン気味。
ゆっくりと休みながら進むも直上から容赦なく太陽が照り付け途中でも一度休みを取ってようやく太郎兵衛平から薬師峠へ。
懸念されていましたテン場の混雑はまだそれほどでもなく、5天を張れる良好なスポットを確保できました!
今回は2日Stayの予定なのでテン場選びは大事です!。我々の到着と同時に続々と後続が到着してあっという間に、密な状態に。
ギリギリでした!。幕営準備と休息を取り、薬師岳へ。熱中症の気配がある仲間も途中の冷たい沢で水を被り何とか復活!
3人でPeakを目指します。 いつもならたくさんの高山植物がみられる途中の道や庭園も花は終わっている感じで、ところどこにキスゲが咲いておりました
稜線に出ると青い空が再び迎えてくれます。薬師の白い登山道に映えます!
3年ぶり?の薬師岳です。結局仲間は手前の小Peakで満足をしてしまい、目の前の山頂を踏むことは無かったですが、途中で休憩して元気に下山。
テン場の混雑ぶりはMAXに達しておりました!この後は前夜祭で宴会を行い翌日に備えて就寝です。
この日の行程は意外と長い(ほかの人の山行記録などを参照)の為、早朝に起床。朝食もそこそこに出発です。
まずは、薬師沢小屋まで。木道をひたすら降りていきます。幾人かのパーティを追い抜き薬師沢小屋に到着。
ヘルメットを持った方はほとんど赤木沢のようです。前日折立でかなりの方がヘルメットをもって歩いていたのでもっと混雑を予想していたのですが、
意外と空いていて結局途中で追い抜いた2パーティだけが入渓することに。ほかの人達は小屋泊をして先に行ったのかなーなんて話しながら入渓。
この日の天気は曇りで、水がとても冷たい!膝下位までは何とも感じませんが、腿あたりまで浸かると痺れを感じます(笑)
胸以上は厳禁です!!! しかも意外と滑っていて足の置き方に注意をしながら進んで行きます。何回か徒渉を繰り返していると先行パーティが。
丁度赤木沢出合いの所です。多分一番の核心はここだろうって感じで、出合いの辺りはへつりをします。ここで初めて腰上まで浸かり冷たさMAXでした!!!
なんとか無事に赤木沢へ入れました。本流から離れたこともあり、水量も川幅もぐっと減り、安心感が広がります。
少し歩くと右岸から沢が1本入ってきてそれを越すと10m程度の大滝が出てきます。
これが大滝? 早くね? と言いながら作戦会議。まだまだ時間もあるので巻きではなく直登しようという事に。我こそは!といった感じで名乗り出がありましたが、
支点の構築や2ndの引き上げが出来ないという事で、ロープの所持者のT木さんがリードをすることに。
結局、ロープを出したのはこれが最初で最後でしたwww。左岸で1箇所支点を取り、フィニッシュ。ボディビレイで確保してくれてます。
2番手は私が。久しぶりの滝の登攀を味わいながらタイブロックで。3番目のH野と難なく上がりました。
その後も10m強の二段滝が出てきて、休憩を取りながら次の作戦会議。右岸に巻き道があるものの3人とも使う気はなく、左岸をフリーで攻めます。
その後、単調な登りを繰り返して、ふと足元を見ると何か動くものが。小魚かな?と思っているとH野がうまく捕まえてくれて、よく見るとサンショウウオ!
おおお!初めて見た! 写真だけ撮ってReleaseしました。大きくなれよー。
さらに歩くとどーんと大滝が! これは大滝だw 手持ちの30mロープでは絶対無理!という事で早々に、左岸から巻く。
事前に大滝を越えたらおしまいと聞いていたので、滝上の一等地で休憩をしてあとは源頭に向けて歩く。
それ程うるさくない藪を超えると稜線が!一番低いところを目指して歩きます。入渓から3時間ちょいで脱渓💦
早すぎる💦。もっと大事に〜と。着いたのが北ノ股乗越の標柱の前となんとまぁ測られたような山行でしたwww
太郎平への長い道のりを登り返しテン場へ帰着。予報では夕方から雨だったので降りようかとも話しましたが、たまにはのんびり。
という事で、長い宴会へ。朝も早かったので、宴会をして昼寝をして散歩してと長い夜を楽しみました!
3日目は帰りの渋滞も気になったので、早々に下山。 これまた、温泉がやってなーい(笑)という事で、立山駅を散策?見学をして温泉に浸かり
富山のお寿司を頂き帰宅しました。
帰りの渋滞も想像したほどでなく日のあるうちに帰宅が出来てとても充実した3日間でした。
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