西穂高岳~焼岳

2020年08月24日(月) 〜 2020年08月26日(水)

• GPS: 18:32
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,703m
• 下り: 2,322m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:12
• 休憩: 0:06
• 合計: 1:18

14:11 西穂高口
14:32 14:38 旧ボッカ道分岐
15:29 西穂山荘

2日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 2:09
• 合計: 9:45

4:36 西穂山荘
4:51 4:52 西穂丸山
5:51 6:04 西穂独標
6:24 6:41 ピラミッドピーク
6:52 6:59 チャンピオンピーク４峰
7:41 8:10 西穂高岳
8:36 8:36 チャンピオンピーク４峰
8:57 9:05 ピラミッドピーク
9:33 9:35 西穂独標
10:14 10:17 西穂丸山
10:30 11:09 西穂山荘
11:19 11:20 丸山南分岐
11:22 11:22 焼岳・上高地分岐
11:31 11:33 きぬがさの池
12:36 12:36 中間の池
13:07 13:14 割谷山
14:21 焼岳小屋

3日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 3:40
• 合計: 8:09

5:46 焼岳小屋
5:47 5:48 新中尾峠
5:56 5:58 焼岳展望台
6:02 6:07 中尾峠
7:07 8:30 焼岳北峰
9:11 9:12 中尾峠
9:21 9:21 焼岳展望台
9:26 9:26 新中尾峠
9:30 10:22 焼岳小屋
10:24 10:30 新中尾峠
10:46 10:48 長ハシゴ
11:29 11:29 峠沢梯子場
12:00 12:01 上高地焼岳登山口
12:12 12:13 西穂高岳登山口
12:17 13:20 上高地温泉ホテル
13:23 13:25 西穂高岳登山口
13:27 13:27 田代橋
13:39 13:39 上高地帝国ホテル
13:54 13:55 上高地バスターミナル
13:55 ゴール地点

　いつも単独行でしたが、今回初めてガイドツアーに参加。教えてもらうこともたくさんあり、単に山に登っただけでなく、登山訓練にもなりました。
　また、はじめて会った人と行動を共にすることで、楽しい山行となり、素晴らしい出会いに恵まれました。

天候

晴時々くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

8月24日　6:38京都〜のぞみ80〜7:45名古屋〜ひだ1〜10:16高山。10:40高山〜バス〜新穂高温泉駅12:25。13:10新穂高ロープウエイ山頂駅
8月26日　15:15上高地〜16:20新島々16:43〜17:13松本17:52〜しなの22号〜20:05名古屋20:23〜のぞみ251〜20:57京都

コース状況／危険箇所等

西穂山荘から西穂高岳の間で地震により崩れたところもあったようですが、ある程度復旧されていて、慎重にいけば通過可能でした。

その他周辺情報

上高地温泉ホテル日帰り入浴800円（髭剃りありません）

写真

9/8 9:29

　今回は、モンベルのガイドツアー西穂高2DAYSに参加。ほぼはじめてのパーティー登山。参加者3名とガイド1名の計4名。
　新穂高温泉駅でロープウエイの切符片道1,700円を買い、12:30発西穂高口駅へ向かいます。

9/8 9:30

切符の裏側。
なお、ロープウエイのモンベル割引はなくなったそうです。

8/24 13:14

　8月24日午後1時10分ころ、西穂高口駅到着。
　年も年だし、皆さんの足を引っ張らないようにと少々不安に感じながら14時の集合時間待ち。ロープウエイで一気に登ったので、少しでも高度慣らしにと、うろうろしていました

8/24 13:33

13:33展望台からの眺望。雲多く焼岳も雲の中

8/24 13:33

同所。笠ヶ岳も同じ

8/24 13:36

　西穂山稜も雲の中。中央やや右に、本日の目的地の西穂山荘が見える

8/24 16:18

　14:20頃ロープウエイ駅出発。15:30山荘到着。小雨がポツポツのなか、何とか合羽を着ずにすみました。

8/24 17:17

　西穂山荘。アルコール除菌、食堂の飛沫防止のアクリル板、不織布の使い捨てシーツと枕カバーなど、感染防止対策もばっちり。
　洗面所には手洗い用せっけんがありました。
　この日は夕食後8時前には早々に就寝

以下3枚Kさんからいただきました。Kさんすみません。
4人で1部屋利用です

　山上レストラン。アクリル板で前左右しっかり区画され安心です。

　夕食ボリュームたっぷり。ごはん、豚汁おかわり自由。
　おいしかった〜。

8/25 4:49

　午前4時起床。午前4時20分頃山荘を出発し、4:50ころ丸山到着。目指す西穂もまだ明けず。

8/25 4:51

4:51丸山の標識。同行のHさん。笠ヶ岳をバックに。

8/25 5:29

　5:30独標への途中。白んできてヘッドランプを外す。中央の焼岳も、その奥乗鞍もまだ眠りの中。

8/25 5:29

同所。上高地もようやく明けはじめ

8/25 5:30

同所。笠ヶ岳ご来光

8/25 5:55

5:55独標(11峰)2,701m到着。笠ヶ岳をバックに

8/25 5:54

　独標から、西穂高岳。左とんがり山がピラミッドピーク(8峰)。手前に9峰。拡大すると二人の人が登っているのが見え、高度感がわかると思います。下の丸印から→に従って真っすぐ登り、その後9峰にむけて左に尾根付近を進みます。実際はさほど高度感はありませんが、慎重に。

8/25 6:28

　6:30ピラミッドピーク到着。その先とんがった7峰左から右下にかけて鎖がみえます。えっ！あんなとこ登るの？と、けっこうな壁をトラバースするような感じですが、ここも実際は見た目ほど怖さは感じません。

8/25 6:28

ピラミッドピークから快晴の笠ヶ岳

8/25 6:28

まぶしい

8/25 6:37

奥、乗鞍岳登場。雲の笠をかぶった焼岳

8/25 7:37

　7:30西穂高岳初登頂2,909m。この間写真撮る余裕ありませんでした。
　直下の岩稜がルートの中で一番危険感高く、緊張しました。

8/25 7:35

同行者のKさんが撮ってくれました。

8/25 7:35

槍ヶ岳の雄姿。以下しばらく頂上からの写真です

8/25 7:35

奥穂高から右へ吊尾根
左からHさん、ガイドさん、Kさん

8/25 7:40

うっすらと富士山

8/25 7:42

笠ヶ岳

8/25 7:42

槍ヶ岳

8/25 7:45

上高地、霞沢岳

8/25 7:45

登ってきた峰々。そして本日の次の目標焼岳

8/25 7:46

ジャンダルムは眺めるだけ

8/25 7:46

一度は行ってみたい笠ヶ岳

8/25 8:23

午前8時下山開始。20分ほどして振り返る。8:23

8/25 8:53

8:53ピラミッドピーク。振り返って達成感

8/25 8:53

下方に赤い屋根の西穂山荘

8/25 9:22

9:22独標

8/25 9:20

　独標から振り返り。登りは暗くてよく見えなかったけど、今見るとしんどそう。とみんなで実感。

8/25 9:22

焼岳はまだまだ遠い

8/25 9:52

9:52振り返る

8/25 10:10

10:10丸山から振り返る

8/25 11:21

　11:10西穂山荘で、皆さんとわかれ、単独行。
　11:21焼岳・上高地分岐。ここから焼岳に向かう。せっかく上ったのに、どこまで下りるのというくらい下ります。

8/25 12:21

12:20草むらにひそかに槍見台の看板

8/25 12:21

ですが槍は見えません

8/25 12:22

　12:22途中の上高地の眺望。上高地側は蒸し暑い。これに比べて新穂高温泉側は涼しくて気持ちいい

8/25 13:07

13:07割谷山付近から西穂

8/25 13:08

13:08笠ヶ岳は雲の中

8/25 13:19

13:09焼岳が見えてきた

8/25 13:27

13:27新穂高温泉側を巻いて振り返ると西穂と山荘まで見える

8/25 13:53

　13:53西穂が見え隠れ。道は泥道。評判通りぬかるみが多く。靴も泥だらけ。虫もずっとついてくる。

8/25 13:59

13:59中尾温泉の町かな。温泉に入りたい。

8/25 14:21

　14:11西穂から約3時間やっとのことで焼岳小屋到着。朝4時から活動していたのでくたくた。缶ビール2本で夕食までのんびり荷ほどきと読書。気持ちいい午後

8/25 15:53

　山小屋宿泊者一人。貸し切りです。寝る場所どこですかと聞いたらもう布団敷いてありますとのことで、上がってみると部屋の真ん中にどんとひとつありました。

8/25 17:01

1階の様子です。

8/25 17:01

1階からはしごを使って2階の寝室に上がります。

8/25 17:12

　焼岳側から見た小屋の様子。小さくてアットホームな小屋です。食料や飲料など、小屋のお兄さんが担いで登ってきました。
　夕食は焼肉でしたが小鉢なども多く、さらに一生懸命担いできた姿を見ているので、数倍おいしかったです。

8/26 5:44

　朝5時40分ころ小屋を出発して焼岳に向かいます。もちろん大荷物は小屋預け。少し登って小屋を撮りました。

8/26 5:55

　10分ほど歩くと展望台。前面に焼岳。すでに硫黄臭と噴気。何か不気味で、あの頂上の岩落ちてこないかなとびくびく。5:55

8/26 5:55

反対側は火山監視カメラと笠ヶ岳。どこから見てもどっしり。

8/26 5:55

穂高方面

8/26 5:55

上高地方面

8/26 5:55

霞沢岳

8/26 6:20

6:20あちこちから噴気。お〜〜こわ。前も後ろも誰もいない。

8/26 6:20

6:20穂高全部見えそう

8/26 6:52

6:52中央部分から登ってきました。

8/26 6:52

うわ〜。おちてくるなよ〜〜6:52

8/26 7:12

7:12北峰下鞍部に出ました

8/26 7:12

同所。あともうすこし。右から巻いていきます。

8/26 7:13

同所。南峰の様子。立ち入り禁止です

8/26 7:13

同所。ここも噴気もうもう。

8/26 7:29

　7:29焼岳頂上(2,393m)一番乗り。誰もいない。まもなく九州と新潟からの男性が登ってきて、やっと人に会えて一安心。登ってきた山や今後の予定などで盛り上がりました。

8/26 7:29

霞沢岳

8/26 7:31

穂高全容

8/26 7:38

自撮り記念写真

8/26 8:04

火口？

8/26 8:05

ほんとに不毛の火山という感じ

8/26 8:05

頂上全景。左か新潟の方。右が九州の方

8/26 8:05

頂上全景

8/26 8:24

8:24降りてきました。

8/26 8:24

　同所。右隅に新潟の方。中の湯の駐車場に車を置いているということで、中の湯方面に下山。

8/26 8:26

　私は来た道を戻ります。人と話をすると何か安心感が出て、来た時の恐怖心はありません

8/26 8:31

　8:31尾根の道ははっきりしています。九州の男性は一気に下り、あっという間に姿が小さくなり、見えなくなりました。車中泊で白馬から南に向けて毎日登っているそうで、次は笠ヶ岳を目指そうかという人で、弾丸ピークハンターと言えそうです。私はのんびり下ります。

8/26 8:33

岩、岩、岩

8/26 8:54

　8:54振り返って見上げます。足元はゴロゴロで所々土が出ていて、ストックもしっかりききます。

8/26 9:12

　9:12中尾温泉分岐。ここも看板が草むらに沈んでいます。来た時は気づきませんでした。

8/26 9:12

同所。振り返ります。

8/26 9:12

　同所。修験者が使いそうな岩です。播隆窟を想像します。噴火時にはシェルターになるかもしれません。

8/26 9:13

展望台に向け少し登ります。

8/26 9:18

9:18苔むした岩。日本庭園のようです。

8/26 9:22

9:22展望台到着。最後に振り返って焼岳に別れを告げます

8/26 9:30

　9:30焼岳小屋到着。ここでちょっと遅い朝ごはん。小屋で作ってもらったちまき。竹の皮で包んで、すっごくおいしかったです。
　10：20英気を養って上高地向け下山

8/26 10:40

10:40焼岳の荒々しさ

8/26 10:45

　10：45長はしご。全く揺れもせずしっかり固定されているので、全く問題ありません。

8/26 10:52

10:52焼岳に名残を惜しみます。

8/26 11:04

11:04こっちのほうが怖いです。

8/26 11:58

11:58無事下山。登山口に出ました。

8/26 12:13

　12:13上高地に向けしばらく進むと、西穂高岳登山口。クマが頻繁に出没しているようで、8月9日には小梨平キャンプ場にも出たということ。クマよけ鈴は必須

8/26 12:16

　12:16左手。上高地温泉ホテルで汗を流す。いい湯でした。髭剃りがあったらよかったのですが・・・

8/26 13:25

　1時間ほど温泉などゆっくりして上高地へ。
　13:25田代橋から穂高方面を望む

8/26 13:38

　13:38帝国ホテル前から林間をバスターミナルへ

8/26 13:53

　13:53到着。穂高の絶景

8/26 14:43

　14:43河童橋から西穂高

8/26 14:49

　14:49河童橋から焼岳。
　穂高から焼岳にかけての山稜を眺めると、遠かった道のりもあっという間のような。いい休日でした。

8/26 16:46

　15:15上高地発バスで新島々へ。新島々16:43発電車で松本へ向かいます。
　16:46帰りの新島々からしばらくの間、私の乗った先頭車両は誰もいませんでした。まだ、シーズンも終わっていないと思うのですが、コロナのいち早い終息を願って帰路に就くのでした。

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

FUJIFILM X100F 富士フイルム

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール ヘルメット 携帯トイレ アルコール除菌剤 シーツ マスク フェイスマスク

感想

yuyu60

　久々の長距離行。今回はツアーでもあり、小屋泊。西穂山荘は感染防止対策もしっかりとられ、焼岳小屋では体温測定もありました。
　感染防止対策ルールを守って、お互いに思いやりと気遣いで楽しい山行ができました。早く終息してほしいですね。
　ちなみに帰宅後は、健康状態もばっちりです。

コメント

D22DATSUN

Kです。アカウント作りました
自分以外の視点から見たレポートで改めて緊張と興奮が蘇ってきました。
特にピラミッドピークからの鎖場の写真！
休憩してる時点ではとても恐ろしく見えましたね。
本当に怖い場所はその後に控えていたわけですが（笑）
2日目の焼岳は他ではそうそう見られない景色ですね。
写真の焼岳小屋の雰囲気が良くて泊まりに行きたくなりました。
そういえば、私達が西穂登った前日も違うガイドさんでmont-bellのツアーが有ったのですが、下山中に丸山でクマに遭遇したそうです。
10年以上ガイドしてて丸山でクマは初めてとの事。
今年はコロナで登山者が少なく、木の実も少なくクマの生息域が広がってるようです。
冬眠の時期までは注意した方が良さそうですね。

yuyu60

Re: Kです。アカウント作りました
コメント返し方がわからずすみませんでした。
またサイト見させてもらいます。