ちょっと遅い夏休み 立山のんびりテント泊
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 3,275m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:23
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:22
天候 | 27日 晴れのち曇り夕方から夜半に小雨 28日 晴れ昼過ぎから曇り 両日ともにおおよそ天気予報通りでした28日は午後から雨の予報でしたが思ったより天気が持ってくれました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
台数はかなりの台数が停められます。 平日の朝イチでしたのでそこまで混んではおらず余裕の駐車。 ただし、例年は平日であっても終日混雑しています。 土日は駐車場争奪戦。 扇沢から電動バス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで室堂まで5960円。 往復で購入のほうが少し安いです。 下山時は黒部ダム→扇沢 1570円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて良く整備されたルートなのでとても歩きやすいです。 一応簡単に。 <室堂〜奥大日岳〜剣沢小屋> 室堂周辺は石畳の遊歩道で歩きやすく小屋や指標の類もしっかりとしています。 雷鳥沢のキャンプ場辺りから登山道っぽくなります。 新室堂乗越から緩やかな登りで奥大日岳。 そこからの少しだけ鎖場みたいなところがありますがコルまで下って登り返せば中大日岳。今回は歩いていませんがそこからの少し下れば大日小屋(2020は休業中) 登山道上に新しい熊の糞がありました。 新室堂乗越から釼御前小屋までは少しきつめの登りが続き、傾斜が緩めばすぐに小屋に到着。 釼御前までは小屋からすぐで、三角点はそこから先に進んだところ。大きなアップダウンはないので見た目ほど時間はかからないと思います。 この間にも新しい熊の糞がありました。 釼御前小屋から釼沢キャンプ場まではトラバース気味の下りを3〜40分程度 キャンプ場から五分ほど下れば釼沢小屋 <剱沢キャンプ場〜別山〜雄山〜龍王岳〜浄土山> キャンプ場から釼御前小屋方面に少し登って平らなところに出たら別山との分岐。 別山までほぼ一直線に上ってゆきます。 別山の南峰から北峰までは目と鼻の先。 別山からコルまで下り、緩やかな登りを進めば内内蔵助との分岐を経て真砂岳。 真砂岳から再びコルまで下り岩場の急登を超えれば富士の折立分岐。 大汝山、雄山までは岩の多い登山道ですが距離もアップダウンもそれ程ないのでさほど時間はかからないと思います。 雄山は今は神社が閉鎖されているので頂上は寄らず鳥居のところまでにしておきました。 雄山から一の越山荘までは登りと下りで上手に道が分けてあります。 割と急です。 一の越山荘から浄土山、龍王岳まではとても歩きやすい道です。 <一の越〜黒部ダム> 一の越山荘から室堂と反対側に下ってゆきます。 緩やかなトラバース道を歩いて東一の越。 東一の越からは遠くに黒部ダムが見えます。 下り初めのところが少し崩れ気味な感じですが慎重に歩けば特に問題ないかと思います。 道はしっかりしていますが歩く人が少ないのか足元は草が生い茂っています。 少しだけ藪っぽい感じのところも。 迷うようなところはないと思いますが沢っぽい地形のところは多少注意した方が良いかも。 黒部平より下は植生も変わりそれまでに比べぐっと歩きやすくなります。 |
その他周辺情報 | 松本方面に戻る間には温泉施設等がいくつもあります。 この辺に来た時はだいたい大町温泉郷薬師の湯に寄ります。 扇沢でお土産買ったら700円→500円の割引券もらえました。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット<br />水(1L.スポーツドリンク600ml×2.ゼリー200ml×2)<br />ビール3本
|
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備考 | 今回は営業小屋が多く、豊富な水場のあるテント場利用の為、水は若干量少なめ 荷物重量17キロ |
感想
8月後半のお休み。
南アルプスの静かなエリアを縦走しようと考えていましたが天気予報が悪い・・・
しかも少し前から膝の調子がいまいちで計画していたルートはなかなかハードでちょっと心配。逃げ場がないところなんでできれば万全の準備を整えていきたいんだよな。
予定変更しましょう。
二日間天気良いのは東北エリアのみ。
北アルプスの北部が初日〇二日目△(午後崩れそう)
予約なしでテント張れるとこ
決めました。
友人がいる劔沢。
荷物は軽く、距離は短く膝には負担をかけないようにのんびりと。
DAY1
早朝扇沢に到着。
平日だしコロナの影響もあったか駐車場は余裕で停められますね。
7時半の始発に乗り込み室堂へ。
立山は何度か訪れてるけど貧乏な自分はいつも歩きとかちょっとだけ乗り物使用ってのばかりで室堂まで乗り物で行くのは初めて。
結構な金額だけど楽だね・・・。
電動バス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継ぎますが密にならないよう乗車人数も少なく、マスク着用や消毒などもちゃんとするようになってます。
8:55に室堂着。
お天気は良好。
準備を整え出発。
歩き出しは観光の方もいて多少ニギワイヲ見せますが、みくりが池、雷鳥沢と進むにつれ人はまばらに。
雷鳥沢のキャンプ場を過ぎて沢を渡り登山道っぽくなって来たらだいぶ人も少なくなってきました。新室堂乗越を左に折れて大日岳方面に向かいます。
今日はテント泊の荷物で重い靴なのでとちゅうで大きなザックはデポして往復するつもりだけど適当な場所がなくってしばらくはそのまま進みました。
途中でデカイ荷物をデポし、予備ザックに貴重品と必要なものだけ詰めて先に進みます。
奥大日岳までは緩やかな登りを進むだけ。
山頂からの劔岳の眺めは雲に隠れてしまって残念。少し余裕があったのでちょっとだけ先まで足を伸ばして引き返します。飲み物を他の荷物と一緒にデポして来てしまったので暑くてしんどかったです。
荷物を回収し、おにぎりを食べて剱御前を目指します。雲が増えてきて日差しが若干遮られて幾分か楽になりましたがさっきの大日岳方面よりは登りが急で疲れます。
剱御前小舍で一息ついて目の前の剱御前へ。
山頂標識まではものの2〜3分ですが三角点はだいぶ先。そこまで足を伸ばして戻ってきました。
後は剱沢まで下るだけ。
登山道を七羽の雷鳥の親子が塞いでいてちょっと和みます。
剱沢のキャンプ場で受付をして、友人のいる剱沢小屋まで。
ビールを買って少しお話してるうちに雲が取れて劔岳ど〜ん!
やっぱ格好いいね。
テン場に戻り設営完了後はしっかり保冷して担いできたビールとおつまみで一杯。
いや〜最高だね。
夕飯食べて、再び一杯やってうとうと。
夜中に目が覚めるとガスが取れて、月も沈んで素晴らしい星空。天の川も綺麗に見えました。
コーヒー淹れてウイスキーを垂らして空を眺めて過ごしました。
寝袋に潜り込み就寝。
DAY2
3時頃目が覚めました。
星を眺めてぼけっとしてましたが周りは結構ゴソゴソと支度してますね。
劔岳を目指す人は早いなぁ。
一応体力と時間に余裕があれば劔岳も登ろうかと準備はしてきましたが、お酒の誘惑に負けて昨日は夕方からしっかり飲んじゃったから劔岳は登らず今日は立山三山だけ歩いて下ります。
朝食を摂り豊富な水場で水を補給し、テントを畳んで出発。
ゆっくりゆっくり進みます。
別山への登りで眺める朝陽の当たった劔岳は格好良かったなぁ。
別山に到着。
南峰から少し標高の高い北峰を往復しコーヒー淹れて景色を眺め、雄山を目指します。
真砂岳までは一旦下って緩やかな登り。まだ朝の空気でこの標高だと暑くないので快適でした。
真砂岳から再び下り、岩岩の登りを終えると富士の折立、大汝山、雄山へと続きます。
雄山の神社はお休み中なので三角点のとこで一息ついてから下りました。
一の越までは結構急な下りだけど登りと上手いことルートを分けてあるのですれ違いをさほど気にせず下れるのは良いね。
一の越山荘に荷物をデポし、龍王岳、浄土山をピストンして引き返します。
お天気は午前中いっぱい持てば良いかな?と思ってたけど今のところさっぱりとした夏空。
一の越からは誰も歩いていない静かなルートを黒部ダムまで。
東一の越からは少し雑草多めでしたが歩きやすい道で黒部平を経由しロッジくろよんに下山。
地味に長くて最後は膝の痛みが出たけど無理のないペースで歩けました。
帰りのバスが出発時間ギリギリでちょっと小走りになっちゃったんだけど、それが一番キツかったかも💦
扇沢に戻りコーラ➡️温泉➡️コーラで、帰路に。
下山時間が早かった分のんびり帰ることができて翌日も楽でした。
少し遅い夏休み。
友人にも会えたしのんびりと天気の良い夏山を歩けたので満足です。
膝はまだ痛むけどこの調子なら9月は問題なく歩ける?かな。
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