いらん事して！槍ヶ岳はリベンジならずにゾンビになった

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 12:05
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,418m
• 下り: 2,396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:25
• 休憩: 0:40
• 合計: 12:05

2:37 新穂高温泉バス停
3:25 3:25 穂高平小屋
4:01 4:01 白出沢出合
4:52 4:52 滝谷避難小屋
4:55 4:56 藤木レリーフ
5:24 5:25 槍平小屋
6:33 6:34 飛騨沢千丈乗越分岐
7:29 7:34 飛騨乗越
7:42 7:43 槍ヶ岳山荘
8:12 8:38 槍ヶ岳
8:55 8:56 槍ヶ岳山荘
9:03 9:03 飛騨乗越
9:24 9:24 大喰岳
9:55 9:55 中岳
10:32 10:33 天狗原分岐
10:46 10:46 南岳
10:51 10:52 南岳小屋
11:34 11:34 南岳新道 救急箱
12:40 12:42 槍平小屋
14:42 ゴール地点

天候

朝は快晴、山頂に着くと速攻でガスに巻かれる。。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

核心部の新穂高無料駐車場は20時の時点は沢山空いていましたが、深夜に到着した人の話では3時の時点で満車になっていたとの事、前泊でない限り停められないと思われます。

コース状況／危険箇所等

槍平小屋までは何度行っても長いし、慣れん。
それに標高差2200mを一気に登る飛騨沢も
何度行っても長いし、慣れん事が分かった。
とどめは南岳新道の下り、はっきり言って最悪の下りと言えます。
昨年登った時には、それ程急登とは思わなかったが、やっぱり急登でした。
特に下りはゴロゴロの石が滑って、永遠と終わらない激下りが続く感じ。
私も過去、色々な所を下っていますが、ベスト3に入る嫌な下りでした。

写真

8/28 21:22

明日は槍ヶ岳リベンジする。因みにナルゲンの中身は焼酎です(笑)

8/20 9:24

前回は途中まで快晴、槍の山頂は9時過ぎからガッスンガッスンでした。

8/29 2:36

なのでリベンジは槍8時狙い！2:36出発します(36分遅刻してますが）

8/29 4:01

飲み過ぎ？ど〜も調子が上がらんくて奥穂分岐まで1時間半掛かった。8時はムリかな？

8/29 4:31

そこに現れたのは4人組のトレランです。

8/29 4:36

ラッキー！トレランに引っ張ってもらおう！これが後々、大変な事になるとはしれず。。

8/29 4:53

トレランは沢もピョンピョン飛び越え身軽です。

8/29 5:12

止めればいいのに、必死に喰らい付いていくワタクシ。。

8/29 5:23

何とか槍平小屋まで着いていきましたが、まだ元気です。

8/29 5:28

少し休憩して槍平小屋は先に出発します。

8/29 5:41

その後トレラン追い越されても、間合いを取って着いていく。

8/29 6:03

今日はド快晴(前回も同じ様だった気がする)

8/29 6:16

写真撮っていると、あっという間に見えなくなるトレラン。

8/29 6:16

速いよ！もう見えないから諦めればいいのに。。

8/29 6:18

笠ヶ岳は久しぶりに行きたいと考えながらも。

8/29 6:20

何とか、とらえましたよ(笑)

8/29 6:30

そしたら稜線から、イヤ〜な雲が湧いている。(これも前回と同じ）

8/29 6:32

救急箱に到着したけど、息が出来ないほど肺が痛いワタクシ(笑)

8/29 6:32

余裕のトレラン、双六まで見えていますよ。

8/29 6:32

こちら西鎌尾根は日帰りで行きたいと考えているうちに。

8/29 6:32

待ってトレラン、置いていかないで(笑)

8/29 6:42

ヤバいなぁ〜あの雲、気持ちだけスピードアップ！

8/29 6:46

お花畑ですが、今日は花を撮る余裕はありません。

8/29 6:49

あそこが槍だったらド快晴なのになぁ！

8/29 6:49

しかし飛騨沢は長い！登っても登っても着かない。

8/29 7:08

こんなに登っているにも関わらず。。

8/29 7:08

稜線はまだまだ先なんですよ！

8/29 7:14

薬師に鷲羽に水晶も、これが最後でした。

8/29 7:18

あと少し、トレラン見えないけど、ガンバレ俺！

8/29 7:33

ついに！ついに！見えましたよ槍ヶ岳ちゃ〜ん。

8/29 7:33

けど大天井からはガスがドンドン流れてくるやん。

8/29 7:33

こちらは安定の笠ヶ岳が羨ましい。

8/29 7:33

大喰岳にもガスは迫っていました。

8/29 7:38

見えているうちに写真は撮る、山の鉄則です。

8/29 7:40

このテン場は泊まれん！と言うか装備担ぎ上げれんな。。

8/29 7:41

槍さま〜♪お久しぶりですが！

8/29 7:41

ガビ〜ン！物凄い勢いでガスが迫っています。

8/29 7:42

焦ってもシャーない休憩して行こか！なんて度胸ワタクシにはありません。

8/29 7:43

これが青空の槍ヶ岳、最後のお姿になってしまった。。

8/29 7:45

もう間に合わんと思いながらもザックデポして急ぎます。

8/29 7:45

鷲羽、水晶の山頂も見えなくなってるやん。

8/29 7:46

大喰岳も最後のお姿になるとは。。

8/29 7:48

それでもワンチャンにかけ、必死に登って行くと。

8/29 7:50

トレランに追いつきました！そんなのどうでもいいって(笑)

8/29 7:53

30分遅かった！なんて声が山頂から聞こえます。

8/29 7:57

あと梯子二本！なんとか奇跡リベンジさせてくれ！

8/29 7:57

写真撮ってる場合ではないですが、見えなくなる前に(笑)

8/29 7:59

ラスト！この梯子の先には青空が。。

8/29 8:01

ガビ〜ン！ガッスンガッスンやないか〜い。

8/29 8:15

それでもとった！槍ヶ岳リベンジならず。。

8/29 7:59

岐阜県側は快晴なんですがねぇ。

8/29 8:01

なので笠ヶ岳しか撮る山ありません。

8/29 8:04

信州側は下から湧き上がるガスで何も見えなくなりました。

8/29 8:13

頭上は晴天！奇跡を願って30分待機しましたが。

8/29 8:25

下の方からガスは湧いているので今日はダメでしょう！残念。

8/29 8:27

山頂標は前回よりマシですが、またリベンジすることになった。。

8/29 8:30

もうあかんね！下りよう。

8/29 8:32

梯子を下る時、足に少し違和感を感じた。

8/29 8:39

ですが危険な場所、そんな事言ってられないから。

8/29 8:41

慎重にには慎重に下り続けます。

8/29 8:47

安全地帯に降りて参りました。ようやく自分の事態に気が付く。

8/29 8:49

おにぎり食べて我に戻る！トレランを追った足は完全に終わって歩ける気しない。

8/29 8:54

足がとてつもなくダルく、いらん事するんやなかったと後悔している。。

8/29 8:56

前回は直ぐ下にある小屋も見えんかったからマシかな？

8/29 8:56

この後の3000m峰どうしよう？このまま飛騨沢に下るか？

8/29 8:57

天気も悪いし、いつでも来れる、今日は止めようかな？

8/29 9:04

半分青いやん、足終わっても何とかなるとも思い始めた。

8/29 9:09

ヨシ！南岳まで縦走しよう。

8/29 9:14

そうと決まれば、最後に槍を振り返って。

8/29 9:18

クタクタの足でゾンビのように登って行くと。

8/29 9:18

大喰の山頂がわからない？一番小高いところに行く。

8/29 9:21

ありました3000m峰！大喰ホワイトの世界へようこそ。(後ろ姿元気なし)

8/29 9:25

タカネヤハズハハコ足元に咲いていたので座って休憩。

8/29 9:34

富士山は登る予定はないので、あと中岳踏んで3000m峰制覇です。

8/29 9:37

とらえました中岳！けど一旦下らんとあかんのか！

8/29 9:48

3000m超えの稜線は、僅かな登りも苦しく足が上がらん。

8/29 9:50

北穂も半分しか見えんし、思うように動かん足が歯がゆい。

8/29 9:50

ゾンビのように下向いて歩いています！

8/29 9:54

とった中岳！自分の3000m峰、全て制覇ですが、苦しい後ろ姿です(笑)

8/29 10:07

中岳以降はかなり下るようなので益々憂鬱になってきた。

8/29 10:11

南岳は踏んでおり、行かんでもいいけど行かな帰れんし。

8/29 10:12

激下りの南岳新道が見えてきて、更に憂鬱な気分になる。

8/29 10:21

登り結構ありそう？足がマジで上がらんので。

8/29 10:22

快適な道も、ゾンビには険しい道にしか見えない。

8/29 10:25

少しも進んどらんやないかい！

8/29 10:31

あと少しが長くて長くて、かなりスローペースです。

8/29 10:32

まだかいな！僅かな距離ですがトレラン二度と追わないと心に誓う(笑)

8/29 10:40

雷鳥いますが、構っている暇ないんで。。

8/29 10:45

とった南岳！通過のみ(笑)頭の中は南岳新道を下る事しか考えれない。

8/29 10:48

キレット眺めビールの予定でしたが、見えんし、なによりビール飲んだら下れんくなる。

8/29 10:53

いよいよ地獄の激下り南岳新道が始まります。

8/29 10:56

初めからガラガラで崩れるし足にくるわぁ〜！

8/29 11:12

残雪あったら最悪のカールを横切ります。

8/29 11:16

この期に及んで青空はイラんて。

8/29 11:20

この先がホント地獄の始まり、写真はありません。

8/29 11:26

ず〜っと見えている槍平小屋が、よけいに辛いところです。

8/29 12:22

辛い1時間が経過！沢に出たとき、マジ涙か出そうなほど嬉しかった。

8/29 12:37

ヤッター槍平小屋だ！まだメッチャ長いですが南岳新道が終わった事に大喜び。

8/29 12:39

生き返るわぁ〜もう二度と南岳新道は下らないと心に誓った(笑)

8/29 13:20

後はひたすら！とにかく歩く！滝沢小屋の扉は、よう開けれんかったが、とにかく歩いた。

8/29 14:42

そしてフィナーレを迎える！何よりも嬉しい瞬間、ホント辛い山行になってしまった(自分が悪いだろ）

8/29 14:48

山に行っておきながら、駐車場が見えた瞬間が一番嬉しかった。リベンジは暫くいかないかな(笑)　以上です。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

ルピモさん

百名山の写真を登った順番で集めています。
それは青空のもと山頂標を撮るというのが条件なので、百名山に行く際は、何時も天気は細心の注意を払って計画はしていますが、アルプスの様に高い山、特に夏の天気は朝ガタは良くてもガスが湧いたら一瞬で終わりです。
前回の槍ヶ岳がそうでした、途中までは雲一つないド快晴でしたが、山頂に着く頃にはガッスンガッスン山の天気というか、ガスが湧くタイミングは非常に難しいです。
と言う事で今回は、天気予報は微妙ではありましたが朝9時前であればガスは湧かないと踏んで、槍ヶ岳にリベンジに参りました。
結果的には前回と同じパターン、ガスの湧く時間が1時間早くなっただけで、一体何時に上がれば快晴の写真が撮れるのでしょうか？安定した予報に日に行きたいけど、週末ハンターの場合、そんなベストな天気に中々巡り合いません。
今回、色々あって暫くは槍に行きたくはないけど、次のリベンジは6時前には山頂を目指す！出発は12時を目論んでおりますと同時に、その際は、トレランは追わない、南岳新道は下らないを、肝に銘じて登ります(笑)

あと、富士山は今のところ登る予定はないので、今回大喰岳、中岳を踏んだことで3000m峰20座登ることが出来ました。
3000m峰は21座ですが私は20座で踏破と言う事に、とりあえずしておきます。
百名山99座、百高山99座、3000m峰20座(これは達成)になったら、富士山に登ります。
けど…先に富士山に登ってもいいかな？なんて考えも少しありますが、今のところ富士は最後にしようという気持ちが強いです。以上です。