赤岳・権現岳・阿弥陀岳・編笠山・西岳


- GPS
- 22:18
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,661m
- 下り
- 3,628m
コースタイム
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 12:00
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳手前ギボシあたりから赤岳キレット、赤岳までザレ場、ガレ場、岩場なので慎重に。阿弥陀岳山頂付近も似た感じです。 ハシゴや鎖も多数出てきます。 |
写真
右は編笠山でさらに右の雲から先端だけ見えているのが富士山🗻
感想
以前から八ヶ岳は行く気満々、特に赤岳は冬季挑戦前に夏に1度は行っておかないとなぁと思いつつもなかなか実現出来てなかったのですが先日他の方の記録を拝見していると観音平〜赤岳を日帰りピストンされておられてですね(この事自体が凄いことなのは今回骨身に染みるほど体感させていただきました笑)、このコースアレンジして1泊したら深田版八つ全部一気に行けんじゃね?🤭とアホが思い付いた次第ですw(ノ∀`)
そもそも八ヶ岳はあの辺の山一帯の総称で特に八つの山だけを指すわけではないようなのですが敢えてそこを八つに絞ると深田氏的には今回の山以外に硫黄岳、横岳、峰の松目が入るようですがこれとは別に地元行政が指定する八つは西岳、峰の松目を除いて北横岳、天狗岳と北八ヶ岳も入れての数えになるようです🤓
個人的には特に八ヶ岳を南八ヶ岳だけに絞るとか北八ヶ岳も入れるとかそこら辺に全く興味はないのでその件についてはスルーですが今回の行程としては北八ヶ岳入れると完全に自分には無理な行程になるので深田久弥氏版採用の流れです(・∀・)
で、計画は初日に編笠山、西岳、権現岳、赤岳、阿弥陀岳と登り2日目に峰の松目、硫黄岳、横岳をまわってのピストン下山
という計画だったのですがこの計画の1番のキモは権現岳〜赤岳間の赤岳キレットをはじめとするザレ、ガレ、岩場にやたらある鎖にハシゴの行程をクリアせねばならない( ・`д・´)キリッ!
わけなのですが思てたより自分のレベルではハード過ぎてまずは膝にきての膝痛に加えビビりな上に高所恐怖症なので精神的に疲労困憊、時間も押してしまい赤岳到着時点で阿弥陀岳まわる余裕はなくなり予定変更して地蔵尾根分岐からそのまま行者小屋に下り予約していた赤岳鉱泉に向かいました(^ω^;)
その時点で膝痛はピーク?を迎えていたようで分岐から鉱泉まではコースタイムの約1.5倍以上かかってしまったので初日の阿弥陀岳断念が正解なのは勿論のこと2日目の予定も再考を余儀なくされました(;´д`)
足がつったとかならストレッチして湿布貼っときゃ翌日は🙆🆗なのですがどうも筋を痛めちゃったみたいなので2日目も無難な行程にしておこうと峰の松目、硫黄岳、横岳は諦めて行者小屋まで歩いてみて行けそうなら阿弥陀岳だけ登って下山、痛みが酷いようなら阿弥陀岳もスルーして下山と変更しました(・∀・)
もっとも下山自体が結局赤岳ピークから約30m付近まで登って赤岳キレット通って権現岳ピーク手前通らねばならずなかなかの行程なのですが(笑)
赤岳鉱泉は山小屋の中では数少ない温泉のある小屋で泉質は調べてもよくわからなかったのですが風呂に入れるだけでめっちゃありがたかったっす???? 膝痛に加え両足つりかけてたのでしっかり暖めてよく揉んでほぐしつつ初日の疲れを癒すことが出来ました∩^ω^∩
食事も美味しく僕が実際に泊まった小屋の中でもお気に入り度はかなりの上位となりましたな(^ω^)
今年は新型コロナ禍の影響でかなりの小屋が営業されていなくて南八ヶ岳も僕が知る限りでは赤岳鉱泉と赤岳天望荘のみかも。
鉱泉は1泊2食→¥11000、天望荘は今年は食事提供無しで1泊¥9000だそうです。(天望荘情報は赤岳で他の登山者に聞いた情報なので行かれる方は小屋に要確認)
コロナ対策に関しては各小屋様々ですが確実になさっておられる対策の代表的な1つに人数制限があります。コロナ禍以降今年は4つの小屋にお世話になりましたがどこの小屋も普段よりかなりの宿泊者数を減らしておられて果たして採算とれるのかとホンマ頭が下がる経営をなさってくださっています。今回の鉱泉もベッド16個、床に蒲団ひくと50人近く入れるであろうスペースに3人でした(・・;) 繰り返しますが採算とれてますか...ホンマにありがとうございます(。-人-。) と感謝の言葉しか出てきませんでした。
食事の時もアクリルボードでついたてが立ってあったので他の登山者さんとの会話も安心してすることが出来て会話も弾むことが出来たので良かったです(^ω^)
さて2日目
とりあえず行者小屋まで歩いてみると膝の痛みは感じつつも昨日の終盤ほどではなかったので阿弥陀岳を目指す登山道を進みましたGO!!!
山頂手前の手足を使う岩場をクリアして登頂すると見事に快晴の360°ビュー゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。
今回唯一の三脚使っての自撮りをしつつ絶景を満喫( ゚∀゚)o彡゚
たっぷりとピークを満喫して下山の徒につきました(^ω^)
下山の複路は昨日通っていたせいか怖さは多少薄れていましたが逆にそれが油断を招きかねないと心の褌を絞め直し慎重に下山、下山時には膝の痛みは再びピークを迎えていましたがなんとか怪我(外傷)無く下山することが出来ました∩^ω^∩
今回の行程、自分には荷が重かったですが体力的にも筋力的にも技術的にも精神的にもまだまだだと思い知ることが出来てめっちゃ良かったです(^ω^)
自分に甘いタイプなのでついつい過信しがちになっちゃうのですがいいタイミングで鼻を折ってもらった気がします。山の神様に感謝ですね(。-人-。)
尚、コースに関してはホンマ面白いスパイスの効いた歩き応えのあるコースだと思います(゚∀゚)
僕も改めて自分を鍛え直して今回の計画を完全攻略出来るよう頑張りたいと思いました(*`・ω・)ゞ
お早うございます<(_ _)>
「最近の登山で会ったかも?」欄にひょっこりアップされたタイトルを見て「もしかして…」と思ったらピンポ〜ンでした
ギボシのクサリ場ですれ違た際には権現岳頂上に至る道筋を解説頂き有難うございました。
お陰様で無事に迷うことなく剱?まで行くことが出来ました。
あの場で「赤岳鉱泉まで」とお聞きした時は「ふ〜ん」と思っただけでしたが、よくよく地図を見ると稜線から500mも降るんだ…辛い
でも感想欄にも記載されていますが、今季は止む無く休業する山小屋が多いので、選択肢が限られてしまいますね。
初日も西岳をピストンされていたとはつゆ知らず…で、「八ツ」に拘ったコース取りに感心しました。
プロフィールを拝見すると奈良にお住まい…となると、前後の移動距離も長いですから、一度にあちこち行ってしまおう感覚は相通じるところです。
拙者は、今回を持って、権現岳〜赤岳間(⇒本レコのキモの区間)が未踏区間となったので、いずれ挑戦したみたいですね
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