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Yamareco

記録ID: 294483
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳

2013年05月03日(金) 〜 2013年05月04日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
33:17
距離
14.9km
登り
1,591m
下り
4m

コースタイム

5/3
6:05-上高地より出発
9:00-横尾
10:10-本谷橋
12:37-涸沢ヒュッテ

5/4
5:25-テン場より出発
7:47-北穂高岳山頂
9:25-ヘリ救助のため待機(25分程度待機)
10:10-テント撤収他
11:02-ヒュッテ出発
13:03-横尾
15:22-上高地バスターミナル
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
横尾から涸沢は雪がありますが、アイゼンは不要(付けている人もいました)。小規模な雪崩の跡あり。
涸沢から北穂高岳往復は、早朝はクラストした雪面、昼近くになると雪が腐ってきます。先行者のトレースをたどり、正しくアイゼン・ピッケルを使うことができれば特に危険はなし。
傾斜は急なので、高所やアイゼンワークに不慣れな方は、転倒注意。転倒即滑落につながります。
予約できる山小屋
横尾山荘
上高地を出発。天気もよく、期待がふくらみます。
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上高地を出発。天気もよく、期待がふくらみます。
横尾を過ぎて、屏風岩が間近に。こんな岩を登る人もいるんですかね。
横尾を過ぎて、屏風岩が間近に。こんな岩を登る人もいるんですかね。
本谷橋を通過後、小規模な雪崩の跡がいくつかあります。こんなところを歩いている時に雪崩れてきたらビビってしまいますね。
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本谷橋を通過後、小規模な雪崩の跡がいくつかあります。こんなところを歩いている時に雪崩れてきたらビビってしまいますね。
涸沢を目指してひたすら登ります。なかなか着きません。
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涸沢を目指してひたすら登ります。なかなか着きません。
ようやく涸沢ヒュッテに到着。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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ようやく涸沢ヒュッテに到着。
来た道を振り返ると、まだ続々と登ってきます。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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来た道を振り返ると、まだ続々と登ってきます。
マイテント。涸沢に張るのは2002年秋以来。フライのシームテープがはがれてきていますが、まだまだ現役。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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マイテント。涸沢に張るのは2002年秋以来。フライのシームテープがはがれてきていますが、まだまだ現役。
奥穂を望む。当初奥穂狙っていましたが、涸沢滞在のヤマレコユーザーの方から情報収集したところ、上のほうはアイスバーンで、登らないように止められているとのこと。小豆沢も凍っててかてかに光っているのが見えます。どうしたものか。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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奥穂を望む。当初奥穂狙っていましたが、涸沢滞在のヤマレコユーザーの方から情報収集したところ、上のほうはアイスバーンで、登らないように止められているとのこと。小豆沢も凍っててかてかに光っているのが見えます。どうしたものか。
北穂は問題ないとのこと。こちらにしますか。しかしかなりの急斜面に見えます。こんなところ登れるの?
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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北穂は問題ないとのこと。こちらにしますか。しかしかなりの急斜面に見えます。こんなところ登れるの?
翌朝5時。朝日に染まる奥穂。アイスバーンは危ないし、上で止められたらどうしようもないなあ。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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翌朝5時。朝日に染まる奥穂。アイスバーンは危ないし、上で止められたらどうしようもないなあ。
5時半出発、北穂沢から北穂を目指すことにします。これから登る斜面を見上げると、気分だけはヒマラヤ登山隊。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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5時半出発、北穂沢から北穂を目指すことにします。これから登る斜面を見上げると、気分だけはヒマラヤ登山隊。
朝日が昇ってきます。雪の斜面は凍っていて、手で触るとつるつる。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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朝日が昇ってきます。雪の斜面は凍っていて、手で触るとつるつる。
上に行くほど傾斜が急になります。下を見ると怖くなる感じがしてなるべく見ないようにします。かといって、上を見るとどんどん急になっていくのが見えるので、またいやな感じがします。上のほうにピッケルのシャフトを刺してから、一歩ずつアイゼンを付けた足を進めます。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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上に行くほど傾斜が急になります。下を見ると怖くなる感じがしてなるべく見ないようにします。かといって、上を見るとどんどん急になっていくのが見えるので、またいやな感じがします。上のほうにピッケルのシャフトを刺してから、一歩ずつアイゼンを付けた足を進めます。
コルに上りきった後、若干のトラバースを経て、山頂に着きました。登ってきた方向を振り返ります。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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コルに上りきった後、若干のトラバースを経て、山頂に着きました。登ってきた方向を振り返ります。
常念方面。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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常念方面。
奥穂のアップ。やはり迫力があります。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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奥穂のアップ。やはり迫力があります。
槍は残念ながらガスっていて見えず。大キレットやせ尾根が続いています。夏にはここを越えたいと思っています。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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槍は残念ながらガスっていて見えず。大キレットやせ尾根が続いています。夏にはここを越えたいと思っています。
仲間と記念撮影。初めて雪の三千メートル峰に立つことができました。写真でも周りの山が低く見えて感動です。
2013年05月04日 08:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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5/4 8:19
仲間と記念撮影。初めて雪の三千メートル峰に立つことができました。写真でも周りの山が低く見えて感動です。
登ってきた北穂沢を下ります。下りの方が怖いかなと思っていましたが、トレースが階段状になっているし、滑ったらいつでもピッケルを突き立てる準備が出来ているので、意外と怖くはありません。一歩ずつ慎重に。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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登ってきた北穂沢を下ります。下りの方が怖いかなと思っていましたが、トレースが階段状になっているし、滑ったらいつでもピッケルを突き立てる準備が出来ているので、意外と怖くはありません。一歩ずつ慎重に。
半分より下くらいまで降りてきたところで、滑落者救助のためにヘリが来るとのことで、待機をかけられました。ピッケルでバケツを掘って休みます。ニュースにはならないものの、毎日滑落事故は起こっているそうです。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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半分より下くらいまで降りてきたところで、滑落者救助のためにヘリが来るとのことで、待機をかけられました。ピッケルでバケツを掘って休みます。ニュースにはならないものの、毎日滑落事故は起こっているそうです。
長野県警のヘリが到着。ヘリを上から眺める経験というのもあまりないですね。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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長野県警のヘリが到着。ヘリを上から眺める経験というのもあまりないですね。
救助が終了し、待機解除。続々と降りてくる登山者を心配そうに見つめる山岳警備隊員。色鮮やかなジャケットがかっこいい。頼もしい存在ですが、毎日滑落が起こってはたいへんでしょう。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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救助が終了し、待機解除。続々と降りてくる登山者を心配そうに見つめる山岳警備隊員。色鮮やかなジャケットがかっこいい。頼もしい存在ですが、毎日滑落が起こってはたいへんでしょう。
涸沢カールの雪面に写る雲の影が移ろっていくのが美しい。たくさんのテントが見えます。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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涸沢カールの雪面に写る雲の影が移ろっていくのが美しい。たくさんのテントが見えます。
テン場に到着。無事に降りて来られました。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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テン場に到着。無事に降りて来られました。
テント撤収中にもヘリが降りて来ました。小豆沢からの滑落者の救出でしょうか。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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テント撤収中にもヘリが降りて来ました。小豆沢からの滑落者の救出でしょうか。
下山にかかります。涸沢の鯉のぼりともお別れです。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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下山にかかります。涸沢の鯉のぼりともお別れです。
順調に下山、上高地に戻りました。
2013年05月06日 18:22撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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順調に下山、上高地に戻りました。
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コメント

北穂もすごい
北穂も傾斜がすごいですね〜

滑ったら止まらないって、かなりこわい。
ニュースにはならないけど、毎日滑落が起きてるってのもこわいですね。

ご無事で何よりです。

それにしてもうらやましい〜〜〜
2013/5/7 19:40
コメントありがとうございます。
ryu0214さん、はじめまして。初めてコメントをいただき、うれしいです。

天候に恵まれたこともあり、登頂することが出来ました。傾斜は確かに急なので、滑落注意ですが、慎重に行けば何とかなりました。

GWの涸沢は最高です。私もまた行きたいです。
2013/5/8 0:20
プロフィール画像
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利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
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