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Yamareco

記録ID: 320067
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山縦走(雄山〜大汝山)

2013年07月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:50
距離
8.1km
登り
840m
下り
832m

コースタイム

8:15室堂-9:10一の越-10:10雄山-10:20雄山神社-11:10大汝山山頂-11:20大汝山休憩所(昼食休憩)-12:00富士ノ折立-12:50大走りルート分岐-15:00雷鳥沢-16:00室堂
天候 曇り時々晴れ(ガス多し)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富山地鉄:電鉄富山駅⇔立山駅 片道¥1170
立山ケーブルカー:立山駅⇔美女平 片道¥700
立山高原バス:美女平⇔室堂 片道¥1660
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは室堂ターミナルにありました。

地獄谷周辺の散策コースは有毒な火山ガスが発生している為、通行禁止になっています。

随所に残雪が多く残っており、アイゼンやトレッキングポールがあった方が安心だと思います。

トイレは室堂、雄山神社社務所、大汝山休憩所、雷鳥荘、みくりが池温泉にありました。
早朝に富山駅から富山地鉄電車で立山駅に降りました。
2013年07月12日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 6:52
早朝に富山駅から富山地鉄電車で立山駅に降りました。
始発のケーブルカーまで少し時間があったので、立山駅前のお店でおにぎりを買いました。
2013年07月12日 06:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 6:51
始発のケーブルカーまで少し時間があったので、立山駅前のお店でおにぎりを買いました。
足早にケーブルカーに乗り込んだのでブレブレ…
2013年07月12日 06:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 6:59
足早にケーブルカーに乗り込んだのでブレブレ…
ケーブルカーで美女平まで行き、高原バスに乗り越えて室堂に向かいます。
途中の車窓から有名な「雪の大谷」も見れました。
2013年07月12日 07:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 7:56
ケーブルカーで美女平まで行き、高原バスに乗り越えて室堂に向かいます。
途中の車窓から有名な「雪の大谷」も見れました。
室堂に着くと気温は11度!
肌寒く上着を着込んで、ガスに包まれた雄山を目指します。
2013年07月12日 08:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:15
室堂に着くと気温は11度!
肌寒く上着を着込んで、ガスに包まれた雄山を目指します。
室堂から少しの間は、歩きやすい遊歩道を進みます。
2013年07月12日 08:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 8:16
室堂から少しの間は、歩きやすい遊歩道を進みます。
すぐに雪渓になったけど、平らなので気持ちいい道です♪
2013年07月12日 08:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:19
すぐに雪渓になったけど、平らなので気持ちいい道です♪
遊歩道は除雪されて快適に歩けます。
2013年07月12日 08:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:20
遊歩道は除雪されて快適に歩けます。
一瞬、雲が切れて陽が差し込んだので、立山連峰を撮ってみました。
2013年07月12日 08:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 8:21
一瞬、雲が切れて陽が差し込んだので、立山連峰を撮ってみました。
遊歩道が終わり、一ノ越に向かって雪渓を渡ります。
2013年07月12日 08:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 8:25
遊歩道が終わり、一ノ越に向かって雪渓を渡ります。
この辺りはなだらかでよく踏まれているので、むしろ遊歩道よりも歩きやすいです。
2013年07月12日 08:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:29
この辺りはなだらかでよく踏まれているので、むしろ遊歩道よりも歩きやすいです。
別山方向を見ると雪だらけ…
今年は梅雨の雨量が少なくて、残雪が多いそうです。
2013年07月12日 08:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:39
別山方向を見ると雪だらけ…
今年は梅雨の雨量が少なくて、残雪が多いそうです。
登山靴で充分な快適な雪渓歩き♪
これでガスが晴れてればなぁ〜(。-_-。)
2013年07月12日 08:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:39
登山靴で充分な快適な雪渓歩き♪
これでガスが晴れてればなぁ〜(。-_-。)
途中の祠は昔の立山信仰で下界と神域との境界とされた祓堂(はらいどう)です。
2013年07月12日 08:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 8:56
途中の祠は昔の立山信仰で下界と神域との境界とされた祓堂(はらいどう)です。
標高を上げていくと、少しガスが晴れて真砂岳と別山が見えました。
2013年07月12日 09:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 9:04
標高を上げていくと、少しガスが晴れて真砂岳と別山が見えました。
未体験の高地は空気が薄く、息が切れ始めます。
2013年07月12日 09:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 9:10
未体験の高地は空気が薄く、息が切れ始めます。
室堂方面を振り返ります。
2013年07月12日 09:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 9:10
室堂方面を振り返ります。
コース標準タイム通り、スタートから1時間で一ノ越山荘に到着。
2013年07月12日 09:11撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 9:11
コース標準タイム通り、スタートから1時間で一ノ越山荘に到着。
一ノ越からは雪はなくなり、稜線の急なガレ場を登ります。
2013年07月12日 10:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 10:06
一ノ越からは雪はなくなり、稜線の急なガレ場を登ります。
一ノ越から1時間で雄山の一等三角点に着きました。
2013年07月12日 10:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 10:12
一ノ越から1時間で雄山の一等三角点に着きました。
雄山の社務所で山バッジを購入して、本当の山頂の雄山神社に向かいます。
2013年07月12日 10:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 10:19
雄山の社務所で山バッジを購入して、本当の山頂の雄山神社に向かいます。
霊峰立山の主峰・雄山山頂(3,003m)には雄山神社峰本社があり、参拝料500円でお祓いを受けました。
2013年07月12日 10:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 10:21
霊峰立山の主峰・雄山山頂(3,003m)には雄山神社峰本社があり、参拝料500円でお祓いを受けました。
雄山付近はガスと強風でしたが、当初の予定通り大汝山への縦走路に向かうことにしました。
2013年07月12日 10:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 10:33
雄山付近はガスと強風でしたが、当初の予定通り大汝山への縦走路に向かうことにしました。
ガスで視界が悪い縦走路ですが、大汝山休憩所でココアを飲むことを楽しみに歩いてました!
2013年07月12日 10:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 10:39
ガスで視界が悪い縦走路ですが、大汝山休憩所でココアを飲むことを楽しみに歩いてました!
立山連峰の最高峰、大汝山(3,015m)に到達。
眺望は全くなかったけど…
2013年07月12日 11:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 11:12
立山連峰の最高峰、大汝山(3,015m)に到達。
眺望は全くなかったけど…
ガスに包まれた大汝山休憩所。
ここで立山で買った昼食のおにぎりと、食後のココアでゆっくりしました。
2013年07月12日 11:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 11:45
ガスに包まれた大汝山休憩所。
ここで立山で買った昼食のおにぎりと、食後のココアでゆっくりしました。
大汝山休憩所のバイオトイレはとても綺麗です♪
2013年07月12日 11:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 11:41
大汝山休憩所のバイオトイレはとても綺麗です♪
富士ノ折立に着いたの?
何も見えないんですけど…
2013年07月12日 11:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 11:58
富士ノ折立に着いたの?
何も見えないんですけど…
ガスが少しでも晴れると雄大な立山連峰が見えます。
2013年07月12日 12:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:20
ガスが少しでも晴れると雄大な立山連峰が見えます。
ガスに隠れた内蔵助カール。
2013年07月12日 12:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:36
ガスに隠れた内蔵助カール。
一面の雪渓が少し見えました!
2013年07月12日 12:37撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:37
一面の雪渓が少し見えました!
稜線上に室堂方面からガスが凄いスピードで登ってきます。
2013年07月12日 12:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:38
稜線上に室堂方面からガスが凄いスピードで登ってきます。
内蔵助カールは万年雪渓で雪がなくなることはないそうです。
2013年07月12日 12:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:42
内蔵助カールは万年雪渓で雪がなくなることはないそうです。
落ちたら止まらなそう…
2013年07月12日 12:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 12:42
落ちたら止まらなそう…
真砂岳へのなだらかな稜線です。
2013年07月12日 12:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:46
真砂岳へのなだらかな稜線です。
大走りルートとの分岐点で別山への縦走を諦めて大走りを下りることにしました。
2013年07月12日 12:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 12:49
大走りルートとの分岐点で別山への縦走を諦めて大走りを下りることにしました。
大走りルートの最初はなだらかなザレ道を歩きます。
2013年07月12日 12:55撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 12:55
大走りルートの最初はなだらかなザレ道を歩きます。
ザレ場から雪渓歩きになります。
遥か先に先行する人影があり、少し安心します。
2013年07月12日 13:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 13:04
ザレ場から雪渓歩きになります。
遥か先に先行する人影があり、少し安心します。
雪渓の脇に雷鳥の親子を発見!
2013年07月12日 13:37撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 13:37
雪渓の脇に雷鳥の親子を発見!
雷鳥の雛が三羽、母鳥に寄り添っていました。
2013年07月12日 13:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 13:38
雷鳥の雛が三羽、母鳥に寄り添っていました。
あんまり可愛いのでしつこく撮ってました♪
2013年07月12日 13:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 13:39
あんまり可愛いのでしつこく撮ってました♪
脇道がなくなったのでアイゼンを着けて、慎重に雪渓の踏み跡を辿ります。
2013年07月12日 14:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 14:14
脇道がなくなったのでアイゼンを着けて、慎重に雪渓の踏み跡を辿ります。
雪渓は途中で斜度が急になり苦労しましたが、カーブを過ぎるとなだらかになり、雷鳥沢の施設も見えてホッとしました!
2013年07月12日 15:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 15:00
雪渓は途中で斜度が急になり苦労しましたが、カーブを過ぎるとなだらかになり、雷鳥沢の施設も見えてホッとしました!
結局、雪渓を歩いてる間は誰にも会いませんでした。
2013年07月12日 15:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 15:12
結局、雪渓を歩いてる間は誰にも会いませんでした。
雪渓から浄土川に渡る橋を渡ると、すぐに雷鳥沢のキャンプ場です。
2013年07月12日 15:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 15:18
雪渓から浄土川に渡る橋を渡ると、すぐに雷鳥沢のキャンプ場です。
実はここでデジカメの充電切れました。
室堂までの登り返しは辛かったけど、無事に日帰りで富山に帰ることができました。
2013年07月12日 15:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/12 15:19
実はここでデジカメの充電切れました。
室堂までの登り返しは辛かったけど、無事に日帰りで富山に帰ることができました。

感想

7月に入り、連日の暑さで山歩きも辛くなってきた今日この頃、ダイトレ歩きの途中ではありますが、海の日の3連休の前日に休みが取れたので、憧れの北アルプスの立山に行ってきました♪

大阪から比較的アクセスがし易いことと、3000m越えの高山の中で日帰りが可能そうだったので決めました。

立山は、飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰に位置する山ですが、立山という名の独立峰はなく、雄山(おやま、標高3,003m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999m)の3つの峰の総称だそうです。

前日の夜に大阪から夜行バスで富山駅に早朝に着いた後、富山地鉄の電鉄富山駅から立山駅へ向かい、立山駅から7時発のケーブルカーの始発に乗って美女平駅へ。
美女平から高原バスに乗り換えて約50分で立山登山の起点の室堂に8時過ぎに到着しました。

この日の室堂発の最終バスは17時。約9時間近くの行動時間があるので、室堂から一ノ越経由で雄山に登り、縦走路を大汝山、富士ノ折立、真砂岳、別山と稜線を歩いて、剣御前小屋から雷鳥坂を下って雷鳥沢キャンプ場を目指し、雷鳥荘からみくりが池を経て室堂に戻るコースを目標にすることにしました。

ここ何日間かの立山はガスが濃く、山頂付近は風もかなり強いらしいとも聞いていたので、雄山からの室堂へ引き返しや、真砂岳手前で大走りルートで小回りすることも視野に入れてスタートしました。

室堂は標高2400m以上なので、私たちにはスタート地点で既に未体験の高地にいることになります。
この日の室堂の気温は朝8時で11度!大阪の猛暑の中を過ごしてきたので、とても涼しく(寒く?)感じました。

室堂から一ノ越方面に石畳の遊歩道を歩き始めますが、所々に残雪が残った道と遊歩道を交互に進みます。
一ノ越までは比較的なだらかな雪渓を歩いて、少しずつ高度を上げていく感じなんですが、改修工事中の一ノ越山荘から先は雪はなくなり、足場の悪いガレ場の急登になります。

高所で空気が薄いからか、ゆっくり登っても息が切れます。
約1時間かかって雄山の一等三角点に到着。雄山神社の社務所で山バッジを購入して、頂上の雄山神社峰本社で登拝祈祷をしてもらいました。

雄山山頂はガスで覆われ、かなりの強風だったので、この先の縦走に不安を感じましたが、雄山から大汝山までは距離も短く、大汝山休憩所で美味しいココアを飲みたいという私の意見が採用(?)されて、大汝山へ向かいます。

大汝山への縦走路はガレた岩場の稜線で、剣山や関西の山とは様子が違います。
足元の悪い稜線を黄色いペイントの目印を頼りに進みますが、何しろガスで視界が悪いし、風も強いので、慎重に歩くこと約20分で大汝山の山頂に着きました。

山頂の近くの休憩所で昼食休憩と食後のココアをいただいてホッと一息。結局、この日は雄山から大汝山までが一番視界が悪かったと思います。

大汝山休憩所からはまだ時間に余裕もあったし、少し視界もよくなってきた気がしたので別山方面に向かうことにしました。

大汝山から10分ほどで富士ノ折立と書かれた案内板の前に着きましたが、ガスで山頂に向かう道がよく分からなかったので、そのまま真砂岳に向かいます。

富士ノ折立を過ぎると、右が内蔵助カール、左に室堂平という歩きやすい尾根道になります。この辺りで時折ガスが晴れて雄大な景色を楽しむことができました。
この時は室堂方面から白い雲が凄いスピードで斜面を登って、内蔵助カールに降りていく様子を見れて感動的でした!

更に先に進むと、真砂岳頂上へのなだらかな稜線が見えて、大走りルートとの分岐になります。この時に12時50分。別山に向かうと時間がギリギリになりそうだったので、大走りルートを降りることにしました。

大走りルートの最初はなだらかなザレ道を下りていきますが、途中から雪渓を渡ります。用意してきたアイゼンを着けて初めてのアイゼン歩きです。

暫く雪渓を歩くと脇道があったので、アイゼンを外して歩いていると、なんと雷鳥がいました!しかも雛を3羽連れた雷鳥の親子です♪
雷鳥親子のあまりの可愛らしさに時間を忘れて、ずっと写真を撮ってました。

思わぬ雷鳥の登場に感激した後は、また雪渓の脇道を歩きますが、やがて脇道がなくなって雪渓のみになったので、再びアイゼンを装着。

そしてこの雪渓の斜度が段々と急になっていきます。雪道に慣れない私たちは、滑落の不安から一歩一歩時間をかけて、足場を作りながら雪渓を下りました。
本当にこの道で合っているのか不安でしたが、雪渓に残った1つの踏み跡を頼りに下っていくと、なだらかな雪渓と合流するカーブがあって、曲がりきった先に雷鳥沢の施設が見えて一安心しました。

ここからはまた快適な雪渓歩きになりましたが、コースタイム80分の大走りルートを2時間かかってしまってました。
残雪の少ない時期なら脇道がずっとあったのかもですが、結局、誰にも会わなかったってことは、皆さんは普通に別山からの道を選択されるのかも知れませんね。

雪渓から浄土川に架かる手造り感のある橋を渡り、雷鳥荘の綺麗なトイレを拝借してから、室堂に向けて地味に辛い登り返しでした。
みくりが池温泉の手前でまた雷鳥がいたけど、登り道がきつくてスルーします。

室堂に着いたのは16時ちょうど。バスの時間まで売店や展望台でゆっくりと過ごして立山を後にしました。

夜は富山市内のホテルに泊まって、美味しいものも食べて、楽しい休日を過ごしました。

今回の立山は初めての3000m峰で、初めてのアイゼンでの雪渓歩きや、雷鳥との出会いに感動したけど、もっと晴天の日にまた来て、今回は見れなかった剱岳も見てみたいです。お疲れさまでしたぁ♪

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