広大な荒川三山と赤石岳（椹島ロッジから周遊）
長野県
静岡県
zin
体力度について
- GPS
- 48:19
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 3,124m
- 下り
- 3,121m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
8:00椹島ロッジ→11:20見晴台→13:10千枚小屋
【14日】
5:10千枚小屋→7:00悪沢岳→9:20荒川小屋→11:40赤石岳→13:40赤石小屋
【15日】
5:50赤石小屋→8:10椹島ロッジ
| 天候 | 13日→曇のち雨 14日→晴のち曇のち雨 15日→曇のち晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・ダム→ロッジまでは8時が本来の始発ですが、ハイシーズンは6時ごろから臨時便が出ます ・ロッジ→ダムは定刻通りの運行でした |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山ポストはダムの臨時駐車場にありました。 ・バッチは椹島ロッジにも各小屋にも売っています。 ・下山後の温泉は白樺荘へ。3日間で知った顔が溢れています(笑)。500円。 |
写真
拍手
感想
北陸から関西に転勤したため、南アにも比較的近くなりました。
（それでもそこそこかかりますが。。。）
自身にとって始めての南アルプス。一発目は悪沢岳(荒川三山)と赤石岳に行ってきました。
初日の感想としては、、、登山口までの行程が長い！！
新東名の島田金谷ICから畑薙第一ダムまで約80kmは一般道、いや、一般道ちょっとと山道・峠道ほとんどと言ったほうが近いです。離合困難な箇所が多くて神経を使います。あとあと小屋で聞いた話ですと、それでも関東方面から来た人が通った口坂本経由の道よりは「まし」みたいです。一体どんな道だったんでしょう。。。獣を30匹以上みたって人もいましたね。
ダムからロッジは東海フォレストの送迎バスを利用しますが、ここは定刻8:00に対して、6:00ごろから臨時便を出してくれます。1台28人乗りなので順番になりますが、それでも比較的早い行動ができることは嬉しいですね。
ダムから千枚小屋までは、鬱蒼とした樹林帯をただただ歩くルート。途中にある見晴台が唯一の眺望ポイントです。自分の進み具合もよくわからなく、ここはかなりしんどかったですね。難しいところも特にありません。
千枚小屋からは富士山を真正面に見ることができ、そこで飲むビールは格別でした。ソロ登山者が集まって山の話でビールを飲む、いつものコトながらやっぱり楽しい！残念なのは天候が崩れたため夕焼けの富士山を拝めなかったこと。
-*-*-*-*-
二日目は千枚小屋から赤石小屋までの稜線歩きです。アップダウンが激しすぎて、稜線といってよいものかとも思いましたが(笑)。これが南アの醍醐味なのでしょう。また、この日から初日にビールをご一緒させて頂いた同じくソロ登山者の方と行動をともにさせて頂きました。体力のあるパワフルなお父さんです。
悪沢岳まで一気に登ると、山頂からは富士山はもとより、雲に覆われた南アルプス北部や塩見岳、うっすらと中央アルプスまで見ることができました。でもやはり北アルプスと比べると勉強不足で、山の判別もこれからといったところでしょうか。
そこから中岳へと進みますが、200mくらい下ってからの登りです。しんどかった。でも鞍部周辺はお花畑が広がっており、気持ちのよい登山ができます。中岳・前岳とピークを踏んで、荒川小屋を目指します。また下ります。途中、鹿対策の作業をしていました。こんなところまでくるんですね。中岳避難小屋から長い柵を背負って軽快に駆けていく人をみて、ここでも自分はやはり自分はまだまだだなと実感。
荒川小屋まで下りきってから赤石岳まで登りますが、到着したころには真っ白のガスの中。なにも見えません。ピークだけ踏んで分岐点まで戻り、赤石小屋まで進みます。ちなみに途中に数箇所雪渓を横切る箇所がありましたが、東海フォレストの方が踏んでいてくれたこともあり、とくにアイゼンなどは不要でした。また、赤石岳〜赤石小屋の間は急登が多く、かなりの体力が奪われそうです。ちょっと登りはきついか。。。
そしてこの日もビール。初日も二日目も行動時間がそれなりなので、だいたい1時〜2時には小屋に着くことができ、ゆったりと宴会できます。この日は比較的早くから天候が崩れたため、宴会も場所は小屋の食堂がメインでした。雨風がかなり強く、翌日が心配なままこの日は就寝。。。
-*-*-*-*-
三日目はただただ下ります。ここもとくに危険箇所はありませんが、とにかく滑りやすいです。横は崖なので、そこだけがちょっと危ないですね。ちょうど8:00に下山完了し、ちょうど出発したバスを見送って、2時間半の待ち時間。近くの沢に遊びにいったり、まったりしたり、情報交換したりで時間を潰します。ロッジではシャワーを浴びれますが、私は白樺荘で入る予定だったので、ここは入らずに簡単な着替えだけしておきました。
-*-*-*-*-
初めての南アルプスにしては長く、辛いコースを選んでしまったなと思いました。また、道中では無理をして体調を崩されヘリコプターで下山した方もいました。僕らが千枚小屋で宴会しているときに到着されたソロ登山者の一人で、その日のうちに中岳避難小屋まで行かれた方でした。もう一人の方と赤石小屋で再会したときに伺ったのですが、低体温症とのことです。より安全に、より自分の力を把握して、ときには背伸びをしながら、これからも楽しい登山をしていきたいと思う今日この頃です。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
悪沢岳の最新記録
赤石岳の最新記録
中岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する