ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 321740
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳、間ノ岳

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
yogins その他1人
GPS
49:00
距離
24.4km
登り
2,394m
下り
2,153m

コースタイム

2013.07.13
07:00 広河原
08:51 二俣分岐
10:41 八本歯のコル
11:45 北岳山荘
13:01 北岳山頂
14:00 北岳山荘

2013.07.14
07:50 北岳山荘
08:30 中白根山
09:35 間ノ岳
10:47 三峰岳
14:15 野呂川越
15:00 両俣小屋

2013.07.15
06:00 両俣小屋
08:00 野呂川橋
天候 2013.07.13 曇り時々晴れ、後雨
2013.07.14 曇り後晴れ
2013.07.15 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
2013.07.13
00:00 JR中央線 甲府着
04:20 山梨交通バス 広河原行き

※04:00の段階でバス4台分の登山客が並んでました。
さらにバス20台が続くとのことで、相当な人数が南アルプスに入っていたのでしょう。
コース状況/
危険箇所等
広河原〜二俣:夏道。
二俣〜八本歯のコル:雪渓。そこそこの傾斜。スリップ、転倒、滑落注意。雪渓下りに自信がない人は下山路にしない方が良い。目の前で滑落者目撃。
八本歯のコル〜北岳山荘:細いトラバース道。雨天時スリップ注意。お花畑多数。
北岳山荘〜北岳:夏道。
北岳山荘〜間ノ岳:夏道。
間ノ岳〜三峰岳:ガスっている場合、間ノ岳山頂標識から三峰岳の最初の印(石に『←ミブ』の文字)を見つけるまでが肝。あとは随所に印あり。
三峰岳〜野呂川越:急な降りあり。樹林帯に入ると倒木多数。
野呂川越〜両俣小屋:急な降り。倒木そこそこ。
両俣小屋〜野呂川橋:林道8km。

テント場代:北岳山荘\600、両俣小屋\500
水場:北岳山荘\100/L、両俣小屋無料
トイレ:二俣に仮設トイレ、北岳山荘にバイオトイレ、両俣小屋にトイレ
本日は大樺沢雪渓を登る予定。
2013年07月13日 07:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 7:03
本日は大樺沢雪渓を登る予定。
気分上々、意気揚々。キックステップでガシガシ登る。
2013年07月13日 08:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 8:39
気分上々、意気揚々。キックステップでガシガシ登る。
行動食はバゲット二本差し。
2013年07月13日 08:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
2
7/13 8:51
行動食はバゲット二本差し。
北岳バットレス。上部はガスで見えず。
2013年07月13日 10:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 10:05
北岳バットレス。上部はガスで見えず。
八本歯のコル。花も結構咲いてる。
2013年07月13日 10:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 10:43
八本歯のコル。花も結構咲いてる。
トラバースルートはお花畑がたくさん。
2013年07月13日 11:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 11:21
トラバースルートはお花畑がたくさん。
先週と同じ場所に設営。
2013年07月13日 12:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 12:03
先週と同じ場所に設営。
予想外にキタダケソウもまだ咲いてた。
2013年07月13日 12:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:54
予想外にキタダケソウもまだ咲いてた。
ガスガスの北岳山頂。
2013年07月13日 13:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
7/13 13:07
ガスガスの北岳山頂。
『もう何も怖くない』のポーズ。
2013年07月13日 13:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/13 13:12
『もう何も怖くない』のポーズ。
晴れて来たと思ったら時々濃いガスに巻かれる。
2013年07月13日 13:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 13:18
晴れて来たと思ったら時々濃いガスに巻かれる。
山荘方面。
2013年07月13日 13:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:20
山荘方面。
翌朝。雲が染まっている。富士山も、綺麗。
2013年07月14日 04:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/14 4:43
翌朝。雲が染まっている。富士山も、綺麗。
中白根から振り返る北岳。雲がどういう風にできるか良く分かる。
2013年07月14日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 8:28
中白根から振り返る北岳。雲がどういう風にできるか良く分かる。
間ノ岳方面の滝雲。昇る昇る。
2013年07月14日 08:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 8:29
間ノ岳方面の滝雲。昇る昇る。
ガスガスの間ノ岳山頂。
2013年07月14日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 9:33
ガスガスの間ノ岳山頂。
もう何も怖くな…
2013年07月14日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:21
もう何も怖くな…
俺:『もう何も怖くない』のポーズ。
友:『みきてぃー!!』
2013年07月14日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 10:21
俺:『もう何も怖くない』のポーズ。
友:『みきてぃー!!』
農鳥岳方面も晴れて来た。
2013年07月14日 10:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 10:24
農鳥岳方面も晴れて来た。
三峰岳。『ミブダケ』と読むらしい。
2013年07月14日 10:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 10:55
三峰岳。『ミブダケ』と読むらしい。
両俣へ向けて稜線を降る。
2013年07月14日 11:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 11:08
両俣へ向けて稜線を降る。
時にはハイマツのブッシュを進み。
2013年07月14日 11:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 11:36
時にはハイマツのブッシュを進み。
ようやく野呂川越。
2013年07月14日 14:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/14 14:15
ようやく野呂川越。
両俣小屋に到着後、雨に。
2013年07月14日 15:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 15:37
両俣小屋に到着後、雨に。
雨上がりの宴会タイム。
2013年07月14日 16:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
7/14 16:08
雨上がりの宴会タイム。

感想

ジャンダルムに行くつもりが、連休の北アルプスは天気が全滅っぽいため南アルプスに計画を変更した。
北岳、間ノ岳、農鳥岳を経て奈良田に降りる予定だったが、北岳山荘で合流した友達の別パーティーが間ノ岳から三峰岳経由で両俣小屋に降るとのことで一緒に行動することとなった。
大樺沢雪渓を利用する登山者が多かったが、滑落する人やスリップする人など結構いて危なっかしいと思わざるをえなかった。

2013.07.13
07:00 広河原出発。凄まじい登山者数で、なんでもさらにバス20が続いているとか。テン場も大変なことが予想されるため、さっさと進むことにする。
いきなりの渋滞発生で行列のまま二俣分岐に到着。ちょうどいいウォーミングアップになった。二俣分岐で思いのほか大樺沢方面に進む人が多く、ちょっとびっくり。

08:51 二俣到着。仮設トイレあり。行動食とドリンクで補給する。ここで軽アイゼンを付ける人が多く、その後はトレースを進むようだ。
少し行くと上から滑落してくる人がいた。スピードは出ていないが、なかなか止まらないなーと思うくらい止まらなかった。他にも苦労して登り降りしている人がいた。

トレースを進んでも何の意味もないため、相方を雪渓中央位に連れてしばらく練習してもらった。チェーンスパイクを付けていても足の置き具合によっては簡単にスリップすることが良く分かったようだ。何度か膝をついていた。しばらくジグザグに登る。

雪渓ってトレースのステップ使えばどうとでもなるけど、自分でステップ切れるようにならないと意味がないと感じる。ガスに巻かれて見失ったり、滑ってトレースから離れたりした時に問題なく対処できるか。
相方にはもっとレベルアップしてもらわないとね。

10:41 八本歯のコル 雪渓が終わってからの連続ハシゴは寝不足の身になかなかに堪えた。が、北岳バットレスはやはり良い眺めだ。北岳山頂と山荘への分岐あたりで雨が強くなり合羽を着込む。山頂行っても展望ないだろうし、山荘へ向かう。

11:45 北岳山荘到着。受付を済ませ、先週と同じ場所にテントを設営。ペグ忘れたんで困った…
水筒と行動食を詰め込んで15分後に北岳へ向けて出発。
先週ほどではないがそこそこの強風でちと寒く感じた。ついでに安物のネオプレン手袋は役に立たないことが良く分かった。シールスキンの防水手袋でも買ってみるかね。ナスも出たことだし。

13:00 北岳山頂。強風だが雨は無く快適。ちょいちょいガスが晴れて景色もそこそこだった。友達のパーティが通過してもいい時間帯のため10分少々待ったが来ず。テントに戻ることにした。

14:00 北岳山荘到着。見事なテント村ができていた。やはり本日のテント村は入山者数が多いこともあり、早いな。あっという間に場所がなくなっている。早めに上がってきて正解だった。
その後15:00頃友達が上がってきて、宴会しようとしたが大雨になり中止。
ペミカン豚汁作って夕飯とした。ところが、ATSチタンクッカーにプリムスのP114サクラを使ったら、初めに出力が高すぎたようで焦がしてしまった。
どうもATSは熱を分散させるだけでなく、本体のチタンに効率よく伝えるために強火だと焦げ付きやすいんだろう。いい勉強になった。

2013.07.14
07:50 北岳山荘出発。朝焼けは楽しめたがその後ガスりはじめ、あっという間に真っ白になってしまうわ強風だわでゆっくりと中白根方面に向かって歩きだした。
08:30 中白根山到着。この前後で北岳方面が晴れてきて雲に隠れる北岳が望めた。
西側からの強風が稜線を越えるあたりで雲に変化するところが良く見え、雲がどういう風に発生するのかなんとなくわかる気がした。
間ノ岳方面には山肌を越えて行く滝雲のようなものが見れて、これはこれで曇りもいいものだと思われる。
09:35 ガスガスの間ノ岳到着。展望もなにもなく、適当に休憩して三峰岳方面に向かう。
ここはガスっていると最初の印を見つけるまで少し不安になるかもしれない。
方向を確認して薄いトレースを辿れば『←ミブ』の石が見えてくるはずである。
三峰岳へはそこそこの岩稜帯を楽しめる。
10:47 三峰岳。ここからは南の塩見岳や東の白根三山、北の甲斐駒、仙丈ヶ岳と素晴らしい展望が楽しめた。
14:15 野呂川越到着。ここからの急降りは結構きつかったな。
15:00 両俣小屋到着。雨が降ってきたため、5分でテント設営。相方も随分と慣れて来たもんだ。
雨上がり後はビールやワインと肴でワイワイ飲んでいい気分だ。

2013.07.15
06:00 両俣小屋出発。林道歩きが思いのほか辛かった。
08:00 野呂橋到着。下山完了。バスまで靴を干したりじゃんけん罰ゲームで腕立てしたり時間を潰した。ちなみに胸筋が筋肉痛になった…

ジャンダルムは行けなかったけど、これはこれで楽しめる山行だった。
そのうち仙丈ヶ岳か甲斐駒ケ岳から塩見岳まで縦走とかしてみたいけど、いかんせん休みが取れない。まぁ今年の夏も相変わらず北アルプスを縦横無尽に歩きつくそうと思う。
でも次はとりあえず甲斐駒ケ岳から鋸方面に縦走したいなー。あれはとても楽しめそうだし。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1072人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
両股小屋ハイキングコース
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら