夏空に浮かぶネコ耳 鹿島槍ヶ岳
富山県
長野県
mamepyon
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,371m
- 下り
- 2,365m
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登り4時間半
下り3時間半
休憩55分
お昼寝1時間
今回は前半結構飛ばしたので早いです。
CTは健脚な方以外は参考にしないほうが良いと思います。
| 天候 | 晴れ午後から雲多い。下山後ちょっとだけ雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口周辺に無料駐車場数箇所あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜登山口〜種池山荘＞ 登山口に登山届けを書く場所、ポストあり。 朝は係員（指導員？）もいた。 整備された登山道。 普通に歩いていて危険と感じるところはなし。 登り初めが少しきつかったが、それ以外はなだらかな登山道。石畳含め岩、石が多いので疲れた下りは柔らかい登山道に比べちょっとダメージがあった。 雪渓が2箇所合ったがしっかりとステップがきってあり通過にアイゼンなどを使う必要はない。 ＜種池山荘〜冷池山荘＞ 山荘から上はすぐ森林限界を超えるので快適な稜線歩き。 足元はガレ。ルートは明瞭。 爺が岳はピークを踏まずトラバースしても進める（下山時は巻いた） 3つのピークを通るにはアップダウンがそこそこある。 赤岩尾根との分岐後一旦樹林に下りて登り返せば冷池山荘。 この区間も整備された登山道で危険箇所はないと思うがアップダウンが少し堪える。 ＜冷池山荘〜鹿島槍山頂＞ すぐ前に見える布引岳に向かってぐんぐん登る。 布引岳から稜線を辿りもう一登りで鹿島槍山頂。 稜線沿いのルートで眺望素晴らしい。 お花も多かった。 ルートは明瞭危険箇所なし。 鹿島槍南峰と北峰の間は岩場。 高度感はそこそこあり特に下り出しは慎重に。 雪渓は残っているがルートはその脇。 |
写真
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下が岩でゴツゴツしてるので膝へのダメージは結構大
装備
| 個人装備 |
水 １Ｌ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーセット １ 非常用の道具一式
行動食、非常食 １ その日の行動食と簡易非常食
水 ２L
ヘッドランプ １ 予備の電池も
雨具 １
シャツと靴下の替え １
手袋 １
地図とコンパス １
雑記帳 １
軽アイゼン １
|
感想
例年に比べ早い梅雨明けなんていってるけど、不安定な天気が続いています。
少ない休みが幸いにも晴れ間に恵まれ山行を楽しめています。
今回の休みはその不安定な天気っていうのにハマってしまってあまり良いお天気の山域が少ないみたい。
で、今年登りたい山リストの中でちょっとでも晴れマークのある山を選び鹿島槍に行く事にしました。美しい双耳峰の山ですね。
仕事から帰り、夕飯を作って、その後荷物をまとめ出発。
夜中の空いてる道路をひた走り扇沢へ。
4時台に出発しペースが良ければ五竜や唐松まで行って下山後電車で大町まで戻りバスで扇沢に車を回収しに戻るというプランも立てていましたが、自宅の出発が遅かったのとちょっと仮眠したつもりが寝過ごしてしまい、扇沢に着いたのが6時過ぎだったので柏原新道をピストンする事に。
扇沢の駐車場は結構賑わっていて、スペースがなくなる寸前でしたが、何とか車を停め、靴を選びます。いつも3〜4足靴を持っていて、背負う荷物や歩行距離、山行形態で靴を選びますが、結局7割が一番履きなれたオールラウンドで使える3シーズン用の登山靴になりますw
駐車場から橋を渡り登山口へ。
臨時の指導所？が設けられていて登山届を出します。
何パーティーかが準備してたり出発していったり。いつも入山も下山も静まり返った山の中なので何だか新鮮です。
届を出して歩き始まます。
登り初めにぐっと高度を上げるので少し息が切れましたが、その後はとっても歩きやすく整備された登山道で等高線に沿って歩くようなところが多いのでそこそこ距離はありますがスイスイ進みます。
雪渓の通過が2ヵ所ありましたが、そこもしっかりとステップが切ってあり、平らに均してあるので通過に問題はありません。
青空が広がりお天気も心配なさそう♪
種池山荘が思ったより遠くてあそこかぁ〜とちょっとげんなりしましたが、歩いてみるとそれ程遠くなかったです。
種池山荘まで2時間弱。結構なペースで着いちゃいました。
山でのモットーは元気良く楽しく登る！
だから苦しい時も笑顔で。
すれ違う人には元気よく挨拶します。
途中追い抜いて種池山荘で休憩中に追いついてこられたご夫婦？はお話ししてみると明るくてニコニコしててこちらが元気をもらいました。
やっぱ元気良く楽しく登るは重要。
握手して出発。
ここから先は森林限界より上なので視界を遮るものが無くとっても眺めの良い稜線歩きです。お天気良いので進むルートがずーっと先までしっかり見えます。
まずは爺ヶ岳の南峰へ。
振り返ると種池山荘の向こうに剱、立山方面がどーんと視界に飛び込んできます。良い眺めです。
南峰では写真を撮る程度であまり長居はぜず先に進みます。
一旦少し下って登り返して中峰。
標高の一番高いこちらが爺ヶ岳の山頂です。
西側の眺望は相変わらず素晴らしいですが、東側からは雲がモクモク・・・。
ここまででも充分素敵な眺めがあったのですが、せっかくなのでお天気の良いうちに山頂に着きたいなとこのピークも一息ついてすぐに出発。
雲の上に浮かぶネコ耳の鹿島鑓まではまだまだ。
中間点の冷池山荘も結構遠く見えます。
しかし鹿島槍の個性的な山頂は魅力的ですな。
ここからトラバース気味に山肌を歩き一旦コルまで下ります。
帰りがちょっと嫌かもw
赤岩尾根との分岐点、冷乗越まで下り、樹林に入って少し登り返すと冷池山荘。
まだまだ疲れもなく足も元気なので軽くゼリーやお菓子を食べ、ストレッチをして出発します。まだまだ良いペース。
小屋を出てテント場を通り過ぎるとお花がたくさん咲くところを通過します。
徐々に照りつける日差しが強くなってきましたが稜線に出るとひんやりとした風が吹いていて涼しいぐらい。多くの登山者がいましたが見渡す限り半袖でガツガツ歩いてるのはは自分だけだったような・・・。
布引岳までの登りが少しキツかったですが、稜線歩きは眺めが良く気持ち良く歩けます。いつもの南アだとこの標高だとまだ薄暗い森の中だもんなぁ・・・。
深い森や切れ込んだ沢もいいけど、たまには明るくて緩やかな道もいいものです。
布引岳から快適な稜線歩きを楽しんだ後、最後に一登り。
さすがにちょっと登るペースに衰えが出てきましたが何とか鹿島槍ヶ岳山頂です。
山頂は登山者で賑わっていました。
360℃の展望で北アのほとんどの山を見渡せます。
終始東側からがガスが上がって来ていましたが西から吹く風が押し返してくれ稜線までしか上がってきません。なので東側は雲海。西側は青空と北アの山々といった対照的な眺めでした。
五竜に向かうキレットが結構な迫力。
去年も唐松から鹿島槍まで向かうつもりが出発の遅れで五竜までのピストンになってしまいましたが今年は反対側からきてやはり朝の寝坊でここまでのピストンになっちゃいました。あと一時間早ければ唐松までは厳しいかもしれないけど五竜までは充分行けそうです。
北峰までは急な岩場の上り下りがありますがそれ程遠くはありません。
さて、山頂でご飯を食べ、少し横になってお昼には下山開始。
下りも最初のうちは快調。
布引岳まではあっという間。
種池山荘で会ったご夫婦とすれ違い挨拶を交わしハイタッチ。
頑張って登って気を付けて進んでください。
冷池山荘手前で猿の群れに会い、ちょっとビビってペースダウン。
実は、以前猿の群れ（推定数十〜百匹ぐらい）に四方を囲まれギャーギャー言われて木の上から石投げられたりして襲われたことあるのでちょっと苦手。
とりあえず群れの中を通り過ぎて冷池山荘で休憩。
バッジと手ぬぐい買いました。
ここから先は行きに下ってきたところ。
そう、登り返しが待っています。
朝追い抜いた方達が続々と来るので皆さんと挨拶したり軽く会話を交わしたりしながら戻ります。
ペースは少し落ちて来ました。
復路は爺ヶ岳のピークは踏まず、巻き道を進み種池山荘へ。
いや〜さすがに疲れた。
水も残り少なくなってきたのでちょっと安売りしてたジュースを買って休憩。
今日は扇沢から登って来てここまでで宿泊する方や、鹿島槍や爺ヶ岳から来た方などで賑わっていました。
一息ついて下山開始。
それ程キツイ下りではないけど足元に岩が多く長い距離を歩いてきた後半には結構膝にきます。とは言え時間にも余裕があるし急ぐ必要もないのでマイペースで下りました。ところどころ水平移動があったのはありがたい。
16時少し前に登山口に到着。
駐車場まで戻って荷物を片付けようとしたら雨がパラパラ・・・。
すぐ止みましたが山では天候が崩れなかったので良かったです。
山から下り最初に見つけた温泉で汗を流し、水分と食料をたっぷり補給して帰路につきました。
今回容量がいっぱいで思うように写真を載せられませんでしたが、山頂や稜線からの景色は素晴らしかったし、お花もたくさん咲いていました。
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日帰りで鹿島槍ですか。
流石ですね。
でも本当は五竜まで行きたかったのでは？
私も日帰りは無理ですが、
キレットを縦走したいです。
この日は家族で尾瀬を楽しみましたが、
こちらも良い天気だったんですね。
お疲れでした。すごい。
makasioさんこんばんは〜
去年は逆からで断念したのでキレット歩きたかったです
とは言ってもお天気も良く気持ちのいい稜線歩きを満喫できたのでこれはこれで満足です
北アは登りやすくて人もいっぱいで楽しいです。景色も良くてリゾート地みたい
はじめまして。超，速いですね。それに健脚。下山口近くで追い越されたようですが，鹿島槍まで往復とはすごいです！
はじめまして。
こんばんは
下山口のちょっと手前で追い抜いた方かな？
もしくは、時間はざっくりなのでWallmanさんのちょっと後とか登山口近くの沢に顔洗いに行ってた時にニアミスかも。
いつも大きな南アルプスを歩いているので整備されたこのあたりの登山道は歩きやすくてスイスイ歩けちゃいました
当日はお天気も良くて気持ちよかったですね
mamepyonさん、おじゃまします。
先程は日記へのコメント、ありがとうございました。
北アルプスの夏らしい景色を堪能した
素晴らしい山行ですね。
どの写真も綺麗に撮れていて、WG-�兇寮�能は
とても良いですね！
私も早くこんな写真を撮りたくなりました。
写真33のイワヒバリはどれくらいの距離で撮影されたのでしょう?
マクロは文句なしのカメラですが、ズーム撮影はどんなもんでしょうか?
こんばんは。
コメントありがとうございます
今のカメラって性能良いですよね。このカメラもボクのような素人のスナップ写真には充分すぎる性能だと思います。
イワヒバリの写真は５ｍぐらい先でしょうか。
ズームも手振れしないように気をつければ綺麗な写真が取れるんじゃないでしょうかね。
次のサルは結構離れたところでした。
素敵な写真がたくさん取れるといいですね
笊ヶ岳でご一緒しました爺ちゃん保坂英雄です７０歳に成っちゃいました、今回も憧れの山を難なく制覇、掲載記事見ますと憧れの山ばかり君にはどうしてそんなに強い行動力、精神力、馬の如き体力があるのでしょうかね只驚くばかりです。勝手にＦＢにリツイートしました。小生もTwitter・Facebook・Youtubeに掲載しておりますお覗き戴け交流出来たら嬉しく思います。
https://twitter.com/kumatax
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005841963214
http://www.youtube.com/user/TagamiShingoMr
こんにちは
山梨１００名山の後も山を楽しんでおられるのでしょうか？あれだけ歩けるのならまだまだいろんな山を楽しめるでしょうからまたどこかでお会いするかもしれませんね
こちらは変わらず元気に楽しく歩いています。
twitter,FBもフォローさせてもらいました
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