達成!日帰り奥穂高岳 (上高地〜重太郎〜涸沢〜横尾〜上高地)周回


- GPS
- 12:42
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,933m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
天候 | 紀美子平までは快晴!ここから先ガスガスになり、吊尾根〜奥穂〜穂高岳山荘間は展望無しでした... ザイテンを下りだすと晴れてきて、そこから先は終始快晴でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車場 沢渡第3駐車場(500円/日)(ゲート式 24H入庫可能) 日付が変わる前に入庫すると2日分必要です。今回1000円払いました。 ※シャトルバス 沢渡BT〜上高地 (往復2000円) 当日はシーズン特定日で4:40始発でした。手前で大量に乗っていたためか、沢渡BT着時で既に空きが残り数席・補助席のみでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山ポスト 上高地BTにあります。 ※登山道の状況 登山口までは気持ちのいい森林歩きです。岳沢小屋まではしっかりと整備された歩きやすい道です。 重太郎新道に入ると急登のはじまりです。一気に高度を稼げますが、梯子・クサリ場多数です。事前の情報通り下りに事故が多発するのもうなずけました。紀美子平まで休憩適地が3カ所ありますので休み休み登っていきます。 岳沢パノラマを越えた辺りから下山者が増えてきたので、ここで落石に備えヘルメット装着しました。 ここから気を引き締め慎重に登っていきます。紀美子平直下の梯子・クサリ場付近では昨日(8/2)滑落事故があったそうで、現場で遭対協の方が注意喚起を行っていました。 吊尾根はほとんどトラバース道なので慎重に歩けば問題はありませんでした。 南稜の頭を越えた部分の20〜30mくらいのクサリ場はちょっと緊張しました。 最後の緩い傾斜の道を登っていくと奥穂高岳山頂です。 奥穂より穂高岳山荘への道は最後の梯子・クサリを注意すれば問題ないと思います。 ザイテングラートは特に問題ありませんでしたが、ザイテンを終えて涸沢ヒュッテまで所々残雪がありました。 涸沢から先も2カ所ほど残雪の上を歩きますが、ステップが切ってありますので問題ありません。 その先上高地まではほぼ平坦な道になりますので、ハイキング気分で歩けます(笑) (しかし今回の山行で正直この区間が一番辛かったです...) |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
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写真
感想
7/20に西穂主峰に行き、前穂〜吊尾根〜奥穂を眺めて次はココだなと決めて2週間...
ようやく天気も期待できそうなので行ってきました!
前日は仕事を定時で切り上げ、食事・お風呂を済ませ荷物を車に放り込み出発!
途中小雨も降りましたが、沢渡駐車場に着いたときには満天の星空でした。
車中泊の準備をし、缶ビールを1本飲み就寝。
3:45に起床。準備をしバス乗り場へ。シーズン特定日なのでバス始発は4:40でした。
予想通り始発はほぼ満員状態。なんとか座席に座りバスに揺られながら上高地へ向かいます。
上高地BTも人がいっぱい。そりゃ夏山シーズンですもんね!
朝のおトイレに向かいますが、ここも予想通り渋滞。並んでいる間にリミットが近づいてきます...(笑)
ギリギリ間に合い、すっきりした状態で準備をします。準備完了後、登山届を提出し出発!
梓川沿いを歩いて、岳沢登山口へ向かいます。
写真撮ったり何だりでしたが、あっけなく岳沢小屋着。
ここからの重太郎新道は気を引き締めて行きます。のっけから急登で息があがります...
この辺りで岐阜からこられた年配の方と談笑しながら楽しく登っていきます。
(後にこの方とは山荘までご一緒することになりました)
岳沢パノラマを過ぎた辺りでかなりの下山者が来ました。
すれ違いの際にあいさつすると、「アニョハセヨー」の返事。韓国の方でした。
その後も「アニョハセヨー」の嵐... (中にはこんにちはと日本語であいさつしてくれる方もいました)
下山中の日本の方に聞くと、前日には山荘に120人ほど泊まっていたそうです。あまりの多さにここは韓国か!?と思うほどでした。
挙げ句の果てには、すれ違う方に「日本の方ですか?」と聞いてしまう始末。
「はい。日本人です」の答えにその場にいた全員爆笑。
紀美子平まではこのような状態が続き、いままでにない経験でした。
吊尾根はガスガスで眺望なしでした。(ここだけは晴れて欲しかった...)
その後難なく奥穂へ。ピークハント完了!
当初は重太郎ピストンで行く予定でしたが、人も多いし、ガスも切れそうにないので、時間的にもギリギリ行けると思い、急遽涸沢経由での下山に変更。
時間的にもギリギリなので急いで穂高山荘へ向かいます。
山荘前ではご一緒させていただいた岐阜の年配の方と握手をして別れました。
(短い間でしたが楽しい時間・色々なことを教えていただきありがとうございました!)
ザイテンを下り、あっという間に涸沢着。
ここはほとんど居酒屋ですね(笑)先を急ぐのでそそくさと横を通り過ぎます。
横尾までは小走りで快調に下っていきます。
横尾で少し休憩をいれ、いざ歩き出すと、気が抜けたのか疲れが一気にでてきました。
上高地までの平坦で単調なダラダラ歩きが辛くて大変でした...
なんとか18:30河童橋到着!!日帰りでの周回達成!
新島々行き最終バスに乗れそうでしたが、キレット縦走してきた方に声をかけていただき、タクシー相乗りで沢渡駐車場へ行き、今回の山行終了です!
今回は色々な意味でいい経験ができましたし、なんといってもたくさんの人とお話できたことが良かったです。
山荘までご一緒した岐阜のおじいさま、奥穂とザイテンでお会いした三重の男性の方、上高地BTでタクシー相乗りの声をかけていただいた静岡富士から来られた女性の方。ほんとうに楽しいお話ができて良かったです!その他お話させていただいた方もありがとうございました!
わたしも同じ日に涸沢から岳沢経由で上高地に下りました。
私はテン泊ですが時間的に吊尾根上ですれ違ってますね。
そういえば、その辺りできれいに日焼けしたアスリート体型のお兄さんで、装備的に「え?日帰り??」って思った方とすれ違いました。
あの登りを使って日帰りとは超人過ぎます!!
コメントありがとうございます
レコ拝見しました!吊尾根ですれ違ってますね
ははは
ちなみに僕は青Tシャツにグレーのヘルメットかぶってました
僕以外にも日帰り組いらっしゃいましたよ
大体トレランの方でしたけど...
この周回は堪えましたが、とにかく今回の山行は大変満足いたしました
30km日帰りはすごいですね!
レコみてたら穂高いきたくなっちゃいました
去年の10月が最後なので、ほぼ1年のブランクです(笑)
紅葉の時期にでも行こうかしら・・・。
僕は夏休みの最後に白馬方面に足をのばしてみようとおもいま〜す
コメントありがとうございます
今回の山行はさすがに堪えましたが、達成感・満足感ともに最高です
穂高、紅葉の時期もいいですねぇー
涸沢辺りはもの凄い人でしょうけど...
白馬レコ楽しみにしてますねっ
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