御所山(船形山) 層雲峡コース〜御所山


- GPS
- --:--
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,548m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
10:15 夫の小屋跡
10:35 連絡道1(入渓)
11:10 材木岩
13:00 連絡道4(道元峡終点、層雲峡へ)
14:35 大沢小屋
【8月4日】
09:15 大沢小屋
10:05 御宝前(遡行終了点)
13:00 御所山
16:25 落合
17:10 夫の小屋跡
天候 | 3日:曇り 4日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道幅狭くすれ違い困難、対向車に注意。 御所山荘前と、その先にある夫の小屋跡に駐車場有り。 両方の駐車場を合わせると40台程は駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※大沢小屋〜御宝前の区間は、GPSログが正確に測位できていません。 道元峡・層雲峡コース状況は、前回とほぼ同じ。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-310857.html 変化点としては、 1.水量は前回より多め 2.沢に雪渓無し 以上、2点 前回は御宝前追分で下山しましたが、今回はそこから更に御所山山頂を目指してみました。 この区間は、傾斜は緩いですが、山頂までは全域薮道。 登り利用は結構辛かったです。。。 |
写真
感想
5月の飯豊でお会いしてから親交のあるLuskeさんに沢登りを教えてもらいました。それも僕のリクエストに応えて頂いて、憧れだった御所山の層雲峡コースをご案内いただきました。ヤマレコではいつも何気ない会話を交わしていましたが、改めてお会いして話をすると昔からの古い友人だったかもと思うような、そんな親しみを感じる方です。
沢登りについてはこのコースはまだまだ序の口とのことで、もっとグレードの高い場所にチャレンジする楽しみが生まれました。Luskeさんはクライミングの技術に長けた方で、今回の山行で難所を突破するヒントを僕に伝授してくれました。またどこか、ご一緒させてください。
とにもかくにも、今回は大成功の"初"沢登りとなったのでした。Luskeさんありがとう。
追伸、次回は僕がカメラマン、そして警察にはお世話にならない様に致します(笑)
tooleさんとお会いするのは1年前の飯豊以来。
その時は、偶然に山中でお会いしただけだったが、今回は初コラボという事で、
御所山の道元峡・層雲峡コースに同行頂いた。
このコースは先月にもソロで一度歩いているが、その際、最初の沢登りとして良いコースだと思い、
また、tooleさんもこのコースを以前より目を付けていたそうなので、今回お誘いしてみた次第である。
今回が初の沢登りとなるtooleさんだったが、さすが数多くの難路で鍛えただけの事はあり、
一般登山とは勝手が異なる細い足場や沢岸のへつりを、スムーズに通過。
一緒に山を歩くのは今回が初めてであるが、山歩きのセンスの良さを感じさせられた。
道元峡だけは私が先行したが、全く問題ないようなので、その後の殆どの行程はtooleさんが先行。
自称二十歳(笑)のtooleさんは足が速く、私は置いていかれないように付いて行くのが精いっぱいだったよ^^;
初日は大沢小屋にて一泊。
今回は、この小屋の囲炉裏で焚き火したり五右衛門風呂に入るのを楽しみにしていたのだが・・・
この日の前日は雨だったらしく、沢の焚き木はどれも濡れており、とても使える状態にあらず。
残念ながら今回の焚き火は見送り、となった。
とは言え、同行者がいる山小屋泊まりは楽しいもので、食後の酒が進む。
8時前には、お互い持参した酒類は全て飲み尽くしてしまい、「もっと酒を持ってくるべきだった。」と後悔す。
次回、tooleさんと山行をともにする際は、今回の3倍量は酒類を持参すべき、と密かに思う私であった。
(両者共に、なかなかのノンベェらしい)
翌日は、引き続き沢を進み、層雲峡の最深部である御宝前に到着した。
前回訪れた時よりも水量は多く、二つの大滝(女滝,男滝)は、豪快そのもの。
先月訪れたばかりであったが、何度見ても見飽きた感を感じさせない素晴らしい眺めの滝景色だった。
御宝前にて遡行は終了し、あとは登山道を辿って御所山の山頂を目指す。
しかし、沢よりもこの登山道の方が辛かった。
御宝前追分までの道は、前回歩いたので辛いは想定内だったけど、
その先の、御宝前追分〜御所山山頂までの道については想定外。
地形図を見る限りでは傾斜が緩そうなので、楽に行けるだろうと想像していたが、道は全域薮だらけ><
うんざりしながら薮を漕ぎつつ、山頂を目指すが・・・途中から嫌になってくるね^^;
一方、tooleさんは、水を得た魚、改め、薮を得たtoole、とでも言うべきか。
実に生き生きしておられる。
本人は、「薮は嫌いだ。」なんて言ってるけど・・・
絶対ウソだよね、うん。
藪に悪態つきながら登る私と比べて、なんと清々しい姿であろうか。
tooleさんの記録には、色々と学ばされるものがあるが、
それと同じく、山に向かう姿勢についても学ぶべきものを感じさせられた山行であった。
尚、今回のカメラマンは小生。
写真に写っているのはtooleさんです。
次回は、tooleさんカメラマンで、私の写真を撮って頂こう(笑)
コメント
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お待ちしておりました。超強力なお二人の記念すべき初コラボ
それにしても、Luskeさんでも一目置くtooleさんの藪こぎ力や恐るべし・・
コラボというより、Luskeさんの沢教室に参加してきたのですよ
予習の甲斐あってか、ロープワークの基本を何となく理解することが出来ました。
今後は地味に裏山で練習を重ねて、難所突破の技術をものにしたいと思います
藪漕ぎはもうしばらくやりたくありませんね
それぐらい酷い薮でした
やはり、薮の中ではtooleさんの独壇場ですね。
写真を撮る為、少し立ち止まれば一気に離されてしまい、
付いて行くのが大変でしたよ
10年、20年先のtooleさん、期待できますね。
これからどんな難関ルート歩くのか、私も楽しみにしております
一方、私の方は、そろそろ伸び代が尽きてきた感も・・・
今後の目標は「現状維持」であります
tooleさん、Luskeさん、暑中見舞いのようなレコありがとうございます。
お二人とも楽しそうな今回のコラボ、序の口という事で次はさらにステップアップするんでしょうね。
船形山(御所山)のもう一つの魅力満載で素晴らしいです!
tooleさんはLuskeさんのようにとうとう手の届かない域に行ってしまわれたのですね。
先日プチ藪こぎでとっても疲れ果てた私には
もはやお二人は神様のように思えてきました。
tooleさん
やっぱりカモシカと見つめ合う
tooleさんの沢登り!!!
よりも、(食事)に目が入ってしまったSpringです
シェフ姿を楽しみに写真を拝見していたのですが、写っていたのはアズマヒキガエルにタマゴダケでしたね…
それから、警察にお世話…が気になります
山の懐深くを楽しむお二人ならではのレコ、楽しませていただきました
東北もやっと本格的な夏がきそうなので、これからは
沢のぼりがよさそうですね。
水色、赤色の沢を登って、最深部にはあの落差の滝!
最高です
滝の次の写真、登ったんですか
前回のLuskeさんのレコでも足場が悪くて・・・と
ありましたが、まさかあんなにすごい所だとは!!
やはり達人コンビは違いますね。
五右衛門風呂は残念でした。
次回の層雲峡コースの時はお風呂のレコもぜひ
お願いします
ところで船形山と御所山は呼ぶときのルールがあるのでしょうか?
暑中見舞い、梅雨も明けてそんな季節になりましたよね
この丹生川を遡行する道元峡〜層雲峡のコースですが、登山道としては上級コースと思いますが、沢登りとしては初級なんだそうです
少しずつステップUPですかね
初めての沢登りでしたが、灼熱の山岳部から涼しげな水泳部にでもなった気分でしたよ〜
後半バテバテでスーパーマリオに成りたがっていた僕が神様だなんてとんでもないです
目と目で通じ合ったカモシカ君があっという間に稜線の薮に消えて行ったのを見て、あの姿こそ神の領域だねと思ったのでした
Luskeさんが「写真」で僕に役が無いのもあれだなと思って「食事」にしてみました
実はなんでも良いのです!
ヒルの串焼きに、ヒキガエルのムニエル、カモシカのシチュー、タマゴダケノのマフィン、あと何料理したかな‥
嘘ですけどね
あまりにも不審者(車)に見えたのか、おまわりさんがいらっしゃっていたのでした
Webberさんも灼熱の山岳部から涼しげな水泳部へ転部してみては如何でしょう?
Luske隊長が教えてくれるかもしれません
沢登りは少し敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、沢靴とヘルメットとハーネスがあればとりあえず始められると思います。
僕たちは他県の秋田県人ですが、山形側から登るときは「御所山」と呼んだ方が良さそうですよ
帰りの温泉で地元の方々がみんな「御所山」と発音されておりました
僕は今回、沢の終点にある大滝を間近で眺めてどうして「御所山」と呼ぶのか、腑に落ちた気がしました。
旧版のヤマケイ「東北の山」では、普通に登山コースとなっていましたが、沢歩きの経験がないと厳しいのですね。道元峡をカットして層雲峡だけでも難しいですか?
滝から上にあがる崖がかなり危ないと聞いています。Luskeさん付きじゃないといかない方がいいかな
tooleさんも本格派の山屋さんに一歩踏み出しましたね。当然そうなるべきと思います。Luskeさんから筋のいい指導を受けて、東北ヤマレコのレベルアップを図ってくださいね。山はなんと言っても体力第一!次がタフな経験だね。
Luskeさん、今度はtooleさんのフィッシュアイに映ってくださいね
手持ちの分県ガイド(山形版)にも登山コースとして載っていますね。
僕が歩いた印象では無理して稜線に上がる必要は無いのかなと思いました。山頂を目指すよりは男滝と女滝を目的地にですかね。帰りは落合までピストンして林道歩いて帰るのが最も幸せだと思います
小屋も必見ですよ
kiyoshiさんと奥様であれば、歩けると思います。
でも僕が案内するよりはLuskeさんの方が適役だと思います
カモシカさん、これまで何度か出合った事があるのですが、
私と会うとすぐ逃げ出してしまうんですよね
(不審者に見えるのだろうか・・・)
でも、今回は不思議な事に、すぐには逃げず、
しばらくこちらを見つめた後に去って行きました。
“あれ、いつもとパターンが違うぞ?”と思ってましたが、
これは、tooleさんが一緒だったからかも知れませんね。
恐らく、動物から好かれているのでしょう。
tooleさんなら、熊さんと出合っても安心ですね!
( ̄(エ) ̄)ノ
親しみを込めて、こんな風に挨拶してくるかも
大沢小屋ではtooleさんから酒やおつまみを沢山差し入れ頂いたので、
確かに食事係かもしれません(笑)
今回は食材が調達出来なかったので叶いませんでしたが、次回は、
ヒルの串焼きに、ヒキガエルのムニエル、カモシカのシチュー、タマゴダケノのマフィン、
これら豪勢な料理を御馳走して頂きたいものです
(食べるのが命がけになりそうですが・・・)
ぇ?
警察にお世話?
不審者、という点では私の方が格上ですが、わ、わたしは何もしてませんよっ><
滝の出口、前回初めて訪れた時は、
“あの崖登るの無理じゃね?”
と思って焦ってしまいましたが、
しばらく登って左手側の薮の中を捜すと巻き道のような登山道が見つかります。
あの崖を大きく巻いて登る、そんな感じかな。
ですので、特殊な道具、技術が無くても大丈夫です。
でも、登山道の入口が判りにくいので、知らずに崖をどんどん登って行くと危険。
下るにもロープが無ければ下れないような傾斜になってくるので、
そういう点では、十分注意が必要な箇所です。
登山道上も、足場が悪いトラバース箇所が幾つかあり、
あまりオススメできる道ではありませぬ^^;
Webberさんも、沢登りにお誘いしたいところです。
お互い、休みの日がなかなか合わないかとは思いますが、
タイミングが合えば、ぜひ
沢登り的には道元峡の方が面白いのですが、深い水位の渡渉箇所があるのがネックです。
一方、層雲峡は、道元峡のような深い渡渉箇所が無いので、
道元峡をカットする事で楽にはなると思います。
層雲峡の難所は3つの滝(写真18、27、28)ですが、いずれも登山経験の豊富なkiyoshiさんであれば問題ないかと思います。
むしろ注意すべきは、やはり、滝から上にあがる崖ですね。
ですので、私もtooleさんと同じく層雲峡ピストンが良いかと思います。
その場合は、写真27の2m滝をどう降りるか、が悩むところでしょうか。
落差が低く釜が深いのでドボンしても大丈夫だと思いますが、
ピストンの際はそこだけ少し注意が必要になってくるかと。
小生で良ければ喜んで案内いたしますが、tooleさんも十分案内出来るレベルです。
いつか皆さんで大沢小屋で宴会、なんてやってみたいものです
その際は、tooleさんのフィッシュアイで五右衛門風呂に入る小生の姿を撮影頂きたい!
誰も見たくない入浴姿でしょうから、レコには載せませんが(笑)
なんとも豪華なコラボですね!
ヤマレコでは仰ぎ見るお二人がご一緒。写真はもちろんですが、センスの良い文章も楽しませていただきました。
有難うございました。
青く色の付いた沢、ゴルジュ帯のへつり、たこ焼きみたいな岩、ノスタルジックな大沢小屋、豪快な滝、崖登り、藪漕ぎ、すべてLuskeさんのご案内で豪華に行って参りました
今回は写真とレコの構成をLuskeさん仕様にしておりますから、いつもよりセンスよくなってるかもです
僕は悪ふざけしてばかりですからね
水泳部へのお誘いありがとうございます。
足手まといになることもかえりみずに参加したいところでありますが
休みが合わないという壁が立ちはだかっています。
なかなか実現の目処がたちませんが、うまい具合にタイミングが合った時はよろしくお願いします。
一緒に部活が出来る事を楽しみにしています
平日お休みだと人気のある山も空いていて羨ましいとも僕は思ったりするのですが、逆に賑やかな山行を望むと難しいですね。
祓川から鳥海山を3時間で往復するWebberさんに僕は付いて行けないだろうと思いますが、ご一緒するのも楽しいかもしれませんね
お褒め頂き、光栄です
私の文章は無駄に長いような気がするので、センスがあるかは疑問ですが、
tooleさんはセンス良いですね^^b
いつの間にか、変なリンク張ってるし・・・(笑)
(リンク先の動画、ワロタw)
センスの良い悪ふざけに感心してしまいます
自分もどちらかと言えば静かな山が好きなので、平日休みは羨ましく思います。
でも、休みが合わない、というのが辛いところですね
何はともあれ、タイミングが合った際は、
ぜひ水泳部への入部して下さいませ
お待ちしております!
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