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Yamareco

記録ID: 332856
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

絶景!北アルプス初親子テン泊大縦走!槍〜涸沢〜奥穂〜前穂〜岳沢

2013年08月10日(土) 〜 2013年08月13日(火)
 - 拍手
子連れ登山 TakaSyuu その他1人
GPS
27:39
距離
52.2km
登り
5,083m
下り
4,743m

コースタイム

1日目(8月10日)
     スタート 深山荘 無料駐車場  3:40
         ( 120分/112分 )
     5:32  白出沢出合    5:32
         ( 90分/59分 )
     6:41  滝谷出合     7:04
         ( 60分/45分 )
     7:49  槍平小屋     8:01
         ( 150分/109分 )
     9:50  千丈分岐点    9:50
         ( 60分/38分 )
     10:28  千丈乗越    10:45
         ( 90分/84分 )
     12:09  槍ヶ岳山荘   12:20
          ※テント設営 60分
     13:20    昼寝    14:30
         ( 70分 )
     14:30  山頂アタック  14:35
         ( 30分/85分 )
     16:00  槍ヶ岳山頂   16:07
         ( 30分/55分 )
     17:02   下山   
        槍ヶ岳山荘 テン場でテント泊

                   歩行時間 (計画630分/実績587分)
                   休憩時間 (計画60分/実績52分)             
2日目(8月11日)
    スタート 槍ヶ岳山荘 テン場 5:02
         ( 20分/26分 )
     5:28  殺生ヒュッテ   5:38
         ( 130分/99分 )     
     7:17   大曲     7:17
         ( 60分/53分 )
      8:10  槍沢ロッジ    8:39
         ( 30分/32分 )
     9:11  標高1705/一の俣 9:11
         ( 50分/39分 )
     9:50     横尾     10:17
         ( 60分/53分 )
     11:10   本谷橋     11:37
         ( 120分/91分 )
     13:08   涸沢ヒュッテ   
          ※テント設営 60分
          涸沢ヒュッテ テン場でテント泊

                   歩行時間 (計画470分/実績393分) 
                   休憩時間 (計画60分/実績93分)
   
3日目(8月12日)
     スタート 涸沢ヒュッテ テン場 5:13
         ( 170分/122分 )
      7:15  穂高岳山荘   7:34
         ( 50分/54分 )
      8:28  奥穂高岳    8:59
         ( 90分/92分 )
     10:31  紀美子平    10:41
          ※サブザックでアタック
         ( 30分/35分 )
     11:16  前穂高岳山頂  11:40 
         ( 20分/25分 )
     12:05  紀美子平    12:11
         ( 120分/126分 )
     14:17  岳沢小屋     
          ※テント設営 60分
          岳沢小屋 テン場でテント泊

                   歩行時間 (計画480分/実績454分)
                   休憩時間 (計画50分/実績90分)
    
4日目(8月13日)
    スタート  岳沢小屋 テン場  5:22  
         ( 120分/98分 )
     7:00   登山口    7:10
         ( 10分/10分 )
     7:20   河童橋 ゴール!             
        
                   歩行時間 (計画130分/実績108分)
                   休憩時間 (計画10分/実績10分)

                 合計歩行時間 (計画1710分/実績1542分)
                 合計休憩時間 (計画180分/実績245分)
天候 8/10〜13 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き『マイカ−』 東加古川〜明石西IC−明石西IC〜西宮IC(阪神高速)
         西宮〜一宮JCT(名神高速)
         一宮JCT〜飛騨清見IC(東海北陸自動車道)
         飛騨清見IC〜高山IC(中部縦貫自動車道)
         高山IC〜新穂高温泉(深山荘 無料駐車場)
帰り『バス』   上高地〜平湯(上高地シャトルバス) 大人\1130
         平湯〜新穂高温泉ロープウェー(濃美バス) 大人\870
  『マイカー』 行きと逆
コース状況/
危険箇所等
【ログ】
 テン場〜槍ヶ岳山頂往復のログを取り忘れました
 槍ヶ岳〜槍沢ログを取り忘れたので手動で修正しています
 各日のログの終了時刻は写真で確認して修正しています
【深山荘 無料駐車場】
 前日の22:00頃到着時点で見た感じ約80%以上満車状態でした
【温泉】
 周辺にたくさんありますが深山荘は\700で内湯と露天風呂に入浴可能です
【水場及びトイレ】
 『一日目』
 新穂高温泉〜槍平小屋は水が豊富です
 そこから上では槍ヶ岳山荘で\200/Lで購入可能(18:30まで)
 『二日目』
 槍沢キャンプ場、槍沢ロッヂ、涸沢ヒュッテ、いずれも水が豊富です
 『三日目』
 穂高岳山荘で\150/Lで購入可能
 ここから岳沢小屋まで水場及びトイレがないので要注意です
【テン場】
 『一日目』
 槍ヶ岳山荘は12:00頃到着して見た感じ約70%以上の満席状態でした
 『二日目』
 涸沢ヒュッテはテン場が広いので問題なし
 『三日目』
 岳沢小屋は14:30頃到着しましたがテン場が小屋より数百m上部に点在
 しているのでザックを下して場所を確保してからサブザックで手続きを
 しに行きました(一番下部の小屋に近い場所)

※いずれの小屋も今年からテン泊の費用\500にトイレ代\200を含めた\700にして
 チップ不要にしていました
 
予約できる山小屋
槍平小屋
深山荘無料駐車場からスタート!
深山荘無料駐車場からスタート!
蒲田右俣林道登山口
蒲田右俣林道登山口
穂高平小屋前で体も目覚めてきたので腹ごしらえ
1
穂高平小屋前で体も目覚めてきたので腹ごしらえ
白出沢分岐
滝谷避難小屋で小休止
滝谷避難小屋で小休止
少し歩くと藤木九三レリーフ発見
少し歩くと藤木九三レリーフ発見
槍平小屋でくまさんがお出迎え
3
槍平小屋でくまさんがお出迎え
大きなウッドデッキは休憩場所に最適
大きなウッドデッキは休憩場所に最適
千丈分岐点には非常時の救急箱が設置されていました
千丈分岐点には非常時の救急箱が設置されていました
一面に広がるバイケイソウのお花畑
2
一面に広がるバイケイソウのお花畑
千丈乗越から山容が変わります
千丈乗越から山容が変わります
赤岳が赤いのがよく解ります
赤岳が赤いのがよく解ります
最後の急登で何度も足が止まりました
1
最後の急登で何度も足が止まりました
それでも予定時刻より早く槍ヶ岳山荘到着
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それでも予定時刻より早く槍ヶ岳山荘到着
体が動かなくてテントを張ってお昼寝
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体が動かなくてテントを張ってお昼寝
今日のうちに山頂アタックするぞ!
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今日のうちに山頂アタックするぞ!
ツアー客の団体に阻まれ2倍以上のロスタイム
1
ツアー客の団体に阻まれ2倍以上のロスタイム
ガンバレ!あともう少し!
2
ガンバレ!あともう少し!
槍ヶ岳山頂のプレートが更新されていました
7
槍ヶ岳山頂のプレートが更新されていました
ここから見る小屋がお気に入りです
ここから見る小屋がお気に入りです
夕食は初日なので『ベーコン&野菜炒め』
チャーハンの写真を忘れちゃいました
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夕食は初日なので『ベーコン&野菜炒め』
チャーハンの写真を忘れちゃいました
朝食は『鮭フレーク雑炊』と
1
朝食は『鮭フレーク雑炊』と
『コーヒー&バランスパワー』で昼は行動食のみです
『コーヒー&バランスパワー』で昼は行動食のみです
風が強くて寒いですが天気は良さそうです
1
風が強くて寒いですが天気は良さそうです
御来光ショット
殺生ヒュッテで再度身支度
殺生ヒュッテで再度身支度
ここの水は冷たくておいしかったぁ〜
1
ここの水は冷たくておいしかったぁ〜
槍沢キャンプ地
槍沢ロッヂは賑わっていました
槍沢ロッヂは賑わっていました
ここでトイレ休憩&水の補給をしました
ここでトイレ休憩&水の補給をしました
川で顔を洗って超気持ちいい♪
1
川で顔を洗って超気持ちいい♪
横尾もすごい人が多かった
1
横尾もすごい人が多かった
登り返しに備えてエネルギー注入!
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登り返しに備えてエネルギー注入!
ガシガシ登るぞぉ〜
1
ガシガシ登るぞぉ〜
本谷橋も休憩する人達でいっぱいです
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本谷橋も休憩する人達でいっぱいです
痛めた足をアイシング
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痛めた足をアイシング
雪渓を登り詰めるともうすぐです
雪渓を登り詰めるともうすぐです
涸沢ヒュッテ到着
涸沢ヒュッテ到着
テン場はカラフルでお花畑のようです
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テン場はカラフルでお花畑のようです
今年は残雪が多いです
今年は残雪が多いです
どこを見ても大パノラマ
どこを見ても大パノラマ
夕食は寒いのでラーメンにしました
夕食は寒いのでラーメンにしました
三日目の朝も晴れ
2
三日目の朝も晴れ
朝日が山を赤く染めています
朝日が山を赤く染めています
雪渓を避けて涸沢小屋の方から行きます
雪渓を避けて涸沢小屋の方から行きます
こちらの登山口からスタート!
こちらの登山口からスタート!
絶景ポイントばかりで前に進みません
2
絶景ポイントばかりで前に進みません
いよいよ岩尾根の急登の始まりです
いよいよ岩尾根の急登の始まりです
穂高岳山荘到着
奥穂高岳は存在感が半端なくあります
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奥穂高岳は存在感が半端なくあります
笠ヶ岳の稜線がはっきり見えます
笠ヶ岳の稜線がはっきり見えます
槍ヶ岳方面も見通しがいいです
槍ヶ岳方面も見通しがいいです
いつか歩いてみたいジャンダルム
いつか歩いてみたいジャンダルム
奥穂高岳山頂は写真待ちで渋滞します
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奥穂高岳山頂は写真待ちで渋滞します
次に目指すは前穂高岳です
2
次に目指すは前穂高岳です
岩場を何回も巻いていきます
岩場を何回も巻いていきます
コースタイム通りに紀美子平に到着
2
コースタイム通りに紀美子平に到着
サブバックで前穂高岳山頂まできました
5
サブバックで前穂高岳山頂まできました
さらに奥に進み穂高の山々をバックに記念撮影
6
さらに奥に進み穂高の山々をバックに記念撮影
クライミングの練習
クライミングの練習
360度遠望できます
1
360度遠望できます
これから重太郎新道に挑みます
これから重太郎新道に挑みます
いきなりクサリ場の連続で緊張します
いきなりクサリ場の連続で緊張します
高度感いっぱいですが人も多いです
1
高度感いっぱいですが人も多いです
こんな岩場を下りてきました
3
こんな岩場を下りてきました
岳沢パノラマは絶景です
2
岳沢パノラマは絶景です
カモシカの立場
カモシカのマネをする余裕はありません
カモシカの立場
カモシカのマネをする余裕はありません
ここを渡ると小屋があります
ここを渡ると小屋があります
岳沢小屋の様子
ベストポジションに我が家完成
3
ベストポジションに我が家完成
今日の御褒美は『巨砲アイス』
1
今日の御褒美は『巨砲アイス』
天然シャワーみーつけた!
3
天然シャワーみーつけた!
『ししゃものみりん干し』
『ししゃものみりん干し』
これはいける!
『さんまの蒲焼缶チャーハン』
『さんまの蒲焼缶チャーハン』
おやすみなさ〜い♪
2
おやすみなさ〜い♪
起きて〜!
毎晩熟睡できて羨ましい〜!
2
起きて〜!
毎晩熟睡できて羨ましい〜!
朝食は『スナックパン&コーヒー』
朝食は『スナックパン&コーヒー』
今日は下山するだけです
1
今日は下山するだけです
予定より早く登山口到着
2
予定より早く登山口到着
河童橋手前でゴールの記念写真
お疲れ様でした!
4
河童橋手前でゴールの記念写真
お疲れ様でした!

感想

【快晴の北アルプス楽しい夏の思い出】
当初は去年と同様に単独で裏銀座縦走を予定してバスも予約していましたが
2週間位前に息子が「一緒に山行こうかなぁ〜」と言うので急遽予定変更!
次回はいつ行けるかわからないし折角の大型連休なので北アルプスの核心部を
縦走しようと考えました
当然急な話なのでバスの予約もとれないしマイカーで行くしかなくコース選定に
悩んだ挙句新穂高温泉までマイカーで行き槍ヶ岳に登り涸沢〜奥穂〜前穂〜岳沢
をまわり上高地に下りるプランにしました
西穂に登って新穂高まで戻れればいいのですが体力も気力もないほど疲労して
いました
元々8/9に休みをとっていたので朝から身支度を整え登校日で学校から帰って
来た息子と新穂高に向けて車を走らせました
順調に移動して高山市街で夕食を済ませ深山荘無料駐車場に着いたのが21:30頃
で早速就寝しました
◆一日目◆
翌10日3:00に起きて計画通り登山口を4:00に出発しました
全く初めての土地の知らないルートを暗闇の中歩くのはミスしないか心配でしたが
道がシンプルだったのと他にも数人いたのでこういう時メジャーなルートは安心
できると改めて感じました
最初は林道歩きで始まり川沿いに水の音を聞きながら快適に歩き随所に湧水がある
ので涼をとることができます
滝谷避難小屋の前を渡渉した所から本格的な山道になっていき高度を上げていきます
さらに一時間歩くと槍平小屋があります
大きなウッドデッキではたくさんの人が休憩をして身支度を整えていました
朝から何度かお会いした単独の石川県から来られた方と話をし千丈乗越の方が
景色が良さそうだからこちらのコースに行くことにしました
そこまでは常に私達の方が前を歩いていましたが私が急失速してそこから先は
お会いすることができませんでした
丁度去年の飛騨泣きの辺りを歩いている時と同じような感じだったので私は標高が
高い場所では極端にパフォーマンスが下がることが確信できました
手続きをしてテントを設営して本当は槍ヶ岳山頂にアタックする予定でしたが体が
全く言うことが効かずそのまま倒れ込むように約一時間昼寝をしてから山頂に
アタックしました
ちょうどツアーの団体客と一緒になり大渋滞で往復1.5Hかかりましたが山頂からの
景色は360度の大パノラマで見通しがよく大満足でした
初日の夕食ぐらいはちゃんとしようと思い『ベーコンの野菜炒め&チャーハン』を
食べて19:30頃寝ました
◆二日目◆
予定通り3:00に起床、4:00出発のつもりでしたがやはり時間がかかります
昼は時間短縮のため行動食しか摂らないので朝食はしっかり食べるように心掛けました
みなさん御来光を見るためにカメラを持って準備していましたが雲が多く風も強い
ので寒さ対策も重要です
もたもたしていると次第に槍の裾の方から赤く染まりだしたのでシャッターチャンスです
私達もデジカメやお互いのスマホで撮り合ってると5:00になったので名残惜しいのですが
後工程のことを考えて出発します
殺生ヒュッテまでジグザグの道を下りながら何度も振り返り槍を確認しましたが
なかなかてっぺんの雲が取れません
さらに下りて行くと「水沢」と石に書かれた場所がありそこには岩場から水が
豊富に流れているので冷たくて美味しい水を確保しました
その辺りから下りの人と登りの人がたくさん交錯するので時々小渋滞を繰り返し
ながら槍沢ロッヂまで流れのままにやってきました
トイレ休憩と水を再度確保して槍沢沿いの道を歩きます
少し歩くと登山道が川のすぐ横の場所があったので顔を洗ってヘッドウォッシュ
すると超気持ちいい〜
靴も脱いで入りたかったのですが先が長いのでガマンガマン!
横尾まで来るとさらにウンザリするぐらい人がいました
残り3時間の登りに備えてソフトクリームを購入
ここからは去年歩いたコースで感じが掴めるので気分的にゆとりがあります
横尾谷を登り始めると昨日の疲れが蓄積されているのでなかなか足が前へでて行きません
それでも予定時間より早く本谷橋に着くとここでもたくさんの人達が休憩されていたので
がまんできずに靴を脱いでアイシングをしました
冷た過ぎて数秒しか水に入れることができませんがそのおかげかその後涸沢までは
30分も早く歩くことができました
すでにたくさんのテントがありお花畑状態でしたがこの広さなので問題ありません
早速テントを張りヒュッテのデッキでゆっくりくつろぎました
日が落ちて寒くなってきたので『ラーメン&フランスパン&チーズ』を食べて19:30頃寝ました
◆三日目◆
初日も二日目も22:30、1:30と定期的に目が覚めてその時にトイレに行ったり星空を
眺めたりして結局目覚ましいらずで山時間に対応できていました
2:30頃目が覚めてゴソゴソ片付けながら3:00頃息子を無理やり起こして朝食の『雑炊』をたべます
テントを撤収して準備完了、このプランの最難関なので気合が入ります
テント場には高校の山岳部の人達もたくさんいたので息子も気合が入ります
前日に隣の人と話をするとヒュッテからのコースは雪渓を通るのでアイゼンなしの
場合は涸沢小屋からのコースを勧められました
私達は教えられた通りのコースから歩き始めました
少し歩くと次第に朝日がカールを赤く染めて行き写真でしか見たことがない景色が
目の前に広がりみなさんで記念写真を撮り合いました
大きな雪渓をトラバースしながら高度を上げていきます
しばらく歩くと目の前にそれまでとは違う荒々しい岩の塊が現れました
これが有名なザイテングラートかと細心の注意をはらいながら登ると岩好きには
たまらない気持のいいコース!
ウキウキ♪ルンルン♪で歩いているとあっという間に穂高岳山荘に着いてしまいました
ここから見る奥穂高岳は圧倒的な存在感がありカッコイイ!
地図で確認すると今日の行程はここからトイレも水場もないので心配です
各自約1.5Lの水を確保して長丁場に挑みます
天気が良くて日があたりますが槍と同様で標高が高いせいか風が強く体温が奪われます
登り始めはハシゴもあり緊張しましたがその後は岩場を歩きながら周辺の景色を
楽しむことができるコースです
山頂では記念写真の渋滞ができるので満足いくほどゆっくりできませんが達成感は
大きいです
次の目標は前穂高岳で予定コースタイムは140分ですが危険な岩場の下りで始まり
その次の吊尾根は何度も何度も巻いてこれでもかと巻いても紀美子平が現れません
結局予定より11分遅れで到着した時は疲労困憊でした
そこでザックをデポしサブザックで山頂にアタック!
背中は軽いのですが足は全然軽くならない!
かなりたくさんの人がいましたがデポできるので大きな渋滞にはならずに山頂まで
登ることができました
近くにいたガイドさんについて行き標識からさらに涸沢カール側まで行き雄大な
穂高連峰をバックに記念写真を撮っていただきました
残りは去年yokochanさんから聞いていた重太郎新道です
いきなり高度感のあるクサリ場を下りていくと岩場が連続して急降下
遠くに真っ赤な屋根の岳沢小屋が見えてきてやる気が出てきます
しかし歩いても歩いてもなかなか着きません
前日の涸沢の掲示板でこのコースで事故が発生している情報があったので息子にも
細心の注意をはらうように気をつけました
確かにこのタフなコースで一日の最後にこの下りは事故が発生しやすいと感じました
少し遅れながらも何とか岳沢小屋のテン場まで来るとあまりスペースがなかったので
先にザックをデポしてサブザックで小屋まで下りて手続きを済ませテン場に戻りました
テン場は小屋から数百m離れているのでトイレや水のことを考えると近い場所に
こしたことはありません
テント設営後息子が小屋に行く途中の沢の水を引いているホースから噴き出している
水でヘッドウォッシュしているのでいっそのことタオルを濡らして体中拭いちゃおう!
と言って上半身裸になってガンガン水浴びして全身拭き拭きすると気分爽快!
やっぱりウェットティッシュとは訳が違います
ナイスリフレッシュして最後の晩餐の準備に取り掛かります
メニューは『ししゃものみりん干し&さんま蒲焼チャーハン』最終日までちゃんと
した食事ができるのも二人で重い荷物を持った成果です
足はさすがにダメージありますが水浴び効果で気持ち良く20:00頃に就寝しました
◆四日目◆
あとは上高地まで下るだけなのでゆっくりすればいいのですが長〜い帰路のことを
考えると早め早めで行動しようということでいつも通り3:00起床で5:00過ぎに出発
しました
高度を下げて行くと次第に緑の葉や花が見え始め下りてきた実感が湧いてきます
登山口まで来ると観光客の人達が朝の散策を楽しんでいました
雪解けの透き通った水に朝日を浴びながら鴨の親子が泳いでいるのを見て無事に
帰ってきた実感が湧いてきました
少し歩くと河童橋が見えてきました
混雑を避けてその手前の山々が見える所で写真を撮ってもらい旅のゴールにしました
自分で計画しておきながら自分も含めて大丈夫かな?と半信半疑でしたが成功した
おおきな要因はお天気に恵まれたことだと感じています
これからさらに様々な気候条件でも安全に山が楽しめるように
経験を重ねて行きたいと思います
そして四日間つきあって歩いてくれた息子に感謝したいと思います
本当にお疲れ様でした!










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コメント

お疲れ様でした!!!
TakaSyuuさん、こんにちは。

今回は4日間とも で良かったですね。
初日の新穂高温泉から槍平小屋経由の槍ケ岳は標高差・
距離もあり大変だったのでは。
私は下りで2度ほど歩きましたが登りは大変だと思います。

槍ケ岳から一旦横尾まで下りまた登り返すのもしんどい
ですね。
でも ていたからお花や景色も見る余裕が出来て楽しいかも
知れませんね。今回は息子さんと一緒でなお一層楽しかったでしょう。
背も高くなられましたね。お父さんより大きくなったのでは。
私は23日〜25日で元勤務先のメンバーで上高地〜涸沢(泊)〜北穂高岳
〜徳沢(泊)〜上高地と歩く予定です。
本当は北穂高岳小屋で宿泊したかったのですが行程的に無理なのでせめて
小屋前のテラスでコーヒーを飲みたいと思ってます。

またお会い出来たらいろいろお話を聞かせてください。
2013/8/16 14:20
千丈分岐点からの登りがつらかったです
yokochanさん、コメントありがとうございます!

最初は左俣林道を歩いて双六小屋泊まりを考えて
いましたが一泊増えるのでこちらのプランになりました
左俣より景色がよくないので下りに使うのが懸命ですね!

さすがに去年歩いた核心部は怖いのと涸沢に連れて
行きたかったので大回りしましたが一度歩いた道は
気分的に余裕を持って歩くことができて疲労回復になり
良かったです

息子は背も高くなりましたが今回想像以上にダメージが
少なくてさすが若いなぁ〜って改めて実感しました

最近天気が安定しているので23日〜25日も晴れると
いいですねsun
ゆっくり楽しんで来て下さい
2013/8/16 20:52
うわー、いいじゃないですか!!
TakaSyuuさん、こんばんは!

息子さんと槍穂行かれてたんですね!
最初、大キレットに行ったんだーーと思ってたら、
槍沢まわりだったんですね。

ずっといいお天気に恵まれて、絶景の連続!
TakaSyuuさんはもちろん、息子さんも感動しますよねー。
奥穂〜前穂〜岳沢はまだ行ったとないので
ぜひ行ってみたいです!

息子さんは若いだけあってパワーありますね。
今回、こんなすてきな山行になったから、ますます山にハマりそうですよね!
2013/8/16 23:43
お天気にに恵まれたいいタイミングで行けました
dolceさん、いつもコメントありがとうございます!

今回は急に息子が「一緒に行こうかなぁ」って言うので
それならば一番感動しそうなコースを自分なりに必死で
考えてギリギリまで迷って決定しました

さすがに初北アルプス縦走で大キレットをテン泊装備で
歩くのは危険すぎる(去年の私)と考えました
私の去年のリベンジと涸沢を見せてやりたかったので
このコースになりました

dolceさんも白馬はガスが多くて残念でしたが
『坂の上の雲』の稜線歩きが気持ち良さそうで
また行ってみたい場所が増えました
2013/8/17 6:26
天候:快晴のひとこと♪
タカさん  北アルプス、お疲れさまでした

良い天気に恵まれて最高の縦走でしたね
息子さんも随分とたくましくなられましたね
素晴らしいコース計画だと思います。
初日に槍ヶ岳山頂アタック成功はさすがです

岳沢のテント場での水浴びは超快感だったのでは

私も昨晩、北アルプスから無事、帰ってきました。
タカさんと同様に良い天気に恵まれました。
レコ作成が大変そうです

今度会った時に話を聞けるのを楽しみにしてます
2013/8/19 6:00
ほんとに天気に恵まれた連休でしたね!
amaさん、お疲れ様でした!

初日の槍ヶ岳までの登りで私は何度も足が止まり
息子に待ってもらい予想以上に息子のダメージが
少なくて驚きました

後半はさすがに二人とも足が痛くてサポーターを
しながら歩きましたが確実に去年よりは改善されて
いたのでまだまだ進歩の余地はあると思います

レコ 作成が大変だと思いますが
楽しみにしていま〜す
2013/8/19 8:17
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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