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Yamareco

記録ID: 3390731
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山 雷鳥の里を周回

2021年07月26日(月) [日帰り]
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猿山ペン太 その他1人
GPS
06:44
距離
10.5km
登り
1,004m
下り
1,005m

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
1:11
合計
6:44
8:59
40
9:39
9:47
43
10:30
10:51
14
11:05
11:11
1
11:12
11:12
11
11:23
11:23
31
11:54
12:10
43
12:53
12:53
7
13:00
13:08
6
13:14
13:14
19
13:33
13:42
60
14:42
14:42
7
14:49
14:52
16
15:08
15:08
17
15:25
15:25
5
15:30
15:30
13
15:43
室堂
 立山雄山神社は一度に参拝できる人数が限られているので、混雑時は待つことになります。
 天気が悪い場合は真砂岳手前から大走ルートでショートカットして雷鳥沢野営場へ下ろうと考えていましたが、室堂のホワイトボードには、前日転倒事故が発生したと書かれていました
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富山地方鉄道立山駅前に駐車し、立山黒部アルペンルートのケーブルカーと高原バスを乗り継いで室堂。
コース状況/
危険箇所等
一の越から雄山への登りは急な岩場。鎖が付くほどではありませんが、ゆるい岩ばかりなので転がさないよう注意が必要です。雄山神社神殿がある山頂は狭くて手すりがありません
雄山に雲がかかる
2021年07月26日 09:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 9:00
雄山に雲がかかる
一の越への登山道から室堂山荘を振り返る。途中に数か所雪渓を横断しますが、しっかりしたステップがあってアイゼンは不要です
2021年07月26日 09:25撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 9:25
一の越への登山道から室堂山荘を振り返る。途中に数か所雪渓を横断しますが、しっかりしたステップがあってアイゼンは不要です
一の越から雄山への登りは、標高差300m約1時間の岩場の急登。登りルートは赤マーク、下りルートは黄マークで示されています
2021年07月26日 10:06撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 10:06
一の越から雄山への登りは、標高差300m約1時間の岩場の急登。登りルートは赤マーク、下りルートは黄マークで示されています
雄山山頂はガス
2021年07月26日 10:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 10:09
雄山山頂はガス
雄山頂上の神殿に参拝者が見えます。十数人で一杯の広さです
2021年07月26日 10:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 10:27
雄山頂上の神殿に参拝者が見えます。十数人で一杯の広さです
山頂直下の社務所
2021年07月26日 10:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 10:32
山頂直下の社務所
頂上の神主さんは、社務所の方に向かってハンドメガホンで参拝者を案内誘導していました
2021年07月26日 10:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 10:33
頂上の神主さんは、社務所の方に向かってハンドメガホンで参拝者を案内誘導していました
富山では少年時代に立山に登拝しないと一人前になれいという風習があるそうです
2021年07月26日 10:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 10:36
富山では少年時代に立山に登拝しないと一人前になれいという風習があるそうです
次のピーク大汝山を登ります
2021年07月26日 11:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 11:03
次のピーク大汝山を登ります
赤青屋根の大汝休憩所は、松山ケンイチ主演の映画「春を背負って」のロケ地です。次に向かう富士ノ折立は霧にかすみがち
2021年07月26日 11:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 11:05
赤青屋根の大汝休憩所は、松山ケンイチ主演の映画「春を背負って」のロケ地です。次に向かう富士ノ折立は霧にかすみがち
富士ノ折立は登山道からそれているので、ザックを置いてピストンが普通。この時は眺望が期待できなかったのでパスしました
2021年07月26日 11:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 11:19
富士ノ折立は登山道からそれているので、ザックを置いてピストンが普通。この時は眺望が期待できなかったのでパスしました
室堂平は何とか見えています。風向きの影響か、縦走中ずっと地獄谷からゴーゴーと噴気が上がる音が聞こえていました
2021年07月26日 11:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 11:29
室堂平は何とか見えています。風向きの影響か、縦走中ずっと地獄谷からゴーゴーと噴気が上がる音が聞こえていました
美しい内蔵助カール。広い雪面から稜線に吹き上げる冷風はとても気持ちいい
2021年07月26日 11:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 11:33
美しい内蔵助カール。広い雪面から稜線に吹き上げる冷風はとても気持ちいい
富士ノ折立、大汝山、雄山を振り返る。
2021年07月26日 11:41撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 11:41
富士ノ折立、大汝山、雄山を振り返る。
四つ目のピーク真砂岳へゆったりと歩く
2021年07月26日 11:50撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 11:50
四つ目のピーク真砂岳へゆったりと歩く
白くたおやかな真砂岳の頂に到達
2021年07月26日 11:55撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 11:55
白くたおやかな真砂岳の頂に到達
五つ目の別山を目指します。別山南峰から別山乗越へ向かう登山者が小さく遠望できます
2021年07月26日 12:28撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 12:28
五つ目の別山を目指します。別山南峰から別山乗越へ向かう登山者が小さく遠望できます
別山山頂。直前の登りは結構キツかったです
2021年07月26日 12:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 12:53
別山山頂。直前の登りは結構キツかったです
真砂沢カールも残雪が豊富です。真砂岳から派生する尾根上にある内蔵助山荘は泊まってみたい山小屋
2021年07月26日 12:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 12:53
真砂沢カールも残雪が豊富です。真砂岳から派生する尾根上にある内蔵助山荘は泊まってみたい山小屋
別山北峰まで足を伸ばしたら、タイミングよく剣岳が姿を見せてくれました
2021年07月26日 13:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 13:05
別山北峰まで足を伸ばしたら、タイミングよく剣岳が姿を見せてくれました
ここから見る剣岳はギザギザの八峰とともに迫力があります
2021年07月26日 13:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/26 13:05
ここから見る剣岳はギザギザの八峰とともに迫力があります
立山縦走の最後は剣御前小屋の建つ別山乗越までの尾根歩き
2021年07月26日 13:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 13:02
立山縦走の最後は剣御前小屋の建つ別山乗越までの尾根歩き
剣御前小屋
2021年07月26日 13:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/26 13:33
剣御前小屋
雷鳥沢を下っていたらライチョウが砂浴びをしているところに出くわしました。
2021年07月26日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
7/26 14:11
雷鳥沢を下っていたらライチョウが砂浴びをしているところに出くわしました。
よく見ると雌雄つがいです。邪魔しないようにそーっと脇を通り過ぎましたが全く動じる様子がありません
2021年07月26日 14:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/26 14:13
よく見ると雌雄つがいです。邪魔しないようにそーっと脇を通り過ぎましたが全く動じる様子がありません
老婆心から言わせてもらうが、少しは警戒したほうがいい、こんな登山道の真ん中はあぶないよ。
2021年07月26日 14:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/26 14:13
老婆心から言わせてもらうが、少しは警戒したほうがいい、こんな登山道の真ん中はあぶないよ。
雷鳥沢野営場に向かって下山
2021年07月26日 14:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/26 14:13
雷鳥沢野営場に向かって下山
ミヤマキンバイ
2021年07月26日 14:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/26 14:31
ミヤマキンバイ
浄土橋を渡るとテント村です。この日は、地獄谷の近くで硫黄の強烈な刺激臭に襲われました。目と喉が痛くなりせき込むほどです。風向きにより要注意とされていますが逃げ場はありません
2021年07月26日 14:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/26 14:39
浄土橋を渡るとテント村です。この日は、地獄谷の近くで硫黄の強烈な刺激臭に襲われました。目と喉が痛くなりせき込むほどです。風向きにより要注意とされていますが逃げ場はありません
みくりが池周辺は一般観光客のゾーン。はっと気づいて、これまで外していたマスクを着け直しました
2021年07月26日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/26 15:27
みくりが池周辺は一般観光客のゾーン。はっと気づいて、これまで外していたマスクを着け直しました
チングルマがたくさん咲く室堂平に戻り登山終了
2021年07月26日 15:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/26 15:38
チングルマがたくさん咲く室堂平に戻り登山終了
2021年07月28日 18:18撮影
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7/28 18:18

装備

個人装備
1L水筒 500ml水筒 おにぎり ゼリー飲料 行動食 ごみ袋 トレッキングポール 雨合羽 ソフトシェル ライト 紙地図 コンパス メモノート・ペン リップクリーム 日焼け止め キズテープ テーピングテープ ウェットティッシュ 一眼カメラ 三脚 バッテリー スマートフォン 登山靴 帽子 サングラス 手袋 半袖シャツ 長袖アンダーシャツ 厚手靴下 マスク 時計 財布・免許証・保険証

感想

 立山黒部アルペンルートの始発ケーブルカーと高原バスで室堂へ上がり、室堂発の最終バスの時刻まで、目いっぱい立山を満喫しようと計画しました。終バスに乗り遅れたときは雷鳥荘に宿泊する覚悟とはいえ、予定コース時間と実時間を確認しながらのあわただしい一日となりました。
 これまで立山で何度かお目にかかり、今回も出会いに期待したライチョウですが、雷鳥沢で砂浴びする愛らしい姿を見ることができました。ライチョウの生息山域は限られ、国内で2000羽程度(信州大学による)、そのうち立山には300弱が生息しています(富山県自然保護課H28年調査)。全国的には登山者の増加など環境変化で個体数は減少傾向にありますが、立山ではH13年から徐々に増加しているようです(同調査)。よく見かけることがあるのは生息密度が他より高いからかもしれません。
 それにしても、人のよさそうな彼らのふるまいを見ると、これまで高山域にいなかったキツネやカラス、ニホンジカやニホンザルに生息環境を荒らされている状況は、悲しいですが納得できます。ライチョウは、百万年前に氷河期が去ったとき高山域に取り残された生き物。地球温暖化と人によるかく乱が続けば、いずれ棲むところが無くなる運命なのでしょうか。全登山者のアイドルを守るためなら、保護・増殖活動に全面的に協力したい気持ちです。


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技術レベル
3/5
体力レベル
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予定
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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