雨の表銀座縦走

2013年09月07日(土) 〜 2013年09月09日(月)

• GPS: 53:57
• 距離: 35.3km
• 登り: 2,683m
• 下り: 2,619m

コースタイム

1日目　7:40中房温泉ー11:20燕山荘12:00ー12:55大下りの頭ー14:30切通岩分岐ー15:30大天井ヒュッテ
2日目　6:20大天井ヒュッテー6:55ビックリ平ー8:20ヒュッテ西岳8:40ー9:20水俣乗越ー
　　　　11:10ヒュッテ大槍12:00ー13:10槍ヶ岳山荘
3日目　4:40槍ヶ岳山荘ー5:10槍ヶ岳山頂5:30ー5:50槍ヶ岳山荘6:20ー7:10播隆窟ー8:40大曲りー
　　　　9:25槍沢ロッヂー10:00一の俣ー10:45横尾ー11:35徳沢園ー13:05上高地バスターミナル

天候

1日目：曇のち雨　　2日目：雨　　3日目：晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

穂高駅前のホテルに前泊。乗合バスで中房へ。
帰りは上高地から新島々までバス。あとは電車。

コース状況／危険箇所等

コースはよく整備していただいており、危険箇所はありませんでした。が、表銀座なのにほとんど人に出会わず寂しく、寒かったです（体が）。

写真

9/7 7:33

中房温泉スタート。この時はまだ曇り空。

9/7 9:35

9/7 10:06

合戦小屋。ガスが濃くなってきました。

9/7 10:28

リンドウのつぼみがいっぱい。

9/7 10:38

9/7 11:18

燕山荘に着く直前から降り始め、

9/7 11:56

昼食をとって出発する頃には本降りに。ここからカッパ着用。

9/7 12:31

蛙岩

9/7 13:23

展望はなく、

9/7 14:00

たまにガスが薄くなると、ちょっと見える。

9/7 14:23

この日、燕山荘から大天井ヒュッテまでで、すれ違ったのは3人。抜いた人も抜かされた人もゼロでした。大天井ヒュッテに着く頃には土砂降りに。ただし、この日は風がなくて、実はマシだったことに後で気づく。

9/8 6:55

2日目スタート。ビックリ平。何も見えないので、特にビックリしない。

9/8 6:59

この上に槍の頭があるはず...

9/8 7:00

雨の日の恩恵、雷鳥さん。

9/8 7:02

雷鳥と登山道を3分ほど一緒にお散歩しました。ソロなので、この感動を誰かと分かち合えないのが残念。私の前をちょこちょこと歩いていましたが、全然人を怖がらないのですね。

9/8 7:06

穂先は全く見えません。

9/8 7:18

雨も強いけど、とにかく風がひどい。時々みぞれ混じりのが水平に来るので、顔が痛い。寒い。寂しい。

9/8 8:19

ヒュッテ西岳

9/8 8:50

はしごを降ります。手が冷たくてたまりません。

9/8 8:50

9/8 9:22

9/8 11:12

ヒュッテ大槍に到着。ストーブの効いた食堂がとてもありがたかったです。つけ麺も美味しかった。

9/8 12:34

結局、この日すれ違った人は2人。追い抜いたり、追い越された人はまたもやゼロ。メジャーコースだから人がいっぱいいると思ってたのに...

9/8 17:55

東鎌尾根は人がいなかったのに、槍ヶ岳山荘は大混雑でした。夕食後、18時頃にようやく穂先が見えました。今日一日大雨と強風の中を歩いてきたので、それだけでみんなうれしい。

9/8 18:05

雲が流れていく

9/8 18:12

常念岳でしょうか。ようやく遠くまで視界がひらけました。

9/9 5:05

3日目。5時前からヘッデンつけて穂先に取り付く。登ってる途中に振り返って撮影。まだ夜明け前。

9/9 5:21

同じ方角ですが、こちらは山頂から。

9/9 5:22

5時22分、日の出。

9/9 5:23

1分もたたず、あっという間に登りきるおひさま。

9/9 5:32

山荘が朝日に映えます。

9/9 6:26

朝食後、槍沢に向けて下山開始。

9/9 7:22

昨日までと打って変わった好天気。

9/9 8:13

9/9 8:32

9/9 9:45

9/9 13:09

河童橋から。実は、横尾から上高地バスターミナルまでの平地歩きが3日間で一番つらかった。

撮影機器：

DMC-FX33 Panasonic

感想

daimajin

　「表」銀座と名のつくだけあって素晴らしいコースでした。雨風が強かったからか、人が異様に少なかったですが、十分楽しめました（ちょっとつらいところもあったけど）。晴れてたら景色が良くて、もっと素晴らしかったと思います。
　東鎌尾根はずっと人がいなくて寂しかったのですが、大天井ヒュッテ、槍ヶ岳山荘で一緒だった愛知県から来た若いお兄さんが相談相手になってくれて、寂しさが紛れました。ありがとう。
　視界が常に100mくらいはありましたので、道迷いの心配はありませんでしたが、もう少しガスが濃かったら、道標やペンキ印を見落としていた可能性のある箇所が数箇所ありました。雨はいいのですが、風が強いと尾根上はちょっと怖いです。
　しかし、東鎌尾根の人の少なさと槍ヶ岳山荘の人の多さのギャップにビックリ。（前日、大天井ヒュッテの宿泊客は 10人くらいでした。）

　コンパクトカメラの動画なのでパッとしませんが、雷鳥の動画を。