記録ID: 3445282
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
厳冬期南ア=仙丈農鳥=縦走
2021年02月20日(土) 〜
2021年02月28日(日)
- GPS
- 200:00
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,658m
- 下り
- 3,992m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:20
14:30
標高2080m付近
2日目
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:50
4日目
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:20
6日目
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:00
天候 | 2月20日:晴れ 2月21日:晴れ 2月22日:晴れ 2月23日:曇りのち晴れ 2月24日:晴れ 2月25日:晴れ 2月26日:吹雪 2月27日:晴れ 2月28日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
地蔵尾根の柏木登山口までは高遠からタクシーを利用。 ※ジャンボタクシーなので一万ちょっと。 ○奈良田温泉からはやかわ乗合バスでJR下田温泉駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
【仙丈ヶ岳地蔵尾根】 積雪期もよく登られているので割愛。特に戸台コースが通行止めの今、人が多いんじゃなかろうか。積雪期はどうせ北沢峠までも徒歩なので、スタートの標高が高いこちらの方が案外有利なのかもしれない。 【仙丈ヶ岳〜三峰岳】 仙塩尾根北半の縦走。難所は仙丈・大仙丈間の痩せたコル、大仙丈ヶ岳の南峰直下、三峰岳の直下等。大仙丈の南峰直下は、状況によっては尾根上を忠実に辿るのがよいかもしれないが、岩稜で西側は切れているようにも見える。今回は夏道のつく東の斜面を慎重にトラバースで歩いた。一番難しいのは三峰岳北稜、標高2800m付近の岩場。夏は鎖場である。夏道に沿って岩の隙間をロープでビレイを取りながら直登した。両側とも小崖に阻まれ、他のコース取りはほぼ不可能。ザイルなしでも登れなくはないだろうが、ほんの少し足を滑らすだけで非常に危険。 【三峰岳〜間ノ岳】 比較的歩きやすいが、雪面の状況によっては3130mの岩のドーム状ピークを直登する必要があるだろう。今回は雪も固かったので夏道のように南をトラバース。トレースの残骸もあった。滑落すると大井川源流の谷底へ一直線に落ちるので慎重に。 【間ノ岳〜大門沢下降点】 間ノ岳から農鳥小屋までの下りで非常に急な雪面のトラバースがある。滑落すれば農鳥谷の谷底まで数百メートルは止まらないだろう。西農鳥岳の直下にも急な岩場があり、夏道は西面をトラバースするように登るが、落石も激しく危険。痩せてはいるが素直に稜線上を直登すべし。 【大門沢下降点〜奈良田】 下降点すぐの急斜面が意外と難しい。夏道通りに行くのはあまりよくない。浅い谷を二度横切り雪崩が怖い。かなり急だが冬道の尾根を直下降が一番よいだろう。しかしこのあたりはトレースが多め。樹林帯に入ってからも広い大門沢に出合うまでは微妙な地形の急斜面を下るが、道迷いには要注意。分かりにくい。 |
感想
年末なので今年の山行を振り返りつつ……
本年最大の山行であったこの報告書/山行記を久々に加筆・修正した記念にヤマレコにも軽く内容をつけて公開。厳冬期の仙丈〜間ノ岳に関する情報はインターネット上では極めて少なく、出発前は情報収集でかなり難航した。昨シーズンの情報ではあるが、ここに簡潔に残しておく。詳しくは神戸大学山岳部のHPへどうぞ!今後、行かれる方の参考になりますよう。。
一日を除いてほとんど快晴。計画では11泊12日分の食料を持ち込んで耐えられるようにしていたけれど、無事に停滞2日込みの8泊9日で終えることができた。
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