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Yamareco

記録ID: 354944
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

8割紅葉温泉!上高地−涸沢−奥穂−岳沢−中ノ湯温泉

2013年10月07日(月) 〜 2013年10月08日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
25.3km
登り
1,726m
下り
1,720m

コースタイム

1日目 
立川4:40発-甲府-松本-新島々-バス乗り越え
10:33 上高地(バス到着若干遅れた)
10:46 やっと河童橋(忘れてSDカードを購入してて・・)
11:52 明神池(の入り口)など寄り道しつつ徳本峠分岐
12:28 徳沢ロッジ
13:34 横尾
16:20 涸沢テント場

2日目
6:15 出発
8:10 奥穂高山荘 休憩
9:14 奥穂高岳
11:10 紀美子平
13:21 岳沢小屋にてジュース類今季完売のため、ウィンダーインゼリー300円とカップメンお湯付400円という最悪の食べ合わせをする。(自己責任)
15:30 岳沢登山口
上高地BT周辺でアルペンホテルなど日帰り入浴終了なので、いっそのこと泊まろうかと。
17:00ごろ 中の湯温泉旅館(送迎バスの14連続カーブで吐きそうな状況に・・)
19時以降 19、11、3、6時と温泉に1時間ずつ入る

3日目 10時チェックアウトだが、9時に出る
11000円だけど奥穂高みえる部屋でした
天候 7日 快晴 夜は半分ガスったり、星見えたり 2〜3時に突風 夜気温11度で寒くない

8日 快晴 12時ごろからガスって、13時には曇天 19時頃雨ポツポツ 稜線にあがったら気温5℃で10mくらいの風が吹くので手がかじかむ。

9日 ポツポツ雨が新島々に11時28分くらいに着くとサーと降ってきました。松本は青空が見えてる。甲府は晴れ。台風ってよくわからん。
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスに乗るときの注意
・始発終点バス停はキップを買って並ぶ。それ以外は現金で行ける
・新島々〜上高地間は往復切符が500円安いが、行きは途中下車再乗車できるが、帰りは再乗車できない。区間は固定だが上高地バスターミナル以外からも乗車できる。

・上高地バスターミナルで満員になると、そのバスには後のバス停で乗ることができないので確実なのは始発。はるか定員以上待つ人がいれば増発する可能性がある。天気が悪いと切り上げて下山する人が多いので、午前早い便でないと危ないかもというバス会社のお話。
コース状況/
危険箇所等
二日目は警察?のヘリで誰か搬送されていたようでした。救急車が去る音が吊り尾根から聞こえたので、1時間以上かかってちゃんと収容されたのでしょう。吊り尾根は特に滑りやすく、雨の日は鎖があってもかなり登り降りにくそうな場所が2か所程ありました。

涸沢〜奥穂高山荘
かなりの高度を最初ちまちま行くが、手を使った方が楽な急な岩尾根コースになっていく。ぼーとしてなければ危険ではないが、かなり疲れる。(筋肉痛の原因になった)

奥穂高山荘〜奥穂高岳
はしごと鎖(使わなくても可)があり、腕力・握力を使う。擦れ違える場所が少ない狭い道。ハンガーノック起したり体力がないと、ふと滑落してしまいそう。山頂自体はそんなに広くないが、2m降りるとコルの広場がある。

奥穂高岳〜紀美子平〜岳沢小屋
高度をゆっくりさげるトラバースかと思いきや、おしりを付きながら一気に下る鎖場(雨の日は鎖を使わなければ上下降できない)が何箇所かあり、残雪期は雪の付き方によっては微妙かも。下りだけどかなりの体力を消耗した。稜線のトラバース道が終わって、岳沢小屋にいくのにも、尻を付き、はしごを下り、ザレを注意し、登りは相当疲れるコース。この区間はもう通りたくない・・・

道もわかりにくかったり。あれ道ないやん・・遠くに丸印があるがどうやって・・戻ってよーくみると急激に降りて下の道から岩盤の上をトラバースか。
The famous Kappa Bridge view
今回のほぼすべての写真は目でみたまんまを意識して撮ってます。
2013年10月09日 20:52撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/9 20:52
The famous Kappa Bridge view
今回のほぼすべての写真は目でみたまんまを意識して撮ってます。
木道から見える上高地らしい水と森。日光と違う水の色。
2013年10月09日 17:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/9 17:49
木道から見える上高地らしい水と森。日光と違う水の色。
なだらかで下りやすそう中村新道
2013年10月06日 11:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/6 11:39
なだらかで下りやすそう中村新道
横尾谷に入り前穂や太陽に照らされる黄色。まぶしいッッ!
2013年10月06日 14:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 14:39
横尾谷に入り前穂や太陽に照らされる黄色。まぶしいッッ!
振り返ると蝶ヶ岳の走りやすそうな稜線
2013年10月09日 21:06撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/9 21:06
振り返ると蝶ヶ岳の走りやすそうな稜線
ナナカマドまだまだ。しかしナナカマドが多い。
2013年10月09日 21:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/9 21:03
ナナカマドまだまだ。しかしナナカマドが多い。
赤いナナカマド。
2013年10月06日 15:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/6 15:27
赤いナナカマド。
いよいよ涸沢みえてきました!ここがハイライト!
2013年10月06日 15:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 15:30
いよいよ涸沢みえてきました!ここがハイライト!
薄いオレンジ。これから涸れていく。すでに稜線に近いのは涸れている。
2013年10月09日 23:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/9 23:25
薄いオレンジ。これから涸れていく。すでに稜線に近いのは涸れている。
進んで振り返ると、紅葉が終わりかけ屏風岩が照らされる。まだまだ緑のナナカマドがこのように三段紅葉に備え控えております。まっさらなグリーンです。
2013年10月06日 16:05撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/6 16:05
進んで振り返ると、紅葉が終わりかけ屏風岩が照らされる。まだまだ緑のナナカマドがこのように三段紅葉に備え控えております。まっさらなグリーンです。
赤系のホワイトバランスで涸沢ヒュッテから。これが涸沢ですか!これが1枚の布団に3人ですか!
2013年10月06日 16:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 16:20
赤系のホワイトバランスで涸沢ヒュッテから。これが涸沢ですか!これが1枚の布団に3人ですか!
ツエルトを張る。特に赤いね。絵になる!涸沢小屋の上の岩は涸れた。
2013年10月06日 16:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 16:49
ツエルトを張る。特に赤いね。絵になる!涸沢小屋の上の岩は涸れた。
クアトロストーブ(ゴトク)とvari-vent wind screen(風防) 無駄にエスビットの大きめの固形燃料で、タールもべったり鍋裏にくっついてしまった。
2013年10月06日 17:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/6 17:28
クアトロストーブ(ゴトク)とvari-vent wind screen(風防) 無駄にエスビットの大きめの固形燃料で、タールもべったり鍋裏にくっついてしまった。
わびしいアルファ米、パスタ、肉団子+サンクスのパック済みハンバーグ(味が濃すぎた)
2013年10月06日 17:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/6 17:28
わびしいアルファ米、パスタ、肉団子+サンクスのパック済みハンバーグ(味が濃すぎた)
モンベルのまくらと、ネオエアーX-lite Smallサイズ+バックパックでマットを作る。その上にエマージェンシービヴィ+ULスパイラルダウンハガ―♯3+ブリーズドライテックシュラフカバーの順に被せる三層構造。
2013年10月06日 17:29撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 17:29
モンベルのまくらと、ネオエアーX-lite Smallサイズ+バックパックでマットを作る。その上にエマージェンシービヴィ+ULスパイラルダウンハガ―♯3+ブリーズドライテックシュラフカバーの順に被せる三層構造。
テント村から。ゴツゴツしてていいなら100は張れなそう、そんな広くない。
2013年10月06日 18:01撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/6 18:01
テント村から。ゴツゴツしてていいなら100は張れなそう、そんな広くない。
涸沢の朝焼け!
2013年10月07日 05:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/7 5:55
涸沢の朝焼け!
涸沢の小屋!
2013年10月09日 21:14撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/9 21:14
涸沢の小屋!
涸沢にいるー私たち!
2013年10月07日 05:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/7 5:59
涸沢にいるー私たち!
真ん中を通って行くよ、ザイテングラードへ!厳しくなりまっせ
2013年10月07日 07:18撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 7:18
真ん中を通って行くよ、ザイテングラードへ!厳しくなりまっせ
写真撮る余裕なく、奥穂高山荘。ここからきつい。
2013年10月07日 08:10撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 8:10
写真撮る余裕なく、奥穂高山荘。ここからきつい。
カールをみるとテントが撤収されてる。奥穂高に着いた時はまた村が回復している。
2013年10月07日 08:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/7 8:13
カールをみるとテントが撤収されてる。奥穂高に着いた時はまた村が回復している。
振り返ってパノラマ台と奥社の積み石を越えると前穂方面です。間違っても西穂方面には行きません!
2013年10月08日 09:28撮影 by  SO-03C, Sony Ericsson
10/8 9:28
振り返ってパノラマ台と奥社の積み石を越えると前穂方面です。間違っても西穂方面には行きません!
これだよ!槍ヶ岳近い!五竜岳、針の木、蓮華も見えるし。黒部の方はよくわからん。
2013年10月07日 09:12撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 9:12
これだよ!槍ヶ岳近い!五竜岳、針の木、蓮華も見えるし。黒部の方はよくわからん。
薬師岳と雲ノ平
2013年10月07日 09:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 9:13
薬師岳と雲ノ平
双六岳!平たいねー案外小さいねー
2013年10月09日 21:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/9 21:21
双六岳!平たいねー案外小さいねー
笠ヶ岳とジャンダルム
2013年10月09日 20:14撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/9 20:14
笠ヶ岳とジャンダルム
白山
2013年10月07日 09:14撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 9:14
白山
笠ヶ岳
2013年10月07日 09:15撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 9:15
笠ヶ岳
前穂方面をよくみるとー富士山いらしてました!
2013年10月09日 20:17撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/9 20:17
前穂方面をよくみるとー富士山いらしてました!
どいて頂いて、WB調整。焼岳や霞沢岳などいい地形しとるけえ。
2013年10月07日 09:19撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/7 9:19
どいて頂いて、WB調整。焼岳や霞沢岳などいい地形しとるけえ。
常念岳と涸沢
いまの時期はやっぱ紅葉じゃけ
2013年10月09日 20:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/9 20:54
常念岳と涸沢
いまの時期はやっぱ紅葉じゃけ
吊り尾根途中から涸沢
2013年10月10日 14:39撮影 by  SO-03C, Sony Ericsson
10/10 14:39
吊り尾根途中から涸沢
鎖をかけてあるところは滑りやすく、ホールドがないので、鎖を使わない場合この真ん中のところを下ります。
2013年10月10日 14:39撮影 by  SO-03C, Sony Ericsson
10/10 14:39
鎖をかけてあるところは滑りやすく、ホールドがないので、鎖を使わない場合この真ん中のところを下ります。
河童橋から見える岳沢は黄色メインの紅葉。
2013年10月10日 14:52撮影 by  SO-03C, Sony Ericsson
10/10 14:52
河童橋から見える岳沢は黄色メインの紅葉。
三日目 9:07 1500mの旅館からやることないので歩いて卜伝の湯へ下ります。30分かかりましたが。(送迎を予約すれば出してもらえますが、早く出ることにしたので) 冬に来ます。
2013年10月09日 22:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/9 22:36
三日目 9:07 1500mの旅館からやることないので歩いて卜伝の湯へ下ります。30分かかりましたが。(送迎を予約すれば出してもらえますが、早く出ることにしたので) 冬に来ます。

感想




敬遠していた有名コース。なぜなら混んでいるから。しかもこの時期ですよ。
でも、一度は見てみたい日本の紅葉の代表。
天気悪くなって涸沢だけで帰るかあと思いきや、この快晴は!登るしかない!
そして、欲張りに岳沢コースへ(しかし散々疲れるはめに・・もう行きたくない・・)
しかし、涸沢だけで行く価値があった。
紅葉はいまが見頃。緑から黄色、オレンジから赤になるころには、少しづつ現在黄色が茶色く涸れていく。もちろん、色がより濃くなっていくので、まだ2週間くらいは見事なものが見れそうです。


今回の温泉

中の湯温泉旅館
秘湯を守る会に属すが、現代的な建物や浴室の部類で風情はそこまでない。
旅館内や従業員の雰囲気はなかなかいい。
・眺めは外風呂のひとつや部屋のいたるところで、奥穂吊り尾根コースが見える。
・料理はたくさんでる。味は薄味、ヘルシー。

中の湯バス停に卜伝の湯と送迎手配の小屋があるので、そこから100mくらい上がると着く。卜伝の湯は明かりも少なく、昼でも薄暗いナトリウム系の源泉と川の水を引いている。着替え場を出て、5段階段を下りるとセメントで簡易固めた穴倉がある。洗面器があるだけで洗う道具はない。貸切制なので予約するか、誰も枠になければ入れる。小屋では軽食や飲み物は販売している。

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