記録ID: 358294
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳(上高地〜新穂高温泉)
2012年07月25日(水) 〜
2012年07月27日(金)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 2,216m
コースタイム
7/25 上高地6:10-7:25明神-8:36徳沢-横尾10:24-12:36槍沢ロッジ-13:30ババ平
7/26 ババ平4:35-9:50槍ヶ岳山荘10:20-10:54槍ヶ岳11:12-11:46槍ヶ岳山荘12:00-15:24飛騨沢水場-16:05槍平
7/27 槍平6:00-7:00滝谷出合-9:00林道終点-11:12新穂高温泉
7/26 ババ平4:35-9:50槍ヶ岳山荘10:20-10:54槍ヶ岳11:12-11:46槍ヶ岳山荘12:00-15:24飛騨沢水場-16:05槍平
7/27 槍平6:00-7:00滝谷出合-9:00林道終点-11:12新穂高温泉
天候 | 7/25 曇り時々晴れ 7/26 晴れ時々曇り 7/27 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
家族で槍ヶ岳に行ってきました。首都圏からでも上高地に入山するときは安房トンネルを通り、前日に平湯キャンプ場に泊まることにしています。のんびり温泉にも入れるしキャンプ場で温泉施設「平湯の森」の割引券も売っています。車はアカンダナ駐車場の最下段に停めました。下段からは平湯バスターミナルまで徒歩10分程度です。アカンダナ駐車場へ至る車道は熊が出没するので歩かない方が良いです。この日もバスの運転手さんが何度も目撃したそうです。 上高地から槍ヶ岳までは超々メジャーコースなのでルートそのものは特に記述することはありません。槍沢ロッジが管理しているババ平キャンプ場はテント場が狭いため登山者の多い時期は隣と密集して設営することになります。お互い出来る限り協力してトラブルの無いようにしたいです。遅くても昼過ぎに到着したほうが無難だと思います。ババ平のトイレはそれなりに昔の山小屋風なレベルです。最近の美しい小屋のトイレに慣れた方はビビるかもしれません。水は沢から来ている水量も多い流水なので、なかなか美味でした。 行動中は困ったのが水場です。夏場だとババ平から飛騨沢の下部の槍平の少し手前まで水場がありません。途中で水が無くなると槍ヶ岳山荘などで購入することになります。今回は必要な全量をババ平から担ぎ上げましたが、1人2L必要としてもギリギリセーフの行程でした。それなりの容量があるボトルを準備して担ぎ通すか、山荘で買うことを前提に計画する必要があると思います。 槍平から新穂高温泉に至るコースは上高地側に比べて指導票が極端に少なく、穂高岳西面の各沢を渡る部分も不明瞭な個所があります。また新穂高温泉からの平湯行きのバスが非常に本数が少なく困りました。タクシーもほとんど見かけず、客待ち車両もいませんでした。電話で迎車を希望しても早くて30分以上かかると言われる始末。結局、たまたまお客さんを載せてきた松本のタクシーを見つけたので、走って追いかけ(^^ゞ強引に呼び寄せて。運んでもらいました。余談ですが。長男は中学1年生「タクシー生まれて初めて乗ったぁ〜」て喜んでおりました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
撮影機器:
感想
小学校6年の次男と中学1年の長男。これだけ大きくなってくれれば個人装備はほとんど担いでくれます。親の負担も減り、縦走は可能であると決断。北アルプスのスーパーゴールデンルートを家族で歩いて槍ヶ岳に登頂してきました。
実は槍ヶ岳を目標に家族での登山を計画したのは今回で3回目。最初は次男が小学校4年生の夏。槍沢テント泊で頂上を往復する予定でしたが、悪天候と子供たちの歩みの遅さに途中で断念。涸沢に転身して山頂には登らずに敗退しました。
そして次男が小学校5年生の昨年。この時は妻の予定が合わず父だけで2人を連れて行くこととなり、またも天候にも恵まれず。条件が悪くて再び涸沢BCに逃げました。この時は奥穂高岳には3人で登頂しましたが、天気が悪くて山頂からの眺望はほとんどなく、どこに登ったのかよくわからない状態で。なんとも欲求不満な登山でした。
今年は子供たちの力量と親の体力。(^^ゞそして天候にも恵まれ、やっとのことで3年越しの目標を果たすことができました。最後の「ひよこちゃん」マーク付き登山の投稿になります。いままで登山では途中で挫折ばかりしていた長男に「荷物持とうか?」と聞くと「最後までがんばる」との意外な言葉。いつもわがままばかりの次男なのに、家族思いの行動をみせてくれたり。思い出も多く心に残る山行でした。もう槍ヶ岳は何度登ったかわからないほど通っていますが、いままでの仲間との登山とはまた違う貴重な日々でした。
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