白馬岳-自転車利用で周回


- GPS
- 10:05
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,601m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 10:06
天候 | 終日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。雪渓横断部はかなり短い。軽アイゼンはお守り程度で、なくても何とかなる。 |
その他周辺情報 | 倉下の湯 |
写真
感想
ここのところ山に行く頻度が上がっていたので、おとなしく土曜は仕事をしていた。が、あまりの天気のよさにいてもたってもいられなくなり、急遽日帰りで紅葉見物に行くことにした。アプローチの遠さや紅葉の進み具合からチョイスしたのは白馬岳。ピストン山行アレルギー持ちとしては、自転車を使って栂池から猿倉経由で周回にするのが最適解に思えた。終日素晴らしい紅葉と眺望に恵まれ、山歩きからチャリまで楽しむことができた。
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まずは下山口の猿倉に自転車をデポ。いくらか仮眠をとったのち、栂池に移動する。何台か林道を上がってくる車とすれ違うが、向こうからすれば「なんでこんな時間にげざんしているのか」と疑問に思っていることだろう。
栂池のゴンドラは6:30ぐらいから既に長い列。早めに並んだので始発5分後の第二便に乗れた。ゴンドラ上から見る山並みと紅葉がすでに見事であった。紅葉の中を歩きはじめるとすぐに白馬村方面の展望が覗けるようになる。天狗平では池塘と紅葉、遠景の北信五岳が美しい。もうここからは常にウキウキ状態で歩き続ける。雪倉方面の全山紅葉した緩やかな斜面、徐々に近づく白馬岳の荒々しい岩肌、遠方の黒部川や鹿島槍、どれをとっても美しいし心が躍る。
(体感的には)あっという間に白馬岳に到着。湯を沸かして昼食をとったのち、ゆっくり下山開始。といっても直ぐに大雪渓方面には下りず、少しだけ南に進んで白馬鑓の北西面を拝んでいく。ここも一定斜度の広大な斜面で良い。夕日にも映えるが、鑓温泉通行止めの看板がどこか物悲しかった。
名残惜しさは尽きないが、あまり遅くなってもいけないので下山開始。初めのうちは杓子の崩落岩峰や葱平の草紅葉が目を楽しませる。大雪渓は本当にちょっと横断する程度のもので、軽アイゼンは無くても何とかなりそう。とはいえストックも何も持ってないので足を滑らせたくはない。面倒だが折角持っているし軽アイゼンを使った。
そこから先はひたすらモレーンというかガレバというかを下り続け、猿倉にゴール。いつものことだが最後の方は半分放心状態で足だけ動かしていた。
ここからはCパート。デポしてあった自転車で猿倉から八方へ下り、そこから栂池まで登り返す。下りは快適。まだ明るいうちだったし、多くの人は下山した後で車もほぼ0だったのが良かった。路面のわりに斜度があるのでちょっと油断するとすぐに速度が出る。強くブレーキをかけるとホイール(ないしタイヤ)がグニョッと歪む感覚がして冷や汗をかいたりもした。栂池までの登りは普通の範疇。足はとっくに疲れているので超軽いギアで回す。結局まだ日のあるうちに栂池に戻ってこれた。倉下の湯で露天風呂から白馬のシルエットを眺めつつ疲れをいやした。仮眠を挟みつつ帰京。
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