谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳プチ縦走 やっぱり、ここにしか咲かない花(ノビネチドリ&ミヤマオダマキ)♪(byコブクロ )


- GPS
- 10:39
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,643m
- 下り
- 1,616m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:39
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは土樽駅、土合駅、谷川岳ベースプラザ、谷川岳登山指導センターにあります。 登山道に特に危険箇所はありませんが、雨の翌日は泥濘や蛇紋岩が滑るのでそこだけは要注意です。雪渓は肩の小屋手前の肩の広場と一茂鞍部にありますが、早朝の雪面が硬い時以外は軽アイゼンやチェーンスパイクは必要ありません。 ※ノゾキ先から一ノ倉岳への上りの中腹で登山道の東側(一ノ倉沢側)が半分位崩落している箇所ありましたが、西側ブッシュにロープ付きのエスケープルートが作られています。ありがとうございます。ここは要注意です。その直ぐ先にもヒビ割れ箇所あり。茂倉新道茂倉岳避難小屋先も南側にキレている箇所多数あり。新たに矢場ノ頭までの間に南側に崩落箇所が3箇所あり、要注意です。 ノゾキはあまり覗きすぎないように・・・。 |
その他周辺情報 | 下山後は 日帰り温泉「岩の湯」(500円、定休日が水曜日)がお薦めです。水曜日なので、本日は日帰り温泉「駒子の湯」(600円、定休日が木曜日)で汗を流しました。 スイーツは 湯沢のパティスリースフェールマルヤの越後のコッコロール(税込1,200円)がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は、2,022年度第1回目の西黒尾根登山口〜谷川岳(トマノ耳〜オキノ耳)〜一ノ倉岳〜茂倉岳〜茂倉新道〜茂倉岳登山口へのプチ縦走をソロで決行いたしました。
天気予報は曇り時々晴れの予報で湯沢町は日中真夏日に迫る最高気温となりました。因みに自宅出発時のAM5:00過ぎの六日町の気温は20度、そして帰宅時のPM5:00過ぎの気温は25度でした。谷川岳も茂倉岳も日中のてんくらの判定はA、気温はみなかみ町でも真夏日に迫る予報。湿度はちょっと高めでしたが、ガスで日差しがなく朝方はみなかみ町も若干気温が低いです。西黒尾根登山口を登り始めから、少しづつ汗が滴り落ちます。樹林帯の中間地点付近では倒木により、登山道が塞がれている所が一箇所ありました。問題ありません。
AM5:00自宅をスタート。まずはJR上越線土樽駅にザックを下ろし、茂倉岳登山口駐車場に向かいます。茂倉岳登山口駐車場に到着後、前日に積んでおいた折り畳み自転車を下ろし、マイカーをロックし、自転車で土樽駅に向かいます。途中、土建屋さんのトイレで用を足します。(駅のトイレより綺麗なので…)AM6:00過ぎに土樽駅に到着。土樽駅入口にある登山ポストに登山届けを提出し、待合室でしばらく待ちます。ここで、うとうとしてしまい、ハッと気が付いたらAM6:28発の上り電車入って来る寸前でした。危なかった…。土合駅改札口に一番近い電車の最後部の席に座ります。発車後直ぐに車掌さんが来ますので、土合駅までの切符を購入。(240円)
AM6:38土合駅に到着。直ぐにスタート…でも、ガスっていて、何にも見えません…。白毛門も見えません…。R291に向かうと、道路の向かいに新築中のオシャレな建物が…。近づくと、水上グランピングパークの新しいカフェの様です。土合駅近辺はドンドンおしゃれになりますね。土合橋手前からも西黒尾根〜トマノ耳〜オキノ耳方面もガスの中で見えません…。いつもの様に土合橋から湯桧曽川の写真を一枚撮ります。先に進みます。インフォメーションセンター駐車場脇のトイレにて、用を足して西黒尾根登山口へ向かいます。ベースプラザ、山岳資料館、登山指導センターを素通りし、西黒尾根登山口に到着。
日の差さない樹林帯を登ります。但し、蒸し暑いので、汗をかくのでこまめに水分補給をしながら進みます。樹林帯を抜け、稜線に出ると、心地よい風が吹いています。濡れたウエアが乾いてくれます。でも、ガスで眺望はほぼゼロ…。南に天神平が見えるだけ…。鎖場3箇所を難なくこなし、ラクダの背に到着。晴れていれば絶好の撮影ポイントなんですが、ガスでトマノ耳〜オキノ耳は見えません。但し、マチガ沢には大量の雪渓が見えます。そして、雪渓下部に目をやると何と…スキーで滑っている人が見えます。凄いなぁ…。先に進みます。
ガレ沢の頭から先は岩場地帯に突入。ここで、「ここにしか咲かない花」ノビネチドリに今年も会えました。ありがとう。ユキワリソウの白花にも会えました。岩場にはホソバヒナウスユキソウ、ユキワリソウ、イワカガミ、ナエバキスミレ、ミヤマキンバイ、ミヤマニガイチゴetcが見頃を迎えています。イワシモツケは咲き始め、コバノギボウシとイブキジャコウソウはこれからです。第4鎖場、氷河跡を過ぎザンゲ岩(ゴリラ岩)に近づくとミヤマキンポウゲの群生が出迎えてくれます。この先で岩場地帯は終了。肩の広場東側の緩い稜線を登って肩の小屋へ向かいます。肩の広場を横切るには最大で200cm以上の雪渓をトラバースしなければなりません。日中でしたら、滑り止めは必要ありません。程なく肩の小屋に到着。小屋の西側にザックを降ろし、主脈に2、3分下るとお花畑が広がります。因みに主脈稜線はガスで全く見えません。しかし、足元にはミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ、マイズルソウ、コイワカガミ、ヨツバシオガマ、ユキワリソウetcが咲き乱れています。残雪ながらここのアズマシャクナゲは終わっていました。肩の小屋に戻り、トイレで用を足し、ゼリー飲料を飲み干し、トマノ耳に向けてスタート。
相変わらず、ガスで真っ白け…。程なくトマノ耳に到着、誰もいません…。雷で割れていた山頂標柱が新しくなっていました。良かった…。オキノ耳に向かいます。4、5人の方とスライドし、オキノ耳に到着。ここも、誰もいません。そして、ガスで真っ白け…。先を急ぎます。富士浅間神社奥の院にて、いつもの様に賽銭を上げ、お参りをし、モグモグタイム(ランチタイム休憩)…。コッペパンを食べているとノゾキ方面から若者(男性)が1名…。「馬蹄形ですか?」って聞くと、「茂倉岳までのピストンです」とのこと。「それだったら、茂倉新道を下って土樽駅まで行ったら良かったね」って言うと、途中で会った人にも同じ事を言われたそうです。彼だったら楽勝で.PM3:24発の上り電車に間に合ったと思います。若者とわかれ、先を急ぎます。
ノゾキ手前の大岩の上にはコケモモのはなが咲き始めていました。写真を撮っていると、またまた若者(男性)が1名やって来ました。同じく「馬蹄形ですか?」って聞くと、今度は「そうです」と。「何時スタート?」って聞くと、「AM6:00頃です」…。白毛門からノゾキ先まで約7時間で踏破とは…凄すぎる…。「ということは、西黒尾根下山までは10時間位の予定ですか?」って聞くと、「そうです」と。ビックリです。僕が何を写真に撮っているのか聞かれたので、コケモモを教えてあげました。帰宅後、ヤマレコをチェックしていると、この若者はアカウント名「takanager」さんでした。早速、【6/22谷川岳(馬蹄形)】という名前でこの日のレコをアップしてありました。タイムは休憩を含めて何と何と驚異の9時間丁度…。僕は「takanager」さんに「ド変態」(最高の褒め言葉)の称号を授けましょう。因みに、レコの中でコケモモの事を教えた僕の事を「山の兄貴」と呼ばれていました。「山のオッサン」なんですけど…。まぁ、ありがたや〜。先を急ぎます。
この辺りから、少しづつガスが切れて、チョイチョイ近くの山々が見えて来ます。そして、ノゾキに到着。一ノ倉沢は真っ白で、何にも見えません。そして、しばらく歩くと、本日2つ目のミッションであるミヤマオダマキを発見。早くも2輪咲いていました。ラッキー…。蕾も沢山あるので、まだまだこれから楽しめます。本当に谷川連峰では「ここにしか咲かない花」だと思います。※もし、他の谷川連峰に咲いていたら、ごめんなさい…。あくまで、個人的な見解ですから…。
ここから、最低鞍部を過ぎ、一ノ倉岳へ登り上げます。中腹で西側の藪の中のエスケープを上ります。(東側の旧登山道は危険ですので、通らない方が良いかと思います)程なく一ノ倉岳に到着。北部に飯士山、武能岳、巻機山etcが見えて来ました。先を急ぎます。すると、この時期限定のお楽しみ…一茂鞍部の雪渓歩きが楽しめます。例年より、雪が残っていて、最大で200cm以上ありました。雪渓の先の登山道脇はお花畑が広がります。程なく、茂倉岳山頂に到着。振り返ると、一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋が雲の間から時折見えます。先を急ぎます。
まずは、茂倉岳避難小屋で小休止。ランチパックを食べ、トイレで用を足し、靴紐をキツく締め直し下山開始。矢場ノ頭でゼリー飲料を飲み干し、下ります。檜廊下〜ブナ林を抜けると茂倉岳登山口に到着。広大な駐車場に今日は僕の車一台だけ…。土樽駅に戻り、折畳自転車をピックアップして、日帰り温泉「駒子の湯」へ直行。
本日も、とても楽しい山歩きが出来ました。日に日に、体力の衰えは強く感じます。まぁ、これからは
体力に見合った山行を計画したいと考えています。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に…。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する