奥秩父縦走(西沢渓谷〜甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳〜大弛峠〜金峰山〜瑞牆山荘)



- GPS
- 25:35
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,801m
- 下り
- 2,353m
コースタイム
09:30 西沢渓谷入口バス停
10:00 西沢山荘
〜徳ちゃん新道〜
13:15 近丸新道との合流点
15:50 木賊山
16:15 甲武信小屋(小屋泊)
○二日目(10/19)
07:00 甲武信小屋
07:20 甲武信ヶ岳
08:55 富士見
11:40 東梓
15:15 国師ヶ岳
15:35 北奥千丈岳
16:25 大弛小屋(小屋泊)
○三日目(10/20)
07:30 大弛小屋
09:00 朝日岳
10:45 金峰山
13:40 大日岩
14:45 大日小屋(滞在2時間)
18:05 富士見平小屋
○四日目(10/21)
07:40 富士見平小屋
08:30 瑞牆山荘
天候 | 18日:曇り 19日:曇りときどき小雨 20日:雨(金峰山山頂は横殴りの雨) 21日:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
06:46発 立川駅(JR中央本線(普通)[甲府行き])−08:12着 塩山駅 08:30発 塩山駅南口バス停(甲州市営バス、1000円)−09:30着 西沢渓谷入口バス停 ○復路 09:03発 みずがき山荘バス停(山梨峡北交通、2000円)−10:20着 韮崎駅バス停 10:32発 韮崎駅(JR中央本線(普通) [甲府行き])−10:44着 甲府駅 11:06発 甲府駅( あずさ12号 [新宿行き])−12:12着 立川駅 ≪参考URL≫ ・甲州市営バス 窪平・西沢渓谷線 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20130325/%E7%AA%AA%E5%B9%B3%E3%83%BB%E8%A5%BF%E6%B2%A2%E6%B8%93%E8%B0%B7%E7%B7%9A.pdf ・山梨市営バス 西沢渓谷線 http://www.yamanashishi-kankou.com/sozai/sonota/access/bus_nishizawa2.pdf ・山梨峡北交通 韮崎瑞牆線 http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪コース状況≫ ○西沢渓谷−徳ちゃん新道経由−甲武信小屋 台風の影響か倒木がいくつかありましたが、それ以外は良く整備された歩きやすい道でした。 ○甲武信ヶ岳−国師ヶ岳 倒木多し。上を越えるには高すぎ、下をくぐるには狭すぎ、という微妙な倒木が多々あって難儀しました。かなり古い倒木も多く、山小屋で聞いた話では危険が無い限り倒木は除去していないそうです。 ○国師ヶ岳−大弛小屋 前国師から後は、立派すぎる木の階段が作られており、登山道の情緒は全く無し。興ざめ。 ○大弛小屋−金峰山 当日は雨でしたので登山道を覆いつくす大きな水溜りが多々ありましたが、それ以外は安全な登山道。山頂付近は大岩がゴロゴロしている上を歩きます。 ○金峰山−大日小屋 岩場の連続。個々の岩場は特別危険ではありませんが、雨で濡れている中で下りに使うと難儀します。ストックは山頂から大日小屋までは片付けておいた方が良いと思います。 ○大日小屋−瑞牆山荘 特に危険な箇所はありませんが、富士見平小屋〜瑞牆山荘間は上りがきつそうでした。 ≪登山ポスト≫ ・西沢渓谷の登山ポストは、バス停から20分ほど歩いたトイレの所にあります。 ・瑞牆山荘の向かいにも登山ポストがありました。 ≪トイレ≫ ・西沢渓谷:バス停から歩いて20分ほどのところ(近丸新道へ入る前) ・各営業小屋にはトイレがありますが、立ち寄りで使えるかどうかは分りません。 ・大日小屋(無人の避難小屋)には小屋の裏手にポットン便所があります。 ・富士見平小屋(営業小屋)の外トイレは有料で使えます(これもポットン)。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
コンパス 1
雨具 1
防寒着
ザックカバー 1
水
非常食
行動食
医薬品
タオル
ティッシュ
手袋
ゴミ袋
帽子 1
笛 1
ストック
携帯電話 1
時計 1
筆記具 1
保険証 1
計画書 1
1/25,000地形図 1
初日の昼食 1
|
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共同装備 |
ツェルト 1
ファーストエイドキット 1 テーピングテープ含む
ガイド地図(山と高原地図) 1
ガスストーブ 1 230缶
コッフェル 1
|
感想
とにかく疲れました。2泊3日で20日に下山予定が、体調不良で下山できず、紆余曲折を経て富士見平小屋へ泊まって21日に下山しました。
甲武信ヶ岳と国師ヶ岳の間の苔むした原生林は、雰囲気があって素敵でした。多数倒れている倒木の中には、コケの生え方や朽ち方からして相当に古いものがあり、どうやら伊勢湾台風のときに倒されたもののようです。国師ヶ岳のスケール感を味わうには、甲武信ヶ岳側から登るべきです。大弛峠から登ると、この山の凄さの一割も味わうことは出来ないと思います。
金峰山山頂では横殴りの雨で、五丈岩が10m手前まで近づかないと見えないほどのガスでした。そそくさと退散しました。写真が全然無いのは、カメラを防水バッグの中に仕舞い込んでいたからです。
紅葉は全然駄目でした。枯れているか、まだ紅葉していないかのいずれか。山の上の方は、今年は紅葉した直後に台風が来て、葉が落とされてしまったそうです。紅葉した葉は弱くて、強い風が吹くと落ちてしまうそうです。
甲武信小屋は、27名の宿泊客を北爪さん一人で対応していました。徳さんはおられませんでした、残念。次の日の土曜日には91名の予約が入っているそうで、徳さんと二人体制になるとのことでした。ハードな働き方に頭が下がります。
大弛小屋は、噂には聞いていましたが本当に食事が美味しいです。私の写真の撮り方が下手で美味しさが伝わらないかもしれませんが、山小屋であんなに美味しい鍋を食べられるとは思っていませんでした。ご馳走様でした。
富士見平小屋の若い男女の小屋番のお二人は本当に感じの良い方々で、ずぶ濡れの私を暖かく迎えてくださいました。電気が通っておらずにランプだけで灯りをとっていたのと相まって、本当に暖かい感じの宿だと感じました。自家製ローズジャムを入れた紅茶も本当に美味しかったです。本当にお世話になりました。
今回の反省点は、体調が悪いことに気付いた大弛峠で登山を止めて下山しなかったこと。体調の悪いときは山に入らないことという原則の大切さを痛感しました。
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