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Yamareco

記録ID: 3876004 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 奥秩父

甲武信ヶ岳〜破風山避難小屋〜笠取山(展望地) 周回

情報量の目安: S
-拍手
日程 2021年12月29日(水) ~ 2021年12月31日(金)
メンバー
 pi-ti(記録)
天候29日 快晴 強風予報に反して甲武信ヶ岳山頂は弱風
夜から朝にかけて強風の風の音と小雪。
外気:ー8度 小屋内:−6度 テント内:ー0.4度

30日 晴れ時々曇り→あられ時々晴れ間→雪 夜になるほど降雪が増えた。
時折風強め。 外気:−13度 テント内:0度 → 5度 → 朝方 ー6.5度

31日
雪は朝まで降り続き、7時過ぎからアラレ状で降ったり止んだり。
31〜元旦 寒波
アクセス
利用交通機関
車・バイク
道の駅 みとみ
トイレ・自販機あり。店舗休み
経路を調べる(Google Transit)
GPS
23:28
距離
29.3 km
登り
2,438 m
下り
2,422 m

地図/標高グラフ


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歩くペース 1.3~1.4(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち88%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

2日目
山行
7時間27分
休憩
3時間2分
合計
10時間29分
破風山避難小屋06:5708:00破風山08:1008:45東破風山09:0410:07雁坂嶺10:3411:11雁坂峠11:1812:22水晶山12:3813:14古礼山13:1914:07燕山14:2514:58雁峠16:0916:21小さな分水嶺16:2316:26笠取山西16:2716:47笠取山展望地16:5017:01笠取山西17:09小さな分水嶺17:1217:26雁峠
3日目
山行
3時間48分
休憩
1分
合計
3時間49分
雁峠09:0112:05亀田林業所ゲート12:25新地平バス停12:2612:50道の駅みとみG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
<徳ちゃん新道→甲武信ヶ岳>
登山道明瞭危険個所無し。
新道分岐を過ぎるとアイスバーンが出てきたためアイゼン装着(下山時まで)
<甲武信ヶ岳〜破風山避難小屋>
甲武信小屋巻き道よりトレース半減。積雪増す。深い所で50センチほど。

<破風山避難小屋〜笠取山・笠取小屋水場>
トレースは減っていく。この日は最後までトレースはあったが雁峠周辺は降雪によりトレースまばら暗くなり少し迷った。地形的に登山道が明瞭な部分は多いが、降雪によりトレースが消えた時には幅広尾根もあるのでGPSは必須。
<雁峠〜亀田林業林道→R140>
沢を数回渡り返す。積雪はあまりなくアイゼンを取ったが、沢水が凍り雪が薄く乗っかった部分を歩くためアイゼンを付けたままのほうがよい。ピンクテープが短い間隔でありトレース無くとも明瞭。

<備考>
・今回はアイゼンのみ使用
・破風山避難小屋
薪ストーブ有り(薪は非常時用)防寒具少し有り(銀マット・毛布)板の間 約10帖ほど(?)
・笠取小屋水場
テン場所奥を下ってすぐの通路など人工的に作られた水場。2か所あり1ヵ所使用可(アイゼンがあったほうがいい)厳冬期使えるかは不明。

<その他>
笠取に1泊し、甲武信に縦走する登山者が29日(4人)・30日(1人)で数名いた為トレースがあり助かった。笠取山は作場平P(雪が多いとPまでが大変)から小屋まで、短時間かつ水場があるためか人気があるようで冬季でもテントが数張りあった。(30日4張り)
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図

装備

備考 リュックの重さ15キロ

写真

12月18(日)・25(日)と寒波がきた。大晦日〜元旦にも来る予報。今年の年末もアルプスや谷川、会津など荒れている。比較的いいのは雲取・金峰・甲武信方面だけだった。
2021年12月11日 14:41撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
12月18(日)・25(日)と寒波がきた。大晦日〜元旦にも来る予報。今年の年末もアルプスや谷川、会津など荒れている。比較的いいのは雲取・金峰・甲武信方面だけだった。
2
道の駅みとみに7時着。電光掲示板は-7度だった。
堰堤を流れる沢も凍り付いている。
2021年12月29日 07:23撮影 by DSC-RX100SONY
道の駅みとみに7時着。電光掲示板は-7度だった。
堰堤を流れる沢も凍り付いている。
2
徳ちゃん新道の登山口へ向かう途中にあった看板。とてもわかりやすくイラスト入りで可愛らしい。
2021年12月29日 07:50撮影 by DSC-RX100SONY
徳ちゃん新道の登山口へ向かう途中にあった看板。とてもわかりやすくイラスト入りで可愛らしい。
3
徳ちゃん新道の急登歩きですぐに暑くなった。ハードシェルのズボンは暑く、足さばきも悪いので脱いだ。靴も厳冬期のモンブランで歩きずらい。
2021年12月29日 08:27撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
徳ちゃん新道の急登歩きですぐに暑くなった。ハードシェルのズボンは暑く、足さばきも悪いので脱いだ。靴も厳冬期のモンブランで歩きずらい。
1
森林越しだけど視界が開けてきた。
2021年12月29日 09:24撮影 by DSC-RX100SONY
森林越しだけど視界が開けてきた。
1690m辺りで雪が出てきた。クリスマス寒波以降晴れの日が多かったようなので解けてしまったようだ。上は水作れるだけあるかな?
2021年12月29日 10:10撮影 by DSC-RX100SONY
1690m辺りで雪が出てきた。クリスマス寒波以降晴れの日が多かったようなので解けてしまったようだ。上は水作れるだけあるかな?
徳ちゃん新道分岐(近丸新道との分岐)手前の富士山展望スポット。広瀬ダムもよく見える。
2021年12月29日 10:32撮影 by DSC-RX100SONY
徳ちゃん新道分岐(近丸新道との分岐)手前の富士山展望スポット。広瀬ダムもよく見える。
1
徳ちゃん新道分岐を過ぎるとシャクナゲのトンネルが続き、雪も増えていった。斜面の下はアイスバーンが多くなりアイゼン装着。
2021年12月29日 10:53撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
徳ちゃん新道分岐を過ぎるとシャクナゲのトンネルが続き、雪も増えていった。斜面の下はアイスバーンが多くなりアイゼン装着。
2
2360mで西側の視界が開け
2021年12月29日 13:12撮影 by DSC-RX100SONY
2360mで西側の視界が開け
富士山が良く見えた。笠雲が掛かり風の強そうな富士山。
2021年12月29日 13:15撮影 by DSC-RX100SONY
富士山が良く見えた。笠雲が掛かり風の強そうな富士山。
2
4年前の厳冬期に甲武信ピストンをしたときには雪が多くて時間がかかり木賊山より手前でテントを張った。ここだ! ここだ!と懐かしく思い起こす。
2021年12月29日 13:17撮影 by DSC-RX100SONY
4年前の厳冬期に甲武信ピストンをしたときには雪が多くて時間がかかり木賊山より手前でテントを張った。ここだ! ここだ!と懐かしく思い起こす。
3
森林に囲まれた木賊山(とくさやま) ベンチもあり休憩できる。甲武信小屋周辺に幕営の予定だったが、まだ13:42。「破風山避難小屋まで行こうよ」という提案にDも心より賛成。
2021年12月29日 13:42撮影 by DSC-RX100SONY
森林に囲まれた木賊山(とくさやま) ベンチもあり休憩できる。甲武信小屋周辺に幕営の予定だったが、まだ13:42。「破風山避難小屋まで行こうよ」という提案にDも心より賛成。
1
木賊山からは一旦下る。この景色は甲武信ケ岳がとても立派に見える。奥には三宝山。甲武信よりも高いのにネットには「埼玉県の最高峰だが、山頂からの眺望はなく、三宝山目当ての登山者は少ない。」と書かれている
2021年12月29日 14:07撮影 by DSC-RX100SONY
木賊山からは一旦下る。この景色は甲武信ケ岳がとても立派に見える。奥には三宝山。甲武信よりも高いのにネットには「埼玉県の最高峰だが、山頂からの眺望はなく、三宝山目当ての登山者は少ない。」と書かれている
4
昨年の暮れにテン泊した時は極寒で凍傷になったのを思い出す。その時は、あの 三宝岩の存在を知らなかった。いつか見に行きたい。
2021年12月29日 14:07撮影 by DSC-RX100SONY
昨年の暮れにテン泊した時は極寒で凍傷になったのを思い出す。その時は、あの 三宝岩の存在を知らなかった。いつか見に行きたい。
3
甲武信小屋前にリュックをデポして山頂へ。登り返しは思うより近い。あの先はもう稜線。
2021年12月29日 14:33撮影 by DSC-RX100SONY
甲武信小屋前にリュックをデポして山頂へ。登り返しは思うより近い。あの先はもう稜線。
2
セルフタイマーに夢中になり周りの景色を撮り忘れた。
強風予報のため装備を整えて登ったが弱風だった。山頂を独り占め。
2021年12月29日 14:39撮影 by DSC-RX100SONY
セルフタイマーに夢中になり周りの景色を撮り忘れた。
強風予報のため装備を整えて登ったが弱風だった。山頂を独り占め。
6
Dは甲武信小屋散策をしてくれていた。テント一張り。(夜の強風は大丈夫でしたか?)
2021年12月29日 14:40撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
Dは甲武信小屋散策をしてくれていた。テント一張り。(夜の強風は大丈夫でしたか?)
2
甲武信小屋から伸びる巻き道はトレース半減。北側斜面トラバース道のため雪深い。
2021年12月29日 15:02撮影 by DSC-RX100SONY
甲武信小屋から伸びる巻き道はトレース半減。北側斜面トラバース道のため雪深い。
巻き道が終了し、破風山・雁坂峠方面へ進む。雪はサラサラ深い所で50センチほどになった。
2021年12月29日 15:20撮影 by DSC-RX100SONY
巻き道が終了し、破風山・雁坂峠方面へ進む。雪はサラサラ深い所で50センチほどになった。
1
 急傾斜を下って行くと
2021年12月29日 15:33撮影 by DSC-RX100SONY
 急傾斜を下って行くと
1
見晴らしのいい撮影スポット。目の前にはドーンと破風山。コルには避難小屋があるはずだけどどこにあるかわからなかった。
2021年12月29日 15:41撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
見晴らしのいい撮影スポット。目の前にはドーンと破風山。コルには避難小屋があるはずだけどどこにあるかわからなかった。
3
パノラマで。
大菩薩嶺の存在が大きくなってきている。
2021年12月29日 15:44撮影 by DSC-RX100SONY
パノラマで。
大菩薩嶺の存在が大きくなってきている。
1
15:58 今日の日の入り(甲武信ケ岳)は16:49。夕暮れ迫る綺麗な景色だった。
2021年12月29日 15:58撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
15:58 今日の日の入り(甲武信ケ岳)は16:49。夕暮れ迫る綺麗な景色だった。
2
16:17 アーベントが始まった。
2021年12月29日 16:17撮影 by DSC-RX100SONY
16:17 アーベントが始まった。
2
雪山の醍醐味は モルゲンとアーベント
2021年12月29日 16:18撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
雪山の醍醐味は モルゲンとアーベント
4
16:19
甲武信ヶ岳の日の入りは16:49。その前に山の脇に隠れてしまう太陽。
2021年12月29日 16:19撮影 by DSC-RX100SONY
16:19
甲武信ヶ岳の日の入りは16:49。その前に山の脇に隠れてしまう太陽。
1
16:21 避難小屋へ到着。
2021年12月29日 16:21撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
16:21 避難小屋へ到着。
3
先行者はベテランの方お一人。拾って集めた枝でストーブを焚いていた。私達もご一緒に暖を取らせていただいた。色々な情報交換ができ楽しい時間を過ごせた。
2021年12月29日 16:23撮影 by DSC-RX100SONY
先行者はベテランの方お一人。拾って集めた枝でストーブを焚いていた。私達もご一緒に暖を取らせていただいた。色々な情報交換ができ楽しい時間を過ごせた。
3
夕食は、鹿児島県鹿屋市ふるさと納税の鰻と具沢山スープ。昨年よりガソリンに変わり、テント内でも使えるジェットボイルのミニモを愛用している。 かまわず水を作っていたらひと缶終わってしまった。残りは少し使いかけの小缶のみ。
2021年12月29日 17:29撮影 by DSC-RX100SONY
夕食は、鹿児島県鹿屋市ふるさと納税の鰻と具沢山スープ。昨年よりガソリンに変わり、テント内でも使えるジェットボイルのミニモを愛用している。 かまわず水を作っていたらひと缶終わってしまった。残りは少し使いかけの小缶のみ。
7
夜は風の音がすごく大きかったが、外に出ると音ほど強くはなかった。天空には眩ゆい天の川。私のカメラは星を撮る機能が低くく残念
2021年12月30日 00:03撮影 by DSC-RX100SONY
夜は風の音がすごく大きかったが、外に出ると音ほど強くはなかった。天空には眩ゆい天の川。私のカメラは星を撮る機能が低くく残念
3
市街地(笛吹市?)の夜景が見えた。
2021年12月30日 00:03撮影 by DSC-RX100SONY
市街地(笛吹市?)の夜景が見えた。
1
<2日目>
19時ごろから日の出前まで 風の爆音が続いていた。小屋の天井と壁の隙間から入り込んだ粉雪が、薄っすらとリュックに積もっていた。外気:ー8度 小屋内:−6度 テント内:ー0.4度
2021年12月30日 04:28撮影 by DSC-RX100SONY
<2日目>
19時ごろから日の出前まで 風の爆音が続いていた。小屋の天井と壁の隙間から入り込んだ粉雪が、薄っすらとリュックに積もっていた。外気:ー8度 小屋内:−6度 テント内:ー0.4度
4
避難小屋ではドコモのアンテナが立った。
3日目の雁峠でも電波が使えた。
2021年12月11日 14:41撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
避難小屋ではドコモのアンテナが立った。
3日目の雁峠でも電波が使えた。
2
朝食は、ワカメ・ツナマヨご飯と豚汁
小屋なので、ゆったりと食事や荷物まとめができる。
2021年12月30日 05:10撮影 by DSC-RX100SONY
朝食は、ワカメ・ツナマヨご飯と豚汁
小屋なので、ゆったりと食事や荷物まとめができる。
2
日の出は 6:45。風の音が止み外へ出る。
2021年12月30日 06:35撮影 by DSC-RX100SONY
日の出は 6:45。風の音が止み外へ出る。
5
富士山が淡く色ずく
2021年12月30日 06:57撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
富士山が淡く色ずく
1
真っ赤に色づく木賊山
2021年12月30日 06:59撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
真っ赤に色づく木賊山
4
今日も晴れ予報があたりそうだ。と この時は思っていた。
2021年12月30日 07:00撮影 by DSC-RX100SONY
今日も晴れ予報があたりそうだ。と この時は思っていた。
1
ピンクから黄色へ
2021年12月30日 07:01撮影 by DSC-RX100SONY
ピンクから黄色へ
3
赤いグラデーションに色付く雲が綺麗
2021年12月30日 07:01撮影 by DSC-RX100SONY
赤いグラデーションに色付く雲が綺麗
3
後方のパノラマ
2021年12月30日 07:40撮影 by DSC-RX100SONY
後方のパノラマ
急登を登りきると、森林に囲まれた破風山(西破風山)
2021年12月30日 07:57撮影 by DSC-RX100SONY
急登を登りきると、森林に囲まれた破風山(西破風山)
2
ゴーロを登り、
2021年12月30日 08:15撮影 by DSC-RX100SONY
ゴーロを登り、
展望のいい所を通過し、
2021年12月30日 08:16撮影 by DSC-RX100SONY
展望のいい所を通過し、
2
花崗岩の露岩帯の急登を登ると、
2021年12月30日 08:23撮影 by DSC-RX100SONY
花崗岩の露岩帯の急登を登ると、
ここも森林に囲まれた東破風山
2021年12月30日 08:46撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
ここも森林に囲まれた東破風山
5
樹氷の先に雁坂嶺
2021年12月30日 08:57撮影 by DSC-RX100SONY
樹氷の先に雁坂嶺
2
コルまで下降
2021年12月30日 09:10撮影 by DSC-RX100SONY
コルまで下降
1
西の空は青く白い雲の流れは速い
2021年12月30日 09:15撮影 by DSC-RX100SONY
西の空は青く白い雲の流れは速い
1
コルから後方の破風山を振り返る
2021年12月30日 09:19撮影 by DSC-RX100SONY
コルから後方の破風山を振り返る
3
立ち枯れを通過
2021年12月30日 09:54撮影 by DSC-RX100SONY
立ち枯れを通過
1
小ピークをいくつか越えてやっと着いた雁坂嶺。ベンチがあった。
2021年12月30日 10:07撮影 by DSC-RX100SONY
小ピークをいくつか越えてやっと着いた雁坂嶺。ベンチがあった。
1
休憩しているとあっという間に雪雲に覆われ小雪が舞ってきた。上空はどんどん暗くなり 回復する兆しが見えない。
エスケープして帰ろうという話も出たが雁坂峠で判断することにした。
2021年12月30日 10:17撮影 by DSC-RX100SONY
休憩しているとあっという間に雪雲に覆われ小雪が舞ってきた。上空はどんどん暗くなり 回復する兆しが見えない。
エスケープして帰ろうという話も出たが雁坂峠で判断することにした。
小屋でご一緒した方は 雁坂峠を雁坂トンネル料金所経由コースで下山。下って行く姿が小さく見える。
2021年12月30日 11:07撮影 by DSC-RX100SONY
小屋でご一緒した方は 雁坂峠を雁坂トンネル料金所経由コースで下山。下って行く姿が小さく見える。
1
Pとしては行きたい。DはP次第と言いながらも動こうとしない。
ガスの消費が思ったより多くて余裕がないことも不安材料になっている。(朝食のご飯をお菓子で賄えば足りる程度)
2021年12月30日 11:09撮影 by DSC-RX100SONY
Pとしては行きたい。DはP次第と言いながらも動こうとしない。
ガスの消費が思ったより多くて余裕がないことも不安材料になっている。(朝食のご飯をお菓子で賄えば足りる程度)
2
と言っているうちに後方の雲が切れた。行くよ
2021年12月30日 11:20撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
と言っているうちに後方の雲が切れた。行くよ
1
雁坂峠からは笠取山までは今年GWのヒルメシ尾根周回の逆回り。シーズンが違う同じ道の逆回りも楽しい。
2021年12月30日 11:25撮影 by DSC-RX100SONY
雁坂峠からは笠取山までは今年GWのヒルメシ尾根周回の逆回り。シーズンが違う同じ道の逆回りも楽しい。
1
お決まりの 振り返って
2021年12月30日 11:33撮影 by DSC-RX100SONY
お決まりの 振り返って
1
撮影ポイント。 
雲はやっ! 上空風つよっ!
2021年12月30日 11:33撮影 by DSC-RX100SONY
撮影ポイント。 
雲はやっ! 上空風つよっ!
5
水晶山⇔雁峠区間はお気に入りの区間だった。
2021年12月30日 11:46撮影 by DSC-RX100SONY
水晶山⇔雁峠区間はお気に入りの区間だった。
1
森林に囲まれてはいるが、こじんまりとして落ち着く水晶山。ベンチに腰掛けパンを食べていると、また暗くなってきた
2021年12月30日 12:18撮影 by DSC-RX100SONY
森林に囲まれてはいるが、こじんまりとして落ち着く水晶山。ベンチに腰掛けパンを食べていると、また暗くなってきた
2
再び雪が舞い始める。前方には立派な角を持った鹿。
2021年12月30日 12:38撮影 by DSC-RX100SONY
再び雪が舞い始める。前方には立派な角を持った鹿。
2
「古礼山には巻き道があったよな」と言ってったD。「巻きで行ってていいよ」と言うと、迷った挙句に登って来た。
2021年12月30日 13:02撮影 by DSC-RX100SONY
「古礼山には巻き道があったよな」と言ってったD。「巻きで行ってていいよ」と言うと、迷った挙句に登って来た。
1
丸みを帯びた 古礼山 山頂。南は雲がかかり、富士山も大菩薩嶺もぼんやり。
2021年12月30日 13:15撮影 by DSC-RX100SONY
丸みを帯びた 古礼山 山頂。南は雲がかかり、富士山も大菩薩嶺もぼんやり。
古礼山は南面が開けているので雪が解けてしまっている。
2021年12月30日 13:17撮影 by DSC-RX100SONY
古礼山は南面が開けているので雪が解けてしまっている。
2
ここからの歩きはなだらかな笹原歩きで気持ちがよかったのを思い出す。
2021年12月30日 13:21撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
ここからの歩きはなだらかな笹原歩きで気持ちがよかったのを思い出す。
のどか
2021年12月30日 13:23撮影 by DSC-RX100SONY
のどか
2
変な天気。写真には写らないけど東破風山からは、アラレが量を変えながら降り続いている。
2021年12月30日 13:23撮影 by DSC-RX100SONY
変な天気。写真には写らないけど東破風山からは、アラレが量を変えながら降り続いている。
2
雪深い所もさある。縦走の時にはトレースがありがたい。
2021年12月30日 13:24撮影 by DSC-RX100SONY
雪深い所もさある。縦走の時にはトレースがありがたい。
1
行ったことのない大菩薩稜。今日はどこも(関東甲信越・東北)天気悪そうだな。。。
2021年12月30日 13:42撮影 by DSC-RX100SONY
行ったことのない大菩薩稜。今日はどこも(関東甲信越・東北)天気悪そうだな。。。
2
前方には燕山(つばくらやま)
下ったら登り返す。
2021年12月30日 13:54撮影 by DSC-RX100SONY
前方には燕山(つばくらやま)
下ったら登り返す。
2
気温は-1.4度前後を推移している。そこまで風を受けないので寒くはない。
2021年12月30日 13:58撮影 by DSC-RX100SONY
気温は-1.4度前後を推移している。そこまで風を受けないので寒くはない。
1
細長く登山道脇に山頂碑がある感じの燕山に到着。
背景に見えるのは古礼山と水晶山かな。
2021年12月30日 14:10撮影 by DSC-RX100SONY
細長く登山道脇に山頂碑がある感じの燕山に到着。
背景に見えるのは古礼山と水晶山かな。
1
雪が本降りになってきた。明日の方が悪い予報だしこのまま下山した方がよさそうな・・下山路も未調査で迷いやすいのかどうかもわからないし。
2021年12月30日 14:46撮影 by DSC-RX100SONY
雪が本降りになってきた。明日の方が悪い予報だしこのまま下山した方がよさそうな・・下山路も未調査で迷いやすいのかどうかもわからないし。
3時なのに日没の景色。雲に覆われ辺りがどんより暗くなることで気分の浮き沈みが起こることに自ら気付いた。雪は風に飛ばされ横殴りに降っている。
2021年12月30日 14:54撮影 by DSC-RX100SONY
3時なのに日没の景色。雲に覆われ辺りがどんより暗くなることで気分の浮き沈みが起こることに自ら気付いた。雪は風に飛ばされ横殴りに降っている。
1
こんな中でテン泊するの大変。テントから出入りする度にテントの中に雪が入るしダウンが濡れちゃう。予報では、これから風が強くなるし雪も朝まで積もりそう。
2021年12月30日 14:57撮影 by DSC-RX100SONY
こんな中でテン泊するの大変。テントから出入りする度にテントの中に雪が入るしダウンが濡れちゃう。予報では、これから風が強くなるし雪も朝まで積もりそう。
2
下山で使う亀田林業林道に繋がる登山道はあまり使われているルートでは無い気がしていた。沢を数回渡渉するので迷いやすいかもしれない。このまま下山を念頭に置き様子を見に行くと、テープもあり心配なさそうだった。振り返ると天気回復の兆し。
2021年12月30日 14:57撮影 by DSC-RX100SONY
下山で使う亀田林業林道に繋がる登山道はあまり使われているルートでは無い気がしていた。沢を数回渡渉するので迷いやすいかもしれない。このまま下山を念頭に置き様子を見に行くと、テープもあり心配なさそうだった。振り返ると天気回復の兆し。
1
既に15時。予定通りテン泊することにした。テントを立てようとした時。雪が飛ばされむき出しの草は風下に倒れていることに気付く。もろに風が通り抜ける場所だ。しかし、これから笠取小屋へ行く気力は無くイチかバチかでここでいいとなった。
2021年12月30日 15:28撮影 by DSC-RX100SONY
既に15時。予定通りテン泊することにした。テントを立てようとした時。雪が飛ばされむき出しの草は風下に倒れていることに気付く。もろに風が通り抜ける場所だ。しかし、これから笠取小屋へ行く気力は無くイチかバチかでここでいいとなった。
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ガスが残り少ないため 行く気でいた笠取山と笠取小屋へ水調達を手分けすることを提案すると、Dは快諾してくれた。笠取山の方が時間がかかると思いアイゼンを付けようとしているDに構わず Pはさっさと出発した。
2021年12月30日 16:28撮影 by DSC-RX100SONY
ガスが残り少ないため 行く気でいた笠取山と笠取小屋へ水調達を手分けすることを提案すると、Dは快諾してくれた。笠取山の方が時間がかかると思いアイゼンを付けようとしているDに構わず Pはさっさと出発した。
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雁峠分岐手前でショートカットしたが帰りはわかりにくい気がした。わからなかったら分岐まで行けばいいと思った。笠取山に取り付けば後は上るだけで時間はかからなかった。
2021年12月30日 16:43撮影 by DSC-RX100SONY
雁峠分岐手前でショートカットしたが帰りはわかりにくい気がした。わからなかったら分岐まで行けばいいと思った。笠取山に取り付けば後は上るだけで時間はかからなかった。
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そのころDは。。。水場へ下りる写真を撮ってねとお願いしといたが、自業自得でそれどころではなかったらしい。しょうがないので2021年GWの画像を!!
2021年12月30日 16:46撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
そのころDは。。。水場へ下りる写真を撮ってねとお願いしといたが、自業自得でそれどころではなかったらしい。しょうがないので2021年GWの画像を!!
テン場奥の木道を下ると水場が2ヶ所あった。今回は1カ所だけ使える状況だったそう。
この時期は木道が凍って滑るのでアイゼン必須!!
2021年12月30日 17:20撮影 by DSC-RX100SONY
テン場奥の木道を下ると水場が2ヶ所あった。今回は1カ所だけ使える状況だったそう。
この時期は木道が凍って滑るのでアイゼン必須!!
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16:47 笠取山(本来の山頂はこの先の地味な所。展望地の方が山頂らしいので私にとっては「ここ山頂」) 日没3分前で間に合ったのに 雪が舞いモノクロだけの景色だった。ヘッデンをつけ諦めて下山。 帰りはトレースが雪で消えかけショートカットしてきた先で迷いGPSを見た時にストックを落とした。引き返してストックを拾い、
 
2021年12月30日 16:47撮影 by DSC-RX100SONY
16:47 笠取山(本来の山頂はこの先の地味な所。展望地の方が山頂らしいので私にとっては「ここ山頂」) 日没3分前で間に合ったのに 雪が舞いモノクロだけの景色だった。ヘッデンをつけ諦めて下山。 帰りはトレースが雪で消えかけショートカットしてきた先で迷いGPSを見た時にストックを落とした。引き返してストックを拾い、
 
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今度は左足アイゼンがない。引き返し見つけた。やっと戻るとDがいない。アイゼンはぶん投げてあった。水場に下りる木道で滑ったのかと心配になりアイゼンをリュックに入れて小屋へ向かう。暗闇の向こうからDのヘッデンが見えてほっとした。Dもトレースの消えた雁坂分岐辺りで迷ったらしい。
2021年12月30日 17:20撮影 by DSC-RX100SONY
今度は左足アイゼンがない。引き返し見つけた。やっと戻るとDがいない。アイゼンはぶん投げてあった。水場に下りる木道で滑ったのかと心配になりアイゼンをリュックに入れて小屋へ向かう。暗闇の向こうからDのヘッデンが見えてほっとした。Dもトレースの消えた雁坂分岐辺りで迷ったらしい。
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水を煮立て水筒4本に詰めた。夕飯はカレー。スープは水が足りなくなりそうだったので無し。美味しそうに写ってないけど美味しかった。
2021年12月30日 18:39撮影 by DSC-RX100SONY
水を煮立て水筒4本に詰めた。夕飯はカレー。スープは水が足りなくなりそうだったので無し。美味しそうに写ってないけど美味しかった。
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<翌朝 3日目>
昨日からの雪は朝まで降り続いた。テントから出入りするたびに雪が吹き込み払うのが面倒だった。風は時折強く吹いたが気になるほどではなかった。外気は-13度まで下がり、テント内は一時5度まで上がり暑かったけど、朝方は-6.5度まで下がった。
2021年12月31日 07:14撮影 by DSC-RX100SONY
<翌朝 3日目>
昨日からの雪は朝まで降り続いた。テントから出入りするたびに雪が吹き込み払うのが面倒だった。風は時折強く吹いたが気になるほどではなかった。外気は-13度まで下がり、テント内は一時5度まで上がり暑かったけど、朝方は-6.5度まで下がった。
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8:39 上空に青空が見えた。雲の流れは速い。
2021年12月31日 08:39撮影 by DSC-RX100SONY
8:39 上空に青空が見えた。雲の流れは速い。
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燕山方向。今朝は雁坂峠方面への縦走者はいなかった。
2021年12月31日 08:39撮影 by DSC-RX100SONY
燕山方向。今朝は雁坂峠方面への縦走者はいなかった。
9:04 下山
後方に笠取山。
2021年12月31日 09:04撮影 by DSC-RX100SONY
9:04 下山
後方に笠取山。
3
ピンクテープが短い間隔でつけられていて 分かりやすい。
2021年12月31日 09:13撮影 by DSC-RX100SONY
ピンクテープが短い間隔でつけられていて 分かりやすい。
2
氷の上に雪が乗っているため足を乗せ滑って転んだ。
2021年12月31日 09:31撮影 by DSC-RX100SONY
氷の上に雪が乗っているため足を乗せ滑って転んだ。
1
ここは 二人で転んだ。もうアイゼンをつけよう。
2021年12月31日 09:33撮影 by DSC-RX100SONY
ここは 二人で転んだ。もうアイゼンをつけよう。
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何度も渡渉を繰り返し林道に合流。
2021年12月31日 09:50撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
何度も渡渉を繰り返し林道に合流。
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沢でみた氷のアート。
2021年12月31日 10:38撮影 by DSC-RX100SONY
沢でみた氷のアート。
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ゲートを2つ越え車道に入った。
2021年12月31日 12:03撮影 by DSC-RX100SONY
ゲートを2つ越え車道に入った。
1
路面を覆った粉雪に落書き
2021年12月31日 12:12撮影 by DSC-RX100SONY
路面を覆った粉雪に落書き
4
ゲートを超えた車道。ここでも雪に隠された分厚い氷の層に足を乗せ転ぶ。 国道に出たら あとひと頑張りで道の駅。
なんだかんだ言って楽しかったね。お疲れさまでした。
2021年12月31日 12:17撮影 by Canon PowerShot G7 XCanon
ゲートを超えた車道。ここでも雪に隠された分厚い氷の層に足を乗せ転ぶ。 国道に出たら あとひと頑張りで道の駅。
なんだかんだ言って楽しかったね。お疲れさまでした。
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感想/記録
by pi-ti

今年の年末年始もアルプス、会津方面は荒れそうなので早々に諦め 南秩父方面の計画を進めた。寒波をかいくぐり、強風雪無し予報だったが、安定して晴れたのは初日のみ、以降は雪が降った。低く立ち込めた雪雲に覆われるのは何時間でもないけれど、その度に憂鬱になり下山を考えた。
1泊目はテン泊から避難小屋泊に場所変更し甘く過ごしたこと。
ガスも残り少なくなり、水調達係と笠取ゲット係と二手に分かれ気を揉んだこと。
結果時折強めの風で済んだが、強風予報が出ているにもかかわらず、大丈夫そうだと雁峠の風が吹き抜けるところに幕営したこと。
いつもながら雪が降る中では テントの出入りに苦労したけこと。
 色々あったけど、終わってみればどれもいい思い出となり予定のコースを回れた充実感が残る。
悪天候のため、希望の山には行かれない年が続いたが、比較的安定するこの山域。色々なルートで巡り、過去の軌跡と照らし合わせ、思い出しながら眺めるのも楽しい。



***破風山避難小屋*** 
当初の予定では、初日を甲武信小屋周辺に幕営する予定だったため、破風山避難小屋については綺麗で人気のある小屋ということしか知識は無くストーブがあることも知らなかった。
先行者の方は、破風避難小屋の薪ストーブを楽しむための山行で、小屋周辺で薪となる枝を集めて火を焚いていらした。 私達もその恩恵にあずかりとてもありがたかった。
マキは非常時(遭難者の物)のみ使用という先入観があり 2人だったらストーブには触れなかったと思う。しかし、レコ作成の知識として調べていたところ heinaiさんの日記・レコを拝見することができた。

今年最後の破風山避難小屋(破風山避難小屋の一年)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3861605.html
破風山避難小屋を愛する気持に溢れたレコだった。
その感想の中に下記があり拝見した。 頭の下がる思いだった。

小屋を利用しようと思う方へ
https://www.yamareco.com/modules/diary/41125-detail-256183
https://www.yamareco.com/modules/diary/41125-detail-253878

次回 破風山避難小屋を利用する際はストーブを使わせていただこう。
そして たくさん薪割りをしよう。今回気付かなかったノートに書き込みもしよう。
 heinaiさんありがとうございました。
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