黒戸尾根、甲斐駒を経て仙丈を目指す（八合目で敗退）
山梨県
長野県
orochi
- GPS
- 78:15
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 3,381m
- 下り
- 3,275m
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駐車場6:45‐7:50標高1200m付近8:00‐8:50標高1580m付近9:00‐9:50標高1900m付近10:00‐10:50標高2170m付近11:00‐11:50標高2250mピョコ12:00‐12:45七丈第一小屋
○12月31日（火）
テント場6:50‐7:50標高2660m付近8:00‐9:10甲斐駒ヶ岳山頂9:35‐10:30六方石10:35‐10:55駒津峰11:05‐11:40仙水峠11:50‐12:50北沢駒仙小屋
○1月1日（水）
北沢駒仙小屋6:50‐7:40標高2170mコル7:50‐8:40大滝頭手前8:50‐9:40標高2750m付近9:50‐11:00標高2830m付近（八合目）11:15‐11:50小仙丈ケ岳12:00‐12:50標高2170mコル13:00‐13:40北沢駒仙小屋
○1月2日（木）
北沢駒仙小屋8:10‐9:20丹渓山荘9:30‐10:20第一号床固付近10:30‐11:50駐車場12:05‐13:00仙流荘バス停
| 天候 | 12月30日：快晴 12月31日：風雪→快晴 1月1日：地吹雪 1月2日：小雪→晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー 自家用車
○韮崎駅〜白須 http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_7.htm ○日野春駅〜白須 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/kurashi/kokyokotsu/pdf/daibou.pdf#search='%E7%99%BD%E9%A0%88+%E3%83%90%E3%82%B9+%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8' ○伊那里・仙流荘〜高遠駅 http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=699&of=1&ik=1&pnp=21&pnp=612&pnp=699&cd=13440 ○高遠駅〜伊那市駅 http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=699&of=1&ik=1&pnp=21&pnp=612&pnp=699&cd=13435 ○高遠駅〜茅野駅 http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=699&of=1&ik=1&pnp=21&pnp=612&pnp=699&cd=13436 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○竹宇駒ヶ岳神社〜甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根） ・登り始めは雪はあまり付いていませんが、笹ノ平付近では完全な雪道でした。 ・標高1950m付近まで危険個所はありません。 ・刃渡りは鎖完備でトレースもあったため、恐怖感はゼロでした。 ・標高2000m付近に梯子がありますが、これもあまり問題ありません。 ・五合目小屋跡直後に梯子があり、やや距離が長いです。 ・標高2300付近にほぼ垂直の梯子と下の切れ落ちた鎖場があり、後者が黒戸尾根の核心部であると感じました。場合によっては確保用具を使用した方が良いかもしれません。 ・七丈小屋から標高2700m付近まで危険個所はありません。 ・標高2700mから2800mにかけて鎖場や細い箇所がいくつかありますが、注意して行けば問題ないでしょう。 ・標高2800m付近のルンゼについて記述された記録が多いですが、いつの間にか通り過ぎていました… ○甲斐駒ヶ岳〜北沢駒仙小屋 ・ピークから六方石までダイレクトに降りるつもりが、間違ってトラバースルートをとってしまいました。雪崩危険個所などがあるためあまりお勧め出来ません。 ・駒津峰の手前にやや細い箇所がありますが、まず問題ありません。 ・駒津峰から北沢駒仙小屋までは危険個所無しです。 ○北沢駒仙小屋〜仙丈ケ岳八合目 ・標高2650m付近が森林限界です。 ・標高2750m付近から角度が変わる地点が急斜面となっており、雪質によっては雪崩の危険があるかもしれません。斜面の左側は多少灌木が出ています。。 ・小仙丈ケ岳から先は非常に視界が悪かったですが、少なくとも八合目までは顕著な雪庇は認められませんでした。この区間の多くは膝程度のラッセルでしたが、強風によるクラスト部分も少なからずありました。 ○北沢峠〜仙流荘バス停 ・危険個所は皆無です。とにかく長いですが…。 ・河原部分で時々トレースが錯綜していました。1箇所渡渉点を探すのにやや手間取りました。 |
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
タイトルは「仙丈を目指す」としていますが、条件が良ければ「黒戸尾根→甲斐駒→北沢峠→仙丈→地蔵尾根」と4泊5日で辿り、南ア北部を横断する計画でした。
結果的に仙丈手前で敗退となってしまいましたが、冬山の色々な要素が凝縮された充実した4日間でした。でも、もうちょっと晴れてくれればなぁ・・・
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12月30日（月）
入山日前日に、駒ヶ岳神社手前の駐車場付近にテントを張り夜を明かす。
星が美しい。
朝から見事な快晴。道はガチガチに凍結しているが、雪はほとんどない。
始めはアイゼンを付けず、落ち葉の堆積した急坂を登っていく。
6日分（予備日含む）の装備が肩に食い込む。
徐々に雪が付き始め、標高1300mあたりでは既に完全な雪道となったのでアイゼンを装着。
笹の平分岐を過ぎると時々下山してくる登山者に出会うようになる。
昨日は天気がとても良かったとのこと。
標高1950mまでは危険個所は無い。平和な樹林帯だ。トレースもばっちり付いている。
刃渡りはトレース有り・鎖完備・無風の三拍子揃っており恐怖感ゼロ。雪を冠した八ヶ岳が平野の向こうに連なっている。
刃渡りのあといくつか梯子が出てくるがこれも問題なし。高所恐怖症でなければ通過できるでしょう。
黒戸山を巻くと樹林越しに甲斐駒本峰が望めるようになる。しかし、まだまだ遠い印象だ。
五合目小屋跡及び屏風小屋跡を過ぎたところにある梯子は若干距離が長いので多少高度感はある。
屏風岩を過ぎたところに水平な梯子（というか橋）がかかっており、この後出てくる梯子＆鎖場が黒戸尾根の核心だ。
まず、岩につけられたかなり傾斜の強い梯子を登った後、下がスッパリ切れ落ちた岩を鎖を頼りに登る。もちろんどちらも頑丈に固定されいている。
鎖の方は手袋をしていると握りづらく、距離が短いこともあったので、素手で掴んで通過（←あまりよろしくありませんが・・・）。ただ、やはりここは万全を期して、鎖にセルフビレイを取って通過した方が良かったかもしれない。
ここを過ぎて少しの間急登を続けると、ほどなく七丈第一小屋に到着。
（開設期間・費用等の詳細は、看板の写真を撮ったのでそちらをご覧ください。）
テント場を申し込もうと思って小屋に入ってみるが、誰もいない・・
まあ、気長に待ってようと小屋前で休んでいると、単独行の男性と黄連谷にアイスクライミングに来たらしい2名のパーティが到着。単独の方が小屋の人を探しに行ってくれたところ、別の場所を掃除中だった模様。。
宿泊手続きを済ませ、小屋の中のタンクから必要量の水を汲み、小屋から3分ほど登ったところにあるテント場に行く。テント場は2つあったのだが最初これに気付かず、下の方で幕営。他の方は上のテン場を利用していたようで、結局下の方は自分一人の貸切り状態となってしまった。
さて、ここで話題は飛ぶが、今回の山行では久しぶりにペミカンを作ってきた。
学生時代は冬山といえば必ずペミカンだったが、ワンゲル部を卒業してからペミカンはまだ一度も作っていない。
しかし、今回のように長期の山行となると、食料は
・十分な野菜とタンパク質が採れる
・余分な水分を含んでいない
・カロリーが高い
・腐れない
・少ない燃料で作れる
という要請を満たす必要がある。
正直ペミカンを作るのは面倒なので、何とか別の方法が無いか考えたのだが、上の条件下で方程式を解くと、どうしてもペミカンという解しか出てこなかったので、写真のとおり久々に作ってみたのだ。
が、4泊分の夕食に対して、
・豚肉400グラム
・人参4本
・じゃがいも4個
・玉葱2個
・長ネギ1本
・しめじ1株
・ラード150グラム
は流石に多すぎた。しかもカレーみたいに味が濃いメニューにすれば良いものを、パンプキンシチューのルーを投入したため、ほとんど味のないラードまみれのスープを延々食べることとなってしまった。
ペミカンに危険性はないが、しんどさという点では明らかに本日の核心部だった(;_;) （楽しいはずの食事が・・）
夜はちらちらと瞬く甲府市（←多分）の夜景がとても美しかった。
12月31日（火）
ラーメンを食し、テントから顔を出す。山側がどうもガスっている。
一応朝日を拝むことはできたが、七丈小屋から見た朝日が、本山行で唯一の朝日となってしまった。
昨日に続き、急斜面を登っていく。標高2600m付近が森林限界で、ここでビーコンの電源を入れる。（単独なので、雪崩に巻き込まれた場合、遺体捜索の費用と時間を削減するくらいの効果しかありませんが・・・）
森林限界に出ると、甲斐駒北東面の岩壁が目に飛び込んでくるようになる。
灰色の雲が山頂付近を覆っているせいもあり、なかなか威圧感がある。
このあたりから山頂までで、数パーティとすれ違う。
北沢峠側から山頂を越してきたパーティもいた。
標高2700mから先は、遠目には
「どおやって登るの〜〜？」
という印象だが、うまい具合に道がつけられているもので、多少鎖場や細い箇所はあるものの、ほぼ問題なく登ることが出来る。
標高2800m付近で、南側から高度間のあるルンゼを直登するという記録が散見されるが、どこの事か良く分からない間に通り過ぎてしまった・・・？！
必ずどの記録にも出てくるが、標高2840m付近の岩には2本の鉄剣が刺さっており、凄い発想だなと思ってしまう。
この辺からずっとガスガスで風もやや強い。もうちょっと好天を期待したのだが・・・
そんなこんなで、なんとかピークに到着。ほぼ同時に単独の方もピークに到達し、お互いに写真を撮る。寒い中しばらく粘ったが、一向に晴れる気配がないので仕方なく下山開始。（待っている間、さらに別の単独の方がピークに到着。）
が、本来山頂の西側から駒津峰に降りるはずが、誤って甲斐駒南面をトラバースするルートに入ってしまった。
こちらのルートは場合によっては雪崩の危険があるとの事だったが、周囲の雪はほぼ飛んでいるようだったので、すぐに誤りには気付いたがそのまま下降を続ける。
が、、、トラバースの途中、やはり雪崩そうな箇所が出現。
トレースは斜面を普通に突っ切っていたが、流石に躊躇されたので、とりあえず弱層テストを行う。
結果：
・深さ5�僂房蠎鵑龍�度の弱層
・深さ60�僂防�〜肩の強度の弱層
崩れるとしたら上の方だろう。5�僂覆里巴很薪�なことになる可能性は低そうだがそのまま突っ切るのはまずそうだ。
一回引き返しかけたが、斜面の下の方は比較的地面が露出しており、あまり雪面に刺激を与えずに通過できそうだ。また、こちらにもトレースがある。
距離も短いので、結局速やかにこの部分を通過することにした。
しばらく問題なくトラバースを続けるが、駒津峰の尾根にリカバーする部分で本来のルートが良く分からない。
そこでトレースを辿っていったのだが、尾根に復帰する直前で植物を掴みながら直登しなければならない際どい箇所があり、結局ここが本日の核心部となった。
やっぱりトラバースルートはおススメできません。
駒津峰まではやや細いが問題なし。この部分は人通りが多い。
若干晴れてきたので、駒津峰で甲斐駒の写真を撮ろうと粘るがあまり良い写真は撮れず・・・
仙水峠までだらだらと下るとようやくかなり晴れてきた。ちなみに仙水峠周辺は荒涼としており独特の雰囲気がある。
あとは正面に控えた仙丈ヶ岳の写真などを撮りつつ、のんびりと下ると本日の幕営地である北沢駒仙小屋（旧北沢長衛小屋）に到着。
昨日とは打って変わって賑やかだ。到着した時点で、25張くらいのテントがあった。振り返ると、甲斐駒のピークが青空に突き出している。
良くあるパターン、良くあるパターン、、、、、
小屋では色々なものを売っているようだが、日差しが暖かかったのでビールを買って飲む。
今日は昨日の反省から、ご飯、ペミカンとも量を2/3程度にして、ビーフシチューのルーを入れて食べたところ、美味しく食べることが出来た。
さて、天気図を書くと、等圧線の分布に大きな変化は無いものの、中国東北区に低気圧が解析されている。これは少し注意しなければならない。
北沢峠は電波状態が悪くNHK第一放送は入らなかったが、ただ、唯一まともに聞けた山梨放送の天気予報では、明日も概ね晴れる見込みとのこと。
それほど発達しないのかな。
とにかく明日は天候に注意しつつ仙丈小屋を目指すことにする。
寝る前に、持ってきた某恋愛小説を少し読もうと思って読み始めたところ思いのほか嵌ってしまい、なかなか寝付けなかった。
1月1日（水）
元旦。
といっても、山では全く実感が湧かない。以前なら紅白歌合戦をラジオで聞くことが出来たが、地上デジタル放送に移行してからそれもできなくなった。
せめて大晦日くらいはペミカンでなく年越しそばにしておけば良かったかも。
気になる天候は・・雪。残念。
それでも一応テントを撤収し、全装備を持って仙丈を目指すことにする。
地蔵尾根は天候その他の条件がかなり良くないと下降しないつもりでいが、それが出来なくても、仙丈小屋（冬季は3Fを開放）に泊まれば、山頂で朝日を見れる可能性もあるのではないかと思っていた。
小雪の中、北沢峠に向かう。仙丈へ向かうトレースは明瞭。
他にも数パーティが登っている。
だが、それほど標高を上げないうちから風が出てくる。
2519m地点を巻くように道がつけられているが、この巻き道を登り終えると森林限界下にも関わらず既に地吹雪となる。シラビソかコメツガかの枝が、そよ風に靡く草原の草のように右に左に揺れている。
標高2650m付近で森林限界。地吹雪はさらに強まる。
この天候の中上から降りてきた人がいて、聞くとピークを打って帰る途中らしい。この天候でも行けるのか・・？もう少し行ってみるか。
標高2750m付近で尾根の角度が変わるとともに、急斜面が現れる。
雪崩が若干怖いが、左手には灌木が出ており大丈夫そうなのでこちらから取りつく。なお、10分ほど前に先行して登っていた単独の方がいるのでトレースがあるはずなのだが、地吹雪が強いためか、自分が登るころにはほとんど消えていた。
急斜面の上部はクラストしており滑落注意。急斜面を越すと、小仙丈ケ岳まではひと登りだ。
小仙丈を過ぎ、細い稜線を辿るがますます地吹雪はひどくなる。念の為ところどころにある灌木に赤布を設置しながら進む。クラストした部分もあるが、多くの場所で膝ラッセルとなる。
左手は雪庇が発達する危険があるが、今回通過した範囲では顕著な雪庇は確認できなかった。
なんとか八合目まで進んだが、その先は完全に無木立の斜面で、また視界も非常に悪いためこれ以上は進めないと判断し引き返す。
写真を撮っても何も映らないため、今日は撮った写真が極端に少ない、、、ってヤマレコの記録を作っていて思いました。
さきほどの急斜面を尻セードで下ろうかと思ったが、下ろうとした途端とんでもない加速度を感じたので、慌てて雪面にピッケルを突き刺し滑落停止。（下は平坦なのでどちらしても止まりますが。。）
あとはどんどん下り、すぐに樹林帯へ。普通樹林帯はあまり面白く感じないけれど、こういう天候の時は木が生えているありがたさをひしひしと感じる。
さらに下って、あっという間に北沢峠着。
昨日の場所に再びテントを張り、一息。昨日はビールを買ったけれど、今日はとても冷えたビールとか飲む気分ではなく、温かい紅茶を入れて体を暖める。
今日も天気図を書くと・・昨日の低気圧がかなり発達している。しかも、この後も北海道東方で発達を続ける見込みだ。明日はもう下山かな・・・。
結局、今後の低気圧の発達具合がどの程度か読めないので、明日朝天候が明らかに回復していなければ下山、予想外に回復していればテントは設営したまま仙丈ヶ岳をピストンする方針にした。
夜は風雪でテントが時折揺れていた。
1月2日（木）
「辛ラーメン」で体を暖め、外に出て空の様子を見る。…微妙だ。
雲の流れが速く、時折青空が見えたりしている一方、テン場でも突風により時々地吹雪のようになる。周囲の樹林帯からも、断続的に雪煙が立ち上っている。山頂も灰色の雲に覆われている。
「これからどうするんですか？」
と聞かれ、
「いやー、天候が悪いのでおそらく下山します。もうちょっとだけ様子見てみようかとは思いますけど・・」
「そうか。今日はやっぱり無理だろうな。うん、下山だ、下山。」
というような会話を交わす。
周囲の登山者を眺めても、半数以上がテントの撤収準備にかかっているようだ。
行ける可能性もあるのかもしれないが、かつて早朝に現れたわずかな晴れ間を回復の兆しと思い込み、結構大変な事態に陥った経験を思い出すと、やはり無理は出来ない。
というわけで潔く下山決定！
丹渓山荘までは基本的に樹林帯。大勢が通るので、完全に踏み固められている。
危険個所はないがアクセントも無い。
ひっそりと佇む丹渓山荘を通り過ぎ、ひたすら雪の河原を歩く。今日も大勢の登山者が登ってきている。おそらく20パーティほどとすれ違ったと思う。
歩いた距離に比べて書くことがほとんど無い道だが、敢えて言えば、下流の方は踏み跡が若干錯綜している。
振り返ると甲斐駒や鋸岳の岩壁が見えるが、上部はやはり雲に覆われていた。
バス利用なので、仙流荘まで歩く。車の入れるゲートは12:00くらいに通過したが、今日中に北沢峠まで行く予定という登山者の方2人と会った。
「えーと、なるべく早めにいかれた方が良いかと思います(^^;) 多分5時間くらいかかりますから・・」
駐車場からアスファルト道を歩くがこれが結構足にくる。
1時間後、ようやく仙流荘バス停に到着。
後ろを振り返ると・・ほら、やっぱり。甲斐駒ピークが綺麗に見えています。
良くあるパターン、良くあるパターン、、、、、
次のバスまで2時間あるので、温泉に入って、鹿の唐揚げ定食を食べたところでバスが来たので、帰途についた。
------------------
仙丈に行くことができなかったのは心残りな結果ですが、得られる情報がかなり限られる冬山では、今回の判断は仕方なかったかもしれません。
また、1月1日はより早く引き返した方が良かったと思います。
全体的には、梯子、鎖、細い稜線、ラッセル、クラスト、雪崩危険個所、地吹雪など色々な要素が詰まった山行で面白かったです。
仙丈は、、、いつかリベンジします。
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