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Yamareco

記録ID: 4140149
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

小蓮華山から雪倉岳北面(瀬戸川源流〜白高地沢)

2022年04月02日(土) 〜 2022年04月03日(日)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:51
距離
30.6km
登り
2,258m
下り
3,407m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:18
休憩
0:14
合計
5:32
距離 7.9km 登り 1,002m 下り 820m
10:55
11
11:06
172
13:58
14:03
73
15:16
15:25
58
16:23
宿泊地
2日目
山行
10:26
休憩
0:52
合計
11:18
距離 22.7km 登り 1,255m 下り 2,598m
6:03
102
宿泊地
7:45
8:07
71
9:18
9:20
68
10:28
10:29
43
11:12
11:19
36
11:55
11:56
47
12:56
13:15
4
13:19
242
17:21
ゴール地点
天候 4/2 帯状高気圧の中心通過。終日快晴で昼は微風。上空寒気が入り夜間は2000mで-10℃。
https://tenki.jp/past/2022/04/02/chart/
4/3 午前中快晴で稜線は風速10m/s程度。午後から気圧の谷が接近し夕方にわか雨。
https://tenki.jp/past/2022/04/03/chart/
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栂池高原スキー場ゴンドラ駅近の駐車場
・4/2 予想を上回る大混雑にびっくり。どこも駐車場は満車で、初めて個人店の駐車場に誘導された(オーナーさん1泊2日認めていただき、有難うございました)。

帰路:木地屋の除雪終了点にチャリデポして木地屋〜平岩駅はチャリ、平岩駅〜白馬大池駅へJR大糸線、ラスト栂池まで徒歩で車回収計画(電車に間に合わず、後述)。

平岩駅 松本方面 日曜日の時刻表(駅探)
https://ekitan.com/timetable/railway/line-station/168-35/d1?dw=2
コース状況/
危険箇所等
・栂池自然園〜船越ノ頭〜小蓮華山
船越まではシール。船越から先はシートラアイゼン。信州側に雪庇隠れクラックやバリズボが多いので、寄り過ぎない方が良い。小蓮華山は偽ピークが3つほどあり、意外と遠く感じた。

・小蓮華山〜瀬戸川源流〜幕営地
三国境へ一段下ると雪が繋がっていて広大な圏谷に入れる。序盤はガリガリでもすぐ平滑になり、2600〜2300mはこしまり雪の上にパウダーが乗っていた。三国境からの沢が合流するとガリパウ。2090m付近で側壁が緩やかになる所があり、そこからスキーヤーズレフトにトラバース。小尾根を越えた先の広尾根2010m付近のシラビソ林と、その下1969m高点台地で雪が柔らかい所が幕営適地。

・幕営地〜雪倉岳避難小屋
夏道の鉱山道2000m付近の尾根から取り付き、そのまま雪倉上ノ沢の右岸尾根を登って2300mで上ノ沢へ水平移動した。谷風が吹き下ろしたせいで、雪は尾根の方が柔らかかった。避難小屋の出入口ドアは凍りついて動かず、中は入れなかった。

・雪倉岳避難小屋〜雪倉岳
風で夏道が区間の半分出ておりシートラアイゼン。アイス急斜面を登る箇所もあった。

・雪倉岳北面〜白高地沢右岸台地
頂上北の肩から北面カールを3-4ターン落とし、雪倉ノ池方向ではなく稜線の下を末端までトラバースする。そこから2200m前後までは35-40°の斜度があり、緩むと雪もフィルムクラスト化してきてメローで快適な大斜面がずっと続く。1538m高点の先で白高地沢橋が見えるので、北斜面トラバースで高度を下げつつヒョウタン池を通過。そこで朝日方面からの合流トレースがなければ、GPS頼りに瀬戸川橋を目指す。

・瀬戸川橋〜蓮華温泉〜木地屋
瀬戸川橋からの斜面取付は、蓮華温泉のスタッフが雪階段を作って下さっていた。ピンクテープが随所にあり木地屋まで迷うことはない。蓮華温泉の先2本目の橋手前からヤッホー平へのショートカットは、弥兵衛沢が完全に埋まっており問題なかった。長距離ストップスノーで消化試合ということもあり、タイム見積りを多めにとった方が無難。
なにこれハイシーズン?!
2022年04月02日 09:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 9:25
なにこれハイシーズン?!
11時前!ようやく自然園駅についた。入山
2022年04月02日 10:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4/2 10:53
11時前!ようやく自然園駅についた。入山
一面の雪原。春の栂池自然園
2022年04月02日 11:00撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/2 11:00
一面の雪原。春の栂池自然園
奥に見えるのは白馬岳
2022年04月02日 11:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 11:05
奥に見えるのは白馬岳
船越へ登っていく豆粒の人々。大盛況ですなあ
2022年04月02日 11:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 11:47
船越へ登っていく豆粒の人々。大盛況ですなあ
船越から滑っていく人
2022年04月02日 12:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 12:49
船越から滑っていく人
青空をバックにみんな続々。頑張れ〜
2022年04月02日 13:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 13:14
青空をバックにみんな続々。頑張れ〜
ラストだけ急。登りあげると
2022年04月02日 13:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 13:27
ラストだけ急。登りあげると
雪倉、朝日が迎えてくれます
2022年04月02日 13:30撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/2 13:30
雪倉、朝日が迎えてくれます
さて、ここからシートラ。テン泊で板担ぐと重いわ
2022年04月02日 14:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/2 14:02
さて、ここからシートラ。テン泊で板担ぐと重いわ
風衝地は雪がつかないので、歩くしかない
2022年04月02日 14:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 14:04
風衝地は雪がつかないので、歩くしかない
ヒドゥンクラック。そこ歩いたら危ないっしょー
2022年04月02日 14:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
4/2 14:23
ヒドゥンクラック。そこ歩いたら危ないっしょー
ニセピークに3回騙されても
2022年04月02日 14:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/2 14:57
ニセピークに3回騙されても
登頂!新潟県最高峰、やっとスキーで来れた
2022年04月02日 15:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/2 15:20
登頂!新潟県最高峰、やっとスキーで来れた
白い白馬大池と、その後ろに妙高連峰
2022年04月02日 15:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 15:20
白い白馬大池と、その後ろに妙高連峰
白馬三山方面。午後3時なので逆光
2022年04月02日 15:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/2 15:21
白馬三山方面。午後3時なので逆光
白馬岳。かっこいい
2022年04月02日 15:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 15:23
白馬岳。かっこいい
黒部側の清水岳。北陸ではしょうずって読む
2022年04月02日 15:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 15:23
黒部側の清水岳。北陸ではしょうずって読む
白馬杓子岳から鹿島槍。まだ冬の表情っぽい
2022年04月02日 15:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 15:26
白馬杓子岳から鹿島槍。まだ冬の表情っぽい
火打山、焼山も雪がたくさん
2022年04月02日 15:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 15:26
火打山、焼山も雪がたくさん
三国境へ少し下って
2022年04月02日 15:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/2 15:33
三国境へ少し下って
ここから雪倉岳を正面にドロップ…最初ガリガリ><
2022年04月02日 15:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 15:49
ここから雪倉岳を正面にドロップ…最初ガリガリ><
おっ!ベースが小締まり雪に変わった。そしてこの景色
2022年04月02日 15:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 15:53
おっ!ベースが小締まり雪に変わった。そしてこの景色
滑りやすい下地に、薄っすら新雪が乗っていてゲレンデ
2022年04月02日 15:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 15:59
滑りやすい下地に、薄っすら新雪が乗っていてゲレンデ
10cmないw でもパウダー!
2022年04月02日 16:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 16:03
10cmないw でもパウダー!
瀬戸川源流。まるで小さな氷河圏谷のようだ
2022年04月02日 16:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/2 16:04
瀬戸川源流。まるで小さな氷河圏谷のようだ
立派だなあ。「雪」がつく山では日本一高い。雪倉岳
2022年04月02日 16:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/2 16:04
立派だなあ。「雪」がつく山では日本一高い。雪倉岳
三国境の沢が合わさると小デブリ。滑走は全く支障なし
2022年04月02日 16:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/2 16:08
三国境の沢が合わさると小デブリ。滑走は全く支障なし
瀬戸川源流、雄大な沢でした
2022年04月02日 16:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 16:13
瀬戸川源流、雄大な沢でした
あの先、側壁が緩やかになっている。左へトラバース
2022年04月02日 16:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 16:14
あの先、側壁が緩やかになっている。左へトラバース
トラバースして沢から離れてきた。振り返る
2022年04月02日 16:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 16:22
トラバースして沢から離れてきた。振り返る
広尾根に乗れば、今日の幕営予定地はすぐそこ
2022年04月02日 16:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 16:23
広尾根に乗れば、今日の幕営予定地はすぐそこ
シラビソ林に到着。ソロテント張ります
2022年04月02日 16:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/2 16:33
シラビソ林に到着。ソロテント張ります
巨砲マミーシュラフ。もうちょい小さければ^^;
2022年04月02日 17:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 17:19
巨砲マミーシュラフ。もうちょい小さければ^^;
夕方。雨飾と昼闇山が仲良く並んでいる
2022年04月02日 17:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/2 17:39
夕方。雨飾と昼闇山が仲良く並んでいる
明日も素晴らしい予感
2022年04月02日 17:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/2 17:51
明日も素晴らしい予感
おはようございます。夜が明けていく
2022年04月03日 05:43撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/3 5:43
おはようございます。夜が明けていく
ほんのりモルゲンに染まった雪倉岳
2022年04月03日 05:43撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 5:43
ほんのりモルゲンに染まった雪倉岳
オレンジの新潟焼山、雨飾
2022年04月03日 05:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 5:46
オレンジの新潟焼山、雨飾
鉱山道を望む。この谷は下ろし風が強いみたい
2022年04月03日 06:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/3 6:16
鉱山道を望む。この谷は下ろし風が強いみたい
雪倉上ノ沢の右岸尾根を行く。朝日が当たった
2022年04月03日 06:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 6:28
雪倉上ノ沢の右岸尾根を行く。朝日が当たった
昨日滑走した小蓮華山と瀬戸川源流
2022年04月03日 06:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/3 6:59
昨日滑走した小蓮華山と瀬戸川源流
避難小屋見つけた。2300mから沢へ
2022年04月03日 07:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 7:26
避難小屋見つけた。2300mから沢へ
雪倉岳避難小屋に到着
2022年04月03日 07:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 7:47
雪倉岳避難小屋に到着
ドアは凍りついてビクともしなかった
2022年04月03日 07:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 7:51
ドアは凍りついてビクともしなかった
所々夏道が出ている。シートラアイゼンで行こう
2022年04月03日 08:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4/3 8:20
所々夏道が出ている。シートラアイゼンで行こう
二重山陵を振り返って。花が沢山咲いていた記憶が
2022年04月03日 08:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 8:31
二重山陵を振り返って。花が沢山咲いていた記憶が
カチカチ急斜面を登ることもある
2022年04月03日 08:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
4/3 8:34
カチカチ急斜面を登ることもある
頂上手前のピークから白馬岳と旭岳
2022年04月03日 08:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 8:51
頂上手前のピークから白馬岳と旭岳
かつて見た夏の風景、山スキーで見る日が来るとは
2022年04月03日 08:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 8:58
かつて見た夏の風景、山スキーで見る日が来るとは
人生って分からないなあ。黒部市と日本海
2022年04月03日 08:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/3 8:58
人生って分からないなあ。黒部市と日本海
清水岳の肩越しには
2022年04月03日 09:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:07
清水岳の肩越しには
剱岳の雄姿。デジタルズーム
2022年04月03日 09:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:08
剱岳の雄姿。デジタルズーム
雪倉岳登頂!学生の頃に登って以来
2022年04月03日 09:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:14
雪倉岳登頂!学生の頃に登って以来
頂上はだだっ広い。頸城山塊と雲
2022年04月03日 09:15撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:15
頂上はだだっ広い。頸城山塊と雲
白馬乗鞍岳と雲海。長野市とかは曇り空だと思う
2022年04月03日 09:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:19
白馬乗鞍岳と雲海。長野市とかは曇り空だと思う
小蓮華山
2022年04月03日 09:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:19
小蓮華山
朝日岳と、日本海の水平線が広がる
2022年04月03日 09:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:21
朝日岳と、日本海の水平線が広がる
肩から滑走開始!雪倉岳北面カールへ
2022年04月03日 09:41撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 9:41
肩から滑走開始!雪倉岳北面カールへ
ガリガリで悶絶。キックターンも危なく木の葉落とし
2022年04月03日 09:43撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:43
ガリガリで悶絶。キックターンも危なく木の葉落とし
ボウルに入ると滑らか。エッジ外れそうな3ターン
2022年04月03日 09:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:47
ボウルに入ると滑らか。エッジ外れそうな3ターン
カールを出て次の北斜面で一気に落ちる。朝日岳が大きい
2022年04月03日 09:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:51
カールを出て次の北斜面で一気に落ちる。朝日岳が大きい
広大な雪倉北面が待っている
2022年04月03日 09:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:52
広大な雪倉北面が待っている
ガラスのようにツルツルだった。ここは富士山か
2022年04月03日 09:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 9:56
ガラスのようにツルツルだった。ここは富士山か
緩んできた!2100mから大雪原クルージング
2022年04月03日 09:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 9:59
緩んできた!2100mから大雪原クルージング
雪倉岳北面ゲレンデ、はじまりました♪
2022年04月03日 10:00撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 10:00
雪倉岳北面ゲレンデ、はじまりました♪
雪のワンダーランド。無限にライン選べます
2022年04月03日 10:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/3 10:07
雪のワンダーランド。無限にライン選べます
超快適なフィルムクラストが
2022年04月03日 10:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/3 10:13
超快適なフィルムクラストが
ずーっと続きます^^ 滑走距離は澄川クラス
2022年04月03日 10:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 10:16
ずーっと続きます^^ 滑走距離は澄川クラス
雪倉頂上から瀬戸川までは何と6.5km
2022年04月03日 10:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 10:18
雪倉頂上から瀬戸川までは何と6.5km
白高地沢橋が見えた!右岸の台地を目指して滑ります
2022年04月03日 10:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/3 10:23
白高地沢橋が見えた!右岸の台地を目指して滑ります
蓮華から前日遊びに来たトレースが合流。導かれて
2022年04月03日 10:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4/3 10:27
蓮華から前日遊びに来たトレースが合流。導かれて
瀬戸川橋に到着!10時45分。もう終わったも同然
2022年04月03日 10:44撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/3 10:44
瀬戸川橋に到着!10時45分。もう終わったも同然
見事な雪階段が作られていた。蓮華温泉スタッフに感謝
2022年04月03日 10:44撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 10:44
見事な雪階段が作られていた。蓮華温泉スタッフに感謝
30分大休憩して、完全消化試合の登り返しへ
2022年04月03日 11:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4/3 11:13
30分大休憩して、完全消化試合の登り返しへ
やっと蓮華温泉だ〜。が、ここからが長かった…
2022年04月03日 12:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 12:42
やっと蓮華温泉だ〜。が、ここからが長かった…
普通に泊まって温泉ビール。。駄目だ。明日は大仕事
2022年04月03日 12:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
4/3 12:57
普通に泊まって温泉ビール。。駄目だ。明日は大仕事
蓮華温泉からの風景。今度はロッジ泊で朝日行きたい
2022年04月03日 13:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/3 13:18
蓮華温泉からの風景。今度はロッジ泊で朝日行きたい
ヤッホー平のショートカットは残雪十分にあった
2022年04月03日 14:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
4/3 14:04
ヤッホー平のショートカットは残雪十分にあった
雪倉岳がテカっていた。よく滑り降りたわー
2022年04月03日 14:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
4/3 14:25
雪倉岳がテカっていた。よく滑り降りたわー
長い片斜面の車道から尾根を越して、カニ登りも連続
2022年04月03日 16:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 16:18
長い片斜面の車道から尾根を越して、カニ登りも連続
白池とか全然進まないじゃん。時間見積りミスった
2022年04月03日 16:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4/3 16:57
白池とか全然進まないじゃん。時間見積りミスった
木地屋に下山。もう電車がない。氷雨が降る中チャリ
2022年04月03日 17:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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4/3 17:48
木地屋に下山。もう電車がない。氷雨が降る中チャリ
栂池目指して漕ぐも身体が冷えて足攣りそうになった。DNF。タクシーのお世話に
2022年04月03日 18:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
4/3 18:58
栂池目指して漕ぐも身体が冷えて足攣りそうになった。DNF。タクシーのお世話に
撮影機器:

感想

前からずっと気になっていた雪倉岳。蓮華温泉ロッジは早くも満室でとれない。週末は帯状高気圧、2日天気続くなら振子沢は勿体ないなあ。小蓮華山から北西面の瀬戸川に落とせば初日も楽しめ、地形図とGoogle Earthで幕営適地を見つけた。これは行くしか無いでしょう。

栂池高原は今シーズンのゴンドラ待ちワースト。長蛇の行列にびっくり。でも天狗原滑られるBCの方とシェア乗りして、長い待ち時間も色々お話しできて楽しかった。11時前、テン泊装備なのと船越は登りも短いので心配はない。暑くて汗タラタラ、でも程よく雪も緩んでいてシールで登れた。船越は登っていく人、滑っていく人多数で海外のゲレンデにいるみたい。春スキーには手軽で良いところだと思う。

船越から小蓮華山は風衝地なので、シートラアイゼンで歩く。ニセピークが何度も出てきて、こんな長かったかなと焦る。4つ目でようやく頂上に立った。瀬戸川へのドロップポイントを探していざ谷へ。真正面に雄大な雪倉岳、足元に圏谷地形が広がった。北アルプスだなあ。ガリガリを横滑りしていくと締まった新雪に変わり、表面も滑らかに。パウダーが一様に乗り出した。ここが今日の私のゲレンデ。栂池ゴンドラ待った甲斐があった。最高。

側壁が緩んだ所からトラバースしていくと、幕営予定地までの斜面にも新雪が溜まっていた。シラビソの森に設営。1人はやることが多くて、稜線で囲いブロック切り出すよりもスキーなら標高を落として張る方が早いと思う。翌朝の雪が締まってる間にさくっと登り返せば良い。夕食はクスクスにパプリカを刻んで入れて、ドライフルーツと一緒に蒸した。サハラ砂漠の食べ物は雪の砂漠にも向いてる。軽量コンパクトで水も消費が少ない。夜、鉱山道の谷はおろし風が強くてゴォーと唸っていた。シラビソの森には吹き込まず安眠。

翌朝も-10°C快晴だった。雪倉岳がほんのりモルゲンロートに染まる。雪倉上ノ沢は谷風でカチカチそうなので、右岸の尾根をシールクトーで上がった。こしまり雪が乗っていて歩きやすい。雪倉岳避難小屋のドアは凍りついていて、びくともしなかった。ここも風衝地、夏道をシートラアイゼンで登る。振り返ると白馬岳と旭岳が大きい。学生の頃に登った記憶が少しずつ蘇ってきた。9時過ぎ、登頂。雲海と北アルプスの大展望にポツンと囲まれる。荷物の重さからくる疲れさえ忘れる時間。

北の肩から雪倉北面へドロップ。出だしのガリガリ急斜面は初すべりの月山以来、いやそれより硬い。キックターンも危ないので木の葉落としで前進後退しつつ、露出した岩を縫っていくと北面カールに出た。ボウルに入ると滑らかアイスに新雪まだら。3ターンでトラバースして次の斜面へと小尾根を越す。おおーー凄いスケールだ。一枚ガラスのようなツルツルバーンへ飛び込む。転倒は許されない、慎重に。エッジは抜けそうでしっかり回った。スキー万歳、シーハイル!

2200mを割ると斜度が緩み、雪も緩んできた。そしてフィルムクラストに変わり、大雪原クルージングへ。無限にラインを選べる複雑地形で、どこを滑っても白高地沢には出る。橋が見えてからは北斜面トラバースで高度をキープ。前日蓮華から遊びに来たと思われるパーティのトレースがあり、ヒョウタン池も上手にトラバースされていて助かった。瀬戸川橋に到着。滑走距離6.5km。ご馳走様でした。天国だった。もう1日終わったも同然。あとがきへと続く…

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エンドレスに長い。蓮華温泉を過ぎても、木地屋が遠ざかっていくように感じる。2時間半くらいで自動運転と思ったら大誤算。カニ歩き登りにストップスノー手漕ぎの連続。このクラシックコースってウロコテレマーク用?昔はそうだったのかな。天気も崩れて17時半。氷雨の降りしきるなか、木地屋に下山。嗚呼無念、平岩駅から電車がない。

20:47終電は快速に接続し、白馬大池は通過。栂池までヘッデンでチャリ漕ぐしかなかった。28km、R148千国街道。登り坂の長いトンネルとスノーシェッドが連続で出てきた。トンネルに響き渡るエンジンの唸り。出ると真っ暗で氷雨が叩きつける。長距離トラックが水しぶきを巻き上げて追い抜いていく。身体が冷えて足が攣りそうになった。DNF。村営バス停留所に駐輪してタクシーを呼ぶとすぐ来てくれた。

ソロの縦走山行で、これまでも下山口にチャリデポし輪行もして車回収してきた。しかし想定外では戻れなくなる弱点はあった。今回のルートだとチャリデポ後、車は平岩パーキングに置いて、朝の電車+村営バスで栂池に行くのが正解だったと振り返る。プラニングって難しい。でも、それも山行の一部として前向きに捉えようと今回思った。

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