大峯奥駈道

2022年04月30日(土) 〜 2022年05月04日(水)

• GPS: 57:19
• 距離: 105km
• 登り: 8,425m
• 下り: 8,509m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:04

距離 21.1km 登り 2,198m 下り 774m

6:44 スタート地点
6:59 吉野山駅
7:09 7:11 金峯山寺
7:29 7:30 上千本口バス停
7:53 花矢倉展望台
7:56 吉野水分神社
8:05 8:06 高城山
8:14 奥千本口バス停
8:21 8:22 金峯神社
8:41 8:42 青根ヶ峰
9:04 試み茶屋跡
10:01 薊岳
10:09 四寸岩山
10:22 10:31 足摺の宿跡
10:55 九十丁石
11:09 11:18 二蔵宿小屋
12:21 12:42 大天井ヶ岳
13:25 五番関
13:56 14:07 鍋冠行者堂
14:27 14:28 今宿跡
15:12 15:23 洞辻茶屋
15:32 陀羅尼助茶屋
15:35 15:36 松清店
15:48 鐘掛岩

2日目

• 山行: 9:08
• 休憩: 2:20
• 合計: 11:28

距離 17.6km 登り 1,449m 下り 1,205m

15:48 鐘掛岩
4:04 4:24 西の覗岩
4:43 4:44 山上ヶ岳
4:59 地蔵岳
5:06 投地蔵辻
5:18 5:27 小笹ノ宿
6:12 脇ノ宿跡
6:20 明王ヶ岳
7:17 7:21 大普賢岳
7:32 水太覗
7:38 7:39 弥勒岳
7:57 サツマコロビ(薩摩転び)
8:02 国見岳
8:05 8:13 稚児泊
8:12 8:13 内侍落し(屏風横駈)
8:21 8:26 稚児泊
8:36 8:42 七つ池
8:54 七曜岳
8:56 8:59 無双洞・和佐又山分岐
9:41 9:42 みなきケルン碑
9:53 9:54 行者還岳分岐
10:00 10:09 行者の水場
10:17 11:19 行者還小屋
11:23 天川辻
11:57 R309 90番分岐
12:14 しなの木出合
12:22 12:28 一ノ垰
12:32 一の垰プレート
12:55 13:02 奥駈道出合
13:31 弁天ノ森
14:01 14:02 聖宝ノ宿跡
15:22 弥山小屋

3日目

• 山行: 11:29
• 休憩: 0:28
• 合計: 11:57

距離 21.7km 登り 1,483m 下り 2,309m

15:22 弥山小屋
5:46 5:48 大峰山
6:00 明星ヶ岳
6:16 6:18 禅師ノ森
6:39 6:41 五鈷峰
7:16 7:17 舟ノ垰
8:07 8:08 楊子ノ宿
9:43 孔雀岳
10:11 両部分け
10:15 10:16 橡の鼻
10:23 空鉢岳
10:56 10:58 馬の背
11:10 11:15 釈迦ヶ岳
11:43 11:47 深仙ノ宿
12:19 大日岳
12:25 12:26 太古の辻
12:39 蘇莫岳
12:41 仙人舞台石
12:51 石楠花岳
13:26 13:27 天狗山
13:41 奥守岳
13:56 14:01 嫁越峠
14:18 天狗の稽古場
14:24 14:25 地蔵岳
14:41 14:42 般若岳
15:05 滝川辻
15:23 乾光門
15:57 16:04 涅槃岳
16:29 16:30 証誠無漏岳
16:40 鎖場
17:02 阿須迦利岳
17:21 持経の宿

4日目

• 山行: 13:29
• 休憩: 1:36
• 合計: 15:05

距離 24.2km 登り 2,032m 下り 2,093m

17:21 持経の宿
0:56 0:57 持経千年檜
1:40 両又分岐
1:58 2:03 平治ノ宿
2:37 2:38 転法輪岳
3:29 倶利伽羅岳
5:13 5:15 水場まで10分
5:16 5:27 怒田宿跡
5:40 5:47 行仙岳
6:22 行仙宿山小屋
8:32 笠捨山
8:55 葛川辻
9:49 10:03 地蔵岳
10:12 10:17 水場
10:34 10:38 四阿之宿
10:44 拝み返し
10:49 10:50 檜之宿跡
10:59 巻道分岐
11:07 11:32 香精山
12:08 12:09 塔ノ谷峠
12:45 12:46 古屋の辻
13:07 如意宝珠岳
13:16 13:17 蜘蛛ノ口
13:24 稚児ノ森
13:45 水呑金剛
14:20 花折塚
14:42 玉置山展望台
15:11 15:17 玉置山
15:23 15:39 玉置神社
15:53 玉置山駐車場
15:55 宿泊地

5日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 0:49
• 合計: 9:50

距離 20.3km 登り 1,297m 下り 2,166m

3:35 玉置神社
4:02 4:09 玉置辻
5:01 大平多山分岐
5:27 5:41 大森山
5:47 大水ノ森
6:18 切畑辻
6:51 6:56 五大尊岳（北峰）
7:03 7:04 五大尊岳
8:02 金剛多和
8:47 8:48 大黒天神岳
10:00 山在峠
10:09 吹越山
10:22 吹越宿跡
11:00 吹越峠
11:09 11:10 展望台
11:16 七越峰広場
11:22 11:27 七越峰
13:10 13:28 熊野本宮大社
13:31 ゴール地点

天候

４月30日夕方〜5月1日夕方まで雨。
他の日は概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

基本的には良好。
地蔵岳の鎖場はテント装備で、振られないように注意が必要。

写真

4/29 11:18

東京駅八重北のdanchu食堂で小鉢定食。
美味しい。だけどボリュームは女性向けかな。

4/29 15:38

子供の頃に母の伊勢参りについて行った以来のビスタカー。
今は下はグループ席になっていますが、当時は違って自分も下の階に座っていき、ホームに入線した時の人の脚の位置に目線があって妙な感じだったのを覚えています。

4/29 15:59

橿原神宮前駅内の粉もん屋で、タコ焼き。
ここのはメチャトロトロで、箸でも崩れてしまう柔らかさでした。
油かすトッピングは自分的には無くて良かった感じ。
醤油味を選びましたが出汁がよく効いて味はgood

4/29 16:06

揚げお好み焼きも、初めて食べましたが底が揚げ焼きされて良い食感。
これから臨むロングトレイルにはタンパク質不足ですがお腹パンパンです。

4/30 5:41

吉野行き始発電車のラッピング

4/30 6:36

ここから、長い道のりの始まり。

4/30 7:10

今回のトレイルには多くの世界遺産を経由します。
金峯山寺

4/30 7:55

吉野水分神社

4/30 8:14

これからの山行は正に修行です。

4/30 10:23

足摺茶屋跡
この辺りは吉野川側から吹き上げる風が強く寒いです。

4/30 10:56

いよいよ急登が始まります。
用心して用意した4L超の水が重くのしかかります。

4/30 12:24

4/30 13:24

女人の文字直ってます。

計画当初は五番関で宿泊予定だったが、吉野行き始発に乗れて予定時間より余裕があったので､明日の雨に備えてネットに報告のあった洞辻茶屋の軒下にテントを張ろうと考えていたのだが、片付け中のおじさんに尋ねたらテント張っては駄目と言われ、一気に元気が無くなってしまった。

胃のムカツキもあり、2時間先の小笹の宿まで行かず、鍵掛岩付近でテントを張り、雨が降り出す前に歩き出す計画とした。
しかし、テントを張ると間もなく雨が降り出してしまう。
時折風が唸って良く寝付けなかった。

２０年物のテントはシールがダメになっているので降雨自体には耐えられても、地面から水が染み出してくる。

5/2 5:19

昨日は1日中雨で、辛かった弥山までの写真は禄に撮っていない。
テントびしょ濡れで外は氷点下になりそうなので、暖房の効いた素泊り6,000円を選択。
昨夜の夕食はアルファ米(白米)とフリーズドライの牛吸い。味がついてないアルファ米は喉を通らないが、塩バタピーを合わせて無理矢理詰め込む。
体力消耗したせいか、アラームをバイブレーションのみとしたため、気づかず寝坊。

5/2 5:45

天気も回復し、ここまでは楽。

5/2 5:45

5/2 5:45

5/2 10:16

これからいくつもの峰を越えていかなければなりません。

5/2 11:12

5/2 11:13

iPhone11からxperia1 iiにして良い点は超広角の画。

5/2 11:46

この先の太古の辻は、気持ちいい場所です。
リタイアする場合はそこから前鬼口に下りるみたいですが、故障は無いので先に進みます。

5/2 12:25

後戻りのきかなくなる南奥駈道に踏み込みます。
初日から撤退が頭をよぎりますが、気持ちを奮いたたせて足を進めます。

5/2 16:00

平治の宿まで進みたかったですが、暗くなる前に持経の宿に着くのがやっとでした。
小屋番をされていた方々は、この辺りのルートを再興して頂いたようで、とても気さくで居心地のいい小屋でした。
でも、夜遅くに到着された方の物音や１１時頃から早立ちの用意をする方の物音で寝付けません。
このまま、ウトウトしていても仕方ないと自分も１時前に早立ちしました。

5/3 5:03

辛くても山の朝は格別です

5/3 5:12

5/3 5:42

5/3 8:33

5/3 9:46

可愛らしいお地蔵様が鎮座していますが、槍ヶ岳~地蔵岳周辺はテント装備の場合、気を抜けない鎖場が連続します。

5/3 15:12

漸く玉置山に到着。
玉置山展望台辺りを一旦神社近くと勘違いしてしまい、暑くて長い坂を喘ぎながら歩きました。

5/3 15:30

稲荷神社

5/3 15:33

玉置神社には多くの人が訪れていましたが、駐車場からもかなり歩く必要があり、よくまぁこんな山奥に立派なお社を建立したものだと感心。
駐車場で、テント泊させて戴きます。
売店の御主人もとても良い方で暫しの休息。

5/4 12:07

長く暑い１日でしたが、遂に熊野川に到着。
水深は太腿までですが、水圧に足がすくわれそうに為ります。

5/4 13:03

ゴールの熊野本宮大社に到着。
路上の熊野牛コロッケとコーラで、生き返りました。

5/4 13:07

八咫烏
サッカー御守りにも八咫烏。

5/4 18:59

新宮のビジネスホテルにて、利き酒セット。
単独で飲むなら吟醸酒の華やかな香りも善いですが、食事にあわせるのは辛口の本醸造が良かったです。

5/5 5:22

新宮で、出発まで時間がないので、早朝に神倉神社へ。

5/5 5:32

先着は若い女性の方でした。
何を御祈りされたのでしょうか。
女性は熱心な方が多いですね。
私は雰囲気が好きなだけ。

5/5 5:33

３０分早く出ていれば日の出に間に合ったはず。

5/5 5:47

5/5 6:06

続けて、熊野速玉大社へ。
弁慶像

5/5 6:07

那智大社に行く時間が無くて、熊野三山詣り成らず。

撮影機器：

SO51Aa Sony

感想

MetaTarou

今回の山行は今までとは違い、楽しみながら歩く感じではなく、親離れしつつある子供を気にせず長期休暇がとれて、体力的にも今回を逃せば行けなくなる可能性の高いロングトレイルにチャレンジ。
一言で言って舐めてました。
余分な装備も多く、２ｋｇ近くは軽量化出来たはず。
シュラフ無しで防寒着とシュラフカバーのみでも良かったかな。
xperiaの電池持ちがよく分からなかったのでモバイルバッテリーも2つ持ってきたけど、1つで十分だった。
ガスカートリッジも普通のサイズで十分だったし。
八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳辺りの草原は気持ちよく、こんなところで昼寝をしたら気持ちいいだろうなと思いますが、そんな余裕は一切ありません。
山行を楽しむなら、装備軽量化し、５泊で計画したほうがいいですね。

行動食にスポーツ羊羹を持っていったけど、カロリー的には有効でも、水無しでは食べにくく(ミルクチョコレートも同様）カルパスにいたっては喉につっかえる感じで行動食からは外してしまった。
プロテインバーとかもロカボだか、何だか知らないけど不味くて無理矢理食べる状態に。
栄養面も大事だけれど、美味しくて水無しでも食べやすいものにするべきですね。
ヘトヘトになりながらも殆ど筋肉痛にもならず、完歩できたのはアミノバイタルの御陰かも。

記録を振り返ってみて、しんどくて端折った頂を踏んで入れば、累積でエベレスト超えていたかと。