涸沢岳

2022年05月09日(月) 〜 2022年05月11日(水)

• GPS: 18:06
• 距離: 36.1km
• 登り: 1,853m
• 下り: 1,850m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:13

7:17 上高地バスターミナル
7:21 7:21 無料トイレ
7:30 7:30 小梨平
8:07 8:11 明神館
8:15 8:15 徳本口
8:53 8:54 徳沢公衆トイレ
9:04 9:04 徳澤園
9:57 10:04 横尾
10:22 10:23 横尾岩小屋跡
11:22 11:24 本谷橋
12:11 12:11 大崩落地
12:34 12:34 Sガレ
13:30 涸沢

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:39

6:46 涸沢
6:46 6:46 涸沢ヒュッテ
6:51 6:51 涸沢
8:26 8:31 ザイテングラート
9:59 10:43 穂高岳山荘
11:03 11:12 涸沢岳
11:24 11:45 穂高岳山荘
12:05 12:05 ザイテングラート
12:25 涸沢

3日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:55

7:03 涸沢
7:21 7:21 Sガレ
7:34 7:34 大崩落地
8:32 8:33 本谷橋
9:08 9:08 横尾岩小屋跡
9:31 9:42 横尾
10:30 10:54 徳澤園
10:58 10:58 徳沢公衆トイレ
11:43 11:44 徳本口
11:48 12:06 明神館
12:35 12:36 小梨平
12:45 12:53 河童橋
12:54 12:55 無料トイレ
12:58 ゴール地点

天候

9日曇り後雨涸沢は雪
10日　快晴
11日晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡バスターミナル

1日700円

コース状況／危険箇所等

例年より雪が無く、涸沢までもほとんど夏道。
五月7日に明神徳沢間で熊の目撃情報があったようです。熊鈴は必携です。

その他周辺情報

沢渡の日帰り入浴施設は給湯管が災害で壊れており休業中。事前に確認しておいたほうが良い。

写真

5/9 6:59

上高地発GW明けで閑散としています。

5/9 7:44

明神東陵への斜面は雪が溶けています。

5/9 9:02

徳沢

5/9 8:53

看板注意　迂回路
徳沢を出てすぐ右岸へ橋を渡ります。

5/9 8:58

梓川は重機で工事中。

5/9 8:59

迂回路
仮橋

5/9 9:17

パノラマコースの先で左岸に戻ります。

5/9 10:46

屏風岩と桜
雨が降ってきました。

5/9 10:48

やっと雪が出てきました。

5/9 11:10

本谷橋。
これから夏道。高巻きが始まります。
雪の本谷を詰めたかった。

5/9 12:06

涸沢側に回り込むも水が流れている。5月末頃の風景みたいだ。

5/9 12:58

ヒュッテが見えてから長い。やっとテント場との分岐。あとひと上り。涸沢

5/9 15:49

涸沢ヒュッテは雪の中

5/9 16:25

屋根には新雪が

5/9 16:43

テントを張るのも一苦労。昼食を終えて戻ると、テントは雪に埋もれていました。

5/9 17:36

やっと雪が止みましたが、寒い。夜中にテントの中でタオルが凍っていました。

5/10 4:12

早朝の奥穂高岳。
今日は晴天。

5/10 4:14

今日登る予定の涸沢岳と涸沢槍。

5/10 4:14

北穂高岳。

5/10 4:35

奥穂高岳のモルゲンロート。

5/10 4:35

5/10 4:36

前穂高岳にも朝日が

5/10 4:36

赤く染まった奥穂高岳。

5/10 4:36

涸沢岳のモルゲンロート

5/10 5:56

これから登ります。

5/10 6:05

涸沢岳

5/10 6:05

北穂高岳

5/10 6:06

テント場と涸沢岳

5/10 6:36

ザイデンを目指して

5/10 6:55

涸沢を振り返る。

5/10 7:20

ザイデンの末端を目指して
昨日の新雪で雪山の雰囲気十分

5/10 7:21

前穂高岳北尾根の美しいスカイライン。若き日あの尾根に挑んだ事が思い出されます

5/10 7:33

まだ先は長い。

5/10 8:06

ザイデンの縁に沿って登っていきます。

5/10 8:30

後ろを振り返る。

5/10 8:41

アズキ沢からザイデンに取り付く、夏道である。

5/10 8:55

鎖場を越えて急斜面を登る。梯子は殆んど埋まっているが岩の隙間は落とし穴に要注意である。し

5/10 9:19

白出のコルを目指して急斜面を登る。

5/10 9:19

下を振り返る。

5/10 9:47

白出のコル到着。
奥穂高岳へのくさり場。
今日は登りません。

5/10 10:05

穂高岳山荘

5/10 10:07

荷揚げの最中のため、風よけのためアイゼンを外して小屋の中で見学。

5/10 10:28

涸沢岳は雪が少ないため、アイゼン無しで登る。

5/10 10:53

涸沢岳から滝谷、北穂高岳、キレット、槍ヶ岳。

5/10 10:54

涸沢岳山頂からの笠ヶ岳

5/10 10:54

奥穂高岳。

5/10 10:54

前穂高岳北尾根と吊尾根。富士山が薄っすらと見えます。

5/10 10:55

ジャンダルム。

5/10 12:40

涸沢に戻ってきました。アズキ沢には我々の滑ったトレースが・・・

5/10 13:12

昼食は恒例の焼肉パーティ。山に登った後のビールはたまりません。

5/10 13:25

焼肉、キャベツ、玉ねぎ、苦労して持ち上げた料理は格別です。

5/11 6:42

最終日。テント撤収。今日も何とか天気が持ちそうだ。

5/11 6:47

涸沢岳にお別れして。

5/11 8:06

本谷橋到着。

5/11 8:26

天気が良くなって、屏風岩がきれいだ。

5/11 9:37

横尾到着。

5/11 10:33

徳沢園。ソフトクリーム

5/11 10:42

二輪草の群落

5/11 11:03

熊除けの鈴。上高地も熊鈴が必要なようです。

5/11 11:11

サンカヨウ

5/11 11:20

スミレの仲間か?

5/11 11:37

猿軍団。子猿は可愛いが、目を合わせないように、

5/11 12:40

河童橋帰着。人通りはまばらです。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザックカバー サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

岐阜の山じじい

3年振りの春の涸沢。コロナの巣ごもりで体重は3キロ増え、体力低下、荷物は20キロ弱か?いつものメンバーで涸沢へ。先発隊は昨日出て今日は横尾発。私達は上高地から出発。
人混みを避け、GW明けの登山だが人はまばら。今日の天気は曇り後雨の予報。
横尾あたりで降り始める。本谷橋でザックカバーとカッパを着ける。やはり夏道の高巻きは苦しい。涸沢ヒュッテが見えてからが遠い、A氏にいつものように先に行ってもらう。A氏は私より2つ上なのに、、、
涸沢に着くとテント設営が一苦労。先発隊の助けを借りてテントが立った頃はザックは雪まみれ。なんとかテントに入ってしばし休憩後、A氏のもちあげた焼肉とイワナで骨酒しばし至福の時を過ごす。
夕方には雪も止むが、夜は寒くてなかなか寝付かれない。
翌朝4時起床。快晴である。やがて新雪に覆われた穂高の山々がモルゲンロートで赤く染まる。いつ見ても感激である。
今日は涸沢岳へ。ザイデンの末端を目指して新雪の中を登る。苦しいが、一歩一歩高度を上げる。やがて、ルートはザイデンの岩場に続いている。鎖は出ているが、高度感はある。さいごの雪稜からトラバースすると白出のコルだ。小屋は荷揚げ中、風避けのため、アイゼンを外して小屋の中で休憩。Aさんは前に登ったから昼食にするというので、A氏と二人で涸沢岳へ。山頂からの眺めは北穂キレット越しの槍ヶ岳、笠ヶ岳、白山、奥穂高岳、ジャンダルム、前穂高岳、そして富士山も薄っすらと見える。
下山はシリセードと決め、アズキ沢を下る。雪崩の恐れがあるため初めはゆっくり歩き、斜度が少し落ちた所からシリセード。なかなか滑らない。Aさん達が滑った後は快適である。ザイデンまったまで15分くらいか。涸沢まで30分で帰着。
これからは恒例の焼肉パーティ。今日は暖かいのでビール。美味い。涸沢ビアガーデンは最高である。
来年も来れるだろうか?良き仲間との懐かしい歓談の一時は苦労してテントを持ち上げて登った御褒美でもある。
最終日、二輪草などの花を眺めながらゆっくり下山。