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Yamareco

記録ID: 440033
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

GWの塩見岳 ひとりぼっちのピークハント(島倉林道から往復)

2014年05月02日(金) 〜 2014年05月04日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:06
距離
22.8km
登り
2,514m
下り
2,358m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:45
休憩
0:00
合計
5:45
8:38
8:38
307
13:45
13:45
0
13:45
宿泊地
2日目
山行
9:42
休憩
0:10
合計
9:52
4:29
14
宿泊地
4:43
4:43
54
5:37
5:39
117
7:36
7:36
100
9:16
9:18
7
9:25
9:29
6
9:35
9:35
57
10:32
10:33
136
12:49
12:50
77
14:07
14:07
14
3日目
山行
2:36
休憩
0:00
合計
2:36
6:22
156
8:58
ゴール地点
1日目:島倉林道ゲート(8:00)- 登山口(8:35)- 豊口山間コル(9:25)- 豊口山分岐(12:50)- 三伏峠小屋(13:40) :登り:5時間40分

2日目:三伏峠(4:30)- 本谷山(5:30)- 権右衛門山(6:45)- 塩見小屋周辺(7:40) - 塩見岳西峰・東峰(9:15 - 9:40)- 塩見小屋周辺(10:30)- 本谷山(12:50)- 三伏峠(14:20):登り:4時間45分 / 下り4時間40分

3日目:三伏峠小屋(6:25)- 豊口山分岐(6:40)- 豊口山間コル(8:35) - 登山口(9:05)- 島倉林道ゲート(9:40):下り:3時間15分
天候 3日とも晴れ。一度も山頂がガスに包まれることはありませんでした。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川ICから島倉林道で36kmで自家用車で1時間強でした。大鹿村から入口に「島倉林道」「夕立山パノラマ公園」看板が出ています。林道は若干細いところはありますが舗装状況は良好です。
コース状況/
危険箇所等
■登山口〜豊口山のコルまで
雪はなく問題ありません。

■豊口山のコル~豊口山分岐
北面のトラバースでアイゼンが必要です。連休前半の後は2日雨でしたが、トレースは十分残っていました。木道はまだほとんど出ていません。ルンゼのトラバースもトレースが薄い箇所もありましたが問題ありませんでした。踏みぬきが多く体力を消耗します。途中から先行していたneji-shikiさんと同行し、コルから豊口分岐まで3時間25分でした(夏CT1時間25分)。帰りは前日に20名程登った後で踏み固められていて問題ありませんでしたが、それでも気を使うコースです。

■豊口山分岐~三伏峠小屋
特に問題なし。

■三伏峠小屋~本谷山
朝は雪が締まって快適です。稜線・尾根道を行けばよいですが、密樹林帯で歩き辛いところも多いです。帰りの時間は樹林が密接しているところは踏みぬき地獄で体力を消耗します。気温があがるのであれば「わかん」がお薦めです。

■本谷山~権右衛門山~塩見小屋
行きは夏道を使わず権右衛門山を直登しました。2600mで針葉樹がうるさいですが雪が多いせいか予想より快適でした。よい展望のピークを尾根道沿いに下ってしばらくすると尾根を外れ樹林帯から登り返すと塩見小屋下に出ます。帰りは塩見小屋下から「わかん」で歩きました。面倒になって2600m-2550m目処に権右衛門を巻きました。

■塩見小屋
完全に埋まっています。

■天狗岩巻き
巻く際に長い30m位のトラバースがありました。トレースはなくアイゼンの刺さりも悪くカニ歩きで渡りました。登りはもう一本10m程トラバースした後に上部を詰めましたが、(夏道通り?)、帰りは登山道でない岩場を下りてきました。

■塩見岳山頂へ
黄色のマークが出ている箇所を意識して夏道を基点にコース取りを考えますが、埋まっている箇所も多くわかりずらかったです(夏来てないのが悪いのですが)。凍結も多いです。稜線に乗り上げる手前でアイゼンもピッケルも刺さらない箇所の多い凍結斜面があり、ここの上部に残置スリングがありました。登れそうなところを前爪で登り。下山時は上部の歩けるところをトラバースして抜けて、その後は登山道を外し岩場から下りました。

夏道経験していない上にトレースがない状況で、事前にGWの過去の記録を見ていた結果、コース取りの際に夏道を基点に山頂へ詰めようとして、ルート判断のオプションを狭めていた、と後で反省しました。今年は雪が多かったので、もっと夏道を前提とせずに判断すべきだったと思います。

南面のコースで融けた雪が凍結してアイゼンが効かない箇所が多く、コースは難易度高目だと感じました。前日の甲府の最高気温は27度で、この日は29度まであがる予報でした。

携帯電話)
登山口は携帯NG、三伏峠、稜線ともドコモは繋がります。
駐車場。登山届も出せるしトイレ使えました。
2014年05月05日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/5 6:36
駐車場。登山届も出せるしトイレ使えました。
登山道。CT30分て書いてあるけど、もうちょっとかかる印象。と思ったら最新の山と高原地図では50分だそうです。
2014年05月05日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:36
登山道。CT30分て書いてあるけど、もうちょっとかかる印象。と思ったら最新の山と高原地図では50分だそうです。
歩きやすい程程の坂。正月以来の山歩き。5年ぶりのテント装備。荷物が重い。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/5 6:37
歩きやすい程程の坂。正月以来の山歩き。5年ぶりのテント装備。荷物が重い。
コルまで到着。既に標高差500m。結構あります。

ここまで20kg近く背負ってCT以下で来れてちょっと安心。がっ、この後が大変でした。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
コルまで到着。既に標高差500m。結構あります。

ここまで20kg近く背負ってCT以下で来れてちょっと安心。がっ、この後が大変でした。
コルからずっと北面で雪。アイゼン必要だし歩き辛い。この後、先行していたneji-shikiに会い一緒に三伏峠を目指すことに。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/5 6:37
コルからずっと北面で雪。アイゼン必要だし歩き辛い。この後、先行していたneji-shikiに会い一緒に三伏峠を目指すことに。
トラバース+登り
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/5 6:37
トラバース+登り
トラバース。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/5 6:37
トラバース。
樹林帯、沢地形トラバースの繰り返し。
しかも10/4~10/6より、10/6~10/9の方が難易度があがる。

2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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5/5 6:37
樹林帯、沢地形トラバースの繰り返し。
しかも10/4~10/6より、10/6~10/9の方が難易度があがる。

三伏峠小屋に5時間半もかかって到着。結構埋まっています。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
三伏峠小屋に5時間半もかかって到着。結構埋まっています。
テントを設営。
2009年の夏以来。しかもGWは初です。

2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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5/5 6:37
テントを設営。
2009年の夏以来。しかもGWは初です。

冬期小屋は掘り出してありました。

雪に埋まっていると思い、テント持参だったのですが、天気がよいのでそのままテントにしました。
2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
5/5 6:37
冬期小屋は掘り出してありました。

雪に埋まっていると思い、テント持参だったのですが、天気がよいのでそのままテントにしました。
本日2張。neji-shikiさんと僕のテント
冬期小屋に2名。
2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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本日2張。neji-shikiさんと僕のテント
冬期小屋に2名。
三伏小屋
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/5 6:37
三伏小屋
2日目。朝4時半にアイゼン+ストックで出発。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
2日目。朝4時半にアイゼン+ストックで出発。
いきなり三伏山でリッジ歩き。アイゼンが効いて気持ちいいです。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
いきなり三伏山でリッジ歩き。アイゼンが効いて気持ちいいです。
三伏山から塩見岳。展望がいい山です。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
三伏山から塩見岳。展望がいい山です。
三伏山から目指す本谷山。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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三伏山から目指す本谷山。
中央アルプスが少し染まりました。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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中央アルプスが少し染まりました。
開けているところは歩きやすいですが、樹林帯の中は歩き辛い箇所も多い。標高差よりも狭い樹林帯と距離に時間が取られる印象です。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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開けているところは歩きやすいですが、樹林帯の中は歩き辛い箇所も多い。標高差よりも狭い樹林帯と距離に時間が取られる印象です。
本谷山手前で御来光。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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本谷山手前で御来光。
北アルプスも晴れている。穂高がデカイ。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
北アルプスも晴れている。穂高がデカイ。
トレースもあり権右衛門へ直登。基本樹林帯です。2600m辺りの針葉樹林がうるさいです。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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トレースもあり権右衛門へ直登。基本樹林帯です。2600m辺りの針葉樹林がうるさいです。
権右衛門から塩見岳。
綺麗な三角形ですね。遠くから見ると白峰三山や荒川三山と比較し小さな塩見岳。実はこんなカッコいい山だったのね。
2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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権右衛門から塩見岳。
綺麗な三角形ですね。遠くから見ると白峰三山や荒川三山と比較し小さな塩見岳。実はこんなカッコいい山だったのね。
権右衛門山の山頂。雪が積もり開けていて展望がいいです。後ろは中央アルプス、御嶽山。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
権右衛門山の山頂。雪が積もり開けていて展望がいいです。後ろは中央アルプス、御嶽山。
塩見小屋周辺から。
かっこいいです。日本の山じゃないみたい。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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塩見小屋周辺から。
かっこいいです。日本の山じゃないみたい。
塩見岳小屋先から。小屋は埋まっていてどこかもわかりませんでした。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
塩見岳小屋先から。小屋は埋まっていてどこかもわかりませんでした。
快適な雪稜歩き。風が舞います。
集中力高めるためにフェースマスクに変えます。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
快適な雪稜歩き。風が舞います。
集中力高めるためにフェースマスクに変えます。
トラバース地帯に入ります。ここはOK。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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トラバース地帯に入ります。ここはOK。
天狗岩を巻くためのトラバース。
傾斜はそんなでもないですが、トレースもなく雪も固めで割り切ってカニ歩きで進みます。カニ歩きで足元蹴りこみながら100歩とか中々痺れます。

#蹴り込んでも刺さらないと泣きたくなります。それを無理やり何歩か繰り返し進むと「進退窮まる」てな状況ができあがるんだろうな。コワっ!
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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天狗岩を巻くためのトラバース。
傾斜はそんなでもないですが、トレースもなく雪も固めで割り切ってカニ歩きで進みます。カニ歩きで足元蹴りこみながら100歩とか中々痺れます。

#蹴り込んでも刺さらないと泣きたくなります。それを無理やり何歩か繰り返し進むと「進退窮まる」てな状況ができあがるんだろうな。コワっ!
「黄色いマークはどこだ?」「あった!」「。。。無理っ。。。行きたくないなー。」ということが数回。(写真のマークは行きは通って、帰りは通らず。)
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
「黄色いマークはどこだ?」「あった!」「。。。無理っ。。。行きたくないなー。」ということが数回。(写真のマークは行きは通って、帰りは通らず。)
天狗岩の巻き道は問題なかった。超えると塩見岳山頂が見える。傍目にはどこがヤバいのかわわからない。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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天狗岩の巻き道は問題なかった。超えると塩見岳山頂が見える。傍目にはどこがヤバいのかわわからない。
一番凍結が多くて危なかったところ。上から。残置ロープがありました。下りは懸垂した方が安心です。(次回、もし来たらロープ持参します。。)
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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一番凍結が多くて危なかったところ。上から。残置ロープがありました。下りは懸垂した方が安心です。(次回、もし来たらロープ持参します。。)
山頂へ最後の詰め。感動よりも「下山、大丈夫かな?」と気持ちが引っかかる。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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山頂へ最後の詰め。感動よりも「下山、大丈夫かな?」と気持ちが引っかかる。
西峰から東峰方面
2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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5/5 6:37
西峰から東峰方面
9:15登頂。
登り4時間45分。山と高原地図のコースタイムとピッタリ。こんな状況でもほぼコースタイムで行けた今の実力に満足です。

それにしてもGWでこの雪の量って...。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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9:15登頂。
登り4時間45分。山と高原地図のコースタイムとピッタリ。こんな状況でもほぼコースタイムで行けた今の実力に満足です。

それにしてもGWでこの雪の量って...。
西峰からXperiaでSphere撮影からの切り出し
正面に東峰と富士山
2014年05月03日 09:22撮影 by  SO-02F, Sony
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5/3 9:22
西峰からXperiaでSphere撮影からの切り出し
正面に東峰と富士山
【上下左右360度パノラマ】西峰からXperiaでSphere撮影したもの。ヤマレコが対応したので追加しました。

人生二枚目にしてこの出来!こんなのが簡単に撮れるなんていい時代になりました。
2014年05月03日 09:22撮影 by  SO-02F, Sony
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5/3 9:22
【上下左右360度パノラマ】西峰からXperiaでSphere撮影したもの。ヤマレコが対応したので追加しました。

人生二枚目にしてこの出来!こんなのが簡単に撮れるなんていい時代になりました。
富士山が綺麗でした。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
富士山が綺麗でした。
東峰まですぐでした。東から見た西峰。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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東峰まですぐでした。東から見た西峰。
荒川三山方面。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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荒川三山方面。
東峰で。後は間ノ岳。

達成感はあるのだが「下山が心配」でどうも開放感に浸れない。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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東峰で。後は間ノ岳。

達成感はあるのだが「下山が心配」でどうも開放感に浸れない。
下降中。
ここがコチコチ箇所が多くて足置きにくいです。一度右足がスリップしてマジ冷や汗が出た状況に陥い命拾いした感じです。。この下も雪が酷くてガレガレ岩場から降りました。

塩見岳はここの雪質と量がキーの1つですね。僕が見た過去の写真よりも雪の張り付きが多いです。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
下降中。
ここがコチコチ箇所が多くて足置きにくいです。一度右足がスリップしてマジ冷や汗が出た状況に陥い命拾いした感じです。。この下も雪が酷くてガレガレ岩場から降りました。

塩見岳はここの雪質と量がキーの1つですね。僕が見た過去の写真よりも雪の張り付きが多いです。
危険地帯を抜け、塩見小屋下からは樹林帯踏みぬき対策で「わかん」にチェンジ。これは正解だと思います。

ほぼ計画通りに14:20に小屋に戻りますが下山する余力はなくもう一泊することに。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
危険地帯を抜け、塩見小屋下からは樹林帯踏みぬき対策で「わかん」にチェンジ。これは正解だと思います。

ほぼ計画通りに14:20に小屋に戻りますが下山する余力はなくもう一泊することに。
3日目:朝マイナス7度。
標高2600mオーバなので唐松山荘や張っているのと同じ標高ですね。高山病でずっと頭痛がして食欲もありませんでした。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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3日目:朝マイナス7度。
標高2600mオーバなので唐松山荘や張っているのと同じ標高ですね。高山病でずっと頭痛がして食欲もありませんでした。
GW後半。初日はテントは15張程でした。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
GW後半。初日はテントは15張程でした。
neji-shikiと一緒に凍結したトレースを追って戻ります。普通のペースで歩いたつもりでしたが、時間を要しました。歩きづらいコースですね。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/5 6:37
neji-shikiと一緒に凍結したトレースを追って戻ります。普通のペースで歩いたつもりでしたが、時間を要しました。歩きづらいコースですね。
木道は基本埋まっています。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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木道は基本埋まっています。
9時過ぎに登山口へ戻ってきました。
命拾いした感じが抜けず、最後まで緊張感を自分に強したせいか、本当に本当に本当にホッとしました。
2014年05月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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9時過ぎに登山口へ戻ってきました。
命拾いした感じが抜けず、最後まで緊張感を自分に強したせいか、本当に本当に本当にホッとしました。
信州まつかわ温泉 清流苑で温泉400円。

2014年05月05日 06:37撮影 by  SO-02F, Sony
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信州まつかわ温泉 清流苑で温泉400円。

清流苑のレストランでソースカツ丼食べようと思ったら、隣りの松川ではご当地の「ごぼとん丼」が押しらしいです。
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清流苑のレストランでソースカツ丼食べようと思ったら、隣りの松川ではご当地の「ごぼとん丼」が押しらしいです。

装備

個人装備
下(アンダー・ズボン)
1
上(アンダー・ミドル・オーバ・アウター)
1
今回、ミドルにダウンでOK
アイゼン・ピッケル
1
ストック
1
手袋
1
フリース*2 オーバグローブ
ネックウォーマー
1
フェイスマスク
1
スパッツ
1
わかん
1
一応。
冬靴
1
着替え
お風呂セット
--
--電子機器/地図--
1
GPS
1
コンパス
1
地図・地形図
2
携帯電話
1
電池(携帯予備/GPS予備/ヘッドライト/カメラ予備)
1
単3-2、単四3、予備充電池
ヘッドライト
1
Must
時計
1
カメラ・ビデオ
1
--
--エチケット--
日焼け止め
ティシュペーパー
トイレットペーパー
--
--宿泊装備--
シュラフ
コッフェル
マグカップ
水筒
ホット

感想

お正月以来の山登り。レベルが少し高目の「南アルプス塩見岳」へ冬期小屋宿泊で行こうと考えていたところ、雪が多くて冬期小屋が使える確証がなく、5年前に引退したはずのテント山行になりました。最近ダイエットしたので、その恩恵を期待しテント宿泊再挑戦でした。

平日の1日目は、人がどの程度入っているか不安でしたが先行者(Neji-shikiさん)1名のみ。途中から三伏峠まで一緒に行動し、帰りも一緒に下りました。人と一緒だとやはり心強いです。夕方二人組が登ってきてこの日は4名でした。

2日目の塩見岳アタックは3名で登頂者は僕だけでした。下山時に権右衛門山を適当に巻いた際すれちがった様で、後続の2名にも会わず10時間一人ぼっちでした。山頂付近の難所で集中力を強いられた上、尾根道を踏み抜きながら歩き続け、テント場に着く頃には、達成感の中「精も根も尽きた」感じでした。その後、高山病と疲労で夕方から朝まで夕飯も食べずに寝てました。

塩見岳には、この長いコースが一番登られているルートというのに驚きです。ダイエットする前なら夏でも無理だと感じました。一方で、今回は人がいない状況も踏まえ、計画・決行したのですが、心技体全て一段上が求められ、実力不相応の山行となってしまった感覚です。自分自身にこれ以上のノビシロは期待できないので、人のトレースをアテにしたり、人の判断を参考にできる行程とする謙虚さも必要だと思いました。達成感はあるけど反省も大きいです。

Blogも書きました。(重複多いですが!)
http://mountainstaka.seesaa.net/category/22666024-1.html
--
動画はXperiaで撮影したものをつないだだけです。難所は撮影する余裕はありませんでした。




山頂でXperiaでSphere撮影してみました。空まで見えますよ。PCで全画面表示してみるとイイですね!
(6/4 追記 ヤマレコがパノラマ写真に対応しましたのでエントリもしました。下記リンクはそのままにしておきます。)

※この山行記録は以下の投稿キャンペーンに参加しています。
山で撮影した上下左右360度パノラマ写真コンテスト - 結果発表 by ヤマレコ
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コメント

お疲れさまでした
行きと帰りご一緒させて貰ったねじ式ですpaper

mt_taka さんと会わなかったら三伏峠小屋まで行かずに撤退していたのでとても感謝しています。
僕もいつかはと思いながら山頂からの写真を拝見させて貰いました。
また何処かの山でお会いしましょうgood
2014/5/5 22:16
Re: お疲れさまでした
ねじ式さん
こちらこそ同行ありがとうございました。僕も感謝しています。二日目は戻ってきた時に三伏山からMammutのテント見て「まだいる〜。」と思いホッとしましたよ。 :  天気が良く三伏峠はよかったですよ。(僕は飯を重量オーバでリストラしたのが心残り )またどこかで会いましょう!
2014/5/6 5:33
まさまさ
初めまして!
3日に近くの山を歩いてました。初めて近くで見る塩見岳をなんてかっこいいんだ〜、となんど口にしたことか・・・
そこを登られている方がいたんですね。
素晴らしい写真に感動してしまいまして、思わずコメントしてしまいました。
で、気付いたらブログの方もたまに読み逃げさせていただいていました^^;
子連れの記事など、また参考にさせていただきます!
2014/5/8 20:10
Re: まさまさ
はじめまして。
ブログを読んでいただいた方がYamareko記録も読んで頂けるなんて感激です。
遠望だと小さく見えますが、塩見岳は近くで見ると予想以上にカッコいい山でした。

子連れ登山はいいですよね。自然と子供の一刹那の交わりの素晴らしさは体験しないとわからないです。綺麗な景気も子供との思い出には勝てないし、ソロの大変さも、子連れの気苦労に比べれば楽ですかね   
2014/5/8 21:54
お疲れさまでした!
はじめまして
塩見岳登頂おつかれさまでした!

3日、日帰りで烏帽子岳に行ってました。
三伏峠テン場でneji-shikiさんにmt_takaが塩見アタック中とお伺いしました。
頂上直下の岩場はやはり手強いですね。
私にはまだまだ・・・いつかチャレンジ出来るよう励みます。
2014/5/11 1:34
Re: お疲れさまでした!
xyjJinさん始めまして。
neji-shikiさんに少しお話は伺いました。日帰りって気力も体力もスゴイですね。って、思ったら以前、去年空木岳を計画した際、越百〜空木の記録読み逃げしてました^^;) 健脚ですね。羨ましいです。

記録を見ると年によってはほぼ夏道を問題なく詰められた年もあった様ですが、このGWは雪も凍結箇所も多目で大変な気がしました。心技体とも一段上が求められた感じですね。(このレベルを計画するのはもう止めようと思いました。^^;)
2014/5/11 9:03
かなり参考になりました。ありがとうございます!1月に半泣きで三伏峠避難小屋に駆け込むのがやっとで、すぐ翌日朝一で逃げるように帰って以来、再チャレンジのチャンスを窺っています。
2022/3/29 18:08
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この記録に関連する登山ルート

未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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