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Yamareco

記録ID: 44512
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座(烏帽子岳、野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳)

2009年07月25日(土) 〜 2009年07月27日(月)
 - 拍手
ku-ayu その他1人
GPS
52:20
距離
33.6km
登り
2,722m
下り
2,910m

コースタイム

1日目:6:35高瀬ダム発-6:55ブナ立尾根7:00-7:45十番標識-8:50六番標識9:00-9:43四番標識9:52-10:43二番標識10:48-11:031番標識-11:21烏帽子小屋12:05-15:30野口五郎小屋着(行動時間8:55)
2日目:5:40野口五郎小屋発-6:00野口五郎岳6:05-6:37竹村新道分岐6:45-8:03東沢乗越-8:45水晶小屋9:25-10:00ワリモ北分岐-10:08岩苔乗越-11:17徒渉点-11:55三俣小屋12:35-13:35三俣蓮華岳-14:28双六分岐-15:25双六小屋着(行動時間9:45)
3日目:5:40双六小屋-6:40弓折乗越-7:20鏡平小屋7:30-9:50ワサビ平小屋-10:55新穂高温泉(行動時間5:15)
※行動時間には休憩を含んでいます。
天候 3日間とも雨(時に暴風)
過去天気図(気象庁) 2009年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは七倉で出せます。


新穂高温泉のバス停前の温泉が閉まっていた・・・。

感想

予定通り、25日-27日で裏銀座縦走に行ってきました。
天気は3日ともほとんど雨。景色は皆無でした。
ひたすら風雨の中を歩くというつらいものとなった。

24日金曜日の夜のムーンライト信州で信濃大町へ。指定席は全席埋まっていた。
25日:ブナ立尾根を歩く。思ったほどきつくないが久しぶりの20Kgのザックが重く感じる。
途中より雨が降り始める。当初の予定より早く烏帽子小屋に着くが、稜線に上がると予想以上に風が強い。
この日の予定は、烏帽子小屋のテン場泊の烏帽子ピストンだが、天候的にテント泊を断念。どうせ小屋なら、少しでも先に進もうと野口五郎小屋を目指す。翌日湯俣にエスケープすることになったとしても都合がよいと判断した。烏帽子小屋でカレー(1000円)を頂き、出発。12時に烏帽子を出て、風雨は強まり、稜線上は猛烈な風雨にさらされた。三ツ岳通過後は時折、立っていられないほどの風にさらにスピードは遅くなる。小屋まであと400〜500m付近では雷が鳴る。
かなりの恐怖の中、逃げ込むように小屋へ。この天気で雷は予想していなかった。明らかに判断ミスだった。自炊場があるが、雨が酷い為玄関で炊事をさえてもらいその上、水も1L200円だったが、500mlサービスしてもらった。感謝。素泊まり6,000円。
26日:天気は相変わらずよくない。竹村新道から湯俣温泉へのエスケープを検討してたが、雨も弱く、ガスも少ないことから計画を続行した。水晶小屋を目指す。稜線上は、比較的明るく、時折薄日も差したが、時間と共に風雨が強まり、水晶小屋に着くころには、かなり酷くなった。水晶小屋は新しくなっており、無料で休憩させて頂いた。この強風のため水晶ピストン及び鷲羽を諦め、黒部源流経由で三俣小屋へ。しかしこのルートに予想以上に時間を取られる。1時間30分のコースタイムに対して2時間近くかかった上に、三俣小屋に着くと鷲羽の全容が見えた。これなら、鷲羽を通ればよかった・・・。三俣小屋でも無料で休憩させて頂いたが、なんだか悪いのでお茶(急須で500ml、100円)を頂く。双六山荘を目指して出発。三俣蓮華に着くころには、先ほどまで見えた鷲羽の影も見えず、雨が再び強くなる。双六も山頂を回避し中道へ。双六小屋近くでは再び土砂降り。登山道は完全に川となった。昨日同様、風雨とも強い為、小屋泊まり。(なんでもテントが飛ばされたらしい。)双六小屋は大きな小屋できれいで快適。素泊まり5,800円、生ビール800円。炊事場も室内にあった。その間も風雨が強まり、翌朝が心配となる。
26日:目が覚めると朝から雨風とも強い。早々に停滞を決める人も多かったが、僕らは出発。結局小屋を一番に出る事になった。食料が非常食と行動食となった為、大分荷物が軽くなった。天気は朝ほど酷くなく、小雨は降るものの風は大分弱くなった。秩父沢の橋が心配だったので、先を急ぐ。幸い橋はあり、それを渡りやっとほっとした。その後もすっと雨が降り続き、新穂高温泉へ。やっと温泉だと思ったら、バス停前の温泉が閉まっている・・・。踏んだりけったりの山行だった。結局タクシー相乗りし平湯へ。温泉に入り、直通バスで新宿へ帰った。

ずっと行きたくても行けていなかった裏銀座縦走したが、天気にまったく恵まれない山行だった。テントも二日とも使用せず、背負っただけ。でも花は本当にきれいだった。晴れていたら本当に綺麗だろうと想像し、必死で歩きながら、来年、必ずリベンジすることを誓った。

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