笠ヶ岳〜双六岳周回【危険個所解説付】

2022年07月09日(土) [日帰り]

• GPS: 12:55
• 距離: 37.2km
• 登り: 2,978m
• 下り: 2,971m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:02
• 休憩: 0:45
• 合計: 12:47

3:00 新穂高温泉バス停
3:08 3:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
3:24 3:24 お助け風穴
3:35 3:35 中崎橋
3:44 3:46 笠新道登山口
5:28 5:32 杓子平
6:22 6:22 笠新道分岐
6:44 6:44 抜戸岩
7:04 7:04 笠ヶ岳山荘
7:14 7:22 笠ヶ岳
7:28 7:28 笠ヶ岳山荘
7:44 7:44 抜戸岩
8:12 8:13 笠新道分岐
8:15 8:15 分岐指導標（仮称）
8:20 8:21 抜戸岳
9:00 9:03 秩父平
9:32 9:32 大ノマ岳
9:49 9:49 大ノマ乗越
10:04 10:05 弓折岳(分岐)
10:08 10:08 弓折岳
10:13 10:14 弓折乗越
10:23 10:24 花見平
10:32 10:32 くろゆりベンチ
10:49 10:50 双六池
10:54 10:55 双六小屋
11:05 11:06 双六岳巻道分岐
11:10 11:10 双六岳中道分岐
11:39 11:47 双六岳
12:11 12:11 双六岳中道分岐
12:14 12:15 双六岳巻道分岐
12:23 12:27 双六小屋
12:30 12:30 双六池
12:51 12:51 くろゆりベンチ
13:02 13:02 花見平
13:10 13:10 弓折乗越
13:34 13:34 鏡平山荘
13:54 13:54 シシウドヶ原
14:06 14:06 イタドリが原
14:15 14:15 チボ岩
14:23 14:24 秩父沢出合
14:49 14:49 小池新道入口
15:01 15:01 わさび平小屋
15:09 15:10 笠新道登山口
15:16 15:16 中崎橋
15:25 15:26 お助け風穴
15:33 15:35 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
15:41 15:41 新穂高温泉バス停
15:47 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ一時曇り🌤

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市営新穂高第3駐車場【P5】（登山者用駐車場：無料）
参考サイト：https://www.okuhida.or.jp/archives/5001

コース状況／危険箇所等

⚠️新穂高温泉〜笠ヶ岳（笠新道経由）：ルート上、一部残雪がある箇所はあるが、アイゼン・ピッケル・チェーンスパイク等は不要
⚠️抜戸岳〜弓折岳（縦走路）：数か所ルート上に残雪あり。多くはイゼン・ピッケル・チェーンスパイク等は不要。ただし、抜戸岳〜秩父平間の急斜面に残雪があり、不慣れな方はアイゼン推奨（私は、チェーンスパイクを持参したが不使用）。
⚠️双六岳山頂へは、夏道を使用します。が、下部は雪渓で埋まっているので、雪渓の横に新たにルートが設けられています。現地に看板が設置されており、「赤と黄色の目印に沿って歩くように」と書かれています。
⚠️弓折乗越〜鏡平山荘：上部に、数か所残雪あり（1ヶ所、雪切りしてある）。基本的にアイゼン・ピッケル・チェーンスパイク等は不要。不安な方はチェーンスパイクの携行をおすすめする。

その他周辺情報

【温泉】平湯の森：600円
公式サイト：http://www.hirayunomori.co.jp/

写真

7/9 2:50

毎度恒例のナイトハイク。今回は、午前1時半過ぎに登山口に到着。すぐに出発する選択肢もあったけど、今回はCT22時間の超ロング…。徹夜で高山帯に入っていって動けなくなってしまっても困るので仮眠をとることに…。駐車場の出発は2時50分

7/9 3:00

新穂高登山センターでトイレを済ませて午前3時に出発。左俣林道は久しぶりです。

7/9 3:08

登山口のケートです。これより先、一般車は進入禁止です。トップシーズンになると、このゲート近くに違法駐車するよろしくない方が大量発生します…。楽したい気持ちはわかりすが…。

7/9 3:35

ここの橋、ゆがんでるから通過の際は気を付けてね〜と書いてあります。初めて通る時は「大丈夫か？」とオドオドしていましたが、今ではなんとも思わなくなってきました…。いつかは架け替えてくれるのかな？笠・双六・三俣方面に行く時はみんなこの橋を通るので、使えなくなると非常に困ります💦

7/9 3:43

笠新道の入り口。地形図を見て思っていたけど、アホみたいに急勾配で長い…。という印象です。
ここには水場があるので、水分補給…。実は、帰りでお世話になりました‼️

7/9 4:18

だんだん明るくなってきました。左の尾根が新穂高ロープウェイがかかる千石尾根。支柱が映っています。中央には焼岳、右には乗鞍岳が見えます。

7/9 4:19

標高を上げてきて、展望が開ける箇所が出てきました。穂高連邦です。大きく、高い位置に見えます。西穂山荘〜西穂高岳間の距離が思いの外長くてびっくりしました😳逆に、西穂高岳〜天狗のコルまでの距離が短く感じました…。奥穂〜西穂の縦走も最近やってないからまた行きたいな〜。

7/9 4:25

ヤマザクラ？

7/9 4:26

なんの花だろう？

7/9 4:37

西穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳のアップ。ここから見ると、ジャンダルムがとても薄っぺらく見えます…。雲に朝日が反射していい感じ。

7/9 4:46

ニッコウキスゲ。綺麗です。登りは疲れるし大変だけど、こうして花に癒してもらうのも良いです(最近覚えた楽しみの一つ…)

7/9 4:46

ニッコウキスゲと朝焼け。奥には焼岳と乗鞍岳が写っています。乗鞍岳はモルゲンかな？

7/9 5:21

ミヤマキンバイでしょうか？似たような花があるので、正確に見分けできないです💦

7/9 5:27

今日は朝から曇天かな？と思っていましたが、まさかの青空‼️曇天とたかを括って日焼け止めを忘れた事に気づいてちょっとだけショック🤣あぁ、また黒くなってみんなにいじられる…。

7/9 5:29

杓子平。今日は1人だったのでサクサク進んでしまいましたが、パーティで来た時はここでゆっくりコーヒー☕️飲んだり、軽食食べたりしたいです。かなり雰囲気の良いところでした‼️

7/9 5:29

杓子平より、抜戸岳方面。笠新道のゴールが見えました‼️ここから標高差約350mを登ります。

7/9 5:33

チングルマと抜戸岳。7月のアルプスは残雪があるので、残雪の関係でUL装備が難しかったり、技術が必要な場所もありますが、やはり花が綺麗✨今までは秋メインでしたが、7月のアルプスも大好きになりました‼️

7/9 6:04

⚠️杓子平〜抜戸岳：ルート上にちょっとだけ残雪。ツボでいけます。チェーンスパイク等不要です。上の雪もルート外なので問題ありません。

7/9 6:06

槍穂高連邦が綺麗✨

7/9 6:13

イワカガミ。正確にはコイワカガミになるのかな？

7/9 6:18

稜線に乗りました。笠ヶ岳はまだまだ遠い…。見た感じアップダウンもあるし…。大変そうです💦

7/9 7:02

⚠️笠ヶ岳山荘直下の残雪。ここもツボでいけます。チェーンスパイク等不要です。

7/9 7:14

笠ヶ岳山頂

7/9 7:17

笠ヶ岳、このエリアの中でも1座だけ浮いた位置にあるからなかなか来る機会がありませんでした。笠新道もキツいと伺っていたし…。
天気も悪くなく、良いタイミングで来れました‼️

7/9 7:18

大好きな穂高連邦、見入ってしまいます。

7/9 7:18

抜戸岳、槍ヶ岳方面。抜戸の奥には燕も見えてます。
西穂高を登っていると、「笠・抜戸」セットで見る事が多いけど、こうしてみると結構遠いなぁ〜と思いました。

7/9 7:21

久しぶりにジャンプ写真‼️いい景色が見えたので、テンションも自ずと上がってしまいます‼️

7/9 7:33

よくらSNSで見かけるやつです。

7/9 7:34

キバナシャクナゲ？

7/9 7:56

7/9 8:03

7/9 8:39

まだ9時前だというのに、雲がモクモク…。今日は双六までの縦走を予定しているので、雷⚡️だけはやめてくれよ〜と言いながら進んでいきます笑

7/9 8:53

⚠️抜戸岳〜秩父平：秩父平に降りる急斜面の所に残雪あり。角度はまぁまぁあります。ここは最低限、チェーンスパイクはあった方がいいかも？不安な方は12本爪アイゼンを推奨します。私の場合、チェーンスパイクを携行しましたが、使わずに下降しました。→角度の緩いポイントを探して、スプーンカットを上手く利用して1歩ずつ慎重に歩きました。
※ここの雪がなくなるにはまだ最低2週間以上はかかる気がします(正確な事は分かりません💦)

先の写真の解説(1)：本山行内容をyamapにも投稿したところ、詳細なルート解説の要望があったので作成

先の写真の解説(2)：本山行内容をyamapにも投稿したところ、詳細なルート解説の要望があったので作成

7/9 8:58

⚠️抜戸岳〜秩父平：先の写真の下部。角度はさっきほどはありません。チェーンスパイクがあれば安心です。私の場合、チェーンスパイクなしで右側の草付きから下りました。

7/9 9:14

イワカガミがたくさん咲いています。

7/9 9:18

なんの花だろう？？

7/9 9:21

チングルマと抜戸岳。チングルマは、秋の綿毛の状態の方が知名度高いですよね。

7/9 9:34

ニホンライチョウ。この日、ヒナ含め5羽目撃しました。先日、中央アルプスのライチョウ生息数が40羽を超えたというニュースを見ました。このまま繁殖を続けてくれるといいのですが…。

7/9 9:35

【オオノマ岳からの下り】ここもルート上にちょこちょこと残雪あり。雪の上を歩くのも良し、草付きから巻くのも良しだと思います。雪の上を歩く場合、チェーンスパイク等は不要と思います。

7/9 9:41

【オオノマ岳からの下り2】先の写真を下から撮影。残雪の上を通過中です。斜度はそんなにないので、チェーンスパイク等は不要です。完全に溶けるまではまだ2-3週間以上はかかる気がします。

7/9 10:02

【弓折岳への登り返し】大ノマ岳からの下りのルート上に結構残雪があります。北アルプスも夏本番の様相になってきました。

7/9 10:11

弓折乗越。ここから先は人もたくさん入っているので安心して進めます。

7/9 10:22

お花畑。右奥には双六岳が見えてます！

7/9 10:29

【弓折乗越〜双六小屋】稜線上、数カ所残雪はありますが、基本的にチェーンスパイク等は不要です。

7/9 10:36

双六小屋まであと少し。ここの下りは、途中で角度変化があるので、どこまで雪渓の上歩くんだろう？となりますが、20-30mくらいです。

7/9 11:08

双六台地へは、夏道経由で行きました。本来の夏道より20m進んだあたりに案内の看板があり「赤と黄色のテープ目標に従ってください」旨が書かれています。途中からは本来の夏道と合流して大地まで登れます。

7/9 11:52

双六岳はガスの中…

7/9 12:28

鷲羽・水晶方面ははれてます。が、かなりガスが湧いてきました。ちなみに、左に写っている建物は、昨年作っていたものです(完成したんですね！)

7/9 12:30

帰路。正面にはたぶん大ノマ岳(左)と抜戸岳(右)。笠ヶ岳は雲の中でした〜

7/9 12:59

トンボもたくさん飛んでました。この子だけ大人しかった…。

7/9 13:20

【弓折乗越〜鏡平山荘】数カ所、ルート上に残雪あり。1ヶ所だけ雪切りしてあります。階段も作ってあるので問題なく通過可能です。

7/9 13:22

【弓折乗越〜鏡平山荘2】ここは雪切りしていないですが、慎重に通過すれば問題ありません。あと1週間もすれば、ルート上からは雪がなくなると思います。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

防寒着 レインウェア 救急セット ツェルト 水 行動食 モバイルバッテリー

感想

kimiyamabiko

この日は久しぶりにニホンライチョウと遭遇❣
メスの鳴き声。どうやら、雛を呼ぶときの声らしいです。



ライチョウのお散歩。保護色です…。