ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4511095
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

雲と雨の谷川連峰😭茂倉岳〜朝日岳で花探し

2022年07月23日(土) 〜 2022年07月24日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:05
距離
25.7km
登り
2,626m
下り
2,573m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:15
休憩
0:51
合計
11:06
3:43
12
3:55
3:59
16
4:15
4:15
149
6:44
6:48
114
8:42
9:06
22
9:28
9:35
93
11:08
11:08
34
11:42
11:48
42
12:30
12:30
13
12:43
12:44
11
12:55
12:55
44
13:39
13:44
36
14:20
14:20
26
14:46
14:46
3
2日目
山行
9:04
休憩
0:52
合計
9:56
6:16
6:45
88
8:13
8:13
20
8:33
8:34
54
9:28
9:41
60
10:41
10:46
107
12:33
12:35
4
12:39
12:39
11
12:50
12:51
16
13:07
ゴール地点
上に上がるまでは茂倉新道も笠ヶ岳からの下りも,どこも急な谷川の登山道。蓬峠から清水峠の小屋まで,草を刈ったばかりで滑りまくり。下りは足下に注意しつつ,ゆっくりと歩きました。
天候 1日目 晴れ後,強い雨☔️
2日目 晴れなんだが,1500m以上は雲の中😭
谷川のてんくら予報は予測不可能?出会う人皆さん空模様に...。暑くないのはよかったですけど。
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRで上越線土樽駅下車。駅舎で休んで茂倉新道へ。帰りは土合からバスでJR水上駅へ行き,高崎線で東京へ。
コース状況/
危険箇所等
谷川の馬蹄コースの道はよく整備されている。蓬峠から清水峠までは草が刈られたばかりで滑りやすい場所が多し。清水峠の下りが特に滑りやすくゆっくり歩いた。
朝日岳からの下りもハードで長いコース。左足に負担をかけないように慎重に進んだ。
その他周辺情報 土合山の家キャンプ場の温泉は平日は午後3時,休日は午後2時スタートとのこと。残念ながらお風呂は頂くことができませんでした💦。山の家ドライブインにはキンキンに冷えたビールがあります。これが一番美味しかったな😊
上越線下り最終で午後9時過ぎに土樽駅に下り立った。しとしと雨が降っている。夜中に数本の夜行の貨物列車が通る以外は静かな駅。側を走る関越道のトラックの走行音はよく聞こえる。
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上越線下り最終で午後9時過ぎに土樽駅に下り立った。しとしと雨が降っている。夜中に数本の夜行の貨物列車が通る以外は静かな駅。側を走る関越道のトラックの走行音はよく聞こえる。
今宵利用したすてきなホテルは,トイレも洗面台も自販機も完備でした。待合室にサイネージが設置され近代化されていました。雪国を走る旧国鉄時代の181系「とき」や数々のブルートレインの写真が飾られています。前回来たとき,待合室はカメムシだらけで大変なことになってました。今日はいなかったです。
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今宵利用したすてきなホテルは,トイレも洗面台も自販機も完備でした。待合室にサイネージが設置され近代化されていました。雪国を走る旧国鉄時代の181系「とき」や数々のブルートレインの写真が飾られています。前回来たとき,待合室はカメムシだらけで大変なことになってました。今日はいなかったです。
おっ!雨は上がって月が見える。そして谷川の山の端も。今回は期待できるか。
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おっ!雨は上がって月が見える。そして谷川の山の端も。今回は期待できるか。
誰もいない茂倉新道を上がっていく。谷川の稜線まで約5km,1200mを一気。樹林帯はブナやクロベの巨木が立ち並ぶ。
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誰もいない茂倉新道を上がっていく。谷川の稜線まで約5km,1200mを一気。樹林帯はブナやクロベの巨木が立ち並ぶ。
歩き出して1時間。視界が開けモルゲンロートの万太郎山が出てきた。上の方に期待しよう。湿度が高く暑い。そして慣れない荷物でしんどい。
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歩き出して1時間。視界が開けモルゲンロートの万太郎山が出てきた。上の方に期待しよう。湿度が高く暑い。そして慣れない荷物でしんどい。
仙ノ倉山や平標山方面に大きな虹がかかった。ますます期待する。
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仙ノ倉山や平標山方面に大きな虹がかかった。ますます期待する。
南西方向の景色がすばらしい。
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南西方向の景色がすばらしい。
クロベの巨木を見上げる。ところが上に行くとだんだんガスが出てきた。んっ?雨も落ちてきたぞ。
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クロベの巨木を見上げる。ところが上に行くとだんだんガスが出てきた。んっ?雨も落ちてきたぞ。
矢場の頭にとうちゃこ。ここもものすごい眺望のはずが白い世界。
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矢場の頭にとうちゃこ。ここもものすごい眺望のはずが白い世界。
この辺りから花がいろいろ登場してくる。お久しぶりのゴゼンタチバナ。
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この辺りから花がいろいろ登場してくる。お久しぶりのゴゼンタチバナ。
コゴメグサもこちらのものは葉が細い。その名もホソバコゴメグサ。
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コゴメグサもこちらのものは葉が細い。その名もホソバコゴメグサ。
シモツケソウはいたるところで花盛り。なじみがあって安心する。
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シモツケソウはいたるところで花盛り。なじみがあって安心する。
エゾシオガマが出てきた。花は黄白色で花がよく似たトモエシオガマはピンクや紫系。半寄生植物。光合成を行って自立しているが,他の植物に寄生して栄養をぶんどるらしい。
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エゾシオガマが出てきた。花は黄白色で花がよく似たトモエシオガマはピンクや紫系。半寄生植物。光合成を行って自立しているが,他の植物に寄生して栄養をぶんどるらしい。
立派なジョウシュウオニアザミ。同じ「上州」仲間のジョウシュウアズマギクは見つからず。
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立派なジョウシュウオニアザミ。同じ「上州」仲間のジョウシュウアズマギクは見つからず。
ミヤマクルマバナは足元のいたるところに小さな花を付けている。
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ミヤマクルマバナは足元のいたるところに小さな花を付けている。
茂倉方面。ときどきガスの中に太陽が見え隠れする。
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茂倉方面。ときどきガスの中に太陽が見え隠れする。
雫をまとったクルマユリもわんさかお出迎え。
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雫をまとったクルマユリもわんさかお出迎え。
タカネアオヤギソウ。大山のてっぺんにもアオヤギソウやシュロソウがたくさんあるが,こちらのは大柄な花。
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タカネアオヤギソウ。大山のてっぺんにもアオヤギソウやシュロソウがたくさんあるが,こちらのは大柄な花。
ガッスガスの稜線にお久しぶりのキオンの花。青空がバックだといいのになあ。
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ガッスガスの稜線にお久しぶりのキオンの花。青空がバックだといいのになあ。
とんがりクガイソウもあっちこっち。
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とんがりクガイソウもあっちこっち。
雨が強くなってきた。みずみずし過ぎるオオバギボウシ。先週見た大山よりは少ない。
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雨が強くなってきた。みずみずし過ぎるオオバギボウシ。先週見た大山よりは少ない。
一年ぶりのハクサンフウロ。白山と名前が付く花が見えるとうれしくなる。
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一年ぶりのハクサンフウロ。白山と名前が付く花が見えるとうれしくなる。
雨に打たれても,ハクサンオミナエシの黄色が鮮やかだ。
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雨に打たれても,ハクサンオミナエシの黄色が鮮やかだ。
道べりにはどこまでもキンコウカが咲き続ける。尾瀬は湿地にいっぱいあったが,ここでは稜線にびっしりと咲き並ぶ。
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道べりにはどこまでもキンコウカが咲き続ける。尾瀬は湿地にいっぱいあったが,ここでは稜線にびっしりと咲き並ぶ。
ノコンギク系の花。色が淡いのや。
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ノコンギク系の花。色が淡いのや。
色の濃いものまで。キク科は難しいです。ジョウシュウアズマギクにはなかなか出会えず。
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色の濃いものまで。キク科は難しいです。ジョウシュウアズマギクにはなかなか出会えず。
テカテカのミヤマキンポウゲ。1700mの雨風に耐え鮮やかに咲く。
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テカテカのミヤマキンポウゲ。1700mの雨風に耐え鮮やかに咲く。
ニッコウキスゲもいたるところに開く。一日限りの儚い花。
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ニッコウキスゲもいたるところに開く。一日限りの儚い花。
矢場の頭からの花がおもしろく遅い歩みになった。真っ白けの茂倉避難小屋にやっととうちゃこ。4年ぶりにやって来た。
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矢場の頭からの花がおもしろく遅い歩みになった。真っ白けの茂倉避難小屋にやっととうちゃこ。4年ぶりにやって来た。
小屋の前もまっ黄色のミヤマキンポウゲ。1ヶ月前にはシラネアオイが咲いていたそうだ。一度見てみたいものです。
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小屋の前もまっ黄色のミヤマキンポウゲ。1ヶ月前にはシラネアオイが咲いていたそうだ。一度見てみたいものです。
去年白山で見つけられなかったハクサンチドリ。最終盤でお疲れの様子。
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去年白山で見つけられなかったハクサンチドリ。最終盤でお疲れの様子。
マルバダケブキ。よく似た黄色い花が多い稜線。
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マルバダケブキ。よく似た黄色い花が多い稜線。
今回の最高所,茂倉岳山頂1978m。万太郎,平標...。反対側には朝日,笠ヶ岳と連なりが見えるはずなんだが(T_T)。雨が強くなってきた。
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今回の最高所,茂倉岳山頂1978m。万太郎,平標...。反対側には朝日,笠ヶ岳と連なりが見えるはずなんだが(T_T)。雨が強くなってきた。
谷川のとんがった稜線を武能岳へ進む。左は草原,右は激しく切れ落ちた断崖。白い世界で高度感ゼロ。
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谷川のとんがった稜線を武能岳へ進む。左は草原,右は激しく切れ落ちた断崖。白い世界で高度感ゼロ。
どれもお疲れの中,やっと少し元気なウサギギクに出会った。
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どれもお疲れの中,やっと少し元気なウサギギクに出会った。
蛇紋岩の稜線には固有の植物が多い。ミネウスユキソウがあちこちに。
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蛇紋岩の稜線には固有の植物が多い。ミネウスユキソウがあちこちに。
ハクサンシャジンもこれでもかと咲いている。これは白花タイプ。ハクサンシャジンはツリガネニンジンの高山型です。
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ハクサンシャジンもこれでもかと咲いている。これは白花タイプ。ハクサンシャジンはツリガネニンジンの高山型です。
こっちは少し青みの強いハクサンシャジン。無数の釣り鐘が横殴りの雨に揺れる。
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こっちは少し青みの強いハクサンシャジン。無数の釣り鐘が横殴りの雨に揺れる。
ず〜っと続く稜線のキンコウカ。最初から最後まで主役でした。
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ず〜っと続く稜線のキンコウカ。最初から最後まで主役でした。
稜線のオトギリソウはタカネオトギリ。つぼみがいっぱいでこれからが楽しみです。
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稜線のオトギリソウはタカネオトギリ。つぼみがいっぱいでこれからが楽しみです。
特徴的な葉っぱのミヤマウイキョウ。小さな花ともしゃもしゃの葉っぱが特徴的。
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特徴的な葉っぱのミヤマウイキョウ。小さな花ともしゃもしゃの葉っぱが特徴的。
この辺りは花の楽園でした。ヒメシャジンもびっくりするくらい咲いています。同じ釣り鐘型の花弁でも,めしべの先がとび出ていない。
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この辺りは花の楽園でした。ヒメシャジンもびっくりするくらい咲いています。同じ釣り鐘型の花弁でも,めしべの先がとび出ていない。
これも一年ぶりに会いました。タカネナデシコ。雨に濡れて元気なし。
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これも一年ぶりに会いました。タカネナデシコ。雨に濡れて元気なし。
ヒメシャジンの花畑がどこまでも続く。
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ヒメシャジンの花畑がどこまでも続く。
ミヤマカラマツソウもありますよ。
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ミヤマカラマツソウもありますよ。
真っ青な空と緑の稜線を妄想。三角形の尾根が続きます。
2
真っ青な空と緑の稜線を妄想。三角形の尾根が続きます。
嵐の中に佇むタムラソウっぽい花。生息地,花期,特徴などからミヤマナツノタムラソウと思われるが分からず。
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嵐の中に佇むタムラソウっぽい花。生息地,花期,特徴などからミヤマナツノタムラソウと思われるが分からず。
茂倉より少し下がって武能岳1759mとうちゃこ。さらに雨脚が強まり,もはや嵐状態。前回来たときもそうだった(T_T)。
2
茂倉より少し下がって武能岳1759mとうちゃこ。さらに雨脚が強まり,もはや嵐状態。前回来たときもそうだった(T_T)。
横なぐりの雨の中を蓬峠の避難小屋まで下ってきた。前にも小屋の風下(裏側)で行動食を取ってやり過ごした記憶が蘇る。レンズに水滴が付いて見苦しい。TG-6なのが救い。
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横なぐりの雨の中を蓬峠の避難小屋まで下ってきた。前にも小屋の風下(裏側)で行動食を取ってやり過ごした記憶が蘇る。レンズに水滴が付いて見苦しい。TG-6なのが救い。
最後に七ツ石小屋を超えて清水峠をめざす。ここだけイブキトラノオ・エリアが続く。途中からササが刈り払われている。ただ,刈りたてのササが厚く積もってズルズルで歩きにくい。この稜線も最高の眺望が得られるそうだが...。
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最後に七ツ石小屋を超えて清水峠をめざす。ここだけイブキトラノオ・エリアが続く。途中からササが刈り払われている。ただ,刈りたてのササが厚く積もってズルズルで歩きにくい。この稜線も最高の眺望が得られるそうだが...。
道の真ん中にアズマヒキガエルがげろりんと転がり出てきた。用心しないと踏まれるよ。
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道の真ん中にアズマヒキガエルがげろりんと転がり出てきた。用心しないと踏まれるよ。
清水峠の避難小屋への下りを,おっかなびっくり,ゆっくりと下りた。清水峠避難小屋着は15時前と遅い時間になってしまった。
同宿の某大学ワンゲル部の方々が,よい寝場所を譲ってくださり本当に感謝。おかげで快眠することができました。ありがとうございました。
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清水峠の避難小屋への下りを,おっかなびっくり,ゆっくりと下りた。清水峠避難小屋着は15時前と遅い時間になってしまった。
同宿の某大学ワンゲル部の方々が,よい寝場所を譲ってくださり本当に感謝。おかげで快眠することができました。ありがとうございました。
しっかりと休んで3時には2日目の行動をスタート。夜明け前は新潟魚沼方面の雲海,巻機山のシルエットなど,今日こそは!と思える景色に期待する。
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しっかりと休んで3時には2日目の行動をスタート。夜明け前は新潟魚沼方面の雲海,巻機山のシルエットなど,今日こそは!と思える景色に期待する。
ところが朝日岳への上りは隊長のペースについて行けず(T_T)。やむなく先頭を交代しゆっくりと山頂をめざした。出会った人の情報では朝日岳山頂はガスがかかってきた模様。
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ところが朝日岳への上りは隊長のペースについて行けず(T_T)。やむなく先頭を交代しゆっくりと山頂をめざした。出会った人の情報では朝日岳山頂はガスがかかってきた模様。
巻機山への分岐に近づいた頃オオバツツジを発見。もちろん初見。日本海の多雪地帯の花とあった。
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巻機山への分岐に近づいた頃オオバツツジを発見。もちろん初見。日本海の多雪地帯の花とあった。
ジャンクションピークにとうちゃこ。巻機山への道は「難路」と書いてある。冬の道だ。
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ジャンクションピークにとうちゃこ。巻機山への道は「難路」と書いてある。冬の道だ。
咲き残りのハクサンシャクナゲ。今年初めて見た。隊長によるとキバナシャクナゲもあるのではないかと。
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咲き残りのハクサンシャクナゲ。今年初めて見た。隊長によるとキバナシャクナゲもあるのではないかと。
朝日岳山頂も白い世界。今日は雨でなく雲の中にいる感じだ。キンコウカやニッコウキスゲの並んだ木道を進んで行く。
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朝日岳山頂も白い世界。今日は雨でなく雲の中にいる感じだ。キンコウカやニッコウキスゲの並んだ木道を進んで行く。
おっ,こんなところでトキソウ発見?と思ったらサワランでした。以前尾瀬で見たことがある。
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おっ,こんなところでトキソウ発見?と思ったらサワランでした。以前尾瀬で見たことがある。
オノエランもその姿を見せてくれた。やはり何かある楽しい湿地。
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オノエランもその姿を見せてくれた。やはり何かある楽しい湿地。
宝川温泉へと下る道べりに水場がある。山頂で水が補給できるなんて本当にありがたい。木道の上のびしょ濡れのワタスゲは...。某消費者金融「プ○○ス」のCMに出てくるコ○○コ田中のヘアスタイルに似ていることに気付く。
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宝川温泉へと下る道べりに水場がある。山頂で水が補給できるなんて本当にありがたい。木道の上のびしょ濡れのワタスゲは...。某消費者金融「プ○○ス」のCMに出てくるコ○○コ田中のヘアスタイルに似ていることに気付く。
湿地にはホソバノキソチドリがちらほら。コバノトンボソウ?かと思ったら,距が跳ね上がっていませんでした。
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湿地にはホソバノキソチドリがちらほら。コバノトンボソウ?かと思ったら,距が跳ね上がっていませんでした。
ここでも一瞬太陽が。辺りがぱあっと明るくなり,また白くなった。(T_T)
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ここでも一瞬太陽が。辺りがぱあっと明るくなり,また白くなった。(T_T)
露を纏った花の後のチングルマ。ぺしゃんこ綿毛でも美しい。
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露を纏った花の後のチングルマ。ぺしゃんこ綿毛でも美しい。
朝日岳は高山系の花が豊か。コバイケイソウが風に揺れる。
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朝日岳は高山系の花が豊か。コバイケイソウが風に揺れる。
そしてイワイチョウもたくさん咲いていた。
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そしてイワイチョウもたくさん咲いていた。
朝日岳山頂にとうちゃこ。ここも蛇紋岩地帯。豊かな花畑が広がる。
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朝日岳山頂にとうちゃこ。ここも蛇紋岩地帯。豊かな花畑が広がる。
朝日岳1945m山頂にて。隊長が6月に来たときは四方が丸見えだったらしい。「富士山,八ヶ岳,浅間,妙高,巻機,会津駒,至仏,燧〜」と説明してもらうも,真っ白じゃい。
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朝日岳1945m山頂にて。隊長が6月に来たときは四方が丸見えだったらしい。「富士山,八ヶ岳,浅間,妙高,巻機,会津駒,至仏,燧〜」と説明してもらうも,真っ白じゃい。
山頂も花の楽園。ヒメシャジンを下から覗く。
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山頂も花の楽園。ヒメシャジンを下から覗く。
踏んでしまいそうなくらいに,イブキジャコウソウも咲いている。撫でるとよい香りがします。
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踏んでしまいそうなくらいに,イブキジャコウソウも咲いている。撫でるとよい香りがします。
同じコゴメグサでも朝日岳のものは葉っぱが広い。ミヤマコゴメグサかな。同じような形で種類があり過ぎです。
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同じコゴメグサでも朝日岳のものは葉っぱが広い。ミヤマコゴメグサかな。同じような形で種類があり過ぎです。
朝日岳の南側大岩の下が,またまた花のパラダイス。ムシトリスミレのつぼみ。花が咲いてなくて残念。しかし,よく残ってくれていました。葉っぱが特徴的です。
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朝日岳の南側大岩の下が,またまた花のパラダイス。ムシトリスミレのつぼみ。花が咲いてなくて残念。しかし,よく残ってくれていました。葉っぱが特徴的です。
岩の周囲にはイワツメクサのような小さな花が咲いています。ところが葉っぱの形はイワツメクサでない。ギブアップしました。
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岩の周囲にはイワツメクサのような小さな花が咲いています。ところが葉っぱの形はイワツメクサでない。ギブアップしました。
これも奇跡のお利口さん。ジョウシュウキバナコバノツメの咲き残りが一輪だけ。後は全部葉っぱだけでした。
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これも奇跡のお利口さん。ジョウシュウキバナコバノツメの咲き残りが一輪だけ。後は全部葉っぱだけでした。
小さなイワシモツケ。これも初見です。グーグル先生パワーで解明できました。丸い葉っぱでバラ科だそうです。
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小さなイワシモツケ。これも初見です。グーグル先生パワーで解明できました。丸い葉っぱでバラ科だそうです。
そしてもうピークは終わっていたが,ホソバヒナウスユキソウが蛇紋岩地帯を占拠してました。足下は株だらけなので慎重に。
2
そしてもうピークは終わっていたが,ホソバヒナウスユキソウが蛇紋岩地帯を占拠してました。足下は株だらけなので慎重に。
これも初見のタカネトウウチソウ。隊長に教えてもらった名前を忘れないよう「セイウチセイウチ」と繰り返して記憶。そしてすぐに忘れる。
2
これも初見のタカネトウウチソウ。隊長に教えてもらった名前を忘れないよう「セイウチセイウチ」と繰り返して記憶。そしてすぐに忘れる。
タテヤマウツボグサ。あんなに咲いていたのにスルーしては申し訳無い。花びらが道に固まって落ちているのが美しかった。
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タテヤマウツボグサ。あんなに咲いていたのにスルーしては申し訳無い。花びらが道に固まって落ちているのが美しかった。
シロ花のイブキジャコウソウ。同じようによい香りがします。
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シロ花のイブキジャコウソウ。同じようによい香りがします。
ミヤマダイモジソウ。フツウのダイモンジソウより小ぶりで清楚な感じがよいです。
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ミヤマダイモジソウ。フツウのダイモンジソウより小ぶりで清楚な感じがよいです。
笠ヶ岳への下り,大烏帽子付近。大烏帽子,小烏帽子とトンガリが並んでいる。辺りが見えたらすごい場所だろう。上りの方と話をすると「白毛門からは見えなくなった。」という話が多かった。1500mの上だけ雲の中なのだろう。
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笠ヶ岳への下り,大烏帽子付近。大烏帽子,小烏帽子とトンガリが並んでいる。辺りが見えたらすごい場所だろう。上りの方と話をすると「白毛門からは見えなくなった。」という話が多かった。1500mの上だけ雲の中なのだろう。
少し紅が入ったホツツジ。全線,ミヤマホツツジやコメツツジの豊かな道です。
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少し紅が入ったホツツジ。全線,ミヤマホツツジやコメツツジの豊かな道です。
笠ヶ岳の手前にかまぼこ形の避難小屋。その前後はニッコウキスゲとハクサンフウロの花畑。
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笠ヶ岳の手前にかまぼこ形の避難小屋。その前後はニッコウキスゲとハクサンフウロの花畑。
おっと危ない,ヒメツチハンミョウ。きれいな色だが毒を出す虫です。触ってはいけません。ツチハンミョウの生態,調べるほどにおもしろい虫です。
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おっと危ない,ヒメツチハンミョウ。きれいな色だが毒を出す虫です。触ってはいけません。ツチハンミョウの生態,調べるほどにおもしろい虫です。
下ること1時間半。笠ヶ岳1852mに下り立った。「谷川,市ノ倉,茂倉,武能...。」笠ポーズで,妄想谷川連峰。
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下ること1時間半。笠ヶ岳1852mに下り立った。「谷川,市ノ倉,茂倉,武能...。」笠ポーズで,妄想谷川連峰。
ガレガレの下り。石が浮いてて歩きにくいので慎重に。それにしてもここを登って来るのはしんどそうです。
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ガレガレの下り。石が浮いてて歩きにくいので慎重に。それにしてもここを登って来るのはしんどそうです。
どんどん下って白毛門1720m。空は明るい。けれど見えない。
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どんどん下って白毛門1720m。空は明るい。けれど見えない。
太陽の光を感じたのだろう。シロバナニガナが開いた。
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太陽の光を感じたのだろう。シロバナニガナが開いた。
キンコウカの稜線。これが最後のキンコウカになるなと思ったら的中でした。
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キンコウカの稜線。これが最後のキンコウカになるなと思ったら的中でした。
白毛門の下の断崖。大岩がゴリラの顔に見える?群馬百名山サイトの情報。↓
https://www.pref.gunma.jp/01/e2310056.html
白毛門の名前の由来がユニークです。
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白毛門の下の断崖。大岩がゴリラの顔に見える?群馬百名山サイトの情報。↓
https://www.pref.gunma.jp/01/e2310056.html
白毛門の名前の由来がユニークです。
1500m以下から雲が切れて暑い世界へ。やっと眺望が得られた。谷川の1500m以上の稜線だけきれいに隠れている。雪渓の大きいマチガ沢,一ノ倉沢の下の方だけが見える。一ノ倉沢入り口の駐車場は車でいっぱいだ。
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1500m以下から雲が切れて暑い世界へ。やっと眺望が得られた。谷川の1500m以上の稜線だけきれいに隠れている。雪渓の大きいマチガ沢,一ノ倉沢の下の方だけが見える。一ノ倉沢入り口の駐車場は車でいっぱいだ。
道の真ん中にネブトクワガタのメスが闊歩。踏まれちゃうよ。
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道の真ん中にネブトクワガタのメスが闊歩。踏まれちゃうよ。
白毛門への樹林帯は巨木ゾーン。クロベの巨大な木とハグする隊長。下の方にブナの原生林をくぐると湯檜曽川の沢鳴りが響いてくる。
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白毛門への樹林帯は巨木ゾーン。クロベの巨大な木とハグする隊長。下の方にブナの原生林をくぐると湯檜曽川の沢鳴りが響いてくる。
橋を渡って土合駅の方へ。水が気持ちよさそう。
3
橋を渡って土合駅の方へ。水が気持ちよさそう。
駐車場を通ってバス停に出た。13時23分のバスに乗ろう。その前に。
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駐車場を通ってバス停に出た。13時23分のバスに乗ろう。その前に。
これがないとだめでしょう。少し離れた「山の家土合」レストランにて,おつかれちゃん。
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これがないとだめでしょう。少し離れた「山の家土合」レストランにて,おつかれちゃん。

感想

1週遅れで,前回流れた谷川連峰お花見ツアーを実行する。関東方面へ行くのは2年半ぶり。いつも世話になっている隊長プロデュースで谷川岳の馬蹄の一部を回るコース。
前日JRで上越線土樽駅に下車し,駅中ホテル?でお宿をいただく。22日の現地はかなり雨が降ったようだ。土樽の夜は思ったよりも涼しくなかった。
23日,1日目は駅から茂倉新道を使って稜線へ上がった。谷川の道はどこも急登が多い。茂倉岳への上りも急で長い。慣れぬ装備でペースも落ちる。おまけに見えていた月や万太郎山の美しい稜線は上がってきた雲に隠されてしまった。矢場の頭からは白い世界の中を延々と歩き稜線へ。足下にはザ・谷川のすごい花が広がってきたのは救い😅。
稜線は完全に嵐の谷川連峰となる。横なぐりの雨が吹きつける中をゆっくり歩いたので,清水峠に着く時間が圧倒的に遅くなってしまった。清水峠の避難小屋では某大学ワンゲル・グループの皆さんによい寝場所を譲っていただき感謝する。疲れて爆睡。
翌日,2日目の朝日岳へは隊長とともに朝3時に出発。朝は雲が抜けて星や月が出て期待するも,朝日岳や周囲の山々が次第にガスに隠れ始めた。おまけに自分もペースが上がらずご来光に間に合いそうにない。ゆっくり朝日岳山頂へ。
山頂の手前は池塘が広がりここも凄いことになっていた。朝日岳山頂は至仏山と同じく蛇紋岩地帯なので,ここでしか見られないような花たちに多く出会った。関東では随一の花の稜線だという隊長の言葉に納得する。
土合までの登山道では多くの方とすれ違った。朝日岳の花を見に行かれる方多数。足場の悪い長い急登が続く。ここも足の置き場に注意して,慎重に下った。
自分にとっては2度目の谷川。前回はよもぎ峠から武能,茂倉,一ノ倉,オキ,トマとやはり雲の谷川だったが,今回も眺望がなくて残念😭。しかし,谷川の花を満喫して歩くことができた。眺望は次の宿題です。(さていつになるか😅)今回も旅のプロデュースをしてくれた強靱な隊長に感謝です。

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コメント

楽しかった。

大切なのは
次。

行こう、
また
2022/7/25 20:11
昨日はお世話になりました。頼りっ放しで申し訳ないです。景色を回収しにまた行きます。
2022/7/25 21:20
足首はどう?
あれだけの距離と標高差
耐えきったね。

それにしても
土合山の家のドライブインな
ギンギンに冷えた
スーパードライ500ml
うまかったー💫
2022/7/27 7:55
そして

今週も
谷川行こうかなと
思っている
2022/7/27 18:42
やる気満々だねー。😅足はほぼ大丈夫です。
2022/7/27 18:44
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