立山・剱岳


- GPS
- 10:42
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,541m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:34
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:52
天候 | 1日目:雨、時折強風雨。小屋着後、快晴 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
事前に立山ケーブルカー→室堂間は予約 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剣山荘までは難路無し。雪溪も軽アイゼンは必要無し。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
■金曜日に富山に移動して前泊。金曜日は富山市内も夕方1mm程度の雨予報でしたが、天気予報を裏切って晴れていたので、週末の予報も変われば良いなぁ、と思っていましたが、残念ながら、深夜から大雨。
■土曜日:電鉄富山駅の始発で立山⇒美女平⇒室堂へ。早朝は大雨。室堂に着く頃には小雨になっており、昼か夕方から雨が上がる予報(サイトによって異なる・・・)。
日曜日、剱岳を上ってから雄山の縦走も考えましたが、CT x1.0だと室堂最終バスにギリギリに間に合うかどうかだったので、そこまで危険個所もないので、小雨の内に上り切ってしまう事にしました(同行者含めて、北アルプスなど難所経験ありの為の判断です)。
ただこちらも予報と反して、12時頃から時折、強風雨が混じるようになり、最後は靴の中まで染みてくる状態になってしまいました。
長めに休憩を取りつつ、結局CT x1.0で剣山荘に到着。
コロナ禍の影響もあり、寝るスペースも一人分きちんとあるし、シャワーもあるし、ご飯もおいしいし、生ビールも飲めるし、何より宿の方が本当に親切丁寧なので、とても気持ち良く滞在出来ました、剱岳の最前線の小屋で、このクオリティで13,000円(2022/7月時点)は破格だと思いました。
剣山荘到着後、予報通り、一気に快晴に。数日停滞していた方もいたようで、やっと見えた太陽に歓声が上がってました。
■日曜日:4:30頃に出発する予定にしてましたが、1時頃から活動し始めている人もいて寝続ける事が出来ず、結局、少し早めに出発。
※1時位から、ヘッドライトを部屋の中で付けて荷物をガサガサしてる人がいましたが、みんなが早出する訳ではないので、予め荷物は寝る前に整理して、出る前の準備は廊下に出てやった方が良いと思いました。特に、ヘッドライトは自分が思っているよりも、光が広がるので、まだ1時過ぎなのに部屋中が明るくなってました。
昨晩からの快晴が続き、朝焼けから綺麗なモルゲンロート。
剣山荘も満室近かったようなので、混むかなぁと思いましたが、日の出狙いの方が多かったようで、予想ほど混まなかったので良かったです。
難所については、youtubeの動画などで一杯出ているので、そちらを見た方が分かり易いと思いますが、大キレットやジャンダルムと同様、鎖・足場はきちんとあるので、怖がり過ぎず、しっかり三点支持が出来れば問題無いと思いました。
カニのタテバイは、一か所だけ、足の置き場が分かりづらい箇所がありましたが、鎖の金具を足場にすれば問題ありませんでした。
カニのヨコバイは、ペンキで足の置き場がきちんと書いてあるので、勇気をもって右足を下せば、大丈夫です。
下りは、剣山荘などの注意書きにもありましたが、難所を超えた安心感と疲労などで、足元が覚束なくなる事が多くなるのに加え、前劔など浮石が多いので、靴紐を一度締め直して、慎重に行く事をお勧めします。
自分の後続の方もちょっと落石させたりしていました。
剣山荘まで戻り、デポっていた荷物を回収して(※)、10時前ですが昼食を食べて、室堂へ向けて出発。
※荷物をデポる場合、2階の荷物置き用の棚(各部屋の通路に併設されている)に、必要なものをパッキングしておいておき、戻ってきたら、勝手に宿の中に入って荷物を回収する、という形式だそうです。基本、デポる人が多いと思いますが、特に掲示も無く、宿の方が何度も聞かれているのを耳にしたので、記載しておきます。
剣御前小舎まで登り返しが続くので、ひたすら登り。天気も良く、景色が奇麗なのが幸いでした。前日が天気が良くなかったせいか、野営場のテントもそこまで数は多くなかったようです。
剣御前小舎から眼下に広がる、雷鳥沢・室堂方面の景色も本当に綺麗で、北海道の大雪山系の景色を思い出しました。
剣御前小舎から結構急な下りで、岩もゴロゴロしてるので、気を引き締めた方が良いと感じました。下って、雷鳥沢⇒室堂へ。
雷鳥沢は、日月と天気が良さそうな予報だったせいか、テントもかなり多かったです。ここまでの山行と打って変わって、結構な賑わいだったので、人里に戻ってきた感じでしたw
この辺りから、もう平坦な道かな〜、と思っていたら、とんでもない勘違いでw 階段ではありますが、雷鳥沢から強烈な上り返しで、しかも、みくりが池の辺りも、一度下って登ってなので、最後の最後で心を折られました。
室堂で、無料でカメラマンが写真を撮ってくれるサービス(L版印刷は有料)があったので、撮ってもらい、今回の山行は〆。
室堂では、増発バスが出てる場合があるようなので、人が一杯並んでても、割と乗れるかもです。
電鉄富山まで移動して、富山駅併設のとやマルシェ内の回転寿司で打ち上げ。
決して万人が行けるルートでは無いと思いますが、三点支持・ルートファインディングが出来れば、技術的な難易度はそこまででもないかな、と思いました。行くならば体力がある内 or 体力をしっかり付けて行く事をお勧めします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する