記録ID: 4565306
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳
168.オコジョに出会えた鳳凰三山(広河原で前泊,白鳳峠入口↑夜叉神峠登山口↓)
2022年08月08日(月) [日帰り]
山梨県
びよんどん
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:35
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,969m
- 下り
- 2,087m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:34
距離 19.3km
登り 1,969m
下り 2,106m
13:15
ゴール地点
| 天候 | 晴→ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
甲府駅までJR(立川11:53発かいじ19号)を利用 甲府駅からは山梨交通路線バスで広河原へ 甲府駅北口14:05発、広河原15:58頃着 ※バス料金1990円は交通系IC支払可(その場合でも協力金300円は別に現金先払) 広河原山荘で前泊 ＜当日/帰＞8/8(月) 夜叉神峠登山口から甲府駅までバス(1450円) 候補�〔觝疑斉重仍蓋�14:41発 甲府駅北口15:55着 候補�¬觝疑斉重仍蓋�17:21発 甲府駅北口18:30着 甲府駅からJR(��16:11発かいじ40号、��18:35発あずさ50号or19:02発かいじ52号)を利用 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※GPSログを誤って削除してしまいました(ショック)→再取込みできてほっとしました。 ・白鳳峠入口〜白鳳峠 急登で一部に梯子やロープなどあり、濡れた一枚岩は滑りやすいので注意が必要でした。(※登り始めにヘッドランプで視野が狭くなり、道を外れてしまい登り返して正規ルートに復帰した部分があるので参考にしないでください。)空が開けゴーロ帯に出ると峠は間もなくですが、ルートが分かり難くなります。全体をよく見渡すと赤い丸やうっすらとした足跡が見えてきます。 ・白鳳峠〜高嶺 伸びきったハイマツとシャクナゲが行く手を阻み、まるで雪道をラッセルしているような気分になり、確実に体力がそぎ落とされます。また早朝は朝露でビショビショになるので、突入前にレインスーツを着た方がよいかもです。 このハイマツ・シャクナゲ地獄を抜けて高嶺山頂手前の岩場にオコジョの巣があるようで、運よく出会えました。でも素早くて写真に写すのは難しかったです。 ・高嶺〜砂払岳 「アップダウンの続く日本庭園」を縦走するこのコース屈指のハイライト区間。ただし、快晴の真夏は白砂の照り返しがきつく、遮るもののない日差しが体力を奪います。それを癒してくれるのが白砂に映えるピンクのタカネビランジ。雄大な景色と花に見とれていると岩場でコースを逸脱することもあるので要注意でした。また、せっかくの素晴らしい景色も写真に撮ろうとすると逆光になってしまいます。私と逆に歩く方が多いのはそのせいもあるのかもしれません。まぁ通り過ぎてから振り向いて撮ればいいのですけども。 ・砂払岳〜夜叉神峠登山口 砂払岳まで来てまだ行程半ばなのかと、若干絶望的になりかけます。気を取り直してあとは樹林帯を緩やかに下るだけだと言い聞かせても当然のことながら多少のアップダウンはあり、疲れた体には堪えます。ただ、丁度日差しが一番きつい時間帯に樹林帯の中を歩くことができたのは幸いでした。膝に不安を抱えている身ではとうとう夜叉神峠辺りで膝に違和感が生じます。あとは、夜叉神峠登山口までそろりそろりと下山しなんとかゴール。 (補足) 私の体力では日帰りでこのコースを歩く場合、急登を最初に持ってきたのは正解だったようです。逆コースだった場合、最後に白鳳峠の急下りだったら、膝が持ってくれたかどうか自信がありません。 |
| その他周辺情報 | ・広河原山荘(今夏リニューアルオープン！バス停至近！) TEL:090-2677-0828 (山荘直通) 令和4年6月25日(土)から令和4年11月3日(木・祝) 大部屋(全て寝具付、コンセント有) 素泊り シーズン：9,000円 オフシーズン：8,000円 夕食 2,200円 朝食 1,100円 弁当 800円 宿泊：チェックイン 13:00〜16：30・チェックアウト 〜10:00 ※風呂あり(タオルは持参) ・水場は南御室小屋にあり ・薬師岳小屋は500mlペットボトル水500円、消毒済雨水300円 ・夜叉神ヒュッテ お風呂700円(冷茶サービス付) |
写真
8/7(日)登山前日です。広河原でバスを降りたら目の前が山荘です。今年リニューアルオープンだけあってどこもかしこも素晴らしくキレイでした。
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8/7 16:39
8/7(日)登山前日です。
広河原でバスを降りたら目の前が山荘です。今年リニューアルオープンだけあってどこもかしこも素晴らしくキレイでした。
広河原でバスを降りたら目の前が山荘です。今年リニューアルオープンだけあってどこもかしこも素晴らしくキレイでした。
エントランス入るとレストランのテーブルが並んでいてその奥にフロントがあり、受付を済ませ宿泊の大部屋のある2階へ。この写真は靴を脱いで2階に上がるカマチからパチリしたものです。靴はカゴに入っていたビニール袋に入れて部屋まで持っていきます。
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8/7 16:38
エントランス入るとレストランのテーブルが並んでいてその奥にフロントがあり、受付を済ませ宿泊の大部屋のある2階へ。この写真は靴を脱いで2階に上がるカマチからパチリしたものです。靴はカゴに入っていたビニール袋に入れて部屋まで持っていきます。
割り当ての場所に布団を敷いた状態です。(雑然としていてすみません。)予約サイトの注意事項には赤文字が点滅して「山小屋泊はインナーシーツを持参のこと」とあったので一応持ってきたのですが、糊のきいたシーツがちゃんと用意されていて布団もカバーがついています。この山荘は「山小屋」ではない？受付で渡された案内にも特段インナーシーツのことは書かれておらず、バスで一緒にきてお隣になった方と、ここでは使わなくてよいってことですかねぇと話したり。ちなみに棚に掛けてあるオレンジの手拭いはお風呂で使用して乾かすために干してあるものです。お風呂にはタオル類の持参が必須です。(私は手拭で代用いたしましたが)
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8/7 16:36
割り当ての場所に布団を敷いた状態です。(雑然としていてすみません。)予約サイトの注意事項には赤文字が点滅して「山小屋泊はインナーシーツを持参のこと」とあったので一応持ってきたのですが、糊のきいたシーツがちゃんと用意されていて布団もカバーがついています。この山荘は「山小屋」ではない？受付で渡された案内にも特段インナーシーツのことは書かれておらず、バスで一緒にきてお隣になった方と、ここでは使わなくてよいってことですかねぇと話したり。
ちなみに棚に掛けてあるオレンジの手拭いはお風呂で使用して乾かすために干してあるものです。お風呂にはタオル類の持参が必須です。(私は手拭で代用いたしましたが)
ちなみに棚に掛けてあるオレンジの手拭いはお風呂で使用して乾かすために干してあるものです。お風呂にはタオル類の持参が必須です。(私は手拭で代用いたしましたが)
18時の夕食まで時間があるので外を散策してみます。階段の壁に掛けてあった写真です。明日への期待が高まります。とはいえ、私は北岳に向かわないのですが。
8/7 16:38
18時の夕食まで時間があるので外を散策してみます。階段の壁に掛けてあった写真です。明日への期待が高まります。とはいえ、私は北岳に向かわないのですが。
インフォメーションセンターには「大樺沢ルート通行禁止」の貼り紙が。
広河原周辺散策マップが掲示されています。このマップの吊り橋を渡って向かって左手にある空き地が広河原山荘の前に建っていた場所ですね。
8/7 16:41
広河原周辺散策マップが掲示されています。このマップの吊り橋を渡って向かって左手にある空き地が広河原山荘の前に建っていた場所ですね。
海洋玄武岩の枕状溶岩。海底を覆っていた溶岩だそうです。ふむふむ。(実はタモリさんほどには興味なしなんですが、参考にご紹介します。)
8/7 16:43
海洋玄武岩の枕状溶岩。海底を覆っていた溶岩だそうです。ふむふむ。(実はタモリさんほどには興味なしなんですが、参考にご紹介します。)
石灰岩。石灰質のプランクトンが堆積した岩石。北岳山頂の北側はこれなのね。
チャート。石英質のプランクトン(放散虫)が堆積した岩石。北岳山頂はこの石なのね。石灰岩と見分けがつかないのですが。
赤色チャート。これが赤石山脈の由来なんですか。(でも、どこが赤色？)
じゃーんっ！これが夕食です。見た目通りどれもとっても美味しくてホント幸せです。明日の活力のためのカーボローデングということでライスをお代わりしちゃいました。明日が早いので入眠剤を服用し耳栓＆アイマスクで7時過ぎには就寝いたしました。
ここまでが前日です。
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8/7 18:02
じゃーんっ！これが夕食です。見た目通りどれもとっても美味しくてホント幸せです。明日の活力のためのカーボローデングということでライスをお代わりしちゃいました。
明日が早いので入眠剤を服用し耳栓＆アイマスクで7時過ぎには就寝いたしました。
ここまでが前日です。
明日が早いので入眠剤を服用し耳栓＆アイマスクで7時過ぎには就寝いたしました。
ここまでが前日です。
8/8(月)登山当日の午前3:54です。真っ暗です。星は瞬かずはっきり見えるので好天の予感。
山荘から車道を北沢峠方面に歩いて15分、白鳳峠入り口まで来ました。
8/8 3:54
8/8(月)登山当日の午前3:54です。
真っ暗です。星は瞬かずはっきり見えるので好天の予感。
山荘から車道を北沢峠方面に歩いて15分、白鳳峠入り口まで来ました。
真っ暗です。星は瞬かずはっきり見えるので好天の予感。
山荘から車道を北沢峠方面に歩いて15分、白鳳峠入り口まで来ました。
では、峠目指していざっ！と意気込んで登り始めたものの、やってしまいました。ヘッドランプで視野が狭くなって登り一辺倒と思った道が下りはじめておかしいと気づき、GPSを確認すると案の定、ルートを外れていました。元の正規ルートに戻るのにぐずぐずの急斜面と格闘して体感1時間、実時間にして15分ほどかかってしまいました。
ですが、この格闘のおかげか、人が歩いた道ってなんて歩きやすいのだろうと感じて、暗くて見るべきものもないのと相まってひたすら歩くことに専念できたのでした。多分、あの15分のロストのせいでアドレナリンも出ていたのでしょう。
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8/8 3:54
では、峠目指していざっ！
と意気込んで登り始めたものの、やってしまいました。ヘッドランプで視野が狭くなって登り一辺倒と思った道が下りはじめておかしいと気づき、GPSを確認すると案の定、ルートを外れていました。元の正規ルートに戻るのにぐずぐずの急斜面と格闘して体感1時間、実時間にして15分ほどかかってしまいました。
ですが、この格闘のおかげか、人が歩いた道ってなんて歩きやすいのだろうと感じて、暗くて見るべきものもないのと相まってひたすら歩くことに専念できたのでした。多分、あの15分のロストのせいでアドレナリンも出ていたのでしょう。
と意気込んで登り始めたものの、やってしまいました。ヘッドランプで視野が狭くなって登り一辺倒と思った道が下りはじめておかしいと気づき、GPSを確認すると案の定、ルートを外れていました。元の正規ルートに戻るのにぐずぐずの急斜面と格闘して体感1時間、実時間にして15分ほどかかってしまいました。
ですが、この格闘のおかげか、人が歩いた道ってなんて歩きやすいのだろうと感じて、暗くて見るべきものもないのと相まってひたすら歩くことに専念できたのでした。多分、あの15分のロストのせいでアドレナリンも出ていたのでしょう。
ロープあり
下手な写真なので分かり難いですが、このロープのかかった一枚岩が滑る滑る。怖かった…。
下手な写真なので分かり難いですが、このロープのかかった一枚岩が滑る滑る。怖かった…。
あっ樹幹の合間からモルゲンロートの北岳が。しばしうっとり。
この辺りでヘッドランプはしまいました。
この辺りでヘッドランプはしまいました。
開放感のあるゴーロ帯に出ました。ルートが分かり難くはありましたが、石のすり減り具合なんかをよく見ながら周囲の赤丸を探しながら進むことができました。
8/8 5:26
開放感のあるゴーロ帯に出ました。ルートが分かり難くはありましたが、石のすり減り具合なんかをよく見ながら周囲の赤丸を探しながら進むことができました。
わ〜っ北岳〜っ 稜線に薄く滝雲になりかけの雲がかかっていますね。
可愛い花なのにピントが合いません。
ハコネコメツツジ？チョウジコメツツジ？
ハコネコメツツジ？チョウジコメツツジ？
先ほどの写真から20分ほどたっていますが、雲はなかなか稜線を越えられないようです。
ようやく白鳳峠に着きました〜。普通の日帰りハイキングならここで既に下山するってところですが、まだ序の口でここからが本番なんですよねぇ
8/8 5:58
ようやく白鳳峠に着きました〜。普通の日帰りハイキングならここで既に下山するってところですが、まだ序の口でここからが本番なんですよねぇ
事前に聞いてはいましたが、高嶺山頂手前まで続くハイマツとシャクナゲのヤブコギが本当に手ごわかったです。そのうえ、朝露で全身ぐっしょり。遅まきながら途中でレインスーツの上着を羽織りましたが。下半身はすぐ乾くし却って火照った脚部が冷やされるから丁度いいやと思い、上着だけにしました。実際、鳳凰三山を歩いている頃にはすっかり乾いていました。
8/8 6:04
事前に聞いてはいましたが、高嶺山頂手前まで続くハイマツとシャクナゲのヤブコギが本当に手ごわかったです。そのうえ、朝露で全身ぐっしょり。遅まきながら途中でレインスーツの上着を羽織りましたが。下半身はすぐ乾くし却って火照った脚部が冷やされるから丁度いいやと思い、上着だけにしました。実際、鳳凰三山を歩いている頃にはすっかり乾いていました。
夏真っ盛りですが、上空は既に秋の雲？巻層雲でしょうか。とってもきれいな雲ではありますが、これは明日ぐらいから天気が崩れるのかな。
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8/8 6:20
夏真っ盛りですが、上空は既に秋の雲？巻層雲でしょうか。とってもきれいな雲ではありますが、これは明日ぐらいから天気が崩れるのかな。
ようやくヤブコギ地獄から抜け出し岩場に差し掛かったところです。岩とハイマツしか写っていないこの写真、オコジョがいたんです！でもすばしっこ過ぎてカメラにとらえることができなかったのでした。残念と思っていたら…
8/8 6:36
ようやくヤブコギ地獄から抜け出し岩場に差し掛かったところです。岩とハイマツしか写っていないこの写真、オコジョがいたんです！でもすばしっこ過ぎてカメラにとらえることができなかったのでした。残念と思っていたら…
オコジョが何度も姿を現してくれて。どうも目の前の岩の隙間が巣だったらしく、私がいるにもかかわらずその周辺を行ったり来たり。かわいい見かけと裏腹に気性は激しいらしいので、なわばりに不審者発見で威嚇していたのかも。とにかく動きが素早く片時もじっとしてくれないので、やっととれた写真がブレブレ。
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8/8 6:38
オコジョが何度も姿を現してくれて。どうも目の前の岩の隙間が巣だったらしく、私がいるにもかかわらずその周辺を行ったり来たり。かわいい見かけと裏腹に気性は激しいらしいので、なわばりに不審者発見で威嚇していたのかも。とにかく動きが素早く片時もじっとしてくれないので、やっととれた写真がブレブレ。
で、やっとピントがあったのがこれ。「写ってないじゃん」って思われるかもしれませんが、真ん中にほんの小さく写っているんです。10分ほど粘ってやっと撮れたのがこれです。オコジョに申し訳ないのでこれで満足して退散することにします。長居してゴメンね。26年前は雷鳥に出会えて、今度はオコジョ。鳳凰三山は私にとって運の良い山みたいです。
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8/8 6:41
で、やっとピントがあったのがこれ。「写ってないじゃん」って思われるかもしれませんが、真ん中にほんの小さく写っているんです。10分ほど粘ってやっと撮れたのがこれです。オコジョに申し訳ないのでこれで満足して退散することにします。長居してゴメンね。
26年前は雷鳥に出会えて、今度はオコジョ。鳳凰三山は私にとって運の良い山みたいです。
26年前は雷鳥に出会えて、今度はオコジョ。鳳凰三山は私にとって運の良い山みたいです。
手前から奥に続く尾根は早川尾根でしょうか。その右に甲斐駒、左に仙丈ケ岳の両雄が。なんと素晴らしい眺めでしょう。
ようやく高嶺に着きました。ここまででも充分長かった…。
(この先、何度「長い」とつぶやいたか)
(この先、何度「長い」とつぶやいたか)
最初に出会った記念すべきタカネビランジなのでパチリ。このあとたくさん出会えました。
手前にタカネビランジ、雲海の向こうに甲斐駒…。日本じゃないみたい。
これは、葉が少し広いので、イワシャジンでもホウオウシャジンでもない、ミヤマシャジンでしょうか。
当初は稜線から眺めるだけでいいやって思ったのですが、やっぱり賽ノ河原まで降りてみたくなりました。
まるでオベリスクから白い絹糸を吹き流しているように見える雲です。
柵で保護された囲いの中は植えたの？ってほどにホタルブクロだらけでした。
北岳を背景に、白砂にピンクの花束のようなタカネビランジ。本当に潔良いほどにこのピンクの花だけが白砂を彩っていて山行中の目の保養でした。
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8/8 8:24
北岳を背景に、白砂にピンクの花束のようなタカネビランジ。本当に潔良いほどにこのピンクの花だけが白砂を彩っていて山行中の目の保養でした。
うわ〜！懐かしい!!この巨大盆栽のような松、26年前と同じ姿でまだ残っていたんだ！なんか、泣きそうです。保護のためでしょうか、26年前にはなかった石で囲まれています。
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8/8 8:36
うわ〜！懐かしい!!この巨大盆栽のような松、26年前と同じ姿でまだ残っていたんだ！なんか、泣きそうです。保護のためでしょうか、26年前にはなかった石で囲まれています。
観音岳から来た道を振り返って地蔵岳のオベリスクを眺めます。地蔵岳からの行程は思ったより長い気がしました。
薬師岳小屋に着きました。ここでトイレ休憩です。2017年に建て替えられたとかで、きれいな小屋でした。水場のある南御室小屋まで水は持ちそうでしたが、念のためペットボトル1本(500円)を購入。ここからは、黙々とひたすら下るだけと思ったら上り返しがあり。当たり前か。
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8/8 10:00
薬師岳小屋に着きました。ここでトイレ休憩です。2017年に建て替えられたとかで、きれいな小屋でした。水場のある南御室小屋まで水は持ちそうでしたが、念のためペットボトル1本(500円)を購入。ここからは、黙々とひたすら下るだけと思ったら上り返しがあり。当たり前か。
写真も撮らずにひたすら歩いて南御室小屋の屋根が見えてきました！
うわ〜、懐かしい！こちらは26年前に泊まった時と外観の雰囲気は変わっていないっっ、またもや泣きそうです。
今度こそ、下るだけと思っていたら緩やかだけど上り返しが。当たり前か。針葉樹林帯の中を黙々と歩きます。
長い…、ひたすら長い…。でも、ちょうど周囲がガスっている林内で日差しが遮られて疲労した身にはありがたいことでした。
1
8/8 10:49
今度こそ、下るだけと思っていたら緩やかだけど上り返しが。当たり前か。
針葉樹林帯の中を黙々と歩きます。
長い…、ひたすら長い…。でも、ちょうど周囲がガスっている林内で日差しが遮られて疲労した身にはありがたいことでした。
針葉樹林帯の中を黙々と歩きます。
長い…、ひたすら長い…。でも、ちょうど周囲がガスっている林内で日差しが遮られて疲労した身にはありがたいことでした。
夜叉神峠に着きました〜。小屋の横には立派なバイオトイレがありました。
ここからは白峰三山が良く見えるはずなのですが、今は残念ながら雲に隠れています。時間的に仕方ありませんね。
夜叉神峠登山口に着きました。ヘロヘロ。頑張った私の膝、えらいぞ。14:41のバスの時間まで1時間半もあるので夜叉神ヒュッテでお風呂(700円)に入って冷たいお茶をサービスしていただき、のんびりくつろがせてもらいました〜。
広河原から来たバスは立ち乗りの方もいらしたのですが、芦安駐車場で降りる方がたくさんいらしてたらしく、席に座らせていただき感謝、感謝でございました。
8/8 13:15
夜叉神峠登山口に着きました。ヘロヘロ。頑張った私の膝、えらいぞ。
14:41のバスの時間まで1時間半もあるので夜叉神ヒュッテでお風呂(700円)に入って冷たいお茶をサービスしていただき、のんびりくつろがせてもらいました〜。
広河原から来たバスは立ち乗りの方もいらしたのですが、芦安駐車場で降りる方がたくさんいらしてたらしく、席に座らせていただき感謝、感謝でございました。
14:41のバスの時間まで1時間半もあるので夜叉神ヒュッテでお風呂(700円)に入って冷たいお茶をサービスしていただき、のんびりくつろがせてもらいました〜。
広河原から来たバスは立ち乗りの方もいらしたのですが、芦安駐車場で降りる方がたくさんいらしてたらしく、席に座らせていただき感謝、感謝でございました。
じゃ〜ん！これが広河原山荘のお弁当です！すっごい豪華でしょ？山行中は自分で購入したおにぎりと行動食をいただき、お弁当が残っていたのです。それを帰りの電車でハイボール片手にいただく、なんと至福な時間！
ウィンナーはちゃんとスモークの薫り高く、大学イモはほっくほく、唐揚げの味付けも登山に合った濃い目、おにぎりはボリュームあり、たくあんはコリコリ、ポテサラ＆ミニトマトは箸休めにもってこい♡どれもこれも本当に美味しかったです！
※なぜ山行中にいただかなかったのか、それは、この豪華なお弁当だとゆっくり座って食べたいじゃありませんか。でも、今回は歩く距離が長いので山行中はなるべく座らないようにしていたためです。私の場合、一度座るとエンジン掛け直すのに手間取って疲れてしまうから、なのでした。
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8/8 16:10
じゃ〜ん！これが広河原山荘のお弁当です！
すっごい豪華でしょ？山行中は自分で購入したおにぎりと行動食をいただき、お弁当が残っていたのです。それを帰りの電車でハイボール片手にいただく、なんと至福な時間！
ウィンナーはちゃんとスモークの薫り高く、大学イモはほっくほく、唐揚げの味付けも登山に合った濃い目、おにぎりはボリュームあり、たくあんはコリコリ、ポテサラ＆ミニトマトは箸休めにもってこい♡どれもこれも本当に美味しかったです！
※なぜ山行中にいただかなかったのか、それは、この豪華なお弁当だとゆっくり座って食べたいじゃありませんか。でも、今回は歩く距離が長いので山行中はなるべく座らないようにしていたためです。私の場合、一度座るとエンジン掛け直すのに手間取って疲れてしまうから、なのでした。
すっごい豪華でしょ？山行中は自分で購入したおにぎりと行動食をいただき、お弁当が残っていたのです。それを帰りの電車でハイボール片手にいただく、なんと至福な時間！
ウィンナーはちゃんとスモークの薫り高く、大学イモはほっくほく、唐揚げの味付けも登山に合った濃い目、おにぎりはボリュームあり、たくあんはコリコリ、ポテサラ＆ミニトマトは箸休めにもってこい♡どれもこれも本当に美味しかったです！
※なぜ山行中にいただかなかったのか、それは、この豪華なお弁当だとゆっくり座って食べたいじゃありませんか。でも、今回は歩く距離が長いので山行中はなるべく座らないようにしていたためです。私の場合、一度座るとエンジン掛け直すのに手間取って疲れてしまうから、なのでした。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
マイクロフリース上着
サポートタイツ
カッターシャツ
着替
アームカバー
サングラス
アイマスク
耳栓
マスク
フェイスマスク
レインスーツ
ザックカバー
帽子
ヘッドランプ
ザック
サコシュ
行動食＆朝昼食
飲料(1500ml)
コンパス
モバイルバッテリー
スマホ
ココヘリビーコン
熊鈴
手ぬぐい
汗取背当タオル
タオルマフラー
２本ストック
滑止付指切手袋
レスキューグッズ＆常備薬(芍薬甘草湯
入眠剤
頭痛薬
胃腸薬
痛み止め
下痢止め
かゆみ止め
防虫(ハッカ)スプレー
日焼止め
傷保護パッド
包帯
絆創膏
膝用サポーター
ワセリン
傷洗用穴あきペットボトル替キャップ
アルミシート
ビニールテープ)
トイレットペーパー
ティッシュ
ウェットティッシュ
アルコール75%ハンドジェル
|
|---|---|
| 備考 | 最後まで悩んだのがヘルメットとシューズ。ヘルメットは北岳や甲斐駒の時は持参したが、結局今回は持って行かなかった。が、けっこう岩場があるので本当は持っていくべきだったと思う。シューズはハイカットとローカットのどちらにするかで悩んだが、ハイカットはまだ履きなれておらず踝があたるが安定感があり、ローカットは足首の安定性に欠け防水性がないが軽くて機動力はあり。結局、ローカットでもかなり厚底なので岩場でもグリップ力は保持できるし1日で20�繕瓩さ�離を歩くので足になじんだ機動力のあるローカットを選択。結果的に問題なく歩くことができたので雨天や泥濘がなく今回の荷物(6.5��)程度であれば、ローカットでいけるという実感あり。行程最後の下りで膝に違和感が生じたが、これは多分シューズのせいではなく、加齢と筋力不足と歩き方の問題だろう。 今回の山行での必要水分量は(体重＋荷物)×約10時間の山歩き×5＝約3ℓ＋α(暑さ)。といっても最初からこの水分量を持って登るのは疲労が増しかねないので、登り始めは1.5ℓとして不足分は先々の山小屋で調達することにした。 |
感想
びよんどん
「梅雨明け10日」のお盆前を狙って、連れと一緒の白馬岳縦走を目論んでいたのですが、連れの都合がつかなくなってソロの山行として計画を練り直すことに。もしかしたら8月末あたりに連れと白馬に行く可能性が残っているので、違う山域で東京から1泊2日くらいで行ける高山はないかな、と天気予報とにらめっこで機会を伺っていました。
連れがいないとマイカーではなく公共の交通機関を使うことになるので、北岳に電車とバスで行った経験のある広河原方面に白羽の矢をたてました。北岳山荘は改装中で休館して肩の小屋しか営業しておらずたとえ平日でも満室だろうと思ったら案の定、満室でした。
それなら26年ぶりの鳳凰三山はどうかしら？26年前は夜叉神峠登山口から登って南御室小屋で1泊、翌日鳳凰三山を縦走し白鳳峠登山口に下山したけど、今回はそれの逆コースを前泊して1日で歩けないかな？前回は秋の紅葉だったけど今はタカネビランジが見られるかも。
ということで、当初は「甲府のビジネスホテルかドミトリーで前泊して広河原行の始発バスに乗って縦走」というのを計画していたのですが、広河原行の始発バス4:35発に座りたい場合はビックリするほど早く並ばないと立ち乗りになる、というレコを拝見してビビり。それにそれだけ苦労しても広河原に着くのが6:28なので、それから登り始めたら私の足だと最終バスにギリギリで余裕なし、かなり無理のある計画に思えます。
だったらいっそ広河原で前泊すればもっと早く出発できるし、甲府に泊まるより高度順応にもなるし。そういえば、2019年に北岳に登った時に広河原山荘が別の場所に建て替え中だったから、新しい山荘に泊まれるかも？で、サイトを覗いてみたら、今夏からリニューアルオープンってあるじゃありませんか、ラッキー。それにまぁなんと素敵な建物！食事もおいしそう！大部屋でもプライベートが確保できてる！お風呂もある！もう、登山よりここに泊まりたいって気持ちが勝ってドキドキしながら予約サイトの空室状況を見たらまだ空いている！即、ポチ。ということで、宿泊当日にめでたく予約できたのでした。
日曜の昼だったので甲府に向かう特急も余裕、広河原に向かう最終バスも余裕。いいこと尽くめです。さらにうれしい出来事が。私の後ろに並んでバスを待っていた4人の女性の会話を聞いていたら、3人(2人＋1人)は同じ広河原山荘泊まり、もうお一人はそこの従業員の方。思わず私もその会話に参加して「私も広河原山荘に泊まりますっよろしくお願いします。」とご挨拶。
そして、その従業員の方から私の計画したコースの注意点やポイントをとても丁寧に助言していただき、本当に助かりました！
また、山荘に泊まる女性3人とは同室にもなり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
みなさん、本当にありがとうございました！
※写真を撮るときの癖に今更ながら気づきました。みんな左が上がっていて水平線が斜めで気持ち悪いです。補正するのが面倒でそのまま載せています。悪しからず。
(おまけ)
26年前の逆コース記録「【過去レコ】鳳凰三山」もアップしました。ご興味のある方は併せてご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4584118.html
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