八ヶ岳4泊5日の旅（縞枯山・天狗岳・硫黄岳・赤岳・横岳）

2022年08月11日(木) 〜 2022年08月15日(月)

• GPS: 27:02
• 距離: 42.5km
• 登り: 2,945m
• 下り: 3,578m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:30

11:35 坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口
12:56 12:56 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
13:05 13:06 坪庭
13:18 13:18 縞枯山荘
13:22 13:23 雨池峠
13:48 13:48 縞枯山
13:57 13:57 縞枯山 展望台
14:10 14:11 縞枯茶臼鞍部
14:26 14:34 茶臼山
15:00 15:01 中小場
15:13 15:13 大石峠
15:26 15:27 茶水の池
15:45 15:45 白駒の池 駐車場
15:54 15:55 白駒分岐
16:05 青苔荘

2日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:01

5:13 青苔荘
5:18 5:19 八千穂高原方面分岐
5:30 5:30 ニュウ方面分岐
6:02 6:06 白駒ニュウ分岐
6:34 6:34 稲子湯分岐
6:47 7:02 ニュウ
7:51 7:51 中山分岐
8:02 8:02 見晴らし台
8:07 8:10 中山峠
8:15 8:22 黒百合ヒュッテ
8:37 8:38 天狗の奥庭
9:34 9:36 天狗岳分岐
9:45 9:46 天狗の鼻
9:49 9:58 東天狗岳
10:10 10:11 白砂新道入口
10:24 10:29 根石岳
10:33 10:34 根石岳山荘
10:38 10:38 箕冠山
11:04 11:04 夏沢峠
11:10 11:11 山びこ荘
12:20 12:21 硫黄岳
12:39 12:41 赤岩の頭
13:39 13:39 ジョウゴ沢
13:44 13:45 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
14:14 赤岳鉱泉

3日目

• 山行: 1:02
• 休憩: 0:10
• 合計: 1:12

8:13 赤岳鉱泉
8:47 8:56 中山尾根展望台
8:58 8:59 中山乗越
9:25 赤岳鉱泉

4日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:25

5:14 赤岳鉱泉
5:48 5:48 中山乗越
6:02 6:09 行者小屋
7:45 7:45 地蔵の頭
7:51 7:57 赤岳天望荘
8:35 8:53 赤岳頂上山荘
9:28 9:31 赤岳天望荘
9:37 9:38 地蔵の頭
9:49 9:51 二十三夜峰
10:03 10:06 日ノ岳
10:16 10:16 鉾岳
10:21 10:24 石尊峰
10:30 10:31 三叉峰
10:41 10:42 横岳（無名峰）
10:49 10:59 横岳
11:09 11:10 台座ノ頭
11:36 11:48 硫黄岳山荘
12:19 12:23 硫黄岳
12:41 12:45 赤岩の頭
13:28 13:29 ジョウゴ沢
13:34 13:35 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
13:39 赤岳鉱泉

5日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:50

4:59 赤岳鉱泉
5:49 5:52 堰堤広場
6:31 6:33 美濃戸
6:33 6:34 美濃戸山荘
6:42 6:42 やまのこ村
7:21 7:21 美濃戸口
8:49 ゴール地点

天候

（1日目）晴れのち雨
（2日目）曇り時々小雨とガス
（3日目）台風
（4日目）小雨のち強風とガスのち雨
（5日目）晴れ・雨・曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：[新大阪]---JR東海道新幹線---[名古屋]---JR中央本線特急しなの---[塩尻]---JR中央本線---[茅野]---アルピコ交通バス北八ヶ岳ロープウェイ線---[北八ヶ岳ロープウェイ ]
復：親切な方に乗せていただき、茅野駅から、往の逆ルート

アルピコ交通株式会社
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/

コース状況／危険箇所等

とてもよく整備されていますが、赤岳や横岳周辺、地蔵尾根は強風や雨の時は危険な感じがしました。

その他周辺情報

◆青苔荘
テント場も要予約　一人一張で1000円、トイレ初回利用時のみ200円、宿泊者は水は汲み放題でした（docomoは圏外）
https://seitaisou.jp/
◆赤岳鉱泉
テント場は予約なしで大丈夫でした　一人一張で2000円、宿泊者はトイレ利用無料、水は誰でも汲み放題、お風呂はテント泊1000円、テント泊夕食（ステーキ）要予約で2500円で食べられました（docomoは圏外・・・片道35分の中山展望台は圏内）
https://userweb.alles.or.jp/akadake/kosen.html

●八ヶ岳 | 通信・エリア | NTTドコモ
https://www.docomo.ne.jp/area/mountains/individual/?id=yatsugatake

写真

8/11 11:34

（1日目）
八ヶ岳ロープウェイの駅からスタート

8/11 11:35

駅横の登山口から登ります

8/11 11:40

蓼科山がきれいに見えます

8/11 11:54

ロープウェイ

8/11 12:56

山頂駅に到着しました。とても賑わっています。

8/11 12:55

8/11 12:56

花が咲いています

8/11 13:01

8/11 13:17

下って縞枯山山荘へやってきました

8/11 13:20

8/11 13:46

縞枯山到着

8/11 14:27

茶臼山の展望台からの眺めは最高でした。ちょっと雲がもくもくしてきたので心配なので先を急ぎます。

8/11 15:00

中木場

8/11 15:13

大石峠

8/11 15:26

茶水の池

8/11 15:36

麦草峠

8/11 15:45

白駒池の入り口に来ました

8/11 15:50

天気が良い日は苔の元気がないです。

8/11 15:58

青苔荘到着。テント場の受付をしました。ここのテント場は予約が必要なので、あらかじめ茅野の駅から電話しました。

8/11 17:47

夕暮れの白駒池。向かいに白駒荘が見えます。このあとテントに戻りご飯を食べて就寝。夜中に雨が降りました。

8/12 5:18

（2日目）
白駒池のふちをぐるっと歩いていきます。

8/12 5:20

雨が降ったので苔が元気でした。

8/12 5:26

8/12 5:41

白駒湿原

8/12 5:58

にゅうの方へ登って行きます。

8/12 6:48

8/12 6:48

にゅう到着

8/12 6:50

にゅうからの眺め。今回は白駒池は見えませんでした。

8/12 6:50

8/12 8:07

中山峠到着。ガスと風がだんだん強くなってきています。

8/12 8:20

黒百合平到着。あまり人がいません。小屋は一部工事中でした。

8/12 8:31

石がごろごろしている尾根を登り、枯れた池か川のようなところを通過

8/12 8:33

ペンキの印を追います。印を探すのに苦労するところもありました。

8/12 8:36

ここは人気の山だと思うのですが、誰にも会いません・・・

8/12 8:53

8/12 8:57

天狗の奥庭。この先あたりで、下山してくる人数名とすれ違いました。

8/12 9:36

8/12 9:51

東天狗到着。なるべく早く赤岳鉱泉に下りたいので、西天狗はまたこんどにします。

8/12 9:51

東天狗からの展望を一応撮りました

8/12 9:56

根石岳への下り。山と高原地図に「！」マークが付いていたので、慎重に下りました。

8/12 10:00

8/12 10:02

花を眺めて心を落ち着かせました。

8/12 10:10

ここが一番風がひどくてよろめきながら進みました。恐ろしいです。

8/12 10:12

本当なら絶景なんでしょうね。

8/12 10:23

根石岳山頂の立て札

8/12 10:22

念の為立て札の後ろにある小高いところに登りましたが、何もありませんでした。

8/12 10:41

夏沢峠までの道は歩きやすいし、樹林帯で風が弱まりほっとします。このあたりでは少し人に出会いました。

8/12 10:50

8/12 11:05

夏沢峠

8/12 11:06

8/12 11:38

こんな感じになってきました。たまに下ってくる人がいます。

8/12 12:10

等間隔でケルンが立っています。空気が薄くてゆっくりとしか進めません。

8/12 12:20

山頂到着。

8/12 12:24

すぐに赤岩の頭方面に下ります。出だしは岩多めでちょっと緊張しました。

8/12 12:36

赤岩の頭付近

8/12 12:47

樹林帯に入ったのでほっとします。

8/12 16:05

赤岳鉱泉到着。ここのテント場の受付をしてテントを張ってご飯を食べ、小屋でココアを飲みました。

8/12 16:30

8/13 5:17

（3日目）
台風の日。朝起きて雨と風は多少あるけど大丈夫そうなので、電波が入りそうな近くの高台へ行ってみることにしました。（中山展望台）

8/13 8:48

35分ぐらいかかって中山展望台到着。docomoでアンテナ3本でした。高台で見通しがいいぶん風が激しいです。

8/13 8:48

ガスで何も見えず、風と雨がひどくてスマホ操作もままならず、早々に退散。テントでずっと寝ころがって過ごしました。

8/13 16:52

夕方に天気が回復してきたのでもう一度中山展望所へ。階段にはマムートの印があります。

8/13 17:08

2度目の中山展望台は少し晴れていて、阿弥陀〜赤岳が少し見えました。なんか険しそうで緊張してきました。

8/13 18:02

小屋の晩ごはんがステーキと聞いて、今日だけ予約していました。

8/13 18:27

夕暮れ時には赤岳が見えました。もうちょっと暗くなったころには赤岳展望荘のあかりが見えました。

8/13 19:10

赤岳鉱泉の夕暮れ

8/14 5:48

（4日目）
昨日2回もやってきた中山乗越。雨もときどきぱらぱら降っていて、出発する人は少なかったです。

8/14 6:03

岩が乾くのを待つために硫黄→赤岳の順に回ろうかとも思ったけど天気予報では午前の方が天気がいいので予定通り赤岳→硫黄（または赤岳→下山）の順で行くことにしました。

8/14 6:09

行者小屋到着。ここでも様子見をしている人たちが多数いました。

8/14 6:09

地蔵尾根で行けるところまで行って、危険を感じたら戻ってくるなり、乾くまでまつなりしようと決め出発。

8/14 6:32

はじめは単に急な山道です。

8/14 6:35

石がごろごろしてきましたが、まだ普通の急な山道です。

8/14 6:36

この辺りで、上の山荘のスタッフの方とすれ違いました。5週間の勤務を終え休暇で降りるとのことでした。地蔵尾根が通勤ルートなのですね・・・。稜線が強風だと教えていただきました。

8/14 6:52

鉄階段が出て来ました・・・この鉄階段が濡れていて滑り、振り返ると今日このあとの行程中1・2を争うほど怖かったです。

8/14 7:23

この後も鎖があるぬれた岩場、鉄階段などが続きます。こういう人工物がないと絶対登れないです・・・（整備してくださっている方ありがとうございます）

8/14 7:29

お地蔵様が出てきたので無事を祈って手を合わせます

8/14 7:37

登っている間はガスが晴れて、遠くの山が見えました

8/14 7:37

赤岳を登ったあと行く予定の横岳方面。険しそうです。登っている人たちが見えます。

8/14 7:59

赤岳方面。これもかなり急斜面を登っていくようで、緊張します。最初は、がれた斜面をジグザクに登り、中盤はぬれた岩場でした。もうやめたけど、あるていどクライミングやっててよかった・・・

8/14 8:39

赤岳山頂。ここまで写真を撮る余裕はありませんでした。

8/14 8:39

赤岳展望山荘の方を撮りますが、ほとんど見えません

8/14 9:01

下の方に行者小屋が見えています

8/14 9:02

これはたぶん東側真教寺尾根方面です

8/14 9:02

展望荘に向かっての下り。朝早く取り付いたためか、まだ空いています。

8/14 9:27

展望荘まで戻ってきました。ちょっと休憩。赤岳はガスで見えませんが、遠くに富士山が見えました。入れ違いに赤岳の方に続々と人が登って行きます。

8/14 9:32

赤岳展望荘

8/14 9:34

もう一度富士山と赤岳を振り返ります。

8/14 9:44

横岳方面へ。梯子からスタート。ここで2人追いついてきました。抜きつ抜かれつしつつ岩を登っていきます。ホント、クライミングやっててよかった・・・

8/14 10:05

今日も花を眺めて心を落ち着けます。

8/14 10:06

8/14 10:09

ずっとこんな感じで何の景色も見えません。このあたりはずっと一人になりました。

8/14 10:12

トレイルランニングの方達が大勢抜いていきました。進んでいくと、硫黄から縦走してきている人たちともすれ違うようになってきました。

8/14 10:24

8/14 10:24

すごいバランスの石。強風でもくずれないのですね。

8/14 10:33

8/14 10:42

雲雀のような鳥が歩いていました。

8/14 10:49

横岳

8/14 10:52

下って行きます。

8/14 11:09

だんだん岩っぽいところがなくなってきたと思ったら硫黄岳に近い高山植物帯に入っていました。岩がない分風をまともに受けまっすぐ歩けません。

8/14 11:10

コマクサもたくさん咲いていましたが、もうしおれているのが多かったです。

8/14 11:48

硫黄岳山荘

8/14 11:27

硫黄岳山荘の前の神社。今日の危険箇所は終わったので、手を合わせて感謝しました。山荘前では、縦走路で一緒になった人達と会ったのでしばらく立ち話。

8/14 11:28

赤岩の頭の方が見えました。

8/14 11:51

8/14 11:53

硫黄岳方面

8/14 11:54

東側の眺め

8/14 11:56

西側の眺め

8/14 12:16

火口のあたりまで登って来ました

8/14 12:16

山頂はガスの中です

8/14 12:17

2日前に来た時とあまり変わらない状況ですが、まだお昼なので、ガスが晴れる瞬間を待ってみることにします。

8/14 12:20

一瞬火口が少し見えました。

8/14 12:34

8/14 12:39

火口が見えたのに満足して赤岩の頭まで下って来ました。

8/14 12:39

8/14 12:42

今日は赤岩の頭の山頂まで行きました。（片道2分ぐらい）

8/14 12:43

また赤岩の頭へ戻ります。今日は賑わっています。

8/14 13:13

赤岳鉱泉に帰ってお風呂に入るのを楽しみに下ります。この時間だと登ってくる人たちがたくさんいました。

8/14 13:28

ジョウゴ沢。たぶんここでアイスクライミング（トップロープ）したことあるような・・・

8/14 13:38

赤岳鉱泉に戻ってきました。小屋の前ではみんながカレーやラーメンを食べていて、とても賑わっていました。

8/14 14:06

私もお風呂の前に、カレーを食べることにしました。5種類もある中からインドカレーにしました。その後少し横になってから、お風呂に入りました。しあわせ・・・

8/15 4:59

（5日目）
赤岳山荘を出発。今日は天気が良さそう・・・今日登る人を少しうらやみつつ下山へ

8/15 5:30

どんどん下ります。

8/15 5:35

未練いっぱいにちょっと振り返ってみたり。

8/15 6:05

続々と人が登って行きます。昨日以上に今日は混みそう・・・

8/15 6:26

8/15 6:27

美濃戸山荘まで来ました。ここでトイレ休憩。さらにこの下の赤岳山荘で小屋の方と立ち話をしました。地元の方の八ヶ岳愛を感じられてよかったです。

8/15 7:21

バス停。今日は茅野まで歩きます。別荘地を抜けどんどん下ります。

8/15 7:44

歩いている途中また雨に降られました。振り返ると編笠山が見えました。

8/15 8:27

振り返るとまだ山が見えました。この後親切な農家の方が茅野駅まで乗せてくださって、すごく早く大阪に帰れました。ありがとうございました！！

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着（ダウン上下） 雨具 日よけ帽子 晴雨兼用傘 着替え 防水トレランシューズ ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル おはし スプーン ライター マッチ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 スマホ スマホバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 虫除け ロールペーパー ゴミ袋 保険証 タオル ストック ナイフ ポール テント エアマット シュラフカバー ヘルメット

感想

Kame

今回は、贅沢に八ヶ岳で長期滞在をしました。
大昔雪の時期に数回来たことがあるのですが、ほとんど記憶がないので、7月に来た時に通ったところ以外は新鮮でした。
今回はほぼガスと雨と強風の中でしたが、その分であった人たちと会話も弾んで（主にぼやき）楽しかったです。
大阪からはなかなか行けないけど、また行きたいです。
出あった方々、みなさんありがとうございました。