記録ID: 4614774
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科
天狗岳・本沢温泉雲上の湯・硫黄岳,テント縦走
2022年08月21日(日) 〜
2022年08月22日(月)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 15:48
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,026m
- 下り
- 2,035m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 8:00
17:18
2日目
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 7:01
天候 | 1日目 朝9時,本沢温泉登山口から 天狗岳までは曇り空。 東天狗・西天狗登頂のタイミングから 雨が降り出す。 折り返し本沢温泉までの野営地までは, ほぼ土砂降り。 17時ころに雲上の湯に入りながら, まさかのテント泊を諦めるか否かの選択。 日中に設営したテントの床面にも若干の浸水。 意を決し,明日の晴れを祈りながらテントに転がる。 2日目 翌朝3:30。天は星で埋めつくされ,流れ星まで見せてくれた。 4:30に支度をきめて硫黄岳へ。 朝から時より太陽が顔をのぞかせてくれた。 うっすらくもりと,ときどき晴れ間。 繰り返しながら夏沢峠へ。 峠から先の硫黄岳への道すがらは,晴れ間が増えてきた。振り返るとやまびこ荘とオーレン小屋がきれいにみえる。向こうには,昨日登った東天狗と西天狗,手前の根石岳までしっかり美しい。 硫黄岳登頂時は雲に覆われてなにも見えないよくあるパターン。 しばらく待つと風がガスを取っ払い,360度のパノラマ。横岳・赤岳・阿弥陀岳を順番にみせてもらえた。 下山時は晴れたり曇ったりしながらも,雨には降られずに帰してもらえて感謝。 1日目の午後,雨に打たれ 心まで打たれてそのまま泊まらず下山も考えたものの,結果的にはいろんな経験をさせてもらえたこと。夜中の満天の星空。登頂手前に振り返ってみた景色。プラマイゼロどころか,むしろありがたいほどの満たされ感にありがとうのことばしかない。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さらに奥地まで行けることになっているが,4w車じゃないと途中引き返すことになるのでその覚悟があれば…。道が狭いのでUターンはできません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の中のくだりをはじめて体験。 道は道ではなく川となる。 両サイドの縁を選んでくだることの大変さを学ぶ。 靴の中まで,びっしょり雨。 かかとに豆ができても,気にせずくだる。 |
その他周辺情報 | 本沢温泉からの雲上の湯までは15分くらいか。 近いと思って目指すと意外と距離がある。 だれもが目指す,日本最高所にある野天風呂。 |
写真
感想
生まれてはじめてのテント泊に,
こころ躍らせ八ヶ岳へ。
天狗岳で土砂降りの雨に打たれ,躍らせていたこころは忽ち折れそうになる。
そういうふうにできているのだろう。
そんな中で少しでも前を向いて上を向いて。
雲上の湯は,まさにくものうえの湯。
折れそうになる気持ちも,蓄積された疲労まで根こそぎ拭い去るほどの満たされ感。
雨の中,テントにとどまることを決断し
夜中に目覚めて眺めた星のひかり。
何億年も前に輝いた明るさが,いま目の前に届く。
空が晴れてくれたことをおしえてくれる。
あしたもなにかいいことありますように。
朝4:30から支度をして硫黄岳へ。
山頂手前で振り返れば,きのう登った天狗岳がきれいにみえる。
よいこともよくないことも交互に訪れるらしい。
雨のち晴れ。
晴れも雨もたのしめる大人になりたいものです。
山からひとの何かをおしえてもらう。
合掌。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:278人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する